《東京から日帰り》#25　高知県　室戸岬・龍河洞

2015/04/25 - 2015/04/25

東京から日帰りで全都道府県めぐりの
第25回目は高知県です。
全都道府県制覇までようやく折り返し・・・先は長いです。

今回は、まず室戸岬に行った後、
高知市周辺に戻り龍河洞と桂浜公園に寄るという、
かなりシンプルなプラン。
国内旅行にありがちな神社仏閣は一切寄らず、
自然を楽しむのが今回のテーマです。

四万十川やホエールウォッチングも気になったのですが
時間がなくて今回はパス。
高知県は広いので、3日くらいないと楽しみきれなさそう。

ホエールウォッチングのかわりに
お昼は鯨料理を食べに行ってきました。
打倒シーシェ○ード！ｗ

実際の行程はこちらです。

8:18（時刻表は8:05）　羽田空港
　↓NH561
9:25（時刻表は9:30）　高知空港
9:50　レンタカーを借りて出発
　↓
11:39〜11:55　室戸岬
　↓
12:16〜13:20　鯨料理を食べる＠鯨の郷
　↓
14:45〜15:35　龍河洞
　↓
16:15〜16:50　桂浜公園
　↓
17:17　レンタカーを返す
18:17（時刻表は18:10）　高知空港
　↓NH568
19:13（時刻表は19:35）　羽田空港

どうも当初予定より慌しいな〜と思ったら、
帰りの飛行機、うっかり最終便でないのを買ってしまったらしい。。
（JALの19:05発がこの日の東京行き最終）

出かける直前に気付いて時間調整した結果、
一箇所の滞在が超短くなりました。。
あと1時間あったら室戸岬と桂浜公園、もうちょっと見られたな・・・

ちなみに、帰りがANAじゃないと嫌な人は
19:10 高知→19:55 伊丹 20:20→21:35 羽田　が最終です。（2015年4月現在）

エリア 高知

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 1.0

7:17

おはようございます。

高知行き初便は8時台で
これまでの東京日帰りシリーズでは最遅の出発。
やっぱこのぐらいの時間だと楽っすね。。


NH561
8:18（時刻表は8:05）　羽田空港
→9:25（時刻表は9:30）　高知空港
旅割75　\12,490
A320

富士山は久々によく見えました。

富士山の後に見えてきたのは中央アルプス。
遠くのはなんだろう？
北アルプスだとしたら次回行く予定です〜

9:50

ほぼ定刻どおり、高知空港に到着しました。
とってもいい天気で、あったかくて最高！

今回はレンタカーを借ります。
さすがにクーラーかけないと暑くてやばい・・・！

準備して、7時間30分しかない高知旅行にさっそく出発〜！


レンタカー
\6,804

高知空港（高知龍馬空港） 空港

10:55

途中、こいのぼりがたくさん！
ここ以外でもたくさん見たのですが
ここが一番だったかも。

このへんです↓
33.412509, 134.031457

なんかタイミング逃して盗撮風になってしまいましたが（汗）
お遍路さんもたくさん見ました。

車だってそこそこ疲れるのに、歩いて周るなんて・・・尊敬しますわ。。

11:39

出発して2時間弱・・・
ようやく室戸岬へ到着です。
今回の旅行は一箇所の見学時間が短いので手早く見学します。

まずは「民宿　室戸荘」の隣にある
展望台に上ってみます。


室戸岬園地休憩所・展望台
入場無料

室戸岬 自然・景勝地

ぱっと見るとこんな感じ。

街灯が若干目障りなので→

アップ！

岩の形から、海底火山のマグマが固まってできたことが
なんとなくイメージできます。

上の写真の左方向。

あっちも岩がごろごろ。

展望台から降りたら
尾びれのオブジェが。

鯨・・・ですよね？なぜ尾びれだけ・・・
ホエールウォッチングのイメージなのかな・・・

岬の方を歩いてみることに。

展望台正面から海のほうに行くとあるのが
月見ヶ浜。

砂浜じゃなくて、石の浜なんですね。

海辺まででてきました。
波が結構あって、岩にたたきつける様子はそれなりの迫力。

月見ヶ浜とつながってますが、
この辺りは灌頂ケ浜という名前だそうです。

白いのはなんだろう？とよく見たら
珊瑚！？

あちこちに散乱していました。

よく見ると、岩と一口にいっても
黒のゴツゴツ系と
土色のねっとりしてそうなやつがありますね。

土色のはいかにもマグマって感じ。

ふと後ろを振り返ると、室戸岬灯台が。

あんな高いところに・・・

灌頂ケ浜から道路に戻ると、
中岡慎太郎像がありました。

あまり知られていない人ですが
坂本龍馬とともに「幕末の志士」とかいわれるそうです。

中岡慎太郎像 名所・史跡

その台座（一番下の横長の部分）は
斑レイ岩という、マグマが固まってできた岩を使っているそうです。

ゆっくり冷えて固まると大きな岩になるそうで、
見た感じゆっくり系の岩を集めて作ったようですね。

近くの駐車場にあった岩。

どこかで見たことのある形だと思ったら
キルギス・カラコルで見たブロークン・ハートに似てるかも。
ちょっとこっちの方がいびつですが。。

カラコルのブロークン・ハートはここで訪問していました。
http://4travel.jp/travelogue/10922045
「裂けた心臓」で検索すると画像が出ます。

付近には風見鯨なるものもありました。

黒御影石でできているそうで、
風速5〜6mくらいで風上を向くんだそうです。

12:16

鯨のオブジェをみたら
今度は鯨を食べてしまいましょう！

室戸岬から車で15分ほど走ったところにある
道の駅 キラメッセ室戸のレストランです。

道の駅 キラメッセ室戸 道の駅

まずまずの混雑。
入る前に少し並び、
注文してから出てくるまでもやや時間がかかりました。

頼んだのは鯨御膳！
刺身、竜田揚げ、たたき、酢味噌和えの鯨料理4品に
土左日記と思われるお菓子がついてきます。

刺身は半解凍状態。生姜と濃い目の醤油をつけていただきます。
臭みはないものの、食べた後鼻に独特の香りが少し残ります。
個人的にはニンニク醤油で食べるのが好きですが、生姜もアリかも。

たたきはポン酢でさっぱり。鯨に多い筋も少なくペロリといけます。
ただ、鰹と言われてもわからないかも。。
海鮮サラダが一緒になっててよく合います。

竜田揚げ。過去給食で食べたことがある人はほとんど50代以上でしょう。
私は初挑戦。筋が多く硬い鶏肉みたいな感じ？獣肉の味でした。。

酢味噌和え。
部位は舌で、酢味噌の関係で言われないと鯨と分からないと思います。
脂のようなやわらかいところと、噛み応えのある部分とがあり
脂の多いベーコンのような食感。

おいしかったです。
グリーン○ースやシー○ェパード関係者も食べてみればいいのにｗ

ごちそうさまー


鯨御膳＠食遊「鯨の郷」
\2,500

レストランから海が見えたので、食後海辺に行ってみると
またもごつごつの岩の海岸！

上の写真の左側もごつごつ！

レストランの隣に鯨館というのがあり
鯨関係の展示がされているようですが
ぱっと見の雰囲気と時間の関係でカットすることに。

建物の脇にはまたまた鯨！

一貫して鯨推しなんですね。

13:24

「吉良川の町並み」という看板。
行きに気になっていたので、
予定外ですが数分立ち寄ってみます。

吉良川の町並み 名所・史跡

駐車場のそばの路地を入ると
このような建物が目に付きます。

どうやら室戸岬は台風銀座だそうで、
雨による建物への被害を少なくするため
郷土の強い土佐漆喰で塗った壁に
白壁に直接雨がつくのを軽減する水切り瓦がついています。

そういえば、今回のルート上では屋根に鯱のついた家を結構見ましたが、
（最初鯱じゃなくて鯨だと思ってたｗ）
あれはお城と同様、火難除けの意味らしいです。
多雨対応壁にして鯱をつけたら完璧ですね！ｗ

ゆっくり町歩きもよさそうですが
この日はチラ見して終了。車に戻らなきゃ！

途中、奈半利町に差し掛かります。

「なはり素通り禁止八策」なる看板が。。

1と2と5は意味が分かるのですが
後は何を言っているやら。。

8の「脱藩もんもかまんぜよ」って一体。。

14:53

高知空港付近まで戻ってきました。
龍河洞という鍾乳洞に到着です。

ここまで来るのに
駐車場から歩いて5分ちょっとかかります。

階段かよ・・・と思ったら→

龍河洞 自然・景勝地

エスカレーターがありました！

洞窟の中は30分程度歩くそうなので
もちろんエスカレーターを使って体力を温存しますｗ

ここが洞窟の入口。
入口は11℃くらいでちょっと寒いけど
中は15℃くらいだし歩くので寒くはないよとのこと。
それでも長袖は必要だと思います。


龍河洞
入場料　\1,000（JAF割引後、通常\1,100）

龍河洞 自然・景勝地

早速潜入です。

いきなり狭い！
しばらくこのような通路が続きます。

左側は水路になっているのですが柵がありません。
落ちちゃう人いるのでは。。

14:59

最初の見所は「石花殿」。
見所にいちいち名前がついています。

鍾乳洞というので、ツララみたいなのを想像していましたが
このあたりはそういうのはほとんどありません。

これなんか温泉地とかにありそうな風貌。

15:02

「雲の掛橋」。
石灰岩の柔らかい部分が水で浸食され
残った部分なんだとか。

これはこれで珍しそうだけど
ちょっと思ってたのではないな。。

15:02

すぐそばに「飛龍の滝」というのがあります。
この鍾乳洞では二番目に大きい滝だそう。

15:04

「記念の滝」
これは洞内最大の滝だそうです。

この滝の奥の調査で奥洞を発見したときに
思い出深いから「記念の滝」というんだとか。
なんとも安易な・・・ｗ

15:05

「雨降石」「絞り幕」
これこれ、こういうのが見たかったんです！

なかなか立派！！

15:07

だんだん鍾乳洞っぽくなってきました。

こちらは「前の千本」。

こちらは「奥の千本」。
なんという安直な名づけ。。

なぜかライトアップされてるし。。

15:09

裏も見えるので「裏見の滝」
とはいえ今度は滝ではなく鍾乳石でできています。

大きい！

15:10

「玉簾の滝」

斜めに撮影しているので大きさが分かりにくいですが
これはなかなかの大きさ。
高さ6m、幅4mもあるそうです。

15:15

「龍河洞にも龍馬像」なる看板が。

矢印の向こうに・・・
首っぽいのが見えますが、それがどうも龍馬らしいです。。

さすがに無理があるのでは。。
ちょっと矢印からずれてるし。。

15:17

「神の壷」
2000年以上前の先住民族の土器が
こんなところに残っているんだとか。

土器が鍾乳洞の一部になっているのは
「世界唯一の貴重な資料」だそうです。

小さいけど、価値は大きいわけですね。

15:20

出口近くにあったのが
「昭和12年より神の壷のように
　鍾乳石に包まれるか実験中の壷」。

今年は2015年なので78年も置いてあるようです。

下の方が徐々にくっついてきている！？

では車に戻りまーす！

16:22

車で約40分。
最後は桂浜公園にやって来ました。


桂浜公園
入園自由
駐車場（普通車）　\400

桂浜公園といえば坂本龍馬像！
まっさきにここに来てみたはいいものの・・・

逆光・・・

桂浜 自然・景勝地

像の隣は工事中か何かと思ったら。

「龍馬に大接近」と題して
高さ13mの展望デッキができていました。
ナイスタイミング！

結構頻繁に行われているようですが
今回のは2015/4/11〜5/24までだそうですので
興味のある方はお早めに。


龍馬に大接近（簡易展望台）
入場料　\100

工事現場の足場のような階段をのぼり簡易展望台へ。
ちょっと像より高い位置から見られるのはいいですね。

手をお腹のところに入れて、服が撓んでいる感じとか
なかなかリアル。

龍馬の目線は太平洋へ。
これ見たかったんですよ〜

続いて桂浜へ。

ここは砂浜なので、靴に注意です。

浜辺はきれいなのですが遊泳禁止。

海の中に人がいないおかげで、写真撮影ははかどりそうｗ

波音を聞きながら海を見つつぼぉーっとします。

公園の売店で買ったかりんとうまんじゅうと
ゆずサイダーを飲みながら休憩〜

かりんとうまんじゅう、うまっ！
こしあんがぎっしり入って中はしっとり。
上の皮がかりんとうっぽくなっています。

サイダーはふつう。全然ゆずっぽくなくて、むしろがっかり。


かりんとうまんじゅう
\120

ゆずサイダー
\130

あの岩のあたりには
龍王岬展望台というのがあるらしいのですが
もう時間がなくて残念ながら行けずじまい・・・

ああ、なんで最終便じゃないのを買ったんだろう・・・
最近いろいろミスが多いなぁ。。

というわけで撤収です！

17:21

レンタカーを返し、空港に戻ってきました。


ガソリン
\1,134（7.77リットル）

高知空港（高知龍馬空港） 空港

では東京へ向けて帰りま〜す！

NH568
18:17（時刻表は18:10）　高知空港
→19:13（時刻表は19:35）　羽田空港
旅割75 \12,690
B767-300

19:32

なんと20分ほど早く羽田空港に到着。

そして今回の写真掲載はなんと59枚という圧倒的少なさ！
旅行記を書き始めた頃を思い出しますｗ

まとめます。

室戸岬
・マグマの固まった岩が多くて見応えあり。
・反捕鯨の人じゃなければ、鯨料理もいいかも。
・吉良川の土佐漆喰と水切り瓦の町並みは狭い範囲だが意外にアリ。

龍河洞
・玉簾の滝が一番すごかった。神の壷は小さいけど興味深い。
・ライティングが今ひとつ。。
・正直、沖縄の玉泉洞のようなザ・鍾乳洞という雰囲気ではない。
　特に入ってすぐは単なる洞窟が続く。
・足場が狭く、歩きにくいので注意。

桂浜公園
・浜辺の景色はさすがにきれい。のんびりしたい。

東京から日帰り旅行　高知県　おしまい！
おつかれさまでした。