薩摩の旅(2)　開聞岳登山～長崎鼻～指宿～知覧～鹿児島

2015/02/01 - 2015/02/01

期限切れ間近だったANAのマイルで予約した特典航空券（ローシーズン12,000マイル）を使って、初めての鹿児島に1泊2日で行ってきました。

2日目は、開聞岳登山と指宿の砂蒸し温泉をメインに考えていましたが、想定より早く開聞岳に登れたので、長崎鼻や知覧にも立ち寄ることができました。

＜2日目の行程＞（時刻は定刻）
鹿児島中央4:51→5:56指宿6:09→6:34開聞（鉄道）
開聞中学校前10:12→10:24長崎鼻11:09→11:40砂むし会館/指宿駅13:21→14:22特攻観音入口/武家屋敷前16:03→17:15鹿児島中央駅（バス）
鹿児島中央駅19:00→鹿児島空港19:40（バス）
鹿児島20:25→中部21:40（空路）

エリア 指宿(鹿児島)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝4時半過ぎにホテルをチェックアウトして鹿児島中央駅へ。
こんな時間にもかかわらず、中央駅1階のステージ前に多くの若い女性が陣取っていましたが、有名人のライブでもあるのでしょうか。

始発列車で指宿へ。
開聞駅までは1290円。

鹿児島中央駅 駅

0℃近い寒さにもかかわらず、暖房が効いておらず、身体が冷え切りました、、、

指宿駅で枕崎行きに乗り換え。

指宿駅 駅

開聞駅は駅舎すらない無人駅でした。

開聞駅 駅

暗闇の中に開聞岳が見えました。

駅から20分ほど歩いて登山口（2合目）に到着

開聞岳 自然・景勝地

溶岩を掘削した切通しの登山道

5合目の展望台から長崎鼻方面の景色

6合目付近からは巨岩がゴロゴロ

7.1合目にも展望スポット。空気が澄んでいれば屋久島や種子島も見えるそうですが、登り・下りとも、霞んでいて見えませんでした。

「仙人洞」
噴火した際に溶岩がせりあがってできたもので、かつて山伏たちが修行の場として使っていたそうです。

9合目付近に設置されていた温度計を見ると、氷点下3℃くらいでした、、、

9合目の少し先から枕崎方面の景色。
海に開聞岳の影が映っていました。

長い梯子

山頂手前の御嶽神社

登山口から1時間25分ほどで登頂。
山頂付近の岩には霜が付いていました。

山頂からの景色。遠くに桜島らしきものも薄らと見えましたが、残念ながら、全体的に霞んでいました。

1時間10分ほどで下山し、登山口近くの「かいもん山麓ふれあい公園」から開聞岳。
登りでは山頂手前で3人とすれ違っただけでしたが、下りでは大人数の団体がいたり、多くの登山者と出会いました。

かいもん山麓ふれあい公園 キャンプ場

田園地帯から開聞岳

登山口付近の地図によると、「開聞駅前」や「開聞登山口」よりも近そうだったので、墓地の前の「開聞中学校前」バス停へ。

バスの本数が少ないですが、ちょうどいいタイミングでした。
鹿児島交通の指宿行バスで長崎鼻へ。
乗客は他に1人だけで、途中からは1人になりました。

ちなみに、この日のバス移動では、下記のサイトの時刻検索が役に立ちました。
http://qbus.jp/time/

「長崎鼻」バス停に到着。
料金は270円。

土産物屋が並ぶ道を歩いて長崎鼻へ

龍宮神社。
豊玉姫（乙姫）を祀っているそうです。

龍宮神社 寺・神社・教会

神社から長崎鼻方面の景色

開聞岳をバックにした記念撮影スポット

浦島太郎と亀の像。
長崎鼻は龍宮伝説の発祥の地だそうです。

灯台

薩摩長崎鼻灯台 名所・史跡

東側の海岸

薩摩半島南端の岬「長崎鼻」

長崎鼻 自然・景勝地

海の向こうに開聞岳

火山岩で形成された岬

長崎鼻の先端。
晴れ渡っていれば屋久島などが見えるそうですが、依然として霞んでいました。

途中で細いコンクリート上を渡らなければならない箇所があり、バランスを取りながら歩きました。

海岸と開聞岳

朝食を食べ損なっていたので、売店で焼きいもを購入（200円）。
種子島産の安納芋とのことで、薩摩芋と似た味で美味しかったです、

「長崎鼻」バス停から再びバスに乗って指宿へ。
途中で面白い形の山が見えました。

指宿の「砂むし会館」バス停で下車。
料金は490円。

砂むし会館「砂楽」 温泉

「砂むし会館砂楽」で砂蒸し温泉を初体験（930円＋タオル100円）。
浴衣を着て10分ほど砂に埋まった後は、普通の温泉に入りました。

指宿駅

駅前の足湯

当初の予定では指宿から鉄道で鹿児島に戻るつもりでしたが、開聞岳登山が想定より早く終わり、時間の余裕があったので、調べてみると、数少ない知覧行きのバスにギリギリで間に合う時間だったので、指宿駅前から鹿児島交通のバスに乗り込みました。知覧の情報は調べていませんでしたが、バスの車内でスマホを使って情報収集。
乗客は殆どの区間で1人だけでした。

知覧の「特攻観音入口」バス停で下車。
料金は920円。

灯籠が並ぶ道

知覧特攻平和会館。
入館料500円。
館内は写真撮影禁止でした。

知覧特攻平和会館 美術館・博物館

一式戦闘機「隼」（復元）

特攻像「とこしえに」と、航空自衛隊が使用していた初等練習機

「三角兵舎」（復元）
特攻隊員たちが出撃するまで起居していた宿舎で、敵の目を欺くために松林の中に半地下壕を作り、屋根には杉の幼木をかぶせて偽装してあったそうです。

三角兵舎内

特攻機の残骸

特攻平和観音堂

特攻平和観音 寺・神社・教会

バスにギリギリで乗り損なったので、歩いて知覧市街へ。
ここでも沿道に灯籠が並んでいました。

永久橋

「知覧武家屋敷群」
江戸時代に薩摩藩は領地を外城と呼ばれる113の地区に分け、地頭や領主の屋敷である御仮屋を中心に「麓」と呼ばれる武家集落を作り、鹿児島に武士団を集結させることなく分散して統治にあたらせたそうです。知覧はその外城の一つ。

知覧武家屋敷庭園群 公園・植物園

庭園は7庭園共通で入園料500円。

西郷恵一郎庭園

西郷恵一郎氏庭園 公園・植物園

平山克己庭園

平山克己氏庭園 公園・植物園

住居には現在も子孫が住んでいるようでした。

平山亮一庭園

平山亮一氏庭園 公園・植物園

二ツ家

二ツ家民家 名所・史跡

「二ツ家」の内部

佐多美舟庭園

佐多美舟氏庭園 公園・植物園

佐多民子庭園

佐多民子氏庭園 公園・植物園

佐多直忠庭園

佐多直忠氏庭園 公園・植物園

煙突のある住居

門前に河童が鎮座する住居

高城家住宅

森重堅邸

森重堅庭園

森重堅氏庭園 公園・植物園

麓川

歴史資料館「薩摩英国館」

薩摩英国館TEALAN 美術館・博物館

野菜の無人販売所に桜島大根

「武家屋敷前」バス停から鹿児島交通のバスで鹿児島へ。
このバスは結構多くの乗客が乗っていました。
途中でJRに乗り換えようかと思っていましたが、バス停は駅から少し離れた場所だったので、そのまま乗り続けました。

車窓から、噴煙を上げる桜島が見えました。

鹿児島中央駅前に到着。
料金は870円でした。

写真は駅前に立つ「若き薩摩の群像」

若き薩摩の群像 名所・史跡

高見橋のたもとに立つ大久保利通の銅像

大久保利通像 名所・史跡

道端の所々に像が設置されていました。

天文館

天文館商店街 名所・史跡

ドルフィンポート

ドルフィンポート 名所・史跡

ドルフィンポートから桜島を見納め

マイアミ通りの石燈籠

石燈籠 名所・史跡

「いづろ通」から市電に乗車（170円）

「高見橋」バス停で下車して「屋台村」に立ち寄ってみました。

かごっまふるさと屋台村 名所・史跡

鹿児島中央駅に戻り、「アミュプラザ鹿児島」B1のラーメン店「ざぼんラーメン」で、店名と同名の「ざぼんラーメン」を頂きました（830円）。

鹿児島中央駅前のバスターミナルからバスで空港へ（1250円）。
最終のためか満員でした。

南国高速バスセンター (バスターミナル) 乗り物

鹿児島空港のANAラウンジ

鹿児島空港 国内線 ANAラウンジ 空港ラウンジ

鹿児島らしく焼酎がありました。
さつま揚げのコーナーもありましたが、本日の提供を終了しており残念。