インド到着前エピソード１●深センの青年求職ドミに投宿

2015/11/19 - 2015/11/23

インドへ向かう寄り道1カ所目は深セン。当初は福建省まで足を延ばす案も考えたが、面倒くさくなり深セン市内でだらだらと過ごす。
滞在先は1泊24元の怪しい宿。今どき深セン市内にこんな宿があったとは！いったいどんな輩が出入りしているのか？「ドキュメント７２時間」の取材をする気分。
【交通】
11/19 福岡18:05 ⇒ 香港20:50 香港エクスプレス UO639 2270円
11/20 香港国際空港 ⇒ 旺角(Mongkok) E21バス 14HKD
11/20 紅磡(Hunghom) ⇒ 上水 MTR 9.9HKD
11/20 上水 ⇒ 羅湖 MTR 21HKD
11/20 深セン ⇒ 田心村 18路バス 2元
11/23 笋崗 ⇒ 北環銅鼓天橋 237路バス 2.5元
11/23 大沖 ⇒ 深セン湾口岸 245路バス 3元
11/23 深セン湾口岸 ⇒ 天水圍警署 B2Pバス 8.5HKD
11/23 天水圍警署 ⇒ 香港国際空港 E34Aバス 13.9HKD
11/23 香港23:40 ⇒ Phuket2:10 香港エクスプレス UO763 5236円
【宿泊】
11/20-22 深圳天華青年求職公寓 ドミトリー 24元×3泊(Booking.comで予約)
【為替】
1HKD≒15円、1元≒19円

エリア 深セン(中国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: 香港エクスプレス航空

今回も福岡空港から香港へ脱出。 国内第3ターミナルから国際線連絡バスに乗り換えてみた。空港内を通過するので渋滞の影響は無く１１分で到着する。

香港空港第2ターミナルで重量チェック。青いバックパックが破れてきたので新調。自重が3割ほど増えたが容量も増えて余裕ができた。

11月20日(金)　早朝Ｅ21バスで香港中心部へ。

Ｅ21バスでジョーダンを通り過ぎそのまま乗り続けていたら海近くのバス停まで来てしまった。

ここで降りた意味を探しに直近の海辺へ。

高層住宅を見上げて香港を感じる。

最寄のオリンピック駅から高架を渡ってモンコック方向へ。

安物のエッグタルトは小さかった。

油麻地の市場を通り抜ける。

いまだ食べたことの無い人参果。

小汚い食堂の豚肉青菜飯でも32香港ドルだもんなあ。レート１５円では日本より高く感じる。

チムサーチュイのモスクで休憩。

九龍清真寺 (回教寺院) 寺院・教会

香港島まで渡ってみるかとも思ったが曇っているのでやめ。

紅磡(フンホム)ＭＴＲ駅まで沿岸道路を歩く。

紅磡駅 駅

フンホムから羅湖までは37.1ドルと法外に感じたので試しに上水まで買ってみる（9.9ドル/八達カードにて）。上水⇒羅湖は21ドルと乗り継ぐことで6.2ドル安くなった。車窓の新界地区を眺めたあと、羅湖から中国へ出入境（所要20分）。

羅湖商業城を右手に見ながら素通り。

駅前西広場から１８路バスに乗り田心村で下車。

辺りは学生アパートが目に付くエリア。予約済みの安宿「深圳天華青年求職公寓」を探すがなかなか見つからない。

住所の「田心村41棟」から判断してここしかないというのっぽな建物を発見。だが入口のパスワードが分からない。仕方なく一階の仏具屋の裏戸を通してもらい上がってみると、二階の3ＬＤＫがドミトリーになっていた。

深センで1泊24元という安さだけで驚きだが、ホットシャワー付でWifiも使える。住人は中国人男女3人、ロシア人プログラマー、オーストラリア人電子部品バイヤーでいずれも長期滞在者。

宿のオーナーは大学で建築を学んだが、就職できずにアパート民泊を開業していた。
夕食はエビと魚のフライ弁当10元。ちゃんとしたレストランのサービス弁当なので味もしっかりしていて美味しい。

11月21日(土)　宿周辺は観光地ではないが、旧跡のような場所を発見。

内部は枯れたいい雰囲気で突き当たりに廟があった。

午後から”世界の窓”近くの宿に引っ越す予定だったが「その宿に外国人が泊まるのは危険だ」という宿のオーナーや同宿のロシア人に説得され電話してみると、なんと外国人は宿泊不可とのこと。Booking comに載っていれば最低でも外国人が泊まれる宿と思うのはただの思い込みに過ぎなかった。

昼飯はサンマと鴨肉を選ぶ。店先のトレーに山ほど並ぶサンマを見て、今年の日本のサンマが高い原因を見たような気がした。

午後から河岸公園に出かけてみるがハズレ。

観光ポイントは無いが高級マンションならたくさんある。

ライチ公園は土曜日の人出。

荔枝公園 広場・公園

公園の昼の賑わい。

近くに見えても遠い京基100ビルの麓に来てみた。

京基100 建造物

老街の夜の賑わい。

老街 (東門街) 散歩・街歩き

11月22日(日)行くあてもなくふらっとやって来た東湖公園。

東湖公園 広場・公園

東湖沿いに建つ深セン美術館。

東湖ダム。

中国でよく買うもののひとつが焼き芋。500ｇが６元、これで３元。

スーパーでビールを買ってオープンテーブルで明るいうちから飲む(2.8元)。斜め向いに座った団地の主婦と小一時間会話。会員制旅行クラブで年に一回リゾートに出かけてるんだって。スマホの写真をたくさん見せてくれた。

すっかり暗くなった通りをふらふらと帰る。
宿に戻るとブラジル人夫婦がスーツケースを持って上がってきた。付き添いの中国人女性は通りで迷っていた彼らを見かねてタクシーで連れてきただけらしい。ブラジル人たちは部屋に入るなり個室じゃないことに文句を言い始めた。「写真の部屋とは違う！」と大げさなポーズで。「だったら他をあたってくれ」とオーナーも切れかけている。結局別のホテルを探しに出て行った。タクシー代も払わずに。

11月23日(月)紅豆沙餅がしっとり甘くて幸せ。

深センではビルを見て歩けば楽しみが増える。

237路と245路バスを乗り継いで深セン湾口岸までたどり着いた（乗継地点ではだいぶん歩いた）。

深セン湾口岸 その他の交通機関

いつもは乗り継ぐだけの天水圍で時間つぶし。駅のすぐ横には屏山文物径があり、１９世紀後半の建物が保存されていて散策にはお薦め。

洪聖宮 寺院・教会

仁敦図書室、この地の鄧一族によって建てられた。

地神さまを祀る祠。

聚星楼は600年の歴史を持つ。

元朗屏山聚星楼 建造物

E34Aバスで香港国際空港に戻る。

次のフライト先は布吉（プーケット）。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港