インド北東部と中部の旅７●ビシュヌプル＆炭鉱の村

2015/12/20 - 2015/12/21

ビシュヌプルは16〜19世紀初頭までマーラ王朝の首都で、町中にテラコッタ造りの寺院が見られる。今は人口６万でインドにあっては市の範疇にも入らない地方の町。
翌日は炭鉱周辺の村からガスが噴出すジャリアに行ってみた。
【交通】()内は実際の発着時刻
12/19 Howrah 23:05(23:30) ⇒ Bishnupur 3:30(3:47) 普通二等席 Rs45
12/22 Bishnupur 3:31 ⇒ Bhojudih 6:43(6:57) 普通二等席 Rs30
12/22 Bhojudih 7:52 ⇒ Bhaga 8:34(9:35) 普通二等席 同上
12/22 Bhaga ⇒ Jharia 10:19 シェアオート Rs5
12/22 Jharia 13:15 ⇒ Dhanbad Jn 13:30 シェアオート Rs10
12/22 Dhanbad Jn 18:00 ⇒ Jasidih 21:05 普通二等席 Rs65
12/23 Jasidih 5:40 ⇒ Baidyanathdham 6:00 普通二等席 Rs10
【宿泊】
12/20 Bishnupur/HOTEL HERITAGE シングル Rs400
【為替】
1ルピー≒1.8円

エリア その他の観光地(インド)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ビシュヌプル駅から中心部まで2kmほど歩く。

あてにしていたツーリストロッジは値上がり、かつ満室でアウト。とりあえずホテル探しは保留して観光へ。

町の中心にあるラスマンチャ(AD1600)は唯一入場料を取られる。外から丸見えなので入場はせず。

なぜかこの町のヤギはじっとして動かない。寒いのにチャンチャンコ着てないからか？

南部の荒野に広がるジョルマンディル寺院群(AD1726)。朝だし外れにあるので観光客が来る気配全く無し。

静寂の中を見てまわる。

ラダゴビンダ寺院(AD1729)。

屋根の上にオウムが。

見事な板根の盛り上がり。

再びホテル探し。４軒目のホテル・ヘリテージでようやくまともな部屋を確保。

部屋に水シャワー付、400ルピー。Wifiはもちろん無し。地方の町ではこれが限界かな。

チキンパコラ(Rs10)。中にチキンのかたまりが本当に入っていて、なんでこれで10ルピーでできるのか不思議。店の人気メニューだ。

エッグロール(Rs20)。

マダン・モハン寺院(AD1694)。誰もいない境内で向かいの石段に腰掛けてじっくり鑑賞。

この寺と一対一で向き合う時間はとても贅沢だ。プライスレスなひと時。

テラコッタのキーホルダーをお土産に購入。

町中にこの形があふれていて、人が住み着いているものもある。

主役はオウム、でも少年が顔が濃すぎてオウムが目立たない。

無名の寺院だが屋根が特徴的。

民家の屋根も伝統のカーブを継承。

八角堂はすっかり庶民の憩いの場。

首を折りたたんだ牛、首が折れたわけではないと思うが。

横丁に入ったら子供たちに囲まれ、

引き連れて歩いているうち人数が膨れ上がった。

タブラ職人の作業を見学。黒い部分に米汁を塗ってチューニングしていた。

ビューティーパーラー。

彼女の流し目は16才には見えない。

池の畔で何か儀式をやってるなあ。葬儀のプージャが３日間続くとのこと。

15日間は油やスパイスの効いた食事は不可。フルーツと米で過ごすのだという。

湖畔で洗濯

12月21日(月)
町の東側をまだ見ていないので朝から観光。ジョルバングラ寺院(AD1655)。

５つの塔を持つシャイアムライ寺院(AD1643)は少し奥まったところにあり見逃すところだった。

民家の門にも寺院とテラコッタ。

サンスイのテレビを売っていた。

ビスケットはサンフィースト社のボウンスを指名買いするようになった。上からパイン、Eライチ、オレンジ、チョコ味。下のふたつが美味しい。7枚入り5ルピー。

駅まで歩く途中で出会った池のまわりの集落。

集まってきた子供達

この町にはベル二つの自転車が多い。

駅前は何かと騒音が激しいので、

少し離れたハヌマーンをまつる祠で暫くぼ〜っとする。

その後、再び村歩き。このお宅では硬い殻に無数の穴を開けた工芸品を作っていた。

駅前食堂でターリー（Rs30)と魚カレー(Rs20)を注文。お代わりしたら後で「うちはプレート制だ」とか言って２杯分の料金を取られた。ターリーはどこもお代わり無料じゃないんだ！2800ルピー盗難されたのと同じくらい悔しい。こういうのは金額じゃない。

6:57　ボジュディ駅。石炭用の貨物列車が長すぎて先が見えない。

駅の売店にてカップ入りチャイが4ルピー。発車ぎりぎりまでホームのコンセントでバッテリーを充電。

バガ行きの普通列車は10分ほど走ったところで長時間の停車。乗客も慣れているのか線路に座って時間を潰している。

9:35　１時間遅れでバガ駅に到着。

シェアオートでジャリアまで移動。

「BS世界のドキュメント」で紹介された炭鉱周辺の村を見て、たまたま今回の旅行経路に近かったから立ち寄ってみたのだ。最初は地図を見て炭鉱を探し歩いていたが、そのうち暇な大学生が案内役になってくれた。

石炭袋を運ぶ女性たちとすれ違う。

1kmほど歩いて炭鉱が見渡せる場所まで来た。
その近くの村に入るとき男が立ちはだかって「写真を撮るな！」と念を押される。取材を受けることが多いのだろう。

村では家の地下からガスが噴出す様子が見られたが、発火している場所は見られなかった。

あわよくばインド版「地獄の門」が見られないかと期待していたのだが。

古い駅の跡。

町中には古くて由緒ありそうな建物が目に付く。

お昼はフィッシュカレー(Rs50)。

ダンバッド駅で時間潰しに苦労。この町に見たいものは無いし。

予定を早めて夕方６時の列車に乗る。