2016/07/05 - 2016/07/05
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deracineさん
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外国旅行していての楽しみの一つにストリート・ミュージシャンがあります
中には思わず聞き惚れるような名演奏も、、、
今回はそんなバルセロナの飾らない下町の一つ、カテドラルのあるゴシック地区のぶらぶら街歩き編です
なお事前の情報でバルセロナにはスリが多いとのことだったので街歩きの際は貴重品はホテルのセーフティ・ボックスに保管し、財布とスマホには伸縮する紐を付け(100均で購入)所持金は極力少なくして出かけました
<利用ツアー>・・・なし
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4泊したホテルはグランビア通りに面するホテル・グランヴィア
観光の中心地のひとつ、カタロニア広場も徒歩圏で便利だった -
バルセロナは中世風の立派な建物があちこちにあって初心者にはなかなか道が覚えられず、よく迷った
そこでこのZARAの角を曲がると覚えるとホテルまでの道を間違えなくなった(やっと覚えたころにはバイバイだったが、、、) -
ZARAビルを左折するとカタロニア広場に出る
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利用した二階建てオープンバスの起点でもあり、またバルセロナ国際空港へのバスもここから出ている
この2点を考慮しホテルを決定した -
所々にこのような道案内がある
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15分も歩くとゴシック地区の中心的存在のカテドラルに出てきた
日曜日にはここで地元の踊り「サウダーナ」が披露されるそうだがが残念なが土曜日に旅立ったので見られず*
*その後2017年夏に今度は夫婦で訪れ、幸運にも見ることができました(以下の旅行記)
https://4travel.jp/travelogue/11256860 -
広場の西側の角に子供の落書きのような絵があった
これはなんとカタルーニャ建築家協会の壁に描かれたピカソの壁画とのこと!
民族舞踊「サルダーナ」を踊る人々や無形文化遺産である「人間の塔」、祭りごとに町を練り歩く巨大な人形「ヒガンテ」など、カタルーニャの風物が描かれている -
広場の別の一角では子供がシャボン玉を無邪気に追いかけていた
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ローマ帝国おそるべし!
バルセロナにもローマ時代の水路橋や城砦があったらしい -
このカテドラル広場でギターを弾いているおじさんがいてまずまず上手だった
クラッシックギターを演奏していましたがアンプを使用していたので音色が少しひずんでいたように思う
自分の好きなアランフェス協奏曲(第二楽章)などを弾いていた
5ユーロ(だったと思う)を募金箱に入れ日本で特に有名な「禁じられた遊び」をリクエストしたら 、こちでは Romance armonico というらしい
彼の演奏を録音した 自家製と思われるCD-Rをくれた
帰国してから聴いてみると少しテンポが速い気味だがなかなか上手だった
「この曲を演奏したいためギターを習う」というほど有名な曲で、自分も若い頃よく弾いた -
このお姉さんはギター伴奏でソプラノの美声を披露していた
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カテドラルの右横の狭い路地(ビズベ通り)を歩いた
ビスベBisbe通りは、13世紀から14世紀にかけて貴族の館が集まっていたところでゴシック地区で最も美しい通りといわれています。
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途中に空中渡り廊下がある
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狭い路地だが観光客で一杯だった
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監視カメラが睨んでいるので重要な場所かと思って写しておいた
調べてみるとバルセロナの守護聖人、サン・ジョルディ様の像だった -
この狭い路地には大人向けのフィギュアショップや、、
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まじめな宗教関係のフィギュアまでいろいろあって面白い
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カトリックの国らしくまじめな宗教関係のフィギュア(というのだろうか?)も展示されていた
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バルセロナ市庁舎
屋上には旗が三本掲げられており向かって左側の旗がカタルーニャ州旗、中央がスペイン国旗、そして右側の旗がバルセロナ市の旗
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バルセロナ市庁舎と向かい合う北側の建物はカタルーニャ自治政府庁
テラスの上にはカタルーニャの守護聖人サン・ジョルディ(Sant Jordi)が、足元のドラゴンにとどめを刺そうと剣を振り上げている像が置かれている -
王宮の階段
左がティネイの間、右がサンタ・アガタ礼拝堂の扉
コロンブスがかって歩いた階段に想いをはせているのだろうか、多くの観光客が座り込んでいた -
歩いていたら「王の広場」が見つかった
このあたりはゴシック地区の中でも最も古いエリアで中世の佇まいを残しているという
小さな広場を囲むようにして建てられたゴシック様式の建物のうちの二辺がレイアール・マジョール宮殿
かつてはバルセ ロナ伯の屋敷だったが、カタルー ニャ=アラゴン連合王国時代には王宮として使われていた
全部が写真に入りきらなかったが左端のアーチ形の小窓が並ぶ6階建の塔「マルティ王の望楼」は、海からの敵を監視するための物見の塔だった -
王室専用の礼拝堂だったサンタ・アガタ礼拝堂
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サンタ・アガタ礼拝堂の鐘楼
宮殿内のコロンブスが女王に謁見したというティネルの間とサンタ・アガタ礼拝堂は王の広場の隣にある市歴史博物館の一部として見学することができるらしい -
これがカテドラル、正式名称はサンタ・エウラリア大聖堂
以前ロマネスク様式の大聖堂があった場所に1298〜1448年、約150年かかって完成した
カテドラル(大聖堂)とは司教が座る椅子を持つ「司教座聖堂」のことで、バルセロナではここが本当のカテドラルで有名なサグラダ・ファミリアではない
サグラダ・ファミリアも1882年の着工より既に134年もかかっているが、このカテドラルも13世紀の終わりに建設が始められ、落成したのは1450年
なんと150年もの歳月がかかっている -
正面のポルタイユ(扉口)
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バルセロナのカテドラルは正式名はLa Catedral de la Santa Creu i Santa Eulalia、「聖十字架と聖エウラリア大聖堂」という
バルセロナの守護聖人であるサンタ・エウラリアはキリスト教の信仰を捨てなかったためにローマ人によって13の拷問を受けわずか13歳で殉教した
拷問を受けて処刑されたエウラリアのいたましい生涯が刻まれた大理石のレリーフがカテドラル内の聖歌隊席入り口の壁に掲げられている -
大理石のレリーフの左部分
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同じく右部分
中央のレリーフは13の拷問のうちのサンタ・エウラリアがx字型の十字架に磔刑されたことを表現している -
カテドラルの高いリブボールト天井
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放射状祭室のステンドグラス
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正面ファサード裏のステンドグラス
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カテドラル内の回廊
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カテドラルの右側にある回廊の池には13羽のガチョウが飼われているがこれはサンタ・エウラリアが13歳で殉教したことにちなんでいる
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ガチョウとカエルの噴水
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サン・ジョルディの噴水
マダムが手を伸ばして撮っているのは、、、 -
バルセロナの守護聖人、サン・ジョルディ
剣を持ってドラゴンを攻撃している -
もう少し海の方向に向かって歩きサンタ・マリア・ダル・マール教会に行った
バルセロナのボルン地区にある同教会は別名「海のカテドラル」と呼ばれる
というのはこの教会は14世紀に、この界隈に住んでいた船乗りたちによって造られ、当時は教会のすぐそばに海岸線があり教会内から波の音が聞こえていたという
船乗りたちは航海に出る前に、この教会の聖母マリアに安全を祈願した -
ちょうど時を同じくして城壁の中ではカテドラルが建設中だった
城壁の中に住むアラゴン王や聖職者、貴族たちの力によって建設されていたカテドラルに負けるものかと、城壁の外で暮らす住民や船乗り、荷受け人夫らが力を合わせて美しい教会を造ろうとした
そしてこのリベラ地区の庶民の熱意によって、なんとわずか54年で教会は完成した
中世の教会建設はしばしば百年以上かかることも珍しくなく、このため途中から建築様式が変わることもよくあったがこの教会は例外で、唯一の完全カタロニア・ゴシック様式でできている
写真は正面のファサード -
建築資材となる石はモンジュイックの丘から港まで船で運び、港からは "バスターシュ Bastax”と呼ばれる荷受け人夫たちが一つ一つ背に担いで運んだ
彼らに敬意を表してファサードのラ・リベラ門の扉には石材を担ぐバスターシュ像が刻まれている -
ポルタイユ(扉口)にはパブロとペデロの両聖人の像が立つ
タンパンには両側に聖母マリアと聖ヨハネ、中央にはイエス・キリストが刻まれている -
航海の守護神からのご加護を祈って軒先に船の模型が飾られているのを見つけた
ファサードの両側に立つ鐘楼は高さ46m -
教会のファサード前にはオープンカフェがあった
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ここでのバイオリン弾きがターフェル・ムジークを奏でていた
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教会の中に入ると、、、
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高い天井とそれを支える八角形の柱だけのシンプルな空間だった
内部に装飾がないのはスペイン内戦で焼失してしまったため
その際11日間燃え続けたという教会の天井には今も当時の煤が黒く残っている
一切の装飾 のない教会内を彩るのはステンドグラスだけ
光が差し込む聖堂内は自然な明るさに満ちていた -
参拝口近くに本教会の立面図が掲示されていた
35m×81.5mの長方形で、袖廊はないというシンプルなスタイル
身廊の天井高さは32mとパリのノートルダムと同じ高さだ
またこの高い天井を支える柱の直径は1.54mもある -
柱と柱の間隔は13.5mもあり、これは中世の建築物としては類を見ないものだった
このため内部は広々とした印象だった -
磔刑のキリストと嘆き悲しむ聖母マリア像の前には多くのローソクが捧げられていた
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天使に囲まれたマリア像
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側祭室のステンドグラス
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周歩廊のステンドグラス
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最後に正面ファサード・バラ窓のステンドグラスをじっくり拝んで帰ることにした
バラ窓の直径は9.53m(外側)、8.6m(内側)、面積55.3平米
中央に聖母マリアが描かれている
バラ窓は1428年バルセロナを襲った地震により破壊されたが、その後15世紀半ばに再建されたもの -
帰りはジャウメ・プリマ(Jaume 1)から地下鉄L4に乗ってホテル近くの Passeig de Gracia で降りた
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バルセロナの地下鉄は路線ごとに色分けされていて、駅のホームには路線図と電車の進行方向がすぐ分かるように表示されている
また地下鉄内はスリが多いとの情報だったが運がよかったのか、はたまたカネには縁がないように見られたおかげかどちらか不明だが無事だった
スリの心配さえなければ地下鉄は便利なので次回機会があればもっと利用したいと思った
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旅行記グループ 南欧・美の旅・・・・ガウディ建築、満開のラベンダー、アルル衣裳祭など見どころ満載だった
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