北九州ゆかりの文学者を訪ねて

2014/01/10 - 2014/01/11

下関と小倉はJR山陽線、鹿児島線でわずか２０分。とても近い関係です。今回は山口宇部空港で降りて、バスで下関に向かい、小倉を目指しました。北九州市は明治以降、多くの文学者を輩出。森鴎外らゆかりの人物の足跡をたどりました。

エリア 小倉・北九州市中心部(福岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は羽田空港発の山口宇部行きに乗りました。

ターミナルから飛行機まではバスで移動しました。

沖止めの飛行機に着きました。夕暮れが迫っています。

着いたら既に日が落ちていました。

下関行きのバスに乗りました。少し遅れて到着したので、バスも遅れて発車しました。

下関まで1時間以上かかります。

下関では間一髪で小倉方面行きの電車に間に合い、写真を撮る暇もありませんでした。小倉ではモノレールで２駅の旦過市場近くのホテル・ニュータガワに宿泊。イタリア調の部屋でした。

早速、ホテルを出て遅めの夕食です。歩いていると、こんなレトロな映画館に。シネコン全盛の折り、まだ残っているのがとてもうれしいです。

商店街で女優の小雪さんの写真に出会いました。読むと、小雪さんのおじさんが経営するお店と。

この店もレトロで、シックな雰囲気が漂っていました。

小雪さんお薦めのトンカツを注文しました。

翌朝、ホテルの庭を散歩しました。もともとは地元の炭鉱王の邸宅だったということです。

奥のビルは客室棟です。庭というよりも庭園です。とてもいいホテルです。

庭の中央には大きな池が。

周囲の眺めです。

川を渡って、お城のエリアに入ります。左手の建物は市役所、右手はリバーサイドウォークです。

川の上流方向です。

広々としています。広角で撮影しました。

北九州市立文学館に行きます。地元にゆかりのある小説家、詩人らは驚くほど多いです。びっくりしました。それぞれの方の紹介がありました。

文豪、森鴎外の旧宅に来ました。なんと入場無料です。こういう施設が無料なんて、最初は信じられませんでした．この旧宅よりも小さくてあまり価値がなさそうな施設でも有料な所は多いですから。

森鴎外旧居 名所・史跡

入口には鴎外の胸像があります。

森鴎外旧居 名所・史跡

鴎外は近衛師団の軍医部長から小倉の師団に転属しました。一説には左遷と言われています。真相は？

森鴎外旧居 名所・史跡

広い家です。とてもきれいに保存されています。

森鴎外旧居 名所・史跡

庭側です。鴎外もこの縁側にに座ったのでしょうね。

森鴎外旧居 名所・史跡

鴎外はこの部屋をメインに使っていたようです。

森鴎外旧居 名所・史跡

奥は便所です。もちろん、いまは使えません。

森鴎外旧居 名所・史跡

大きな写真の横に年表があります。足跡が分かります。

森鴎外旧居 名所・史跡

小倉を去る時は盛大な見送りがあったそうです。きっと小倉の人たちに鴎外は愛されたのでしょう。

森鴎外旧居 名所・史跡