昇開橋は立派な産業遺産

2014/01/11 - 2014/01/13

　九州最大の川、筑後川の河口に近い所にかかる橋です。かつては国鉄佐賀線がこの橋の上を走り、今でも川を往来する船の航行に支障がないように、橋の中央部が上下する仕組みになっています。地元の方たちが大切に管理しています。
　佐賀駅方面からと西鉄柳川駅方面から、それぞれバスが出ていますが、佐賀からのバスがすぐ近くに停まります。早津江方面行きのバスに乗って３０分弱。筑後川の右岸で右折すると、間もなく橋が見えてきます。バスを降りて５分ほど歩くと、右岸側の入り口に着きます。中央部まで歩いて行くと、上下に動く箇所に。係員の方が上げてくれます。感動です。橋からは河口に向かって、河口部分に砂が堆積しないように工夫した堰も見えます。こちらは引き潮の時でないと、見えないかも。
　左岸に渡りきると、右手に温泉センターがあります。こちらは福岡県です。バス停までは歩いて１０分強。バスは１時間に２本程度なので、事前に調べましょう。柳川までは約３０分です。バス停までにかつて銀行として使われた古い建物があります。ついでに見て行きましょう。
　また近くには日本赤十字の父、佐野常民の記念館があります。こちらに寄るのもいいでしょう。

エリア 佐賀市(佐賀)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

佐賀駅バスセンターからバスに乗ります。３番乗り場から早津江行きに。

佐賀駅バスセンター 乗り物

バス乗り場です

遠くに橋が見えます。

バスを降りると筑後川の右岸に出ます。

筑後川昇開橋 名所・史跡

橋の右岸側に着きました。さあ、渡りましょう！

橋の中央部に近づきます・

ここが可動部分です・

振り返ると夕方が近づいていました。

どんどん中央に近づきます・

渡り終えると福岡県に入ります。案内板があります。

左岸から橋を眺めます。福岡県側に立っています。

筑後川昇開橋 名所・史跡

可動部が上がり始めました。

アップするとよく分かります。中央部の下を船が通ります。

福岡側のバス停に行く途中にある歴史的建築物です。

三潴銀行記念館 美術館・博物館

正面から見ると。

三潴銀行記念館 美術館・博物館

元々は銀行だったようです。

三潴銀行記念館 美術館・博物館

福岡県側のバス停です。にしてつバスです。こちらは佐賀方面行きのバス停です。

しばらく待つとバスが来ました。本数が少ないので気をつけてください。

昇開橋の近くには日本赤十字の創立者、佐野常民の記念館があります。こちらもお薦めです。

記念館の近くには常民の記念碑もあります。

佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館 美術館・博物館