インド北東部と中部の旅14●雄大な台地と遺跡の村マンドゥ

2016/01/09 - 2016/01/11

インドで一番美しい村と称されるマンドゥ。ここにはGinさんの旅行記を見て以来憧れていた。時が止まったような遺跡。地球の雄大さを感じられる風景。
インドールに比べるとレストランの食事が高いのが難点。
【交通】()内は実際の発着時刻
1/9 Indore 7:00 ⇒ Manpur 8:16 バス Rs70
1/9 Manpur 8:30 ⇒ Aali 10:15 バス 上記に含む
1/9 Aali 11:00 ⇒ Mandu バス Rs20
1/11 Mandu 8:30 ⇒ Indore Bus stand 11:55 バス Rs100
1/11 Bus stand ⇒ Indore駅 ミニバス Rs10
【宿泊】
1/9～10 Mandu/AJOOBA Guesthouse シングル Rs150×2泊
【為替】1ルピー≒1.8円

エリア マンドゥ(インド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 2.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

1月9日(土)
インドールのバスターミナルは駅から歩いて5分の近さ。近くの商店主に聞いたら「マンドゥー行きは別のバスターミナルから出る。そこまではシティーバスで行けるよ」と言われたが、直後に「マンドゥーヘ行く」というバスが現れた。慌てて移動しなくてよかった。
7:00　バスは出発。

だが途中のマンプルという町で乗換えさせられる。「マンドゥーまで70ルピー払ったよね」と確認すると、前の車掌が次の車掌に30ルピーを支払ったので追加料金は無し。

荷役用ラクダとすれ違う。このあたりはもうラジャスタン州に近い。

2台目のバスからもアーリという村の交差点で降ろされる。30分以上待った後、3台目のバスでようやくマンドゥーに到着。待ち時間も含め5時間を要した。

一緒にバスを待っていた警察官に「すぐ近くだから」と言われ警察署まで連れて行かれたが、署長に挨拶しただけで「もう帰っていいよ」だと。わざわざ歩いてきてやったのに、腹が立つ。ちょうど向かいにホテル・マハラジャがあったので全くの無駄足にはならずに済んだが。ここは信じられないくらい質素で原始的な部屋が300ルピーだったので、取りあえず却下。

バススタンド近くのホテルを2軒見た末に1ｋｍほど離れたアジョーバ・ゲストハウスで、

200ルピーのシングルが薄汚いので150ルピーに値切って交渉成立。

通り沿いの民家から微笑みかけられて喜ぶ。いい滞在になりそうだ（単純）。

再び村の中心に戻って観光開始。アシュラーフィー・マハル（勝利の塔）を見学。

肝心な勝利の塔は無くなっていて、本来はもっと巨大なものだったらしい。

マンドゥーでしか食べられないという果物。後ほどバオバブの実だと分かる。

向かいはジャマー・マスジッド。

ジャーミ マスジット 寺院・教会

インド最大で一番美しいアフガン様式の建築（LP）。

高校生の下校時間。

ジャハーズ・マハルはマンドゥーに来たことを最も実感させてくれる風景。「船の宮殿」とも呼ばれる。

宮殿地区 城・宮殿

ムンジャ池は水が干上がっていたが、地の果て感が味わえてこれも有りかな。

それに池伝いに対岸まで歩いて行けたし。

宮殿に上陸。

いつまでも見ていたい風景。

宮殿までピクニックに来ていた生徒たち。

ジャマー・マスジッドの南側はまだ通ってないという理由で枝道にそれたら定期市を発見。毎週土曜日は市が立つのだ。知らずに通り過ぎるところだった。女子色のターバンを巻いたおっさんたち。

広大な野菜売り場。

サクサクの乾パン（ラスク）が400ｇで10ルピーと激安。
バナナも安く通常でも6本10ルピー。皮が黒くなったものだと10本10ルピー。

一方ターリーはバカ高い。これで130ルピー。マンドゥー中のレストランが高い。

ジャイナ寺院を見学していたら、髭の大男から声をかけられ建物の屋上に案内される。

そこであろうことかキンタマーニを触られる。なんなんだ、コイツ？さっさと階段を降りて退散。男はなおも追ってきたが段差を踏み外してこけてやがんの。

夜は同宿の中国人Qさんの部屋に遊びにいく。彼もインドは5回目で今回は6ヶ月滞在するとのこと。中国国内では1ヶ月ビザしか取れないのでミャンマーで6ヶ月ビザを取ったそうだ。

1月10日(日)
レーワークンド遺跡群はマンドゥー村から南に4km。宿から歩き始めたら通りがかりのバイクが乗せてくれた。遺跡の手前1kmでお礼を言って下車。まわりには朝の農村が広がる。

バグワニア門への分岐点。次回行くことがあったら分岐道を歩いてみたい。朝陽を浴びた宮殿が見渡せるかもしれない。

空気入れで風船を膨らます少年。

レーワークンド池に到着。

レワ貯水池の遺跡群 建造物

ここは有料区域のひとつだが、外観から判断してがっかりしそうなので入らないでおく。

宮殿はあいにくの逆光。

ルプマティの離宮 城・宮殿

城壁の西端まで上れば見晴らしがいいのでは、との推測をもとに歩く。畑を突っ切り直線的に進む。

頂上は予想に反して広い草原。引き返そうかとも思ったが、考え直して草原を進む。

台地の北端に出た。眼下に見えるのはタラーオ湖とその先にマンドゥー村の中心部。

はるか西端には宮殿のような建物が見えた。あそこまでは行かねば。

そこは宮殿ではなく壁だった。

その先は視界が開けた。やっと達成感を得る。

さてこれからまた草原を越えて戻るのもつまらないので、西側へ下ることに。

麓まで歩いて25分かかった。

羊飼いのお嬢さんとすれ違う。

やがて谷と地平線を見渡す展望台へ。

谷の上に建つニール・カント・パレスはムガル帝国時代の宮廷。

もともとシバ寺院だった場所に建っていて、今でも寺院の参拝者が訪れる。

牛飼いが斜面を下ってゆく。

雄大な谷は村より低い位置に広がっている。

市場に売っていた緑の実はこの木から取れるのか。

この辺りの牛には飼い主がいる。

宿へ戻って洗濯。

午後からは村の北側へ。

アンデリ・バオリ。

屋根に上がると井戸がくめる。

ちょっと不便だが近所の娘さんたちが汲みに来ていた。

村の北部の門がデリー・ゲート。

城壁に上ると北側の台地が見渡せる。

1月11日(月)
830　本数の少ないインドール直行バスが出発。生きた鶏やら牛乳タンクと一緒に乗車。

道中は行きと同じ道だしこれといってトピックも無く、

途中でかわいこちゃん学生が乗ってきたことくらい。

この旅行記へのコメント （2）

• ラムロールちゃんさん 2017/01/19 08:05:36

  えっ

  Halonさん、おはようございます。
  
  衝撃的セクハラ！
  慌ててこけるぐらいHalonさんが魅力的だったという…
  それは、思いもよらないことがありましたね(>_<)
  ちなみに私は、インドではセクハラに遭ったことありません。
  幸い、ガン見だけです。
  
  ラムロール

  Halonさん からの返信 2017/01/19 12:00:56

  RE: えっ

  ラムちゃん、そういうエピソードを見逃しませんね。
  おじさん、この歳になって奪われてしまいました。けして魅力的とは思えませんが、白い肌がお好きなだったんでしょうかね。
  ガン見されても平気なラムちゃんも暗闇にはお気をつけ下さい。