2016/07/04 - 2016/07/04
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deracineさん
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この旅行記のスケジュール
2016/07/04
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Avignon Bristol
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車での移動
以下ツアー会社のミニバンで主な観光地を周遊
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サントロフューム教会
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ドーデの風車小屋
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レ・ボー・ド・プロバンス
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サン・レミ・ド・プロバンス
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この旅行記スケジュールを元に
今回旅行したプロバンスの名はローマ時代のプロウィンキア(Provincia、属州)にちなむもの。したがって多くの古代ローマ遺跡が残っています
中でも世界遺産に指定されている水道橋ポン・デュ・ガールやアルルのアリーナなどの古代ローマ遺跡は是非見たかったもののひとつでした
この地域の交通の便は悪くレンタカーが必須、また現地ツアーは最少催行が2名でしたが、運よく自分と同じような一人旅の旅行者がいて直前になって催行できました
あいにく日本語ガイドではありませんでしたが英語でも特に不自由は感じませんでした
利用した感想はさすがツアーは効率的で、一日で自分の見たかったところはほぼすべて見られました
特にアルフォンス・ドーデの「風車小屋だより」の風車に興味を惹かれました
ただ一つ残念だったのはガイドと参加者のコミュニケーション不足のためゴッホの有名な「アルルの跳ね橋」をスキップされたこと
ゴッホで唯一好きな絵だったこと及びエンジニアの端くれとして可動橋(多分レプリカなので動かないと思うが、、)に興味があったのでしたが
それ以外はほぼ満足の行くツアーでした
なおカバーガールになっていただいたのはツアーでご一緒したアメリカ女性です
また説明文中の時刻は撮影時刻です
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<利用したツアー>
前回リュベロン半日ツアーと同じプロバンス・サイトという現地ツアー会社
*ツアー内容は http://www.provence-sites.com/jp/index.php?option=com_k2&view=item&id=30:visitez-pont-du-gard-arles-fontvieille&Itemid=78&lang=fr (現在リンク切れ中)
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Avignon(アビニヨン)は今でも街を城砦が取り囲んでいる
Gare Avignon Centre(アビニヨン中央駅)からまっすぐに伸びるメインストリート Rue de la République (リパブリック通り) -
この広くてキレイなリパブリック通りに面したホテル・ブリストル(Bristol)に4泊した。 駅から近く便利だった
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ツアーの集合場所 Office de tourisme(観光案内所)は、このリパブリック通りに面し、ホテルのすぐそばと好都合
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案内所の後ろは小さな教会で、花壇にはバラを始めいろいろな花が咲いていた
ツアー参加者は私同様写真が趣味と思えるシニア男性(大きな三脚も持参していたのでプロカメラマン?)と可愛いアメリカ人女性
フランクなアメリカ人らしく先に向うから名乗ってくれた -
ツアーはまず最初に世界遺産にも登録されているポン・デュ・ガールを訪れた
アビニヨンから走ること約30分で Pont du Gard (ポン・デュ・ガール)に着いた
9:34 橋を見渡せる場所でまず写真ストップ
ポン・デュ・ガールは人口の増えたニームという街に上流の Uzés (ユゼス)という町から飲料水を運ぶためローマ人が建設した水路橋
ユゼスとニームの水路の全長は 50km もあり、その間の高低差は 17m、ということは 1km あたり 34cm しかない
東京1653年に検察された玉川上水は全長43kmとほぼ近いがその高低差は約100mもあった
ポン・デュ・ガールは紀元前19年頃、アウグストゥス帝の腹心アグリッパの命により1,000人を動員しわずか5年で水道橋を完成させたといわれている
上の写真の女性は同じツアーに参加したアメリカ人女性
サンフランシスコ在住で小学校の先生だとか言っていた -
その巨大さも桁はずれで、日本の代表的水路橋である京都の水路閣は全長 93.2m、幅 4m、高さ 14m
これに対しポン・デュ・ガールは全長 275m、高さ 48m、最大幅 6m(最下層)もある
水に対する需要の違いはあるかもしれないがこれを造ったローマ人の土木技術には敬服せざるを得ない -
ポン・デュ・ガールは巨大なだけでなく三層構造になったアーチ姿も美しいので5ユーロ紙幣のデザインにも採用されている
ガイドはまず現在では一般には通行不可の最上層が見える展望台に案内してくれた(9:47)
険しい山道なのでスニーカーがベスト -
最上層が水路となっているが現在水は流れていない
最盛期には1日に約20万立米もの水を供給していた
水路には清掃のための水抜きの穴も設けられている
最上層を歩かないように侵入防止のネットが張られていた -
一番下の第一層は歩道橋を兼ねており一般の人も通行できる
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下を流れる川は Gardon 川だが昔の名前はガール川
現在この地域は Gard(ガール)県でもあるのでポン・デュ・ガールと呼ばれている
ガール川はきれいだった -
第二層の巨大なアーチ
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石が出っ張っているところは建設用の足場
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この赤いシャツの男性は監視員だったと思う
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橋を渡り対岸にはレストラン、ミュージアム、ショップなどがあるが時間の関係で少し見ただけで引き返した
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イチオシ
川に降りて清流を楽しんだ
風もなく穏やかな天気だったので川面に橋が映っていた
ボート遊びに戯れる人の姿もあった -
巨大な橋の全貌が入らないので持参したワイドレンズ(35mm換算で15mm)を使ってみた
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更にフィッシュアイ(魚眼)レンズを使用してガール川の清流を強調してみた
あれこれしていたら再集合時刻の 10:30 に遅れ、他の二人を少し待たせてしまった
アメリカ女性からは "French time" と言われる始末
"French leave"(=挨拶もなく立ち去ること)というのは聞いたことがあるが、、
確かにフランス人は時間にルーズだと言われる 早くもフランス文化に染まってしまったか!
これに懲りて以後早めに集合場所に行けるように努めた -
11:17 アルルに向かう途中で広大なヒマワリ畑があったので写真ストップしてくれた
このヒマワリ畑はもちろん観賞用ではなく種を収穫するため -
NHK名曲アルバムで見た光景と同じだぁ〜
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畑のそばの林から夏のプロバンス特有のセミの大きな鳴き声が聞こえた
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よく見ると隣国の観光客だろうか、畑に入り込み盛んに写真撮影中
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次の SNCFアルル駅近くのゴッホの絵のモデルとなった地区を訪れた (11:31)
ただし描かれていた家は今はない
この後観光の中心地に駐車する予定だったが本日はアリーナ(円形闘技場)でカマルグ式闘牛が開催されるため少し遠い Place Lamartine(ラマルティーヌ広場)で解散し食事時間を含め自由時間となった -
城塞を越えて街に入ると確かにカマルグ式闘牛が催されるとの垂れ幕が掲げられていた
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昨日も周囲をぐるりと外からだけ見学した Amphithéare(アリーナ、円形闘技場)
その階段上で若い女性が記念写真を撮っていた
この大きなアリーナは広角レンズを使ってやっとその全貌を収めることができた -
ここにもゴッホの作品が展示されていた
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さて今日は中に入ろうと切符売り場に向かうとこんな張り紙が、、、
どうやら夕方カマルグ式闘牛(=動物愛護の精神にのっとり従来のように牛を殺さず角に付けたリボンを奪う)が夕方あるため一般の見学は中止らしい
こんなことなら昨日見ておくべきだった
「明日あると思う心の仇桜 風に吹かれて 夜半に嵐の吹かぬものかは」 -
仕方がないので外からその巨大な内部をのぞき見ることにした
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このように半地下構造になっていた
駐車中のトラックは闘牛をはこんだもの -
ブラスバンドが今夕のリハーサルをやっていた
快活な音楽があたりにこだましていた
*この写真はRX10の動画からの切り出し -
よく見ると闘牛士の赤いチュニックを着けた男がしきりにポーズをとっていた
本物の闘牛士だろうか?
なかなか仕草が面白かった
*この写真はRX10の動画からの切り出し -
ゴッホの「夜のカフェテラス」で描かれたカフェを通った
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これもよくビデオに出てくるサン・トロフィーム教会の尖塔が見えた
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アルルの街の中心地、リパブリック広場に出てきた
広場の中央にはオベリスクがある
フランスにはオベリスクはコンコルド広場とここアルルにしかない
このオベリスクは4世紀に建てられ1676年に再建された。高さ15.3m -
実は昨日(=7月3日)も衣装祭を見るためにアルルを訪れていた
これについては http://4travel.jp/travelogue/11149673
アルルの世界遺産の中にはサン・トロフィーム教会があり、正面入り口のポルタイユが有名
このことを忘れていたが衣装祭の際撮った写真の中に偶然写っていた
子供たちの後ろに写っているのが「最後の審判」を描いたポルタイユ -
その衣装祭を見たのち、TVの番組*で紹介されていた「古代ローマのフォーロム地下回廊」を見学した
*TBS 世界遺産 2016年6月5日放送「アルルのローマ遺跡とロマネスク建築」
その入り口は衣装祭でアルルの女たちの集合場所にもなっていた写真の立派な Hôtel de Ville(市庁舎)
ここで入場料4.5ユーロを払って入った -
地下回廊はコの字型で、長さ89m×幅59mもある
約2千年前にこのような巨大な地下空間を小さなアルルの町に造っていたいたことに驚かされる -
地下の壁はアーチ構造になっていて地下にも、もう一つのポン・デュ・ガールがあるようなだ
所々に彫刻が施された柱の破片が置かれていた -
11世紀、アリスカンという墓地に眠っていた聖トロフィムス(3世紀のアルルの聖人)の聖遺物をこの教会に安置しなおそうという動きが持ち上がりロマネスク様式の現在の教会堂の原型が形成された
1152年に聖トロフィムスの聖遺物が移されると彼にちなんで「サン・トロフィーム大聖堂」となったがその語格下げされ大聖堂ではなくなった -
キリスト教に詳しくないとよく分からないが精緻な彫刻が列柱には刻まれていた
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回廊内は静寂な空間が支配していた
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タペストリーもあった
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イチオシ
次にツアーのミニバンはこれも見たかった風景の一つ「ドーテの風車小屋」に行った (14:25)
小高い丘の上にひそやかに立っていた -
小屋の外には当時使われていた石臼がひとつ置かれていた
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入場料2ユーロなり
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中には階段があり上に登れる
これは途中にあった窓からの景色 -
木製の歯車
風車の回転を石臼を回す垂直軸に動力を伝達する -
分かり易いように当時の様子を描いたイラストがあった
ここを管理しているマダムの話ではこの地方では年中風が吹き、それぞれ名前がついていると言っていたような、、、(フランス語なので自信なし) -
次に Les baux-de-Provence (レ・ボー・ド・プロバンス)に行った
アルピーユ山脈の白い岩山に築かれたかっては難攻不落と言われた城塞だ
現在は250人ほどがひっそりと暮らしているのみ -
城内には中世の投石機があり、実演していた (15:32)
ただし実際石が投げられるまでに恐ろしく時間がかかり待ちくたびれる -
展望台の眼下にはこの地方特産のオリーブ畑が広がっていた
また日本語のオーディオガイドによると所々に赤い土地があり、これがアルミ鉱石であるボーキサイト(=bauxite)を採掘した跡地
bauxiteの名前は Les baux-de-Provence に由来しているとのこと
これで一つ賢くなった -
これが投石機の実演風景
大きな車輪を男が二人がかりで長時間回し、テコの原理を利用し片端には大きな錘を付け、もう一方に石を載せる
デジカメ動画で写していたがあまりにも投石までに時間がかかり、石が飛ばされる決定的瞬間を撮り逃がした -
次に最後の目的地である St-Rémy-de-Provence (サン・レミ・ド・プロバンス)に行った (16:06)
先ほどのレ・ボー・ド・プロバンスの北東に位置するこの町の南にはグラヌムと呼ばれた古代ローマ都市の遺跡がある
神聖な泉があったため紀元前6世紀の古くから栄え、紀元前2世紀にはローマ人によって征服されたのちは神殿などの大きな公共建築物が建てられた
1921年に発掘が始まり現在も進行中
写真はこの遺跡の入口、後ろがアルピーユ山脈 -
遺跡の中でも特に保存状態の良いものが上の写真の2点
左は凱旋門でグラヌムの町の入口のシンボルだった
門には紀元前49年のマルセイユ降伏を記念するレリーフが刻まれている
右は霊廟でアウグストゥスの孫に捧げられたものと言われている -
由緒ある遺跡の下で子供たちは無邪気に遊んでいた
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霊廟のアップ写真
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霊廟の台座には戦闘シーンが活き活きと描かれていた
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凱旋門のアーチ内部にも細かな模様が刻まれていた
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サン・レミ・ド・プロバンスには Le Monastère de St-Paul Mausole(サン・ポール・ド・モーゾール修道院)があり、もともとは聖者ポールの奇跡を記念して建てられたが現在は小さな教会が残るのみ
18世紀以降は精神病院となりここに魂を病んだ炎の画家ゴッホ(ちなみにフランス語ではゴックと発音)が一時入院していた
ツアーメンバーの他の二人はこの中に入っていった -
精神病院を敬遠した自分はゴッホが描いたという周辺の景色を散策した
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日本では珍しくもないが、フランスではプロバンスなど限られた場所にしかいないと言われるセミ
あまりにも大きな声で鳴くので童心に帰ってセミを探した
ところがなかなか見つからない
なかなか見つからないはずだ。木と一体化したような保護色で、また大きな声の割には体は小さく、日本でいえばツクツクボウシくらい(ゴキブリより少し大きい程度)だった
大きな声の割には小さな体だった -
別のセミがプラタナスの樹に止まって鳴いていた
フランスではセミ(Cigale)は幸運をもたらすという
このセミは私にどのような Bonne Chance をもたらしてくれるのだろうか、、、楽しみだ
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旅行記グループ 南欧・美の旅・・・・ガウディ建築、満開のラベンダー、アルル衣裳祭など見どころ満載だった
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