2014/05/25 - 2014/05/25
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kojikojiさん
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今年の春の旅はシンガポールからマラッカとペナン島を陸路で縦断して、バンコクまでマレー半島を北上するというものでした。本当はペナン島近くのバタワースから夜行列車でバンコクへ向かいたかったのですが、妻の反対で断念して空路での移動になりました。結果タイの戒厳令の事もあり夜行列車が運行しているかも分からない状態でしたので、結果は正解だったのかもしれません。この5月から期限を迎えていくスターアライアンスのマイルがあったので、2月の時点で羽田からシンガポール航空でシンガポールへ入り、ペナンからバンコクと羽田への帰国はタイ航空を利用したルートになりました。航空券費用が削減出来たのでその分ホテルは良い所に泊まろうと思い、シンガポールはグッドウッドパークホテル、マラッカはマジェスティックホテル、ペナン島はイースタン&オリエンタルホテル、バンコクは前回泊まって良かったアナンタラ(旧マリオット)ホテルとしました。どちらのホテルも日本人のスタッフの方がいらして、事前のリクエストなど非常に細かく対応していただき、とてもリラックスして滞在できました。日程は5月24日から28日の5日間をシンガポール、28日から30日の3日をマラッカ、31日から6月3日の3日間をペナン島、3日から7日をバンコクで夜便で8日帰国のトータルで16日間の旅でした。天気には恵まれましたが、灼熱の日差しと極端な冷房に体力を消耗する旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
国立博物館の涼しい館内から心を鬼にして、暑さ真っ盛りの表に飛び出します。冷えた体は5秒もすると涼しかった記憶すらなくします。しばらく歩いてたどり着いたプラナカン博物館の建物は1912年に建てられた学校を利用したものだそうです。
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登ってきた坂を下って近道が無いか探りながら駐車場をショートカットして博物館に向かいます。入口のおじさんはにこやかに扉を開けてくれました。チケット売り場の女性も親切でした。写真撮影もOKとのことです。
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入口のおじさんが最初はこちらからどうぞと奥の扉へ誘導してくれます。入った最初の部屋の壁面はプラナカンの方々の写真が大きく飾られています。一口にプラナカンと言っても中国系の顔やマレー系の顔だったりインド系だったり。
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まるで清朝皇帝の様ないでたちです。中国国内でこんな恰好をしたら大変なことになったのではと想像しました。清朝が衰えて力が及ばないマレー半島だったから出来たことなのかもしれません。
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こちらはインド系の男性に嫁いだ女性の写真もあります。
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中央のショーケースにはため息が出るような美しいクバヤが並びます。
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非常に手の込んだ兜鉢です。この当時は作家などいなく職人が造ったものなのでしょうが、職人の技術の違いは歴然です。ここの作品はレベルが高い物ばかりです。
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中国茶を淹れる実用性を考えればこの茶壺の形だと紫砂泥が良いと思いますが、見た目の豪華さや美しさを重んじたのでしょう。
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現在とは違った艶やかな世界があったのでしょうね。白黒写真なのに華やかな色彩を感じます。
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嫁入り前の何年かの間に刺繍の技術を覚えてこのような超絶技巧の作品を残したのですね。トルコのヘレケのシルク絨毯は手先が器用で小さい手で細かい模様を織り込むのが特色ですが、同じようなことが言えるのだろうかと想いを巡らせます。
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このビーズの作品に至っては言葉がありません。ビーズが1個1ミリ以下で1メートルで1列1,500個として1500×1500で2,250,000個使って、更に模様を編みこんでいくのですから。
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古い良い物を見てしまうと現在打っている新しい物が安っぽく思えてしまいます。一体何時間を費やせばこんなものが出来上がるのでしょうか?
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需要があるからこのような細工の出来る職人が腕を上げていくのでしょうね。現代になって同じような物を作る技術は残っているのでしょうか。
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祭壇飾りは中国が起源なのでしょうか?
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ビーズ刺繍だけでなく普通の刺繍も盛んだったのですね。
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三賢人が金糸と銀糸で立体に刺繍されています。
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現在同じようなメガネケースを造ったらいくらくらいかかるのでしょうか。
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ビーズで立体に刺繍が出来るのですね。
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同じようなサンダルの刺繍をこの後マラッカでもペナンでも見掛けましたが、古い物の方がビーズも細かくて色も深く沈んで綺麗でした。
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鯱をモチーフにしたアクセサリーの鈍い輝きから金の含有量の高さを感じさせます。
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ここに来てプラナカンの人達の宗教観について興味を覚えました。
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道教や仏教や祖先崇拝や民間信仰が融合したものだそうです。
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これは仏教の四天王像のようです。
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こちらは道教由来でしょうか?
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以外にユーモラスに造られている所に親しみを感じます。
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博物館の展示物とは思えないリアリティのある陳列です。
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見たことも無い女神像です。アンドレ・ドランの「アルルカンとピエロ」のアルルカンと見まごうばかりの衣装です。
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1つ1つ見ていても飽きることがありません。
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ここのニョニャ陶器は本当に良品が揃えられていました。
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発色の良さも他の博物館より見事です。
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内側まで彩色が施された贅沢な造りです。
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これ位のものなら1つ手元に欲しいなと思いましたが、マラッカの骨董店でも見掛けることはありませんでした。あっても多分手が届く金額ではないでしょう。
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中国の景徳鎮へ特注されて造られた陶器という事らしいですが、誰がこのデザインを考え出したのでしょうか。マレー半島である時期にしか見られない不思議な風合いを感じます。
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輪郭のきっちりした線とたっぷり盛られた釉薬、葉や茎は葉脈まで描きながら牡丹の花の輪郭は地の緑色に溶け込んでゆく…。美しすぎます。
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2種類の淡いピンクと金彩に可愛らしく蝶をあしらった上品な食器セットです。セットで使うには原色の食器では料理が美味しく見えないでしょう。
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最上階まで上がり吹き抜けの廊下で一息つきます。このフロアにも素晴らしい物が並んでいます。
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一体何色のヨーロピアンビーズを使っているのでしょう。
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もともとニョニャの女性たちは中国風の鮮やかなシルク刺繍や、インド風の金糸や銀糸を使った立体感のある刺繍に優れていたそうです。
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18世紀後半からヨーロッパのガラスビーズがもたらされると、ビーズを使った刺繍が発展していったそうです。
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ここまで昇華されれば芸術品ですね。
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最上階のフロアにはリアルな葬儀の情景や結婚式の行列など展示がありました。こちらはショップハウスのファサードです。
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美しい提灯が一対吊られてあります。右側は家の名前で左側はその家の職業を表す文字や模様を描くそうです。提灯を見れば家主の名前と職業までもが分かるということです。表札が無い時代の知恵と共に、形を見るだけで出身地も分かるようになっているそうです。
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縦長のこのタイプの提灯は福建省出身を表わすそうです。現在の中国では無くなってしまった風習で、この提灯を造る技術もいつまで続くのでしょう。
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銀器の中敷きまで刺繍が使われています。ここまで徹底的に造り続ける執念はどこから来るのでしょう。
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鳳凰などの吉祥文で埋め尽くされたシルク刺繍も美しいです。
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博物館を2つ続けてみたら頭の中がパンパンになってきました。表のミュージアムショップも見学しましたが、本物を見た後では欲しいと思う物はありませんでした。
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この建物のマスコットだった猫の彫刻が置かれていました。
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こんな微笑ましい銅像も。
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さあ博物館を後にしましょう。お腹も空いて来ました。
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プラナカン博物館の並びにあったレストランです。
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昔のショップハウスの風情を残しています。
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通りの反対側にもお洒落な建物が残されています。
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消防署と同じようなデザインの建物を曲がってチャイムスへ向かいます。
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チャイムスに到着、といっても通過する目印と言うだけです。
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チャイムス・ホールは結婚式の準備が進められていました。左手奥に回り込んで行くと目的地に出ます。そうラッフルズホテルはもうすぐです。
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