佐世保の街に軍事遺構を訪ねる

2014/05/03 - 2014/05/04

　佐世保を訪れました。長崎空港までの空の旅は天候に恵まれ、地上がはっきりと見え、まるで日本地図を再確認しているようでした。佐世保に入り、まず旧日本海軍が設置した針尾送信所に。残念ながら見学時間を過ぎていたため、内部を見ることができず、再訪を誓って後にしました。その後訪れた佐世保の街は長崎とは違う雰囲気を漂わせた港街でした。

エリア 佐世保(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　出発は羽田空港です。昼前に出る長崎行きの便を選びました。

この日は天候に恵まれ、地上の姿がはっきり見えました。これは南アルプスでしょうか。まだ雪が残っていました。

　近畿、中国地方の上空は雲に覆われていました。

　九州が近づきました。山口県西部です。奥に見える海は日本海です。

眼下に見える空港は山口宇部空港。

　関門海峡上空です。関門海峡大橋がはっきり見えます。手前が九州です。

　北九州のコンビナート地帯が見えます。

さらに飛び続けると、洞海湾と戸畑地区に。若戸大橋が分かりますか。

福岡の手前の海岸地帯です。宗像などです。

海ノ中道と志賀島です。こんなにはっきりと下界が見えたのは初めてでした。日本地図を見ているよう。

福岡上空に達しました。博多湾が手に取るよう。

福岡ドーム、福岡タワーの辺りです。

唐津をかすめます。唐津城や虹ノ松原が。

　長崎空港までは約２時間弱。退屈しない空の旅でした。

長崎空港 空港

離陸がやや遅れたので、到着も遅れました。佐世保行きのバスは待っていてくれました。

大村湾沿いを北上します。

ちょっと逆光ですが、ハウステンボスが見えてきました。

ハウステンボス テーマパーク

駐車場には車がいっぱい。休日は人気があるんですね。

　佐世保の手前の早岐という町で降りて、バスを乗り換えます。針尾送信所に行くためです。

ツバメが巣を作り、ひなに餌を与えていました。

これが旧日本海軍の技術の結晶、針尾送信所です。高さ150メートルの送信塔が正三角形上に並んで立っています。壮観です。最寄りのバス停からかなり離れており、30分は歩いてでしょうか。ここに行くには車でないと。

うち１本に近づきます。

説明板です。この塔は国の重文に指定されました。

針尾送信所 名所・史跡

　しかし残念ながら見学は16時まで。既に過ぎていて、中に入れてもらえませんでした。せっかく来たのに…。

針尾送信所 名所・史跡

あきらめて再訪を期しました。

針尾送信所 名所・史跡

陽が傾いています。ボランティアの方が最寄りのバス停まで車で送ってくださいました。感謝！

針尾送信所 名所・史跡

　佐世保行きのバスに乗り、市内に到着。戦時中に造られたトンネル横丁に向かいました。空襲に備えての防空壕の跡です。こちらも戦争の遺構です。今も現役で、いろんな飲食店として使われています。

近くの商店街にあったレストランで、佐世保名物のレモンステーキに舌鼓。おいしかったですよ。

　佐世保の夜は更けて。今夜のホテルに向かいました。

とんねる横丁 市場・商店街