2016/05/28 - 2016/05/28
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東京から日帰りで全都道府県めぐりの第34回目は滋賀県です。
世界遺産に登録されている比叡山(古都京都の一部として登録)、
日本一の面積を誇る琵琶湖、
琵琶湖東部(東近江)の彦根、多賀大社あたりは
関西圏以外の方でもわかるかと思います。
それなのに滋賀というとマイナーという営業力の弱さw
近江県に改名しようなんて話もありましたが、わかる気がします。
調べてみると案外いろいろ見所がでてきてかなり迷った結果、今回は琵琶湖をメインに旅行することに!
前半は琵琶湖を縦断するクルーズに参加し、後半は東近江エリアを散策して琵琶湖を陸地からも見てみました。
今回のざっくりスケジュールはこちら。
6:00 東京
↓
8:44 浜大津
9:30-13:50 琵琶湖縦断クルーズ(事前予約)
14:00-14:45 長浜観光
↓
15:25-17:20 彦根観光
↓
17:45-21:00 近江八幡観光
21:08 近江八幡
↓
23:45 東京
ところが日帰り都道府県シリーズ初の失態が。。
<お金>
交通費 30,000円
ぐるっとびわ湖島めぐり 7,820円
入場料・神社仏閣 1,265円
食費 9,705円
合計 48,790円
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-
5:51
おはようございます!
東京から滋賀県へ向かいますが、新幹線のぞみは残念ながら滋賀県をスルー。。
時間的に最も早く着く京都経由で向かいます。
なんでもない土曜日のこんな朝早くなのに新幹線は結構埋まっていて、数日前の時点で窓側はすべて埋まっていました。
JR新幹線のぞみ1号
6:00 東京駅→8:08 京都駅
普通乗車券(都区内-京都市内) 8,210円
指定券 5,700円 -
京都に到着。
うっかり下りて京都観光に行きたくなりますが今回は我慢して乗換えです。
なんと。
7:39大津京駅で人身事故とのこと!
乗る予定だった湖西線は完全停止状態。。
琵琶湖線(東海道本線)は動いているとのこと。
よかった。。
無理でも京阪さえ動いていればいいのでなんとかなるけど、電車に飛び込むのは本当に迷惑!
JR東海道本線(琵琶湖線)
8:22 京都駅→8:26 山科駅
(上記普通乗車券に含む) -
なんだか乗換えが多い。。
今度は山科駅でJRから京阪に乗換え。
JRの改札と京阪の改札が向かい合っているのでスムーズに乗換えができて便利。
京阪京津(けいしん)線
8:32 京阪山科駅→8:44 浜大津駅
240円 -
この路線では、狭くて昭和を感じる駅のホーム、山を迂回しつつ結構な勾配を上って行ったかと思うと脱線するんじゃないかと思うような急カーブがあったり。
最後は路面電車になるし、たった12分の間にいろいろあるんですね。
浜大津駅に到着です。 -
8:48
駅のほぼ目の前に今回の琵琶湖クルーズの起点となる大津港があります。
数日前に予約しておきました。
なんと見事な曇り空!w
天気予報だと曇りのち晴れといってたから予約したのに。。
そのうち晴れると期待。 -
「重要眺望点」という看板がありました。
大津らしい魅力ある景観を眺望できる場所、という意味だそうです。。
左から長等山、比叡山、比良山と見えるそうですが、比良山は完全に靄で見えません。
比叡山は写真中央に薄く見えている程度。
看板には天気が良い日の写真が掲載されていたのですがたしかに綺麗でした。 -
大津港のチケット売り場向かいの建物に展望スポットがあるとのことで来てみました。
こんな殺風景な広場です。。 -
うーん、、
晴れていたらいい眺めだったのかなぁ。 -
9:24
ゲートが開き、乗船可能に。
まず目に飛び込んでくるこちらはミシガンという船。
今回のクルーズで乗る船ではありません。。
南湖を周遊する船だそうです。 -
今回乗る船はこちら。
ミシガンに比べると小さくて大丈夫なのと思ってしまいます。。
2階建てになっていて2階にはデッキがあります。
先頭部からは景色を楽しめないのが残念。
ぐるっとびわ湖島めぐり(琵琶湖汽船)
大津港-竹生島-長浜港
7,820円 -
9:33船が動き出しました。
2分ほどで西側(進行左側)に見えてくる橋のように見えるところが琵琶湖疏水。
明治時代に造られたもので京都に水を送り込む水路。
今も現役だそうです。 -
しばらく西側ばかりに見所が続きます。
サクサク進めていきます。
まず、こちらの長い建物はびわこ競艇場。 -
中央に見える背の低い建物は旧琵琶湖ホテルのびわ湖大津館。
切妻屋根が2つ見えるやつです。
ちょっと遠いですが、風格が伝わってきますね。 -
ちょっとわかりにくいですが、湖から棒状のものがたくさん生えています。
これは漁場。
琵琶湖は鮎が有名ですが、これは何を獲っているんだろう。 -
写真中央に見えるのは比叡山。
晴れている方がよかったけど、靄がかかっているのも幻想的でよしとしましょう。 -
これは遠すぎる!
クルーズガイドさんが鳥居が見えますか?とか言っているんですが、もはやウォーリーを探せ状態。。
必死に見つけたこちらは日吉大社だそうです。 -
珍しく東側(進行右側)の見所が。
遠くにうっすら見える陸地は蓮で有名な烏丸(からすま)半島。
この日は靄の向こうで何がなにやら。。 -
再び西側へ。
雄琴温泉郷が見えてきました。 -
雄琴沖に浮かぶおしゃれな観測塔。
水質調査をしているんだそうです。 -
9:57
続いて見えてくるのは浮御堂。
近江八景の「堅田(かたた)の落雁」ですね。
船は1-2分程度超低速にしてくれます。
写真を撮ってみますが、遠目です。。 -
貴重な(?)正面からの浮御堂。
やっぱり斜めに撮らないとよくわからないですね。。 -
10:02
橋の手前最後に見えてくるのは出島灯台(でけじまのとうだい)。
このエリアは琵琶湖の幅が狭いのと岩礁が多いことにより事故が多く、近隣の会社により琵琶湖初・唯一の私設灯台が建設されたんだとか。
現在は灯台としては機能していないようです。 -
琵琶湖大橋が近づいてきた!
琵琶湖が最も狭まっているためここに架けたようです。
車両などは有料だそうですが、歩行者は無料・・・
って歩いて渡る人がいるんですね。
一定の時速で走ると琵琶湖周航の歌が聞こえてしまうメロディーロード仕様だそうです。 -
琵琶湖の一番狭まっている場所といっても、この橋の長さ。
琵琶湖の大きさを感じます。 -
橋をくぐります。
-
橋をくぐった先では近江八景の一つ「比良の暮雪」の比良山が
・・・うっすら。 -
このくらい離れると琵琶湖大橋が見渡せます。
大きさが伝わるでしょうか。 -
10:21
進行右側を見ると長命寺山がこれまたうっすらと見えます。 -
もやの中に島が見えてきました!
-
最初の寄港地、沖島です。
琵琶湖最大の島だそうです。 -
海からは小学校が見えます。
在籍児童が約10人しかおらず、ガイドさんの話によると半数以上が島外から船で通っているんだとか。
悪天候のときとかどうするの。。 -
10:41
いざ上陸!
島めぐりツアーに乗った人にはフルカラーの沖島の地図が配られているので、それを見ながら町歩きです。
沖島
上陸無料 -
地図がなくても、港には沖島拡大マップが!w
カフェもあるんですね。意外。 -
下りてすぐにある沖島漁業会館で「沖島よそものコロッケ」を注文。
揚げてもらっている間に島内観光にでかけます。 -
港では、いかにもなバァちゃんが洗い物をしている?
良く見ると、流しの排水栓カゴ・・・? -
港に面した道路沿いは絵に描いたような田舎の景色。
-
色あせた武藤貴也議員のポスター。
そういえば滋賀県からの選出だったし、そういえばかつて自民党でした。。 -
公園というか広場のようなところの足元にかわいらしい絵が描いてありました。
-
おきしま資料館脇の路地を歩きますがこんなに細いの!?
目印としてガイドさんが立っててくれたから良かったのですが、そうじゃないと見落としてしまいそうです。 -
細い路地沿いに西福寺というお寺がありました。
小さな島ですが、お寺があるんですね。
西福寺
境内自由 -
結構立派なお寺なようです。
-
10:49
島の西側に、琵琶湖に突き出た橋のようなものがあります。
ここが沖島最初の見所。
(名前不明・・・)
散策自由 -
廃材を組み合わせたような感じだし、手すりは所々落ちちゃっています。。
-
先端からの景色。
・・・やっぱり天気って重要ですね。 -
突端から見た沖島。
海沿いの古い家屋がなんともいえない風情です。 -
結構水はきれいでした。
-
10:55
再び細い路地を抜け、続いては奥津嶋(おきつしま)神社へ。
藤原不比等が湖上安全を祈願して建立したとか言われています。
奥津嶋神社
参拝自由 -
ここは階段がそれなりに急。
さっき排水溝を洗ってたバァさんとか上がれるんだろうか。
意外と足腰鍛えていて私達より早く上れたりして? -
途中から石段の山道に。。
-
のぼりきったところには祠がありました。
-
ここからの眺めは、
・・・え。 -
少し下りたところからの眺めはよかったです。
-
琵琶湖もこんな風に見えます。
対岸は延命寺とかがある辺りです。 -
では船に戻ります!
-
11:32
11:25すぎに船は出港。
間もなくお弁当が配られます。
結構豪華!滋賀の食材がたくさん入っているそうです。
左の揚げ物には、鮎の天ぷら。
お弁当なので衣はブヨブヨですが、あゆはふわっとしていました。
中央にある赤茶けたものは赤こんにゃく(永源寺こんにゃく)。
ほんのり塩気がありますが、普通のこんにゃくのような。。
右上の豆は、海老豆。
小さな桜海老が数尾あるだけでした。豆はおいしい!
隣にあるピンクのは日野菜(ひのな)漬け。
ややかたく歯ざわりのよい、蕪っぽい漬物。
酸っぱさやしょっぱさはあんまりありません。
ウワサの「よそものコロッケ」は、ブラックバスやブルービルなどの外来種=よそものを使って、おから、ハーブなどで作ったものだそうです。
ややパサつきますが、いわれてもブラックバスとは気付きません。
胡椒のような風味がいいアクセントでした。
ごちそうさま!
湖国の恵み弁当・お茶 クルーズ料金に含む
沖島よそものコロッケ 300円 -
11:34
すごく見づらいのですが、手前の島から細い棒が延びているのがわかるでしょうか。
奥の陸地と空の境目あたりに重なって見えています。
これは伊崎寺の棹飛びの棹。
伝承では1000年ほど続くとされる棹の突端から琵琶湖へと飛び降りる行事だそうです。
現在は、行者の方だけが飛び込めるそうなので興味のある方は行者になるしかない!w -
11:51
沖島を出て30分ほど。
このあたりは湖岸までの距離が遠く、晴れていたらその規模がわかったんだと思いますが靄になってしまうと何も見えません。。 -
11:57
靄の中に、岩が見えてきました。
「沖の白石」というそうです。
船はここで超減速し、ぐるりと一周してくれます。
湖の上から見えている部分は一番高い部分で20mほどですが、このあたりは深いところで80mほどあるためもしかしたら全長100mほどの超巨大岩かもしれないといわれています。 -
角度によっては数が違って見え、このように一つの岩に見えたりするので化石(ばけいし)などとも言われたそうです。
-
実際にはこのように4個です。
-
沖の白石の右奥にうすーーくみえている島は多景島(たけしま/たけいしま)。
クルーズ船の復路に乗る方は寄るようですが今回は残念ながら寄りません。。 -
ぐるっと一周が終わり、再び靄の中へ。。
本当に何も見えません。 -
12:28
船めぐり2番目の見所は竹生島(ちくぶじま)。
島丸ごと寺院仏閣で住民はいません。 -
あんなところに鳥居がありますが、くぐっての参拝は通常できません。
後ででてきますが、観光客・参拝客はかわらけ投げであの鳥居に対峙することになります。。 -
12:35
いざ上陸!
琵琶湖八景の看板がありました。 -
上陸して参道を進むと料金所があり、そこをくぐると鳥居と階段がお出迎え!
ちなみに料金は島めぐりツアーの方はツアー代込なので、かわりに受付時にもらったプレートを提出します。
竹生島
入島料 クルーズ代込(通常400円) -
上の写真で見える階段を上りきるとまたも階段が!
通しで165段あるそうです。。 -
急な階段の脇からは崖に建つ建物が。
すごいバランス。。 -
12:38
はぁはぁぜぇぜぇ。。
なんとか本堂に到着です。
宝巌寺(ほうごんじ)
境内自由 -
聖武天皇が、夢枕に立った天照皇大神のお告げによって行基を派遣して開基したのが由来だそうです。
本尊は日本最古の弁財天で、江ノ島・宮島と並ぶ「日本三弁財天」の一つといわれます。
本尊は秘仏で、60年に一度しか開帳されず、次回は2037年。
多くの人は一生に一度しか見られないと思うので2037年までは生きないといけませんねw -
本堂の脇には不動明王が厳めしい顔で立っています。
-
三重塔。
2000年に再建されたものだそうで、若干ペンキが剥げている以外はまだまだ綺麗です。 -
階段を下ったところから琵琶湖が見えます。
もはや海にしか見えない。。 -
唐門を通って先に進みます。
この門は豊臣秀吉の命によって京都から移築されたものなんだとか。
工事中なのが残念。
オーストリアのお城にあった屏風に描かれた大阪城の門の絵にそっくりで、大坂城の唯一の遺構ではと言われています。 -
扉は見学可能でした。
なかなか年季が入った重厚感。
牡丹を表現しているんだそうです。 -
なんだろう?犬かな?
-
門の正面にはぼろぼろ状態の像が。
十六羅漢の賓頭盧尊者(びんづるそんじゃ)像だそうです。
注意書きに「大変古く壊れやすくなっております」とあるほど、みんな撫で回しすぎてすごいことに。。 -
写真左奥から歩いてきて観音堂をすぎたところ。
観音堂は写真右にあるのですが、撮影禁止でした。
黒ずみすぎていて、さっきからすごい雰囲気です。 -
その先にあるのは船廊下。
豊臣秀吉の朝鮮出兵のときに作られた御座船「日本丸」の船櫓を使っているそうです。
くれぐれも今後燃やされないよう保存していただきたいところ。
さっきから何気にすごいものが連発していますね。。 -
ちなみに下はこのようになっています。
岩場の上に建っていたんですね。 -
船廊下からつながってあるのが都久夫須麻(つくぶすま)神社。
交通安全・開運厄除の神様が祀られているそうです。
お寺と神社が同じエリアにあるのも神仏習合の名残でしょうか。 -
神社の向かいには龍神(竜王)拝所があります。
-
建物内には琵琶湖の水神をお祀りする場所があり、その向こうには→
-
鳥居が琵琶湖に面して立っています。
さっき船から見えたやつですね。
宮崎鳥居というのですが、この鳥居に向かって願かけをしながら「かわらけ」(素焼きのお皿のようなもの)を投げ、鳥居をくぐると願い事が成就するそうです。 -
よーく見ると白いのは全部かわらけ!
見た感じ、9割以上の方が叶っていなさそう。。
世の中厳しい!w -
船に戻る途中、道の脇にあるこちらは黒龍堂。
雨を降らす神様だそうです。
やはり水に関わりのある神様ですね。 -
13:17
これで竹生島を一通り見て周りました。
この後は島めぐりの船に戻る人もいますが、長浜行きや今津行きに乗換えも可能です。
今回は長浜行きの船をチョイス。
すでに結構並んでいます。
船
13:23 竹生島港→13:50 長浜港
クルーズ料金に含む -
13:39
進行左側に橋が見えるところは姉川の河口。
この奥で行われた姉川の合戦により、姉川は血で真っ赤に染まったといわれたそうです。 -
長浜城も進行左手に見えてきました。
もうすぐ到着。 -
14:04
長浜港から歩いて10分弱、長浜城に到着。
ここは豊臣秀吉が最初に持った城といわれますが、豊臣家滅亡とともに破壊され、これは再建された城状の建造物です。
長浜城歴史博物館
入場料 320円(JAF割引。通常400円) -
2階と3階は展示室になっていますが撮影禁止。
秀吉の書状や、イケイケの兜が印象的。
最上階は展望台になっています。
こちら西方向は沖島、竹生島や比良山が見えるはずですがご覧の有様。。 -
南方向。
正面の白い長浜ロイヤルホテルの右側に彦根城が見えるそうですが、これまた靄の向こう。。 -
上の写真の左側をよーく見ると背の高い像が立っているのが見えます。
長浜びわこ大仏といって、高さ28mだそうです。
東、北方向は建物ばかりなのですでに写真掲載枚数が多い今回は割愛します。。 -
長浜城を出て、周囲に広がる豊(ほう)公園から琵琶湖畔に出られます。
その一角に太閤井戸というのがありました。
貴重な長浜城の遺構の一つです。 -
14:41
歩いて10分弱。
長浜駅の南側には長浜鉄道スクエアがあります。
入口のこの建物は旧長浜駅舎。
珍しいイギリス式の建物で、現存最古の駅舎なんだとか。
趣のある駅舎で、中の見学も・・・といきたいところですが生憎時間がないので、今回は割愛。
中には模型車両や北陸線電化記念館もあるそうです。 -
館外には「旧長浜駅29号分岐器ポイント部」なるものがありました。
現存最古のポイントだそうですがちょっとついていけずw -
こちらが現長浜駅。
なんだか小さい!?
2階に上ると、線路をまたぐように改札口がありました。 -
エスカレーターの乗り口には秀吉、長浜城、琵琶湖のイラストが。
一応全部見たぞw -
電車に乗り、しばらくするとさっき長浜城から見えた長浜びわこ大仏横を通過。
おおきい! -
すぐに田んぼが広がります。
並木の向こうは琵琶湖なのですが、天気が悪すぎてよく見えず。。 -
15:44
次は彦根の予定なのですが・・・
うっかり寝てた!!?
すみません、気付いたら彦根を出たところでした・・・。
戻ってもよかったのですが、時間的に厳しそうなので彦根の後に来る予定だった近江八幡へ行ってしまうことに。
残念ですが、彦根はまたの機会ということで。。
JR琵琶湖線新快速
14:57 長浜駅→15:36 近江八幡駅
670円 -
近江八幡駅から観光の中心までは少し離れているのでバスで移動します。
「小幡町資料館前」というバス停までは2路線あり、長命寺線または野ヶ崎線が使えます。
http://www.ohmitetudo.co.jp/bus/rosen/index.html/
近江鉄道バス
15:45(時刻表は15:40) 近江八幡駅
→15:53(時刻表は15:45) 小幡町資料館前
220円 -
こんな何でもないところで下ろされました。
滋賀銀行の先の信号を左に入ると→ -
15:55
朝鮮人街道!?
この道は、将軍と朝鮮通信使のみ通行が認められていたためこの名前がついたんだそうです。 -
郷土資料館に入ってみます。
建物のつくりは和風には見えませんが、ヴォーリズというキリスト教宣教師によるものだそうです。
近江八幡にある和風っぽくない古い建物はほぼ彼によるもの。
学生がガイドの説明を聞いていました。
修学旅行?にしては地味なセレクトだし何だろう。。地元の学生かな。
郷土資料館
歴史民俗資料館・旧西川家住宅との3館共通入館券 600円 -
かつて八幡警察署庁舎として使われていたそうですが、どちらかというと古い学校のような雰囲気。
-
1階の展示室。
時が止まったかのようです。 -
でっち羊羹の製造具の展示がありました。
京都などで見かける丁稚羊羹ですが、この近くにある和た与というお店が発祥なんだそうです。 -
2階の展示室はあまり見るものもなく(失礼w
続いて歴史民俗資料館へ。
江戸時代末期の民家を資料館にしたものだそうです。 -
古民家としても見応えはありますが、銭枡、銭差し、財布、つり銭入れ・・・
近江商人らしい展示だなぁと思います。 -
一歩外に出ると、なんと風情のある通り!
この周辺だけの景色だし、舗装されているし、マンホールはあるし、車両通行も可能なんですが、往時の面影は十分感じられますね。 -
16:15
続いて旧西川家住宅へ。
ここも近江商人の家です。
16:30で閉まっちゃうので早く見ないと!
旧西川家住宅
3館共通券で入場(通常300円) -
入ってすぐ、吹き抜けのある豪華な造りにびっくり。
一見して豪邸です。 -
畳の部屋がいくつもあって、かなりの大きさ。
-
先義後利栄 好富施其徳
「義を先にし、利を後にすれば栄え、好く富んで、其の徳を施せ」
「富を好しとし」と読まずに「好く富んで」と読ませていたそうです。
利益を得ることはよいが、見合った社会貢献をしろ、という教え。 -
16:25
近江兄弟社のメンターム資料館なるものが!
土日祝日は閉館でした。。 -
ヴォーリズ像。
雨が降ってきちゃって、像も濡れだしています。。 -
16:27
雨が降ってきましたが傘を持っておらず、近くに売っている場所もなく、そのまま町歩き続行です。。
八幡堀にやってきました。
八幡堀
散策自由 -
八幡堀は戦国時代に造られた水路。
八幡山城のお堀としての役目と水運の役目があったそうです。
今では時代劇などのロケ地として使われているようです。 -
水路の脇に下りて散策できるエリアもぽつぽつとあります。
水路沿いをずっと歩ける道はないみたい。 -
水路沿いに歩くともう一つ橋がでてきました。
このあたりは整備されているので歩きやすいんですが、その割りに水路沿いに道が続いていないのはなんでだろう。。 -
さらに東側にも続いているみたいですね。
船にも乗れるみたい。 -
16:35
近江八幡の名前の由来になった日牟禮(ひむれ)八幡宮へ。
鳥居は上の橋の脇にあります。 -
鳥居から少し離れていますが、この楼門の奥がいわゆる神社になっています。
楼門には猿の彫刻がありくぐると災難が去るという触れ込みなのですが、肝心の猿を見つけられずじまい。。
日牟禮八幡宮
参拝自由 -
楼門の奥におわしますこちらが拝殿。
御祭神は譽田別尊(ほむだわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、比賣神(ひめがみ)という、あまり聞かない名前。
第15代の応神天皇、その母、宗像三女神のことだそうです。
草創は西暦151年!
藤原不比等が歌に詠んだり、徳川家康が参詣し、家光、家綱らが御朱印をもらっていたりと、歴史の深さがハンパじゃありません。 -
厄除開運おみくじひいてみましょうー!
おみくじ
200円 -
恋みくじひいちゃった!?
上の看板、よく見ると「恋みくじも入ってます」とのこと。。
しかも微妙な末吉!
「今夜限りと諦めて 明日に希望をつなぎましょう」
どういうことでしょうか。。
得意な科目云々とでてくるあたり客層が中学-高校生あたりっぽいのかな。 -
お参りを済ませ、雨の中ふらふら町歩き。
かわらミュージアムの入口。
白壁の倉庫のようなものが続き、地面には瓦が積みあがったオブジェのようなものが。
ただ、17:00で閉館でした。。 -
さっきの水路の脇に出ました。
八幡堀めぐりの船も閉店ガラガラでした。 -
気付けば雨も止んできて、いろんなものが閉店でしょうがないので、長命寺に行ってみることに。
1時間に3本しかないバスで向かいます。
バス
17:18(時刻表は17:16) 大杉町→17:31(時刻表は17:35) 長命寺
370円 -
17:32
途中、停留所のアナウンスで”ボーイズ学園前”と聞こえ、それただの男子校じゃないのかと思ったら「ヴォーリズ学園前」でした。。
長命寺バス停で下り、すぐ近くにあるのは長命寺へ続く階段。
808段あるらしいんですが、マジですか!? -
うわー結構ある!
-
うわーうわー
-
17:37
なんだろう、これは。。
まだ5分しか上っていないけど、すでに息が絶え絶え。。 -
変なオブジェをくぐったらまたもこんなに階段が???
-
ところで、周りの景色はというとずっとこんな感じ。
琵琶湖畔にいるのですが、湖は全く見えません。 -
17:43
ようやく終わりが見えてきた・・・
と思ったら、扉が閉まってる!
長命寺は17時で閉店ガラガラでした。。
まじか、、よく調べておかないから。。 -
一応看板を撮影w
健康長寿の観音様だそうですが縁がなかったということは、不健康短命ってことでしょうか。。
ちなみにこの長命寺、あの聖徳太子の開基といわれ、一時は比叡山延暦寺西塔の別院としての役目もあったんだとか。 -
帰りは舗装された道路で帰ります。
こっちの方が距離が長いんですが、石段を下るよりは負担が少なそうな気が。 -
帰りは少しは琵琶湖が見えるかと期待したのですが、このカーブから見えるだけであとは全く見えません。
残念。。 -
下ってきました。。
バス停の横では長命ずいかくの湯というのが工事中。
2016年7月オープンの温泉だそうです。
長命寺の階段攻めで汗だくになった帰りに寄るのもいいですね。 -
18:06
西方寺裏手にある松ヶ崎という一画は琵琶湖が見られます。
旅の最後に太陽が出てくれました! -
左のほうは対岸も見えて湖っぽい。
正面のこんもりしたところは「岡山」というそうです。。 -
少しだけ道路沿いに歩いてみたらこんな石碑があり。
-
その石碑脇からの琵琶湖。
夕日はどこでもきれいなものだけど、今日はやさしい夕日で癒されます。 -
石碑脇はあまり眺めがよくないので、結局松ヶ崎に戻ってきました。
ここはお寺の住職さんの邸宅など民家の裏だし、整備もされておらず、観光しづらいのがネック。。
夕日が超きれい!
湖に一筋の光の線ができてる!
バスの時間までしばらく見とれていました。
本当に最後晴れてよかった! -
バス停に戻る途中、長命寺港を発見。
ぐるっとびわ湖島めぐりの復路はここに寄っているみたいです。 -
ねこーー!かわいい!
しゃがんだらこっちに寄ってきた!
ピンがこなくてすみません。。 -
ではではバスで帰ります。
バス
18:38 長命寺→18:57(時刻表は19:03) 近江八幡駅
490円 -
19:00
夜ご飯は近江牛がいいなと思って検索するも、夜やっているお店が少ない。。
検索の結果、駅近のティファニーさんへ。
近江八幡では老舗みたい。 -
店名のついた「ティファニー」コースをチョイス。
失礼になりそうであんまりやりたくなかったですが、今回は掲載枚数が多くなっているのでダイジェストで。。
すみません。。
近江牛フィレ肉の洗い(左上)、牛トロずしあぶり(右上)、特製スープ(左下)、本日の鮮魚料理(右下)
もうどれもおいしかった!
今写真を見返していても味を思い出す。。
迷うけど、この中だと牛トロずしあぶりが一番よかったかなぁ。
生肉は苦手なんですがこれは別。
溶けるんですよ! -
そしてメインの近江牛ロースステーキ!
噛むと脂が噴出してくる!
それなのに肉らしい噛み応えがありました。
塩、大根おろし、生醤油、ガーリックなどいろいろ乗せて食べてみますが、個人的には塩が一番好きかも! -
白いご飯は近江米こしひかり。
ふわふわという感じではなく、食べ応えのある感じ。
サラダもデザートもおいしかったです。
接客もお上手な方で気持ちよく食事ができました。
ごちそうさま!
ティファニーコース@ティファニー
7,992円 -
20:50
近江八幡駅に戻ってきました。
東京に帰ります。 -
え!白ポスト!
見るとついつい撮ってしまいますw
広島や香川で発見しましたが、滋賀にも・・・ -
帰りはこういう感じで帰ります。
JR東海道本線(琵琶湖線)快速
20:54 近江八幡駅→21:21 米原駅
JR新幹線こだま694号
21:44 米原駅→22:08 名古屋駅
JR新幹線のぞみ64号
22:12 名古屋駅→23:45 東京駅
普通乗車券 7,560円
特急指定券 5,270円 -
米原ではあんまり滋賀のお土産が売ってないんですね。。
時間帯の問題かなぁ。。
新幹線は時間通り!
意外と若い人がいっぱい乗っていてびっくり。
京都からの帰りですかね。 -
ちょっとめんどくさいけど名古屋で乗換え。
4分しかありませんが、向かいのホームなので超余裕です。
終電とはいえ意外とたくさんの人が乗っているんですね。
そういう自分も乗っているんですけどね。。 -
23:47
東京駅に到着。
実際の行程とまとめです。
6:00 東京駅
↓JR新幹線のぞみ1号(京都乗換)、JR琵琶湖線、京阪京津線
8:44 浜大津駅
9:30 ぐるっと琵琶湖島めぐり@大津港
・予約が必要。週間天気予報を要チェック(今回は予報が外れたけど)。
・往路は進行左側が見所が多い。ただ、どれも遠いのでカメラは望遠をつけたほうがよいかも。
・沖島は時が止まっている。数時間ぶらぶらしたい。
・沖の白石はこのクルーズでないと通常見られない。
・竹生島は階段多し。寺院仏閣は派手ではないが、由緒あり。日本三大弁天の一つらしい。この旅行シリーズではこれでコンプリート!
↓
13:50 長浜港
14:04-14:33 長浜城歴史博物館
・城というよりビルディング。建物より展示の方が興味深い。
・天守閣からは琵琶湖を一望。晴れていればきっと眺めが良さそう!
14:41 長浜鉄道スクエア
・外からチラ見。駅舎だけでも見ておきたい。
14:57 長浜駅
↓JR琵琶湖線新快速
15:36 近江八幡駅
↓バス
15:55-16:22 郷土資料館・歴史民俗資料館・旧西川家住宅
・展示品も興味深いが、建物の古さや保存状態に感心。
・旧西川家住宅前の通りの雰囲気とか最高。
16:27 八幡堀散策
・たぶん近江八幡一番の見所。水郷はあちこちあるけど白壁の建物と水路がこれだけ寄っているのはあまりない気がする。
・水路沿いの歩道は両側にずっとあるわけではなく、わかりにくい。
16:38-16:45 日牟禮八幡宮
・ひむれと読む。超由緒ある八幡様。ご挨拶しておきたい。
・運営の方、見ていたら厄除みくじと恋みくじは分けていただけると。。
↓バス
17:32-18:03 長命寺山登り
・拝観時間を過ぎたため、意図せず単なる山登りになってしまった。。約800段の石段は相当きついが、地元民によると年寄りが結構平気で上ってしまうらしい。
・しかも道中琵琶湖は全然見えません。
・舗装された坂道(車道)もあるが、車が来ると危ない。こっちも琵琶湖は一瞬しか見えません。
18:06-18:25 松ヶ崎周辺から琵琶湖を眺める
・夕方は琵琶湖に太陽の光の線が入ってきれい。
・松ヶ崎は民家の裏手なので静かにしたいのと、琵琶湖に対してやや斜めになってしまうのと、そもそも観光地ではないので、あまり勧められない。
↓バス
19:00 夕食@ティファニー
20:54 近江八幡駅
↓JR琵琶湖線快速
21:21 米原駅
21:44 米原駅
↓JR新幹線こだま694号
22:08 名古屋駅
22:12 名古屋駅
↓JR新幹線のぞみ64号
23:45 東京駅
寝過ごしという失態もあったけど、近江八幡がよく見られてこれはこれでよかったかも。
東京から日帰り旅行 滋賀県 おしまい!
おつかれさまでした。
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