八幡製鉄所の遺構を訪ね、鉄の歴史を学ぶ

2014/03/23 - 2014/03/23

八幡製鉄所は日本の近代化を支えました。「鉄は国家なり」と叫ばれた時代、その先頭を進んだのが、この製鉄所と言えるでしょう。その遺構が東田第一高炉です。隣接してテーマパークがあります。歴史の流れを感じました。

エリア 戸畑・八幡・黒崎(福岡)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 ANAグループ JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

JR鹿児島線のスペースワールド駅が最寄り駅です。小倉から普通列車に乗りました。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

駅のホームから見えています。

駅から歩いて５分くらいです。入り口に「創業明治34年」と書いてありました。この辺り一帯はかつて八幡製鉄所の一部でしたが、今ではテーマパークやミュージアムが立っています。広大な敷地に製鉄所はあったのですね。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

東田第１高炉の全容です。遠くからでないと写真に収まりません。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

全体の説明図です。よく頭に入れて回りましょう。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

高炉を見上げます。

北九州市立いのちのたび博物館 美術館・博物館

溶けた鉄を運んだ列車でしょうか。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

先頭には電気機関車が。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

先頭の機関車をアップで。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

これは転炉と呼ばれるものです。銑鉄に生石灰を入れて酸素を吹き込むと、用途に応じた鉄鋼ができます。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

転炉の仕組みを説明しています。

スペースワールド駅 駅

「富国強兵」「殖産興業」という言葉が使われていた時代の産物です。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

屋内に入ると、鉄をつくる流れを人形を使って説明しています。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

高炉の下の部分にあたるのでしょう。この溝に溶けた鉄が流れてくるのでしょうか。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

人形の姿はリアルです。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

高炉の中から上を見上げます。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

ここから中をのぞくことができます。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

かつてここに溶けた鉄が煮えたぎっていたのかな。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

上を見上がると、かなり高い。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

働いていた当時の様子が分かります。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

案内板も豊富にあります。八幡製鉄所の歴史が解説されていました。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

時折、喚声が聞こえてきます。隣のスペースワールドでは若い人たちがジェットコースターなどに興じていました。

スペースワールド駅 駅

高炉の下部部分です。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

ずっと屋根が続いています。少々の雨の日でも見学できそうです。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

再び屋外に。タンクが並んでいます。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

タンクの向こうに高炉が見えます。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園

近代化産業遺産に関心が集まっています。九州にはたくさんの産業遺産があります。日本の近代化を支えたのは九州です。石炭を産出し、大陸から鉄鉱石を輸入できた地理的な要因も背景にあるのでしょう。北九州は炭鉱、港と条件が揃っていたのですね。

東田第一高炉史跡広場 公園・植物園