大人の水遊び：２０１６-番外編　山を越えて、県を跨いで。

2016/08/15 - 2016/08/15

「大人の水遊び」の後、初めてのみなかみ（群馬県）にお泊り。
何年も仲良くしてもらっているガイドのＧｏ！さん夫妻と夜ご飯を楽しみました♪

みなかみ(群馬県)に泊まるなら、翌日は山を越えて新潟方面に進み、
さらには長野県まで行っちゃおうか！！！と翌日のルートは夫に任せました。

１０数年前にアパレル関連の会社に勤めていたころ、
夫は北陸・信越方面を担当していたこともあり
この辺りは出張でよく走り回っていたみたいなのよね。

さて、どこまで予定通りまわれるかな。

エリア 十日町・津南(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

みなかみで「大とろ牛乳」を味わったあとは新潟方面に向けて移動です。

数年前の雪遊びでＧｏ！さんと通った道を走ってます。

『大人の雪遊び』の時に集合した「ローソン群馬赤谷湖畔店」
（通称：オサレなローソン（わが家のみ））に立ち寄りました。

駐車場の脇から湖が眺められるんだよね。

少し眺めていると湖からライフジャケットを着けた人たちが歩いてきました。

赤谷湖でカヤックができるみたいです。

赤谷湖 自然・景勝地

いいお天気、とはいえない空模様だけどお茶でも飲んで、爽やかさをアピール？！

そんなことより！！
手すりの角にクワガタの頭だけが残っているよ((((；゜Д゜)))

触ってみたらカラカラのカッサカサでした。
彼の身にいったい何が起きたのだろうか・・・

靄がかかっているね〜

山道を走行中、カーブを曲がったら目の前を黒い物体が横切って行った・・・
「わぁ！！！クマだ！！！」

小熊くらいの大きさで、ガードレールを越えてさっと山の中に消えていきましたが
小熊の近くには親熊がいるっていいうよね。

そのまま車を走らせましたが万が一、車に熊が突進してきたら
どう対処すればいいのか。。。。

三国トンネルに入ります。

このトンネルの脇から雪遊びに出発したこともあったね〜

その時にトンネルの前で写真を撮ったことを覚えていた夫が
「同じように撮ろうか」と提案してきましたが却下！

冬と夏では車の量もスピードも違うから！！

え〜
三国トンネルを抜けて・・・苗場スキー場あたりを通過したところまでの
記憶はあるのですが・・・(´▽｀；)ゞ

目が覚めて、パッと目に入った直売所にビビっと来たので立ち寄ることにしました。

お店のおばちゃん、わが家が秋に訪れている「やまのうち(長野県)」の
道の駅に買い物に行くことがあるらしく、その話で盛り上がる。

「長野は果物が美味しい！新潟は野菜が美味しいのよ〜！」と
説明しながらいろいろ試食させてくれた。
ピーマンやトマトの香りが強い！！朝採り新鮮な証ね。


島田農園の鬼もろこし
『トウモロコシを作っている畑にくる熊にも食べられずに生き残った
熊より強いトウモロコシ』というのが「鬼もろこし」ってネーミングの由来なんだって。

試食させてもらったら、名前からは想像できないフルーツみたいに
甘〜いとうもろこしに感動！！

袋売りのものを購入しました♪

１本２００円の朝採り 朝茹での鬼もろこしもい購入。
甘いし、粒も大きくて食べやすい(笑)

おばちゃんと話している間に、お店に来て茹でもろこし数本と
袋売りのものをパッと買って出ていった人がいたので狙い買いの人もいるんだね。
あっという間に売り切れちゃうそうですよ。

感動的に美味しかったなぁぁぁ
:*:.｡.:*(´∀｀*)*:.｡.:*:*:

前日、Ｇｏ！さん夫妻と食事をしている時に
「明日はどこに行くの？」って聞かれた夫が
「“あきかわごう”に行ってみようかな」って話していたけど、
“あきかわごう”って初めて聞く場所だし、事前に何も調べていないし、
どんな場所なんだろうか。。。

夫は途中で立ち寄ったコンビニで地図を立ち読みし、ルートはチェックしていた。

看板表示はあるけれど、けっこう細い山道を進んでますよ〜

【猿飛橋】って名前の雰囲気だけで行ってみることに決定。

「Ｐ」と書かれた場所は２台が停められる草むら。
お土産屋さんらしい建物もあるけれど、人は居なさそう。。。

草がひざ上まで生えた緩やかな坂道と草はないけれど急な石段の２択。

雨上がりの草についた水で濡れるので石段で河原に降りてみる。

こういう時も私が先発です（笑）

【猿飛橋】
秋山郷の中にある国道４０５号と逆巻集落を結ぶ橋で、中津川渓谷でもっとも狭い断崖の上にかかります。

周辺は落葉広葉樹に囲まれ、新緑、紅葉ともにきれいな景観で、眼下に広がる中津川渓谷の神秘的な藍色が癒しの空間を演出してくれます。

津南町観光協会ＨＰより

今にも雨が降ってきそうな、どんよりとした空なので
“神秘的な藍色”という水の色は感じられないね。

アウトドア系の水遊びの靴を履いていたから濡れても構わないんだけどね。。。
細かい砂利だから厄介なのよ。

石の上を渡って水の近くまで行けそうかな・・・
昨日、沢では石の上を歩いていたから足の裏の感覚が残ってる♪
バランスよく歩けたぞ。

後発の夫はうっかり街歩き用のサンダルで来てしまったようで
「歩きづらい！」文句を言ってた。

自業自得じゃん！

川べりだけど涼しさはあまり感じられず、湿度が高くて汗がとまりません。

対岸の壁は、柱状の岩がゴツゴツしているのね。

地層学的になにかあるのかな。

【猿飛橋】を車の中から。

『断崖の上にかかっている橋』のようですが、
橋を渡っているときはそんな雰囲気はまったくありません。

雨がポツリポツリと降ってきたので、橋の上からの景色は撮らなかった。

さて、ここで【秋山郷】について

秋山郷は、苗場山と鳥甲山に挟まれた細長い国道４０５号沿いに点在する１２の集落
（新潟県側に８つ、長野県側に５つ）の総称となります。
平勝秀が源頼朝に敗れて落ち延びたという平家の落人伝説が残っていて、
日本の秘境１００選にも選ばれています。


秋山郷へは、６月〜１１月の無雪期は津南町方面から入るルートと
志賀高原(野沢温泉)方面から入るルートがありますが、
１１月中旬〜５月末の有雪期になると積雪で交通が遮断されるため、
津南方面からのみのルートに限定されます。

続いて【見倉橋】というつり橋があるようなので来てみました。

【見倉橋】へは「じゃまくら公園」の駐車場に停めて歩いて向かいます。

じゃまくらの由来は“蛇”が“枕”にした（と言われる）石が並んでいることから。

公園の中には入れるのかよくわからず・・・素通りです。

先に立ち寄った【猿飛橋】の反省をふまえて、
夫もきちんとアウトドア用のサンダルを履いてます。

駐車場からはしばらく林の中を歩きます。

雨が降ったり、やんだり・・・

きちんと遊歩道が整備されているけれど、
ヒールのあるサンダルは避けたほうが無難かな。濡れていたらすべりやすいし。

つり橋の方から来たちびっ子がすれ違いざまに
「さっきの橋、ちょ〜怖かった〜」と、これから向かうつり橋の重要な情報を
教えてくれたよ。

岩の上に・・・虫！？と思ったらきれいな鳥の羽。

こんなきれいな羽を持っている鳥ってどんな鳥なんだろう？？

【見倉橋】が見えてきました。

結東集落と見倉集落を結ぶ吊り橋です。
天然の木製のつり橋で『秋山郷の宝石』ともいわれている
見事なシルエットの橋なんだって。

新潟の橋５０選にも選定されています。

手すりをつかんだ方が揺れが伝わってくるのでつかまない方がいいよ、と
何時だかのつり橋を渡っていたときに言われたな・・・

ただ、この橋はつかみたくてもつかめない！
真ん中をただただ、まっすぐ前をみて進みます。

歩いた振動が跳ね返ってめちゃくちゃ揺れるんだけど、そんなに怖くなかったかも！？

橋からの眺める中津川渓谷が美しいそうですが、行きはそんな余裕はありません。

こちらは夫の撮影。

曇り空でもこの風景。晴れていたら川の色がもっとキレイに見えただろうね！

【見倉橋】の重量制限は５００ｋｇ（大人７名ほど）

先に３名の方が渡って反対側で待ってます。

さすがに橋の途中ですれ違うのは厳しいからね。。

だから、写真を撮ったら少し急いで。

渡った先から橋の全景を撮りたかったんだけど・・・
木の枝が生い茂っちゃって見えないね。

帰りはだいぶ馴れてきたので、夫の後ろから動画なんて撮りながら渡ってみた。


この橋は映画にも登場していて、
２００６年公開の西川美和監督作品「ゆれる」の舞台として
オダギリジョー、香川照之、真木よう子が渡った橋なんだって。

毎度のことながらそういう情報は旅行記を作成する時に知るんだけどね〜

「つり橋、楽しかった〜」って思った自分にびっくり！！

帰り道ではそこそこの人とすれ違ったのでつり橋も混雑しそう。
少しタイミングがずれててよかった。

上手に隠れている子がいたのでパチリ☆
隠れているはずなのに、パッと目がいっちゃったんだよね。

苦手な方は探さないでね〜！！(゜ロ゜ノ)ノ

つり橋を渡り終わったあたりから２人ともお手洗いに行きたくなってて・・・
つり橋の駐車場にあった案内板とにらめっこして、
ここから１０分程度の場所にある『萌木の里』へ移動。

こちらには立ち寄り湯や宿泊施設もあるようですが、ひとまずお手洗い(^o^;)

スッキリしたところで改めて秋山郷の全体を地図で確認。
秋山郷の見どころを一通り堪能するためには、最低でも１泊２日は必要だな〜と
思ったので今回はほんの少し齧っただけで終了にします。

さて、お昼はとっくに過ぎていますがそろそろお昼ご飯を食べたいね。
新潟といえば米処。夫からのリクエストは「お米が食べたい！」と。

便利な世の中ですから〜スマホでサクサクっと検索して〜と。

むむむっ。
便利な世の中になっても調べる人（私）が現在位置を理解できていないので、
検索したお店が近くなのかがわからな〜い。

たまたま走っていた道沿いに【津南観光物産館】の看板を見つけた。
こういう場所に食堂があったりするでしょ？
期待を込めて向ってみます。

津南観光物産館 お土産屋・直売所・特産品

お土産なども販売しているコーナーの奥に「とんかつ　つまり」がありました！

夫的には“とんかつ”という気分ではない様子だったけれど、
とんかつ以外のメニューもあるはずだし。
（ここを逃したら食事難民になるな。。。という危機感が）

入り口に置かれた用紙に名前と人数を書いて待ちます。

入口の横にはブタちゃんが住んでいるミニチュアの家をがあったり、
壁際には津南周辺の観光情報コーナーがあったのでその辺をフラフラと。

お店の前の椅子にはひまわりの可愛らしいカバーがかかってました。

この時期、津南ひまわり広場というイベントが開催されていました。
（２０１６年は７月２９日から８月２１日まで）
約５０万本のひまわりが咲いているそうです。

少しして「カウンターでもいいですか」と通されました。
（カウンタータイプの席、というだけで調理場が見えるわけではなかったです）

店内は家族連れなどで満席です。

壁のボードに書かれたメニューも気になるね〜

お盆の時期は祭日扱いなのかな。生ビールが特別価格！と聞いたら頼むでしょ〜
しかも、個人的に好きなサッポロビール♪♪
ジョッキもキンキンに冷えてました〜

夫は「プレミアム雪の下人参ジュース」
特価の生ビールと人参ジュース、同じ値段です（笑）

さすが雪の下人参！！ものすごく甘〜い！！
とても美味しいので夫からは１口しかもらえなかった(｀ε´)

上(夫)：「新潟名物　タレかつ丼」
「かつ丼」を卵でとじずに揚げたての薄めのトンカツを『甘辛醤油ダレ』にくぐらせて
ご飯にのせただけのシンプルなもの。

とんかつをたっぷり食べられるけれど、アラフォーの胃袋にはどっしりくるね・・・
小さなサラダが欲しくなる。


下(私)：「妻有カレー」
テーブルに出てきたとき「わぁ〜」と拍手したくなる見た目の豪華さ！
素揚げされた大きめな野菜がたっぷり！添えられたとうもろこしは“鬼もろこし”かな〜
甘くて美味しい♪

どちらも妻有（つまり）ポークを使用してます。
新潟県妻有地方(十日町市・津南町)の１０農場で生産されているブランド豚なんだって。
さらにさすが米処のお米！！お米に味があって美味しぃ。


食後には物産館でお土産を見てみる。
雪下人参のジュースが美味しかったので大瓶で購入。
さらにお菓子をいくつかと津南産のコシヒカリ２ｋｇも購入。

平日はあまりお米を食べないfujickey家なので２ｋｇもあれば十分なの。

当初の夫の計画では長野県に入って野沢温泉に行き、
立ち寄り湯に入ろうかなって考えだったらしい。

でもすでに１７時を過ぎているので野沢温泉はまたの機会に。

どうしても１ヶ所、立ち寄りたい場所があるというので新潟県から長野県に入りました。
ここは長野県にある『ＪＲ飯山線 森宮野原駅』です。

立派な駅舎ですが、無人駅です。

森宮野原駅 駅

駅に寄ったのは鉄ちゃん的なことというわけでもなく、
『日本最高積雪地点』のこの柱を見たかったんだって〜

豪雪地帯でもあるこの地域で、
昭和２０年２月１２日に７ｍ８５ｃｍの積雪を観測したんだってよ。
柱の上の方に線が引いてあります。

森宮野原駅 駅

この柱を見て、おぉ〜としたかったらしい。

２ショット写真を撮ったら満足だってさ(笑)

せっかく来たので駅舎にも寄ってみよう。

駅の看板は手書きなのか・・・文字がほとんど見えないね。

他に駅名が書かれた看板はこのトマトだけ。
なぜ、トマト？

森宮野原駅 駅

無人駅なので、改札はありません。

線路を渡ってホームに行くけれど、
電車に乗る人以外はホームに入らないでと貼り紙があったので
ホームまで行かずに手前まで。(なんかちょっと屁理屈っぽいけど)

ホーム側から撮った駅舎の扉。


この後、急にどしゃ降りの雨が降ってきたので慌てて車に戻りました。

森宮野原駅 駅

さぁ。家に帰ろうか。

途中で日本の元風景が見られる場所があるみたいなので、
そのポイントへ車を降りて行ったとたん、またしてもどしゃ降りの雨が降ってきた
( ; ゜Д゜)

慌てて写真を撮って車に戻る！！白く靄がかかって風景なんてよく分からないし。

峠道を回避するために、湯沢〜月夜野まで高速道路を利用して、
あとは高速代を節約するために一般道へ。

世間はお盆休み中のようで、関越道も大渋滞。だから月夜野で降りて正解だったかも。

途中、時間的に熊谷で夜ご飯を食べようと言うので走りながらお店を探す。。。
少し遠回りだとかブツブツ言われたけれど、
地元では見かけないファミレスの「Ｊｏｙｆｕｌｌ」へ。

マリオンクレープとコラボしたメニューがあったので、
そちらで食べながらこの旅を締めくくりましょう。

初のみなかみにお泊まりをした『大人の水遊び』
ホントに何度行っても飽きないなぁ、みなかみって。

さらにみなかみを起点とした予定は計画の半分もこなせなかったから、
これは来年の夏にリベンジが必要かもね〜(笑)

この旅行記へのコメント （2）

• ムロろ～んさん 2016/09/29 17:39:16

  三国峠！

  fujickeyさん
  
  こんばんは、ムロろ〜んです。
  新潟へ行かれた旅行記を拝見しました。
  
  私は普段新潟へ車で行く時は地元の最寄りのＩＣから関越道をずぅ〜〜っと乗っているので、一般道で新潟へっていうルートを通ったことがないんです。
  混まないシーズンに出かけるからっていうのもあるのですが、楽なんです(^_^;)。
  最近は贅沢にも新幹線に乗って新潟方面へ行く機会が増えて、車でという機会がだいぶ減ってしまいました。
  
  そう、一番興味津々だったのが三国峠！
  いつも関越トンネルでばばーっと通り抜けていますから(^_^;)。
  どんな風景に出会えるのだろうって毎度思っているんです。
  
  狭い道っぽそうですけれど、一度は通ってみたい道なんです。
  
  
  ムロろ〜ん(-人-)

  fujickeyさん からの返信 2016/10/03 14:34:53

  個人的には命がけです（←大げさ！！）

  ムロろ〜んさん、コメントありがとうございます。
  
  今回はみなかみで遊んだついで（？）に新潟まで足を延ばしてみました。
  埼玉から直接だったら高速道路を使った方が楽ですね。
  
  わが家のドライバーは高速道路が苦手・・でして（汗）
  単調な道だと眠くなってしまうそうです。
  それでも、時間の制約があるときは時間をお金で買う！という気持ちで
  高速道路を使うことも増えてきました。
  
  それと私があまり山道が得意ではなく体調（気分）によっては
  酔ってしまうので状況次第では高速道路を使うこともあります。。。
  
  車酔いを防ぐ方法、ズバリ「寝る」ですね。
  たま〜に先手必勝で峠道に入る前に寝たのに、
  峠の途中で気分が悪くなって起きちゃうときもあるので
  その時はお地蔵さんのように身を固くして耐えるのみです。
  
  ムロろ〜んさんの相棒、ミッフィーちゃんは乗り物に強そうですよね。
  今度、秘訣を教えてもらおうかしら。
  
  
  fujickey