避寒の旅13◇ヴァンヴィエンは意外と退屈しなかった

2017/02/19 - 2017/02/20

川の向こうに岩山が連なる牧歌的な風景。まるで桂林に滞在しているような気分になった。
小さな町の割に夜も賑やか。
ルアンパバーン行きバスが安くて本数が多いのもメリットのひとつ。
【交通】
2/19 Vientiane 9:38 ⇒ Vang Vieng 13:34 バス 40,000キープ
2/20 Vang Vieng 22:00 ⇒ Luang Phabang 3:00 寝台バス 4列下段 90,000キープ
【宿泊】
2/19 Vang Vieng Backpackers Hostel ドミトリー 朝食付、夜ウイスキー付、ホットシャワー共用　481円(Agodaで予約）
【為替】1,000キープ≒14円

エリア その他の都市(ラオス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

2月19日(日)
ドミトリーは朝食付き。小さなトースト2枚にたっぷりのバターとジャム、半熟の目玉焼き、バナナ、コーヒーの思ったよりましな内容。
ヴァンヴィエン行きの大型バスは9時集合。ルアンプラバン行きの乗客も少しいた。
9割方の席は埋まっていたが、残り1割を待つ。
9:38にやっと出発。最後に来た欧米女性は席が無く置いていかれた。
Vientiane 9:38 ⇒ Vang Vieng 13:34 バス 40,000キープ

途中、一回の休憩を挟んで13時過ぎにヴァンヴィエンの中心部に到着。郊外のバスターミナルに降ろされなかったのは助かった。
ここからルアンプラバン行きのバスが安いのには驚いた。ビエンチャンから直行しなくて正解だ。

予約済のヴァンヴィエン・バックパッカーズ・ホステルはAgodaのアプリで予約するほうが現金払いより１～２割安い。都市や観光地のゲストハウスほどその傾向が強いようだ。

ドミトリーのドアを開けたら欧米女子が3人ほど胸を出して着替えていたので慌ててドアを閉める。共用のシャワーはお湯の温度も水圧も文句なし。
Vang Vieng Backpackers Hostel ドミトリー 朝食付、夜ウイスキー付、ホットシャワー共用　481円(Agodaで予約）

遅い昼食を取ったあと、川沿いに出かけてみる。

岩山と川の見晴らしが最高。

橋を渡って中洲へ。川沿いのビーチにハンモック小屋が並び、欧米人客で賑わう。

川下の岸にはバーベキュー小屋。ラオス人たちが乾杯している。

地図を頼りに近場の洞窟まで行ってみる。刈り取りが終わった田ンボを進むと桂林のような奇岩が目の前に広がる。

旗の立っている方向に行くと洞窟と展望台の料金所があった。

この先にLusi Caveがあると分かったが4時半近いので引き返す。

地図にあった洞窟は立ち入り不可。

洞窟がもうひとつあったが、Maps Meのコメント欄に英語で｢ここに来てはいけない。洞窟に10,000キープの価値無し｣と忠告してあって驚いた。こんな情報まで書いてあるんだな。

岩山に接近できたので満足できた。

行きとは違う道で帰れたのも大事な要素。

レンタル・バギーが走り回っている。

車が片方向有料の木橋。

ハングル表示の看板もちらほら。この町は韓国人バックパッカーが特に多い。

サンドイッチ屋の看板が並ぶ。馴染みの客を作ろうと声掛けの営業努力がすごい。

町の南端にある寺。Wat Si Sou Mang

寺の前の的屋で遊ぶ若年僧の皆さんは、恰好の被写体。

中国遠征軍レストラン。
帰り道で明日のルアンプラバン行きSleeping Busを予約。PM9、10時出発便が9万キープと安い。理由は早朝4、5時に着くから。

宿の1階でフリーのウイスキー（ビエンチャン産）を日本人3人と味見程度に飲む。40度あるがはっきりしない味。日本人のうち１人は渋谷や道頓堀で元スカウトをやっていたS氏で、日本にいたら出会う機会もない人種。先日TVで「新宿スワン」という映画を見たばかりだったのでいろいろ質問させてもらった。

2月20日(月)
朝7時、気球が舞っている。

宿のすぐ近くで朝市を発見。

商品の中には雲南省でも見た緑の藻のような物体。宿の人に聞いたが知らなかった。

蛙は生きたのと、さばきたてが選べる。肉はどんなに小さくても5,000キープはする。

スイカは小玉で3,000のがあったのでひとつ購入。
カオニャオは1,000キープ分は売ってくれなかったので2,000キープ買う。

薬局にはスメクタを売っていなかった。代わりに奨められた腹薬は1服が8,000キープもした。ラオスは薬も高い。

ラオスの仏像は表情が緩い。Wat That

境内でお婆さんたちが朝食をとっていた。肉や魚もあって別に精進料理という訳でもなさそうだ。

北に500ｍほど歩くと普通の町が広がっている。

宿の朝食は4種類から選べる。オムレツと温めたバケットがうまかった。午前中にシャワーを浴びてタオルと石鹸を日なたで乾かす。12時に一旦チェックアウト。

チャンタラ・ゲストハウスは日本人宿。

建物は古いがシングルルームが安いようだ。

日本人に会えるかと思い、前のテーブルに座っていたが、地元の爺さんたちが昼間からビールを飲んでいるだけだった。

スイカは一人で食べるには多過ぎたので他の日本人にもおすそ分け。
「たった3,000キープ（42円）でこんなに幸せになれるとは！」と褒めて頂きました。

安食堂を求めて歩いていたら空港の反対側まで来ていた。露店で串焼き3本とカオニャオで5,000キープ。奥の東屋のようなお座敷席では女性たちが酒を飲んでいる。

滑走路を横切って宿に帰る。

旧米軍飛行場跡地 史跡・遺跡

宿の近くの惣菜屋でフライドライスの弁当を5,000キープで売っていた。ハム入りで文句なく美味い。もっと早く気付いていれば昨日も食べたのに、、

近くの寺では出店が10店以上出ていたが、客がほとんどいない。

クラブがあるというので見物に出かけたが時間が早すぎて始まっていなかった。

別のクラブの入口。

S氏がHappyなレストランでキノコを食べたいそうなので同行。こんなものを大通りの店で堂々と出しているのもラオスの一面。Mは店内限定だがMMはピザに乗せてテイクアウトも可能。でもそれが乗っただけで１枚約400円のピザが2000円に跳ね上がる。ピザ用の箱なんて無いからレジ袋２つに分けてお持ち帰り。

ピザ一枚で1人分なのか気になるところだが、S氏は全部食べてしまった。1時間後に吐き気がきても我慢すればお花畑が見えるそうだが、それを見届ける間もなく送迎のトゥクトゥクに乗り寝台バスへ。

今回も真横に他人が寝るパターン。男女が隣になることもあり、女性が一人で利用するのは考えものだ。夜中に地元客が大勢降りたので途中から一人でベッドを占領できた。
Vang Vieng 22:00 ⇒ Luang Phabang 3:00 寝台バス 4列下段 90,000キープ

この旅行記へのコメント （2）

• miwacciさん 2018/05/22 18:35:27

  S氏の

  はじめまして。
  旅行記を楽しく拝見させて頂きました。
  S氏のその後が気になりますね・笑

  Halonさん からの返信 2018/05/23 09:35:15

  Re: S氏の

  miwacciさん　はじめまして。
  S氏のことだからきっと吐き気を我慢してお花畑に到達されたのだと思います。私も寝台バスの乗車前にうっかり一口食べずによかったなあと。