避寒の旅16◇兵どものディエンビエンフー

2017/02/24 - 2017/02/25

ラオスからバスで国境を越えてディエンビィエンフーに到着。ここはインドシナ戦争最大の激戦地。町中や丘の上に戦車の残骸が残る。
【交通】
2/24 OudomXay 8:50 ⇒ Đien Biên Phu 15:32 バス 95,000キープ
2/25 Đien Biên Phu 17:30 ⇒ Sapa 2:55 バス 215,000ドン
【宿泊】
2/24 Viet Hoang2 G.H. ダブル　ホット(夜だけ)シャワー付　120,000ドン
【為替】1,000ドン≒5円、1,000キープ≒14円

エリア ディエンビエンフー(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

15:32　ディエンビィエンフーの北西の角にあるバスターミナルに到着。サパ方面行きバスを確認後、近場で宿探し。

最近はネット予約することが増えたので、たまに宿探しするときは気合が入る。数軒を精力的に見比べて交渉。最初はこの10万ドンの部屋に決めかけたが「お湯が出ない」とクレームをつけても対応が悪かったのでやめた。

オーナー夫婦がざっくばらんで信用できそうなゲストハウスに決定。

客が少なくいくらでも値引きしそうな勢いなので、20万ドンの部屋を12万ドンにしてもらった。

お湯は夜だけ出た。

洗面所の柄が凝っている。

WIFIは4階の室内でもよくつながり優秀。扇風機にカバーが無いのはご愛嬌。

夕方4:30から散策開始。階段の上にそびえるのは勝利の記念像。

ナイトマーケットの通りを南に下るとニョ市場があった。

ニョ市場 市場

品物に名札を付けた感心な露店もある。

民族服の女性もいる。

ニョ市場 市場

ムオンタイン橋を渡り脇道を南下するとドームの下にバンカーが見えてきた。ド・カストリーの司令部跡だ。5時過ぎでゲートが閉まっていたので外から見学。内部に司令室があるようだ。

ド カストリーの司令部跡 史跡・遺跡

近くには戦車の残骸。1954年当時のフランス軍のものだろう。

さらに南下すると左手にフランス軍墓地があったがゲートが閉まっていた。

ビアホイの看板があったが、生ビールは置いてないようだ。みんな瓶ビールを飲んでいる。

南側の橋を渡ると城郭が見えてきたが、ここも門が閉まっていた。

その向かいが円形の立派な博物館。主な見所の場所はわかった。

ディエンビエンフー博物館 博物館・美術館・ギャラリー

屋台で揚げ春巻きのようなものを食べた。4個で10,000ドン。隣の女性客がハサミでタレの中に切り入れてくれた。中には春雨が入っていてタレは甘い。最後にお茶を飲んだら、それだけで5,000ドンも取られて失敗。

ディエンビィエンフーは食事が高い。ラオスと大差ない。
ナイトマーケットは北に行くほど食堂が高くなる。ご飯と鶏肉だけで5万とかほざいてくる。ホーチミンなら2万で食べていた内容だ。

写真付のメニューがある店のほうが手堅いと、ファストフード店でビーフライスを頼んだがすっぱい漬物みたいな野菜で増量してあり失敗。

しかも表の看板は35,000なのにメニューには40,000とあり余分に取られた。それでもラオスの最低ライン≒15,000キープ相当なのでラオスがいかに高いかだ。

2月25日(土)
朝から珍しく曇り空を見た。

ムオンタイン橋の近くにも砲台跡の残骸が。

この橋は街の中心に近く利用率が高い。中央がバイク、両側が歩行者用に別れている。

旧ムオンタイン橋 史跡・遺跡

おこわの屋台で朝ご飯。

おこわ、5,000ドン。

昨日閉まっていた城郭の中へ入ってみる。

ベトナム人民軍墓地だった。

ディエンビエンフー墓地 建造物

墓石には名前が無い。バスで乗りつけた一団が参拝していた。

墓地の横の道から入ってA1の丘を目指す。

途中にA1カフェがあったので覗いてみると、

その先に丘があり何か建っている。

塹壕も掘ってあるのでA1とは別の戦跡だろうか？

爆撃でできたクレーターかな。まさかここがA1？

MapsMeの情報が違っていたようだ。ここを舞台にフランス軍とベトナム軍の攻防戦が行われたらしい。

意外に低い丘。

もっと郊外にあるかと思っていたが、街中にあるといっていい。

A1の丘 史跡・遺跡

帰りに別の入口に入場券売り場があるのを発見。小さな展示館や土産物売り場もあった。

過積載の麺屋。

ナイトマーケットの南で、久しぶりにSot Vangを出す店を発見。

ブン・ソット・ヴァンを注文(30,000ドン)。牛筋肉を見ただけで、これは美味いと思った。野菜やその他をトッピングできるのも楽しい。

店内は満員で入れ代わり新しい客が入ってくる。

相席の学校の先生達が食べているのはフォーボーとブンボー。ブンの発音を指導されたがmとnの違いやuの突き出し、急上昇する声調などボイントが多く、10回言って1回しかOKが出なかった。

ニョ市場を通る。

芸術作品のような鶏の足。

ニョ市場 市場

営業しながら製造中の箸屋。

バスの中で散乱していた果物だ。茹でたものを味見できた。

渋味のある甘くない栗という感じ。

ゲストハウスに戻りチェックアウトまでだらだら。

午後からは靴を買いに行く。クロックスもどきの底が1ヶ月半で穴が開いてしまったのだ。

チュンタムI 市場 市場

市場の中の靴屋で濡れてもすぐ乾くぺらぺらの成型品を選び、7万ドンを5万ドンまで値切って意気揚々と出てきたが、他の店では3万ドンで買えたのを知りがっかり。別のタイプをもう一足買った。3万ドンまで値切っても店のおばさんはニコニコしていたから一体いくらで仕入れているんだろう。

勝利の像の南にある道は案の定丘の上でモニュメントに繋がっていた。

勝利の記念像 モニュメント・記念碑

上から見下ろすディエンビィエンフーの街は小さい。

バスターミナルの近くで野菜のフォー2万ドンを食べたが、なんとも貧相で後悔した。
バスのチケットは45分前からしか発売されず、予定が決まらず落ち着かない。

Dien Bien Phu Bus Terminal バス系

5:30発サパ行き寝台バスのチケットを1時間前にやっと入手。行先はサパもラオカイも同じ215,000ドン。

一応下段の窓側を希望したがすっかり無視され上段だった。
明るいうちは景色を見るつもりが乗って早々寝てしまう。

9時の食事休憩で目が覚めて外へ。バスにトイレは無かった。食堂の定食は5万ドンと高めなのでバスにすぐ戻る。