2014-07 苗栗深度旅游-25 台鉄新竹・六家線・高鉄新竹

2014/07/18 - 2014/07/22

　本日は帰国日。新竹から高鉄に乗り換えて空港へ向かいます。
　改めて考えてみると、新竹市をちゃんと訪問したことがない。列車や高鉄、バスで通過したことは何度もあるし、３日前にはこの新竹駅から高鉄新竹へタクシー移動もした。でも、市内観光をしたことがないのです。そしてこの日もやっぱり乗り換えるだけの新竹。いつかじっくり巡ることがあるだろうか。

エリア 苗栗(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜新竹駅＞
　11:11、崎頂から新竹に戻ってきました。今回もあわただしく乗り換えをするだけの新竹駅。

　台風が近づいていて風が強くなってきました。その対策なのかホームのベンチを柱のところに集めて針金でくくっています。でもこんな細い針金でどうにかなるの？っていうか、地面に固定しておくべきでは？

　新竹駅。敢えて説明するまでもないかもしれませんが、台湾に現存する最古の駅舎です。現駅舎は1913年（大正２年）に建設されたもの。
　基隆から新竹まではなんと清代（1893年）に鉄道が開業。その線路は破壊されてしまったのですが、日本時代に入ってすぐに新たな線路で開業しています。新竹、いつも通過してばかりでしたが昔から重要な場所だったんですね。

新竹駅 駅

　ホーム側から見た駅舎。丸窓の感じが木造駅舎と似てる気がする。駅舎のデザインとして統一感を持たせてたのかな。

　駅の出入口。飾ってある額にはどんな意味があるのでしょう。

　行李房にあずけてある荷物をとりにいきます。

　駅に向かって左端が行李房。

　これがタグの半券。料金は忘れちゃいましたが、台鉄のＨＰによると17元です。

　再び電車に乗ります。初乗車の六家線。高鉄に接続する六家駅まで行きます。

＜六家駅＞
　11:17新竹発、11:37六家着。
　六家線は高鉄新竹駅へアクセスするための路線なのですが、本数少ないし、速度も遅くて、高速鉄道への嫌がらせなんじゃないかと思ってしまった。（実はトイレを我慢して乗ったもので…）

六家駅 駅

　六家駅のホームから高鉄駅が見えます。

　高鉄側からは六家駅がこんな風に見えますよ。

　六家駅にも旅遊服務中心があります。台湾って観光に力入れてるんですね。

　六家駅を出て高鉄新竹駅へ向かいます。
　ロッカーとかがあるかどうか確認するの忘れた…。簡易站だからその手の施設はないと思いますが、一概に簡易站でくくれないかもしれませんし…。（この時もまだトイレ我慢してたんですよね。高鉄のトイレは紙が流せるので出来ればそっちで行きたいな〜なんて。はしたないお話でごめん遊ばせ。）

＜高鉄新竹駅＞
　通路を人の流れに乗って進むと高鉄駅に着きます。が、六家駅からの連絡橋で高鉄駅に入ると、いきなり券売機と改札があって、改札外のコンコースへは入れません。（トイレは改札内にあったので私には好都合でしたけど）
　コンコースは１Ｆにあるので、六家駅で階下に降りて回れば行けると思います。

高鉄新竹駅 駅

　券売機で直近の切符を買おうと思ったら指定席が満席。商務車廂（ビジネスクラス）は空席があったのでそちらを購入。物事はやっぱりお金で解決です。
　新竹→桃園はたった１区間、ビジネス席にしたところで大差ないだろうと料金を確認せずに買ったのですが、調べてみると普通席が140元、ビジネスは345元。約2.5倍！差額は日本円で720円くらいです。自由席もあるのに…。この浪費癖は治りそうにありません。

　12:03新竹発。
　商務車廂にはドリンクとスナックのサービスがあります。車内販売でコーヒーとお菓子買ったら700円位するかしら？
　桃園までの乗車時間は約10分。その間にアテンダントがテキパキとサービス品を配ってくれました。
　アテンダントは私の座席に配る時、「え？この人一駅だけ？」みたいな顔をしました。そこでふと思いついたんですけど、高速鉄道各駅下車の旅ってのも面白そうですね。台北で乗って板橋で降りるとか、やってみると意外な発見があるかもしれません。（在住の方、やったことありますか？）