新興宗教総本山ツアー　天理教本部を巡る＋本部お節会

2014/11/01 - 2014/11/02

奈良県には過去何度も足を運んでいる

奈良県のネタは色々とあるが、観光としても十分面白いと思うのでアップ

吉野、生駒、平群はもちろん、真夜中の東大寺二月堂の欄干でデートしたり、お水取り、飛鳥大仏、キトラ古墳など大半の神社仏閣も回っているが未だ手付かずの土地。

奈良県天理市

明治政府の神道押し政策教派神道の一つ、中山みきを祖とする天理教は戦後「おやさとやかた」という一大伽藍を構築し、その圧巻な佇まいは、日本のバチカンともいえる。

いずれしっかり見学をしたいと思っていた本部教会を、物好き友人5人と一泊で見学してきた。

旅行前に天理教全般について勉強したのはいうまでもない(笑)

エリア 天理(奈良)

まーったく目立たない名阪国道の伊賀のSAにある老舗のスジ屋でランチ

すじ煮

スジポン

この店ほんと旨い。

奈良といえば、無鉄砲
かなり昔に頂きましたが
結果口には合いませんでした

今回もまた口には合いませんでした

この日は奈良の観光なので、１日ぶらぶらします。

奈良公演でフードイベント

全てが美味しい上にリーズナブル

大将と女将の雰囲気もよく、本当にお気に入りの店

満腹も甚だしいほど満腹で天理に戻る

小料理屋　奈良

奈良市から天理に戻り、撮影の為本部教会に立ち寄る

鉄筋コンクリの新興宗教本山が多い中、この天理教の純日本建築の神殿がとても素晴らしい。

「悪しきを払うて…」と神殿の中からは信者の祈りの声が聞こえて来る。

ドキドキワクワクしながらチェックイン
つまみをコンビニで買い込で部屋飲み

ホテルではなく、もちろん信者用宿泊施設の某詰所に宿泊させて頂きました。
勧誘、説法などは一切ありませんでした。

どこぞの者ともわからぬ我々を泊めて頂き、ありがとうございました
お世話になりました

翌朝、おやさとやかたといわれる建造物を車で一周する。

この建築群は神殿を囲い取り巻く様に作られている。

未だ未完成

そして大鳥居？を超えて神殿へ向かう

神社を移転させ、鏡池を潰し本部教会を増築し今に至る

手水舎から神殿を望む。

ちなみにここの水はとても柔らかく甘味がつよい。

確認したら水道水の様だ。

美しい瓦に、木の香り
日本建築　最高です

信者でなくても拝観可能なので、もちろん中まで見学にいきました。

一体何畳あるのか？というほど広大な畳敷の礼拝場

ここまで凄いと、本願寺も真っ青かも知れません。

撮影は禁止。

宮大工、舟大工に造らせた回廊

デザインが可愛らしい

おやさとやかた　の近景

戦後、二代目真柱（組織的には理事長みたいなものなのかな）
が神殿を囲む様に天理教施設を建設する構想を打ち立て、現在も未だ未完成。

一体どれほどの信者達の寄進、喜捨があったのだろうか？
と宗教という思想の凄さが形に現れている。

本部教会から天理駅まで続くアーケードの天理本通

天理教関係店舗、雅楽屋など天理教信者用商店街ともいえる

JTBにある天理教団体割引用申し込み用紙

お社を講社という様だ。
講といえば仏教言葉だが、廃仏毀釈で神道に鞍替えした名残なのか

天理教出版物を扱う道友社の直営店

土産物屋も天理教に因むものが多い。

おぢばがえりした信者が土産として会社友人知人に配るのだろうか。

ついでに記す

毎年1月5日から7日まで開かれる本部お節会

煮干し出汁が大好きな私としてはたまらない雑煮

信者以外でも参加可能イベントなので、行ってみた。

天理高校のJKに聞いてみると、昆布と煮干しの出汁だそうだ。
水菜、餅が入っている。

煮干しの旨味を昆布が優しく包んでいるとも言える様な、さっぱり静かで上品な出汁でとても旨い。透明感はまさかの利尻昆布だろうか

バランスのよい無科調のうまさ。

レシピ欲しい。
焼干しで作りたい。

案内係に誘導されていく。

予め椀と箸が用意されていて座ると、水菜、出汁、餅係のJKたちが配膳に来てくれる。

お変わりしまくり満足しテントを後にする

天理本通にある天理教に御神酒を奉納している酒蔵の甘酒

これちゃんとした甘酒で美味しいです

遠景から見る神殿も美しい
やっぱり日本建築いいわぁ

各大教会の旗か立ち並ぶ