霧島山（韓国岳）登山＆えびの高原、霧島温泉

2018/10/28 - 2018/10/28

1週間前に鹿児島（屋久島）に行ったばかりですが、特典航空券を使って日帰りで再び鹿児島へ。2018年3月の新燃岳の噴火による入山規制が6月下旬頃に縮小されていたことに今更ながら気づいたので、霧島連山の最高峰・韓国岳（からくにだけ。標高1700m）に登ってきました。

＜旅程＞
中部7:30→鹿児島9:05（SNA19）
鹿児島空港9:40→丸尾10:14（鹿児島交通バス）
丸尾10:30→大浪池登山口10:50（霧島連山周遊バス）
大浪池登山口10:50-11:40韓国岳避難小屋-12:10韓国岳12:40-13:03韓国岳避難小屋-13:47えびの高原14:01-14:32白鳥山14:35-14:54六観音御池展望台15:02-15:14白紫池-15:33えびの高原（登山）
えびの高原16:00→硫黄谷16:21（霧島連山周遊バス）
丸尾17:33→鹿児島空港18:07（鹿児島交通バス）
鹿児島20:45→中部22:00（SNA28）

＜日本百名山登山記録＞
https://4travel.jp/travelogue/11346539

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス ソラシド エア
• 旅行の手配内容: 個別手配

7:30発のフライトで鹿児島へ。
ANA便名での予約でしたが、ソラシドエアの運航でした。

中部国際空港セントレア 空港

ソラシドエアは確か以前に那覇-神戸便に搭乗して以来

なんと新規就航の初便とのことで、搭乗証明書と記念品をもらえました。（ただ、実質的にはANAが運航していた便をソラシドエアが引き継いだだけです。）

志摩半島のリアス式海岸

室戸岬

鹿児島空港に近づくと霧島連山が見えました。

鹿児島空港の搭乗口では新規就航のセレモニーが行われていました。

鹿児島空港 空港

空港の売店でさつまあげを購入

バス券売所で霧島のバス一日乗車券（1100円）を購入。今回乗った全てのバスで使えました。

9:40発のバスで霧島温泉へ。乗客は数人程度。

途中、坂本龍馬が新婚旅行で滞在したという塩浸温泉を通過。

塩浸温泉龍馬公園 公園・植物園

乗り換えのため、霧島温泉の丸尾バス停で下車。土産物屋や観光案内所がありました。

霧島温泉市場 市場・商店街

霧島連山周遊バスで登山口へ。乗客は自分一人でした。

10:50頃、大浪池登山口に到着し、早速登山スタート。広い駐車場がないため、周囲の道路にはかなり離れた場所にまで路上駐車が連なっていました。

かつては霧島連山を縦走することができたようですが、2018年3月の新燃岳の噴火による入山規制のため、現在は緑色の登山道のみが通行可能となっています。

大浪池までは石畳や石段の登山道

20分ほど登ると大浪池が見えました。約5万年前の噴火活動でできた火口湖です。
その向こうに見えるのが韓国岳ですが、山頂付近に雲。。。

大浪池の周りを反時計回りに半周

基本的に樹林帯でしたが、所々に展望スポットがありました。湖畔の紅葉が綺麗♪

湖畔を半周すると韓国岳避難小屋

韓国岳へは階段がひたすら続く

紅葉

山頂に近づくと、火山らしい岩の多い道となりました。

韓国岳（標高1700m）に登頂♪日本百名山の68座目。これで中国・四国・九州地方の日本百名山（9座）は完登となりました。
ちなみに、山頂が鹿児島県と宮崎県の県境となっています。

韓国岳 自然・景勝地

韓国岳の火口。有史上は噴火の記録がないそうです。

南西には大浪池

南東には新燃岳と高千穂峰

霧島山 自然・景勝地

噴煙を上げる新燃岳（標高1421m）。最近では2011年1月、2018年3月に爆発的に噴火し、現在も活発な活動が続いています。かつてはその奥の高千穂峰まで縦走できたようですが、再び縦走できるようになるのはいつの日か。

大浪池を眺めながら下山

下山はえびの高原方面へ。所々で紅葉が綺麗。

登山口の近くに鹿がいました！

登山道を終え、宮崎県に入って少し一般道を歩く。

えびの高原。左の建物前にバス停がありました。

足湯の駅えびの高原 道の駅

えびの高原から韓国岳

バスの時刻まで2時間ほどあるので、池めぐり自然探勝路へ。
硫黄山の噴火の影響で川が白濁していました。

えびの展望台から韓国岳。
左端で噴煙を上げているのは硫黄山（標高1310m）。江戸時代に形成された霧島山の中でも最も新しい火山だそうです。2018年4月に噴火し、現在も周辺1kmが立入禁止となっています。

池めぐり自然探勝路

池めぐり自然研究路 公園・植物園

二湖パノラマ展望台から六観音御池が見えました。

韓国岳と硫黄岳

白紫池。池の向こうの白鳥山に向かいました。

白鳥山展望台から韓国岳、硫黄岳、白紫池

白鳥山 自然・景勝地

白鳥山北展望台から六観音御池

白鳥山北展望台から韓国岳

六観音御池の畔の巨大杉（推定樹齢500年）。先週見た屋久杉に比べれば若い！

六観音御池

六観音御池 自然・景勝地

六観音御池展望台の先は硫黄山の噴火により立入禁止となっているため引き返しました。

白紫池

白紫池 自然・景勝地

えびのエコミュージアムセンターに戻り、しばし展示を見学。

えびのエコミュージアムセンター 美術館・博物館

火山が連なる霧島山

韓国岳と硫黄岳

16:00発の霧島連山周遊バスで霧島温泉へ。他の乗客は韓国人らしきグループのみでした。

丸尾の少し手前の硫黄谷で下車。道路脇には「硫黄谷噴気地帯」。

硫黄谷温泉 温泉

Googleマップで「硫黄谷野湯」と表示されている場所。川が白濁して温かい。

「霧島最古の岩風呂」。入浴されている方がいました。

川の下流側の橋の上から岩風呂

丸尾自然探勝路を歩いて丸尾へ。丸尾滝へと続く道もあるようですが、ハチの巣があるとのことで立入禁止となっていたので、丸尾から一般道を歩いて向かいました。

丸尾自然探勝路 公園・植物園

丸尾滝（高さ23m、幅16m）。上流の温泉水を集めて落ちる湯の滝だそうです。写真左の展望台のような場所は立入禁止となっていました。

丸尾滝 自然・景勝地

「前田温泉カジロが湯」で日帰り入浴（360円）

丸尾バス停から空港へ

待ち時間が長かったので、航空展示室「SORA STAGE」に行ってみました。
1970-80年代にナウル航空の鹿児島-ナウル線が存在していたというのが驚き。現在は訪問困難な国の一つですが、当時はどういう需要があったのでしょうか。

SORA STAGE (ソラステージ) 名所・史跡

空港のお店で夕食に黒豚カツ丼。

帰りのフライトもソラシドエア運航で、行きと同じ記念品をもらえました。

米米麦麦 鹿児島空港店 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （3）

• ねもさん 2018/10/31 14:49:21

  晴天の韓国岳

  mondoさん
  お天気に恵まれ、紅葉もきれいで、遠征のかいがありましたね。素晴らしい！
  ただ一番の感想は、いつも私の想像のうえをいくmondoさんが、今回はおとなしめじゃん(笑)　こんなに緩いこともあるんだと何だか安心しました。でも丸尾滝などあちこち立ち寄られたのはさすがです。
  100％自慢話で恐縮ですが、９年前に南西に縦走し高千穂峰にも登りました。新燃岳の火口湖が色鮮やかで、地元の方たちもとても親切で、良い山旅でした。https://4travel.jp/travelogue/11258462
  mondoさんの旅行記は、懐かしい景色がいっぱいです。仰るように、また縦走できる日が来ることを願っています。

  ねもさん からの返信 2018/10/31 14:52:32

  すみません、訂正

  南西ではなく南東に縦走、です。失礼しました。

  mondoさん からの返信 2018/11/01 00:18:14

  Re: 晴天の韓国岳

  こんにちは。
  霧島山は入山規制でコースの選択肢が乏しいので、緩い山行となりました。実は、えびの高原を13時発のバスに間に合ったら高千穂峰もと目論んでいましたが、到底無理でした。
  新燃岳までの縦走、うらやましいです。火口湖きれいですね。
  高千穂峰にもまたの機会に登ってみたいと思います。