2016/04/30 - 2016/04/30
38位(同エリア166件中)
旅人のくまさんさん
- 旅人のくまさんさんTOP
- 旅行記6398冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 4,827,786アクセス
- フォロワー205人
奈良にあるツツジの花のお寺、長岳寺の紹介です。日本最古の歴史の道といわれる、山の辺の道のほぼ中間点に位置する古刹です。弘法大師・空海の開基です。
- 交通手段
- 観光バス
PR
-
釜の口山・長岳寺の境内光景です。弘法大師・空海が開基したと伝わる、高野山真言宗の古刹です。
-
正面から眺めた、長岳寺本堂の光景です。中央手前に石灯篭がありました。本堂は、天明3年(1783年)に再建された建物です。
-
少しズームアップした、正面から眺めた、長岳寺本堂の光景です。本尊の阿弥陀如来を始めとする三尊像と、多聞天、増長天立像が祀られています。
-
イチオシ
例年より少し早いとお聞きした、カキツバタが満開だった放生池の光景です。その池に、満開のカキツバタが姿を映していました。
-
サツキの花のお寺として有名な長岳寺ですが、カキツバタや紅葉でも名高いお寺です。関西花の寺二十五霊場の第19番札所です。
-
同じく、放生池とその周りの光景です。この時期、サツキやカキツバタの花のほか、広大な境内の新緑にも癒されます。
-
見頃を迎えていた『カキツバタ(杜若)』ですから、もう少し紹介を続けます。カキツバタと池の畔の赤いツツジの光景です。カキツバタは、放生池に映り込んでいました。
-
手前に赤い椿の花と、新緑の楓を入れた放生池の光景です。地元愛知県の三河地区には、在原業平所縁の杜若の池がある無量寿寺や、国の天然記念物の杜若原生地の小堤西池があります。
-
放生池で泳ぐ、庇護糸の語彙の光景です。杜若ですと、どうしても在原業平のカキツバタの和歌を連想します。『から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞ思ふ』は、『古今和歌集』に選ばれています。
-
新緑の木々で溢れた長岳寺の境内光景です。その中で赤いツツジの花が彩を添えていました。
-
赤く色付いた実が付いた、『カエデ(楓)』の枝先光景です。この楓が、秋には紅葉の主役となります。
-
同じく、赤く色付いた実が付いた、『カエデ(楓)』の枝先光景です。『カエデ(槭、槭樹、楓)』は、ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属の木の総称です。翼果が脱落する時、空気の抵抗を受けて回転し、滞空時間を稼いで風に運ばれやすくなります。
-
満開のツツジの花と、鐘楼門方面の光景です。鐘楼門は、この後にも紹介しますが、日本最古とされる重要文化財の建物です。望楼を持つ、二階建ての檜皮葺の屋根です。
-
何度も紹介した、四国88カ所の地蔵尊の光景です。第75番札所の香川県の五岳山・善通寺です。弘法大師生誕のお寺です。現在は、四国霊場最大の五重塔があり、真言宗善通寺派の総本山です。
-
鐘楼門方面に移動する途中、振り返って眺めた本堂の光景です。本堂は、永禄年中(1558〜1569年)に焼失し、宝暦年中(1751〜1763年)から再建が始まり、天明3年(1783年)8月に落成した建物です。
-
鐘楼門方面に移動する途中、右手(北方面)に伸びる小道がありましたので、少し散策することにしました。本堂の西側になります。
-
本堂の西側にあった小道の光景です。石段が奥の方まで続いていましたが、散策はここまでにしました。
-
本堂の西側にあった小道から眺めた本堂の側面光景です。再建されて、230年余を経過した建物です。本堂に安置されている本尊を始めとする5体の仏像は国の重要文化財ですが、建物は指定されていません。
-
本堂の周りの樹木光景です。赤いツツジの花と新緑の光景です。生き物としての樹木の息吹を感じさせてくれる光景でした。
-
長岳寺の本堂光景です。長岳寺は、柳本町の東方、釜口(かまのくち)山にあり、俗に『釜口のお大師さん』呼ばれ、親しまれています。『釜口』の名は、日本武尊の十男・釜見王に因んだものといわれますが、『鉱山の口』、『塚穴』や『瓦釜』などの異説もあります。日本武尊(?〜景行天皇43年)は、記紀に記述された古代日本の英雄とされます。父は12代天皇の景行天皇、子の一人は14代天皇の仲哀天皇です。景行天皇在位中に亡くなり、自身は天皇位には就いていません。神話の世界です。
-
鐘楼門近くから眺めた、本堂の甍の光景です。江戸時代の長岳寺は、興福寺大乗院門跡末金蔵院に属していましたが、明治初年から大正末ごろまで高野山金蔵院、その後、高野山金剛峯寺末となりました。長岳寺の最盛期は、鎌倉時代や室町時代の中世期だったようです。
-
イチオシ
斜め前から見上げた、鐘楼門の上層の光景です。日本最古の鐘門であり、長岳寺では弘法大師当寺創建当初の唯一の建物とされ、平安時代の様式を残しています。柿葺(こけらぶき)の屋根です。
-
下層部は数次の修繕を経ています。上層と違って、鎌倉、室町時代の様式を残しているとされます。
-
『釜口山・長岳寺』のタイトルがあった縁起を記した説明看板です。かつては、本堂のほかに五重塔、十羅刹堂、真言堂、経蔵、宝蔵、愛染堂、大師堂、宿坊及び寺中坊舎42坊、外客坊、浴室などがあったと紹介されていました。まさに大伽藍です。
-
白い塀の上部を覆っていた蔦の新緑の光景です。偶然ではなく、意図的に、上に這わせてあるようでした。
-
白い塀の上部を這っていた、新緑の蔦のズームアップ光景です。秋になれば、楓とともに紅葉の主役になりそうです。
-
『庫裏・旧地蔵院』の表札です。旧地蔵院本堂と庫裏が、現在は長岳寺の庫裏として使われています。国の重要文化財の建物です。
-
『庫裏・旧地蔵院』の山門から眺めた境内の光景です。立寄ってみることにしました。長岳寺48カ坊の塔頭の内、唯一残った塔頭です。
-
境内に建っていた、国重要文化財の『旧地蔵院』と『旧地蔵院持仏堂』の紹介立札です。屋根は杉川を用いた大和葺きですが、玄関と持仏堂の屋根は檜皮葺と紹介されていました。
-
イチオシ
右側に見えるのが、『大和葺(やまとぶき)』の旧地蔵院の本堂、左側の唐風の造りの部分が、『檜皮葺(ひわだぶき)』の玄関です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2016春、奈良のお寺と花巡り
-
前の旅行記
2016春、奈良のお寺の花(4/17):長岳寺(4):拝堂、境内のツツジ、不動明王石像
2016/04/30~
天理
-
次の旅行記
2016春、奈良のお寺の花(6/17):長岳寺(6):旧地蔵院、参道のツツジ、石塀、大門
2016/04/30~
天理
-
2016春、奈良のお寺の花(1/17):長岳寺(1):名古屋からバスで奈良へ、伊勢湾岸道路
2016/04/30~
天理
-
2016春、奈良のお寺の花(2/17):長岳寺(2):山門、境内のツツジ、カキツバタ、地蔵尊
2016/04/30~
天理
-
2016春、奈良のお寺の花(3/17):長岳寺(3):カキツバタ、境内の四国88箇所巡り
2016/04/30~
天理
-
2016春、奈良のお寺の花(4/17):長岳寺(4):拝堂、境内のツツジ、不動明王石像
2016/04/30~
天理
-
2016春、奈良のお寺の花(5/17):長岳寺(5):ツツジ、カキツバタ、本堂、鐘楼門
2016/04/30~
天理
-
2016春、奈良のお寺の花(6/17):長岳寺(6):旧地蔵院、参道のツツジ、石塀、大門
2016/04/30~
天理
-
2016春、奈良のお寺の花(7/17):長谷寺(1):長岳寺から長谷寺へ、屋根付きの石段
2016/04/30~
桜井・三輪・山の辺の道
-
2016春、奈良のお寺の花(8/17):長谷寺(2):屋根付きの石段・登廊、牡丹、クレマチス
2016/04/30~
桜井・三輪・山の辺の道
-
2016春、奈良のお寺の花(9/17):長谷寺(3):牡丹、一茶句碑、本堂、大悲閣
2016/04/30~
桜井・三輪・山の辺の道
-
2016春、奈良のお寺の花(10/17):長谷寺(4):牡丹、弘法堂、空海座像、本長谷寺
2016/04/30~
桜井・三輪・山の辺の道
-
2016春、奈良のお寺の花(11/17):長谷寺(5):牡丹、五重塔、ウツギ、杉の古木、写経殿
2016/04/30~
桜井・三輪・山の辺の道
-
2016春、奈良のお寺の花(12/17):長谷寺(6):牡丹、里桜、ツツジ、大手毬、本坊大玄関
2016/04/30~
桜井・三輪・山の辺の道
-
2016春、奈良のお寺の花(13/17):長谷寺(7):牡丹、里桜、ツツジ、焼草餅、山藤
2016/04/30~
桜井・三輪・山の辺の道
-
2016春、奈良のお寺の花(14/17):室生寺(1):石楠花、仁王門、仁王像、日本桜草、金堂
2016/04/30~
室生・宇陀
-
2016春、奈良のお寺の花(15/17):室生寺(2):石楠花、本堂、五重塔、北畠親房の墓
2016/04/30~
室生・宇陀
-
2016春、奈良のお寺の花(16/17):室生寺(3):石楠花、紫蝮草、地蔵尊、奥の院
2016/04/30~
室生・宇陀
-
2016春、奈良のお寺の花(17/17):室生寺(4):石楠花、五重塔、弥勒堂、金堂、山門
2016/04/30~
室生・宇陀
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2016春、奈良のお寺と花巡り
0
30