《東京から日帰り》#21　和歌山県　熊野三山

2014/11/08 - 2014/11/08

東京から日帰りで全都道府県めぐりの第21回目は、近畿最後の秘境といわれる(?)和歌山県です。

和歌山の観光地は、白浜や潮岬などの海浜地区もありますが、やっぱり世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に尽きると思います。

和歌山県に登録されているものは熊野三山、高野山、参詣道。全部回るとしたら1週間でも足りないくらいです。

そこで今回は熊野三山の本宮・速玉・那智の三大社めぐりを中心に熊野古道中辺路（なかへち）をかじってきました。

一応公共交通機関はあり、時間さえあれば
　早朝、白浜空港・紀伊田辺駅・紀伊新庄駅からバスで
　中辺路沿いのどこかで降りて歩きor直通で(1)本宮大社へ。
　参拝後、1日2本しかないバスで新宮へ向かい(2)速玉大社へ。
　一泊して、電車で那智へ行き、
　バスで大門坂・那智の滝から(3)那智大社へ。
　さらにバスで戻ってきて、電車で帰る。
みたいなプランは可能です。

ただ、バス便が少なく、今回は日帰りなので、バスなどに頼ってはいられません。レンタカー移動です。

そして、今回も行きと帰りで空港が違います。

南紀白浜空港からの最終便は18:20発と超早い！
それだと行程がかなり厳しくなってしまうので、関空から羽田に帰る行程にしてみました。
これだと17:00すぎに橋杭岩を出れば間に合います。

ただ、運転時間が・・・約3時間かかります・・・


今回の行程です。
7:27（時刻表は7:25） 羽田空港
　↓JL1381(J-AIR)
8:37（時刻表は8:40） 南紀白浜空港
8:53 レンタカーを借りて出発
　↓レンタカー
9:55-10:55 熊野古道中辺路（箸折峠・牛馬童子・近露王子跡）
　↓レンタカー
11:29-12:30 熊野本宮大社・大斎原
　↓レンタカー
12:49 熊野川を眺める
　↓レンタカー
13:29-13:55 熊野速玉大社
　↓レンタカー
14:28-14:50 大門坂
　↓レンタカー
15:00-16:20 那智大滝・熊野那智大社・青岸渡寺
　↓レンタカー
17:11-17:27 橋杭岩
　↓レンタカー
20:35 レンタカーを返す
21:43（時刻表は21:35） 関西国際空港
　↓NH100
22:34（時刻表は22:45） 羽田空港

関空にしたために現地の総走行距離　約330kmです。東京-名古屋（約350km）くらいあります。
ちなみに、帰りが南紀白浜空港の場合は、約220km程度みたいです。これでも東京-静岡くらいはありますｗ

エリア 熊野本宮・湯の峰温泉(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 1.0

6:46

羽田空港から出発。久々にバスからの搭乗でした。

飛行機小っちゃ！プロペラ機じゃないだけよかった・・・

でもその割に航空券高いんだよなぁ。そしてこの日は満席。利益率すごそう！


JL1381(J-AIR運航)
7:27（時刻表は7:25） 羽田空港
→8:37（時刻表は8:40） 南紀白浜空港
先得割引A　\17,790
Embraer ERJ-170

東京周辺は雲が多くて心配でしたが、今回は久々に富士山チェックができました！

上の方だけチョコンとでて、かわいい感じ。

紀伊半島上空に来ました。
写真中央は熊野川。熊野速玉大社のあるエリアです。後で行くね！

しかし紀伊半島は山がすごい！
これからここを運転するかと思うとちょっと気が滅入りますｗ

8:41

南紀白浜空港に到着。
天気も最近晴れ続きでツイてる！

8:53

冒頭でも書きましたが今回もレンタカー。

今年の旅行はレンタカーが多い。。日本もまだまだ交通の便がよくないですね。。

いざ出発！


レンタカー
\ 9,692（基本料金7,560＋乗捨3,240＋保険・割引等）

9:55

1時間ほどで最初の目的地に到着。

熊野本宮大社へ行く前に、軽く熊野古道を歩いてみようかなーと思います。

古道沿いにはたくさんの「王子跡」がありますが、ガイドブックに”みんなに人気”とあった牛馬童子とその周辺を散策します。


道の駅　牛馬童子ふれあいパーキング
駐車無料

この看板から熊野古道に入ります。

白浜側から車で来た方はわかると思いますが、長いトンネルを抜けたてホヤホヤの車が走る道路を渡ります。（写真右が駐車場）
信号がないので道路の横断には気をつけてください。


熊野古道中辺路
通行自由

おお、これが熊野古道！

ただの山道だけど、整備されてなかったり、道の細さだったりにテンションがあがります。

所々舗装された道路を通過するようです。

杉林も立派で、雰囲気を盛り上げてくれます。癒される・・・

10:10

15分ほど歩くと、ちょっと広くなっている場所にでます。ここが箸折峠というそうです。
ここまでだいたい上り坂なので、ちょっと息があがってきます。

こんもりしている所にのぼってみると→

ん！？

足元にあった小さなこれがウワサの牛馬童子でした。
花山（かざん）法皇の旅姿などとされているそうです。

馬(?)2頭にまたがってるのも面白いですが、馬のおなかの下の石がとれていないのも面白いですね。

奥にあるのは役（えん）ノ行者みたいです。

どっちもちっちゃくてカワユス！

看板に、最近ひびが入ってしまい応急処置をしている旨書いてありました。砂岩でできて壊れやすいそうなので触らないでほしいとのことです。

牛馬童子がその看板を見つめています。。

そう思うとなんだか後姿が切ない。。

そのまま山道を下っていったら休憩所がありました。

うわぁ、いい眺め！

下界に下りてきました。何もないという絶景。

10:29

近露（ちかつゆ）王子跡に着きました。

熊野古道には九十九王子といって、参拝者の安全祈願的な神社があったそうです。

ここはそのうちの一つの神社跡。

「横矢球男謹書」とありますが、本当は出口王仁三郎という人の筆を彫ったものだそうです。

しかし、出口氏は当時の新興宗教「大本」の教祖ということで、戦前、宗教弾圧されたときに破壊されたらしく、彼の筆のものはコレしか残っていないそうです。

近くにはいろんな石碑があります。皇太子殿下行啓の地という碑もありました。

熊野古道はこの辺にしないと時間がないので駐車場へ戻ります！
帰りの峠越えはきつかった・・・

11:29

車で30分、熊野本宮大社に到着です。

ちなみに熊野三山は、本宮→速玉→那智の順にまわるんだそうですね。


熊野本宮大社
参拝自由
駐車場　無料

入ってすぐ、神社のお参り方法が書かれていました。
参拝順序があるらしく、覚えなければ！

ただ、文字が多くて現地では読みきれない・・・

熊野本宮は、こんな感じの看板や旗が多く、文字攻めの世界。
脅迫文の中を歩いているような雰囲気がしますｗ
明らかに俗界とは違う雰囲気。

うわー何この階段・・・

熊野古道を歩いて辿り着いた人にはかなり厳しい仕打ちのような気が・・・

階段の途中に祓戸大神の石碑があります。お参り前にお祓いしてもらうスポットなんだとか。

熊野古道の祓戸王子とは別物と思われますが、詳しいことはよくわかりません。。

公式ホームページではこれも熊野古道として扱っているようです。
http://www.hongutaisha.jp/

手水をすませます。

ここにも「参拝の諸心得」なるものがありますね。

最後、大声をだすな的なことが書かれていますが、確かに関西と中国の人民たちはそんなイメージ。。

階段を登りきると神門が見え、この奥が拝殿エリアになっています。

しかしこの奥は撮影禁止。社務所に問い合わせたら、個人的に鑑賞する用に撮るのはいいけど、印刷物へ掲載したりネットにアップするのはだめなんだそう。

拝殿は、家都美御子大神（スサノオ）→速玉之男神→事解之男神→天照大神の順でお参りするそうです。他の人を見ると結構テキトーでしたが。。

お参りを済ませ、おみくじをひいてみました。
末吉。。まあ、前回の愛媛編で凶をひいているので少しはよくなったのかな。

「にわかに事をなさんとすれば災あり」とありますが「次第次第に運がひらけて盛にな」るとか。

末吉の割にはいいことが書いてあるかも。


おみくじ
\100

12:03

長い階段の参道を下り、近くにある大斎原（おおゆのはら）という熊野本宮が昔あった場所にも行ってみました。

熊野古道の本来の終着点はこっちなんですね。

しかし鳥居でかっ！そして逆光・・・


大斎原（熊野本宮大社旧社地）
参拝自由

反対側から撮ってみました。

高さ 約34m、幅 約42mもある”日本一高い大鳥居”なんだそう。

建立の意義がそばの看板に書いてありました。
「熊野の大神の御神徳が発揚かつ千木高く厳然として鎮ま」ることを目的として作ったっぽいのですが難しくて何を言いたいのやら。

鳥居をよく見ると八咫烏のマークが。

日中は逆光になるので見づらいですが・・・

で、肝心の境内なのですが、こちらも基本的に撮影禁止。

並木を抜けて正面が川、右側が原っぱのようになっています。

その原っぱの中に小さな祠が2つと、その向かいに一遍上人が爪で「南無阿弥陀仏」と書いた碑が建っています。

そんなに広くないのですが、このスペースに建物が並んでいたら壮観だったろうなと想像できます。

熊野三山1社目のお参り　完了！
次へ行きましょう。

12:49

車で20分ほど。
ドライブインみたいなところがありました。

ここから熊野川を眺めます。
15分おしなので、チラ見しかできないかもー。


瀞峡めぐりの里　熊野川
駐車場　無料

おおー青い！

空こそ雲だらけですが、川も山も青く見えてとってもきれい。

水面のアップ。溶いた絵の具みたいな感じですね。

石灰質が多いためこんなふうに青いんだとか。

なんだか癒されます。。

13:29

続いて熊野速玉大社にやって来ました。
新宮市に入ってから道路が混み出したものの15分おしをキープ。

神社前の駐車場はいっぱいで川原に停めるよう案内されました。


熊野速玉大社
参拝自由
駐車場　無料

熊野速玉大社は、負担のかかる階段もなく簡単に神門まで来られます。

結構な賑わいで人がいっぱい。

えぇー！椅子がいっぱい。

どうやらこの日は「熊野夢舞台コンサート」という華原朋美さんのリサイタル？が開かれるらしく、そのリハーサルをやっていました。

なんだかお参りという雰囲気ではないですが。。

楽器の鳴り響く中お参りです。

熊野三山2社目のお参り　完了！

石碑に、熊野行幸をされた天皇の名前とその回数が書かれていました。

1回だけだったり、一桁の回数が多い中、後鳥羽上皇が29回、後白河上皇が33回も来ています。
某ぺディアによると後白河上皇が熊野詣に目覚めたのは32歳のときだったようです。
65歳で亡くなっているので、毎年来ていたんですね。。

ここでもおみくじタイム！

今回は中吉。徐々にあがってきて嬉しいです。

「つねにひかえ目にして事をなさい」

熊野本宮大社と似たようなお言葉頂戴しました。


おみくじ
\100

八咫烏が日本サッカー協会のシンボルマークということで、本宮大社と速玉大社ではサッカーお守りを販売中でした。（那智にあったかはチェック忘れ・・・）

全国のサッカー関係者が買いに来るんですかね。1個800円だと、いい商売になりそうですｗ

売店みたいなのがあって、みかんやら梅干しやらが売っていたのでちょいと物色。

結局みかんを購入。17個ぐらい入って500円。安いんだか高いんだか・・・

でも味はやや甘めで私好み。控えめな香りもよかったです。

ごちそうさまー


みかん
\500

14:28

当初速玉大社の後は、飛地にある神倉神社に寄る予定でしたが、神社ばっかりになってしまうのと急な石段が538段もあるというので今回はパスすることに。

かわりに速玉大社から車で30分ほどかけて大門坂へ来てみました。


大門坂駐車場
駐車料金　無料

駐車場から2-3分ほど歩くと「大門坂」の看板が。

ここも熊野古道・中辺路の一部ということで世界遺産の看板もありますね。

あとは日本の道100選の看板もありますが、世界遺産のインパクトに負けてる印象。


大門坂（熊野古道中辺路）
通行自由

しばらくは舗装道路が続き、集落の中を歩いていく感じです。

南方熊楠が滞在した旅館跡とか↓

関所の遺構などが普通にまぎれていて、ただの集落でないことがわかります。

あ、柿！

秋を実感。。

そうこうしているうちに夫婦杉が登場。
ここから先は集落が見えません。

夫婦杉らへんから石畳の階段になります。

これこれ、大門坂っていえばこの雰囲気ですよね。

ちょっと上ったところに多富気（たふけ）王子跡がありました。

九十九王子の最後の王子跡で江戸時代には社殿があったそうです。

今はこの石碑と↓

庚申塔だけで、ちょっと寂しい感じです。

このままのぼっていけば熊野那智大社へ着きますが、今回は時間がないので残念ながらここで一旦引き返します。

15:01

車で10分ほど、かなりのくねり坂をのぼると那智大滝付近の駐車場に到着です。

ちなみに那智山の駐車場はいろいろ不便。

那智大社横の駐車場は、後で出てくる石段を歩かなくていいので便利なのですが800円かかります。
観光センターの駐車場だと、石段を歩かないといけないのに800円かかります（！）

那智大滝界隈は400-500円。主に土産物屋が運営している模様。無料というのも見かけましたが、本当に無料なのか不明です（おみやげ買うとか必要なのかも？）。

時間があれば大門坂駐車場（無料）に停めて歩いて往復するのが一番安上がりですね。


駐車場（美山亭P1）
駐車料金　\500

15:03

急カーブの曲がっているところに那智大滝への参道があります。

車の量もそれなりにあるし、ちょっと危険な気が・・・


那智大滝（飛瀧神社）
参拝自由

今度は下っていくパターン！

上ったり下ったり忙しい！

下りきったら、滝がドーーン！
幅は約13mと細いけど、なかなかの迫力。

落差133m、日本一なんだとか。

日本三大瀑布（※）の一つともいわれますが、わかる気がする！

※残りは華厳の滝（栃木編で訪問済）と、袋田の滝
栃木編　https://4travel.jp/travelogue/10814787
袋田の滝編　https://4travel.jp/travelogue/11327285

一応神社の体なのですが、拝殿はなく滝をバックにお賽銭箱があるだけ。

お守りショップの脇から「お滝拝所」へ行ける入口があります。


御滝拝所
参拝料　\300

すぐに「延命長寿のお滝水」が見えてきます。

ここが「お滝拝所」なのですが有料というだけあってあんまり人がいない・・・ｗ

滝はというと・・・

まあ、さすがにさっきよりは近くに見えますね。でも思ったより近くない！？ｗ

岩肌とかはよく見えるかも。

ごつごつ系の断崖絶壁なんですね。

滝を見終えて戻るわけですが、さっき下ったということで今度は上り。

だんだん疲れてきます。。

15:28

上の写真から徒歩12分くらいで熊野那智大社の下のほうにある階段に来ます。

またも階段！文字攻めだったり階段攻めだったり、いろいろ大変だなぁ。。

15:33

ひぃひぃふぅふぅ。。

やっとこ鳥居が見えてきましたが、まだもう一息。。


熊野那智大社
参拝自由

15:36

2-3分ほど階段を上ってようやく到着！

お参りを済ませたところで、おみくじタイム！

またも中吉。いい感じじゃないですか。

「人生はいつも重い責任を背負ったようなもので
　俗事はつきまとうが、かずかずの失敗に悩むことなく
　未来に希望を持って立ち上がるべし」

これ中吉のコメントじゃないだろ・・・ｗ


おみくじ
\100

それはそうと、ここからの眺めはかなりいい！

必死に階段攻めに耐えた甲斐がありました。

八咫烏のオブジェもありました。

ちょっと高い位置にあって三本足が確認できずｗ
たぶん三本あるはず。

15:48

帰ろうと思ったら、神社の横にお寺がある！


青岸渡寺（せいがんとじ）
拝観自由

お寺のショップ的なところに張り紙が。

熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺をあわせて熊野三山、と書いてあります。

4つになっちゃうじゃん、と思ってしまいますが、本当にこの4つが熊野三山らしいです。

本宮大社と速玉大社にも仏堂があったそうですが、神仏習合でなくなってしまったみたいです。もし残っていたら6箇所だったかもしれませんね。

お堂の中は、須弥壇周辺以外なら撮影OKでした。

一番左の黒い箱のようなものは西国三十三霊場の一番目の観音様なんだとか。

最初、西国を四国と読んでて四国にいる気分でいましたが和歌山にいるんでした。明らかに疲れてきている。。

ここにもお参りしたのでようやく　熊野三山　完全制覇！！
一日でまわるのはそれなりにきつかった。。

せっかくなのでここでもおみくじを。

おっと、ついにでた！大吉?！わーい。

不幸がきてもまた幸せが来て、常に幸せが絶えることがないんだって！

この日ひいたおみくじ全部、”旅立ち良し”だったのも嬉しい！

おまけにこのおみくじ、ちょっと安くて嬉しい！


おみくじ
\50

にこにこしながらお堂を出ると、境内の一角に杖を持つ年配軍団を発見。

那智大滝が三重塔と一緒に見えるスポットでした。が、ちょっと遠いかな・・・

ちなみにこの写真はアップにして撮っています。

そんなことお構いなしに、年配軍団は一生懸命シャッターを押して生前の写真を残そうとしていました。

坂を下ると三重塔越しの那智大滝が！

こっちのほうが断然写真撮るにはよさそう。

駐車場に戻るわけですが得意の石段が延々続きます。

下りなのでまだマシですがそれなりに膝にきます。

17:11

熊野那智大社から車で約50分。

直で空港に向かってもいいのですが、せっかくなので通過点にある橋杭岩に寄ってみました。


橋杭岩／くしもと橋杭岩（道の駅）
駐車場　無料

上の写真の建物の奥から橋杭岩を間近に見られます。

タイミングよく夕焼けになってきました。

奇岩地帯は何箇所か行ったことがありますが（ナウルとかｗ）
それより迫力があるように感じます。

※ナウルの奇岩は↓ここで見ていました
ナウルに行ってみた
http://4travel.jp/travelogue/10804004

17:27

えぇー！急激に真っ暗に。

どら焼きを食べてのんびりしてる場合じゃなかった！！やばい！最後の最後で30分おしに。

腹ごしらえも済んだところでそろそろ関空へ向かいますか！

19:37

関空までの道は、くねくねして細い国道42号線をひた走り、南紀田辺ICから阪和自動車道へ。あとはひたすら高速を走ります。

吉備湯浅PAで小休止。カーナビが「そろそろ2時間経ちます。休憩しませんか？」と優しい声で言ってくるので、休んじゃいました。

空の景色が不思議。月明かりが明るくて雲が浮き出て見えました。

20:37

一旦泉佐野で降りてガソリンを補給し、やっとこさ関空へ。

写真だとあっという間ですが3時間の運転はそれなりにそれなりです（何

レンタカーを返して空港ターミナルへやって来ました。


阪和自動車道・湯浅御坊道路
南紀田辺IC-泉佐野IC \2,020（ETC料金）

ガソリン
\1,898　(12.65リットル)

関西国際空港連絡橋
通行料　\570（ETC料金）
関空橋税　\100

東京へ帰りますー！

今回は国際線の大きな機材で
さすがに座席に余裕がありました。


NH100
21:43（時刻表は21:35） 関西国際空港
→22:34（時刻表は22:45） 羽田空港
旅割60 \11,190
B767-300

22:46

羽田空港に到着。
この日は飛行機でも眠らず、最後まで超絶ハイテンションでした。
熊野三山は”蘇り”を触れ込みに集客しているらしいので、もしかしたら何か効果があったのかも！？

まとめます。

熊野古道中辺路（箸折峠・牛馬童子・近露王子跡）
・道は狭く急で歩きにくいが、今回のルートは片道30分程度。
・短距離に杉林や展望台、童子と王子と見られる。飽きないので、初心者はこのルートで十分かと。
・箸折峠で一旦戻り、近露は車で行くのもアリ。

熊野本宮大社・大斎原
・石段が急で長い。足腰弱い人は奥側の駐車場からまわるとよい。
・参拝順序や心得などが忠告が激しいので、事前学習を。
・文字攻めで大騒ぎする割に、参拝自体はあっけなく終わる。

瀞峡めぐりの里　熊野川
・熊野川の眺めが超きれい。トイレやお土産のついでに見るといいかも。
・時間があれば瀞峡めぐりもしてみたい。

熊野速玉大社
・神社自体は大きくない。
・今回はリサイタルのリハの関係で落ち着いて見られず。。

大門坂
・雰囲気があって、道が広めで比較的歩きやすい。
・そのまま那智大社まで歩いていくのが一番安上がり。

那智大滝
・滝自体は見ごたえあり。ただ、やや細め。
・お滝拝所は一度行ってもいいと思うが期待したほどではなかった。

熊野那智大社
・階段攻めがひどいｗ
　足腰悪い人は車で近くまで行くのがおすすめ。
・ここも神社自体は大きくない。

青岸渡寺
・やや商売っ気が感じられるものの本堂には入りやすい雰囲気。
・三重塔と滝のセットを撮りたい場合は階段を下りたところがオススメ。

橋杭岩
・意外といい景色。
　ドライブ疲れにコーヒー飲みながら眺めてもよさそう。

東京から日帰り旅行　和歌山県　おしまい！
おつかれさまでした。