クアラで休憩（前半）奇祭タイプーサムを見に行く

2016/01/22 - 2016/01/24

インド北東部と中部の旅(2015/11/30~2016/1/21)を終えてクアラルンプールに到着。その後のスマトラ旅行に備えてしばし休養と祭り観光で過ごす。
【交通】()内は実際の発着時刻
1/21 Visakhapatnam 21:55 ⇒ Kuala Lumpur 4:20 エアアジア AK82 5,358円
1/22 KLIA2 ⇒ Chinatown バス RM10
1/27 KL Central ⇒ KLIA2 バス RM11
1/28 Kuala Lumpur 19:50 ⇒ Medan 19:50 エアアジア QZ123 1,369円
【宿泊】
1/22～26 Le Village China Town ドミトリー 326円(agodaで予約)
【為替】
1リンギット≒27円

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

1月22日(金)
朝からお腹の調子が悪い。この旅4回目の下痢。
空港で出会った韓国人Cさんと一緒にチャイナタウン行きバスに乗る。なぜかKLセントラル行きより安い10リンギット。バスは一時間以上かかってプドゥラヤバスターミナルに到着。
写真はチャイナタウンのアーケードの下で芸をやってる外人。

アゴダで予約済みのLe VillageまでCさんと同行。彼もここのダブルルームに決めた。僕は一泊12リンギットのドミトリーへ。
Cさんはビオラ奏者でヌーディストでAB型、およそ韓国人のイメージではない。

ル ヴィレッジ チャイナタウン ホテル

着いて早々水筒が行方不明に。この部屋にはこそ泥がいるのか？そう思うと憂うつになってきた。隣の外人が怪しい。普段は置きっぱなしの充電器も持ち歩かないと安心できない。そういえば下着も一式なくなっている。受付の男に聞いたらなんと全部片付けられていた。しかも水筒は外のゴミ箱に捨てただと！「だって忘れ物だと思ったんだ。台帳にはあんたの名前がまだ無いよ」ってそれは転記し忘れたお前らの責任だろ。302とマジックで書かれた下着袋を回収。隣の外人に声をかけなくてよかった。それにしてもマレーシア人はこんなに程度が低いのかと唖然としたが、よくよく聞いてみると１ヶ月前から働き始めたバングラデシュ人だった。

今日は食パンだけのリハビリデーに決めた。

夜はタイプーサムの出発式を近くのヒンズー寺院に見に行く。その前に腹ごしらえをしたいというCさんに連れられて大好物だというカレーラクサを味見させてもらったが、ベジタリアン用に豆腐のみが浮いていて人の好みはそれぞれだなと思い知った。

スリ マハ マリアマン寺院 寺院・教会

祭りは最初寺院の外で待っていたが、中に入れたので儀式の様子が間近に見れた。

だが行列とともに外に出るタイミングが遅れて身動きが取れなくなる。先頭が通りすぎた後にやっと履き物を回収。

チャイナタウンを迂回する行列を先回りして待つ。屋台街もしばらくは休業状態。

1月23日(土)
早起きしてクアラルンプール駅まで行ってみるが、数人から聞き込み祭りの本番は今夜から明日にかけてと知りBatu Cave行きを延期。
今度の下痢は薬なしでも１日で治った。食欲があれば重症にはならないとわかった。

クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅

ヒンズー寺院を偵察に行くが特にイベント無し。

スリ マハ マリアマン寺院 寺院・教会

朝食はいつもの店で経済米粉(1、7リンギット)

歩き方に載っていた南香チキンライスに行ってみた。

南香飯店 (チャイナタウン店) 中華

店内は満席。

チキンライスはベイクドを頼んだがボイルドしか無いようだ。相席の常連さんに習って生姜ダレで食べる。しっとりして美味い。(税込6リンギット)

セントラルマーケット

セントラルマーケット フードコート 地元の料理

三階のアートギャラリーに誘導されて行ってみる。

イバン族の工芸品など少数民族系の気を引く品がちらほら。

二階の3Dアートミュージアムにはペナンの通りで出会いそうな立体作品があった。

インド人街でレートの良い両替商を見つけた。

特に円からが抜群だがインドでまとめて替えて失敗した後なので一万円だけ替えておく。368リンギット。さらに315リンギットを100万インドネシアルピアに交換。次に行くスマトラ島はレートが悪いからだ。

隣り合うマレー人街では土曜マーケットが大賑わい。

屋台の一軒で食事。

牛串と鶏レバー串が各1リンギット。雑穀入りライスも買ってテント下で頂く。

二軒目の薬屋で待望のスメクタ調達。値段は1.68リンギットで日本の半額以下、フエの二倍。この感じならラオスでも手に入りそう。

1月24日(日)
ドミトリーで同室のイタリア人とLRTでBatu caveへ。まだ９時前なのに会場は想像を絶する人混み。

バトゥ ケーブス駅 駅

山車を担いだがっしり体型の男にサポートのインド人たちが付く。

男は頬に一本の串と背中に果実付の釣り針を二十本ばかりぶら下げているが、目を背けたくなるほど痛々しいものではない。

早々にイタリア人とはぐれて階段を上る。

若い女性が頬の痛みに耐えきれず鉄串を抜いて家族から手当てを受けていた。

何が彼女を駆り立てたのか。いやいやながらやってなければいいけど。

洞窟の中は満員の行列で、御供え物ごとにレーンが分かれていた。

バトゥ洞窟 寺院・教会

一番左はミルク壺のレーン。

トランス状態になって気絶寸前の大男。

神憑りになった女性からティカを授かる人々。

洞窟内は平素とは比べ物にならない人口密度。

下りる時はさらに混雑。将棋倒しの事故が頭をよぎり、手すりのある側を下りる。

無料のジュースが振る舞われていた。味は変だが炎天下では助かる。

中心部までバスで帰ることもできる。

寺院の外にも隊列は延びていて、綺麗な山車が次々現れる。

肝の座り方はこの女性が一番。

帰りは始発駅なので座れた。

クアラルンプール駅のひとつ手前のバンクヌガラ駅で降りてみる。

そごうデパートの南側に出て目論見どおり。

マレー料理のおかず屋で鶏の手羽元と貝を選んで食べる。

これで５リンギット。チャイナタウンよりは安い。

マスジットジャメを外から撮影。午後１時頃が一番明るく写るようだ。

マスジッド ジャメ 寺院・教会

この旅行記へのコメント （2）

• ラムロールちゃんさん 2018/09/15 21:36:41

  ！！！

  Halonさん、こんばんは☆
  
  貴重なものを見せていただきました！
  ありがとうございます。
  眩い山車…本当に、光り輝いていますね。
  背中にいっぱいのすだちのような果物なんて、一歩間違えるとギャグみたいですが…。
  …このお祭りのこと、少し知ってはいましたが、女の人も参加されるなんて！(*_*)
  "肝の据わった女性"の写真には、思わず声が出ましたよ。
  血液検査でぐったりする私には、考えられません。
  
  ラムロール

  Halonさん からの返信 2018/09/16 09:07:27

  Re: ！！！

  ラムロールさん　こんにちは
  タイプーサムは怖いもの見たさでいつか見たいと思っていて、タイミングを合わせてKLに滞在しました。
  前夜祭の山車はきれいでした。熱気もかなりのもの。
  本番のグロさ加減は正直思ったほどではなかったけれど、でもナマで見ると本当に痛そうで！
  この祭りの順番が回ってくる町内に住んでいなくてよかったです。
  Halon