2014/05/25 - 2014/05/25
8416位(同エリア15512件中)
kojikojiさん
- kojikojiさんTOP
- 旅行記1759冊
- クチコミ1205件
- Q&A回答73件
- 3,458,855アクセス
- フォロワー169人
今年の春の旅はシンガポールからマラッカとペナン島を陸路で縦断して、バンコクまでマレー半島を北上するというものでした。本当はペナン島近くのバタワースから夜行列車でバンコクへ向かいたかったのですが、妻の反対で断念して空路での移動になりました。結果タイの戒厳令の事もあり夜行列車が運行しているかも分からない状態でしたので、結果は正解だったのかもしれません。この5月から期限を迎えていくスターアライアンスのマイルがあったので、2月の時点で羽田からシンガポール航空でシンガポールへ入り、ペナンからバンコクと羽田への帰国はタイ航空を利用したルートになりました。航空券費用が削減出来たのでその分ホテルは良い所に泊まろうと思い、シンガポールはグッドウッドパークホテル、マラッカはマジェスティックホテル、ペナン島はイースタン&オリエンタルホテル、バンコクは前回泊まって良かったアナンタラ(旧マリオット)ホテルとしました。どちらのホテルも日本人のスタッフの方がいらして、事前のリクエストなど非常に細かく対応していただき、とてもリラックスして滞在できました。日程は5月24日から28日の5日間をシンガポール、28日から30日の3日をマラッカ、31日から6月3日の3日間をペナン島、3日から7日をバンコクで夜便で8日帰国のトータルで16日間の旅でした。天気には恵まれましたが、灼熱の日差しと極端な冷房に体力を消耗する旅でした。
シンガポール2日目は松發肉骨茶(バクテー)朝食から始まります。この日初めて食べたバクテーの味は鮮烈で、病み付きになっている友人が多いのも頷けました。我家でも再現しようと店で売っていたバクテーの素を買ったほどです。満腹になった所で博物館巡りを国立博物館の見学から始めます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
早朝のホテルはとても静かでした。前日の土曜日は結婚式やパーティがあったので遅くまで賑わっていました。
-
ホテルの部屋に置かれた無料の紅茶はTWGでした。種類はイングリッシュ・ブレックファストとアール・グレイとセンチャでした。
-
朝は爽やかそうですが、午前8時過ぎというのに暑さを感じます。
-
シンガポールの日曜日の朝は人通りも少なく静かな印象です。
-
今日もオーチャード駅からスタートです。
-
地上の静けさとは打って変わってオーチャード駅は休みをもらったフィリピン人のメイドさんが集まって賑やかでした。香港の湾仔やローマのテルミニ駅前の五百人広場だったり世界中で日曜日に見かける光景です。
-
今朝のMRTは空いていたので前日のように席を譲ってもらう事はありませんでした。
-
下車したクラーク・キー駅を表に出た歩道橋で通りを渡ります。
-
イチオシ
ニューブリッジ・ロードもこんな感じで走る車もほとんどありません。
-
この日の朝食は有名な松發肉骨茶(ソンファ・バクテー)で考えていました。ほぼ満席でしたが店員のおばさんと目があったので、指を2本立てると奥へどうぞと案内してくれました。
-
注文した飲み物は自家製ライム・ジュースと自家製大麦湯です。シンガポールで飲まれている大麦湯はバーリーウォーターと呼ばれ、 日本の麦茶とは異なります。焙煎した大麦ではなく搗精した大麦を使うために白色をしています。水に大麦を入れて火にかけ弱火でコトコトと煮出しますが、そのときに加えるパンダンリーフと、甘味づけに使う糖冬瓜が味の決め手になるそうです。
-
そして肉骨茶(バクテー)と油条(揚げパン)と白ご飯がやってきます。この店の肉骨茶は衝撃的な味でした。ホロホロのリブ肉も美味しいけれどスープが最高に美味しいです。黒胡椒の香りが鼻腔を突き抜けます。ご飯と一緒でも美味しいですが、スープに浸した揚げパンが1番ですね。
-
家で再現しようと10袋入りの肉骨茶の素を買ってしまいました。「作り方はホームページで確認してね。」とおばさんが言ってました。自宅に帰って作ってみたらほぼ完全に再現できました。10袋では1年も過ぎた頃には無くなってしまい、似たような素で作ってみましたがやはり味が違います。
-
イチオシ
朝食を堪能した後はシンガポール川の橋の袂に沿って進むとノース・ブリッジの先にマリーナベイ・サンズが望めました。
-
イチオシ
望遠レンズで撮ってみるとビクトリア・メモリアル・ホールの時計塔に乗っかった様に見えます。
-
日曜日の早い時間からリバー・クルーズも賑わっています。
-
シンガポール川を渡った先には情報芸術省のカラフルな建物がありました。
-
さらにしばらく歩くと中央消防署の瀟洒な建物が見えてきます。1909年に建てられた中央消防署は赤レンガに白い石を組み合わせた英国のクイーン・アン様式の建物です。
-
台湾の総統府を思い出させるような茶色いレンガと白い石のコントラストが綺麗です。
-
シンガポール切手博物館は1907年に英国系中国人の学校として建てられた洋風の建物です。
-
緩やかな坂をふうふう言いながら登った先に国立博物館がありました。日本の涼しい自宅で立てた計画には坂も温度も湿度も日差しも想定されていません。自分で作成したスケジュール表を苦々しく眺めます。
-
フォート・カニング・パーク側を目指していたので坂を登る羽目になったと後で気づきました。
-
この日は日曜日だったので家族連れが多かったです。シンガポールの建築基準法では建物と建物の間は離さなければならないらしく、不思議な空間でつながっています。このスペースに子供の遊具が沢山置かれてありました。
-
チケット売り場はドームのある古い建物の方にあるので、せっかく登ってきた坂の分を下ることになります。
-
美しいドームのある建物でチケット購入しました。1人10SGドルで館内の撮影は自由にどうぞという事でした。
-
旧館側にはいくつかの展示室がありますが、1番面白かったのはいろいろな職業を紹介したこの部屋でした。シンガポールでも近年見掛なくなった街中の物売りの道具が映像と共に紹介されています。でもマレーシアやタイなど近隣諸国に入ったら現役で使われている道具だったりします。
-
これはサテー屋さんの屋台で、天秤棒で炭の入った焼き台を運んで売っていたのですね。風を送る団扇は昨日の屋台でも同じものを使っていました。ベトナムのニャチャンの海岸で蒸し蟹を売っていたおばちゃんも同じような道具だったことを思い出しました。おばさんに担がせてもらったけど、肩に食い込むような重さでした。
-
こちらは飲み物売りと数十年前の飲み物の瓶のようで、国は違っても自分が子供の頃の物なので懐かしさを感じます。
-
卵も天秤棒で売り歩いていた時代があったのですね。ホーチミン辺りでは天秤棒を担がせてノン(編み笠)を被らせて写真を撮って、お金をせびる商売が出てきたと聞きます。
-
これにまたがったら傘が回転して、ゼンマイ仕掛けのブリキのおもちゃになれる気がします。
-
この博物館を見学していてブダペストの民族博物館を思い出しました。今まで見学した中では最高の博物館でした。
http://4travel.jp/travelogue/10563168 -
これは今でも現役なのではないでしょうか。古い鋳物の氷削り器ですが、最近の氷はただの水を凍らせただけではないので美味しくなりましたよね。他にも香辛料などの匂いを実際に嗅げる展示など面白い物が沢山ありました。
-
「熱帯の輝き」なんていいコピーですね。50年位前の東南アジアを旅してみたかったと本当に思います。
-
50年ほど前に父が日本交通公社の方に頼まれて香港に行ったことがありました。催行人員が1人足りなくて格安で参加させてもらったのですが、その当時の香港の写真は今では撮れない風景ばかりでした。映画の「慕情」そのままの世界がありました。
-
ボタニカルの植物画の部屋と一気に2部屋見学しました。
-
続く写真の部屋も興味深かったです。これは日本人女性のポートレートを見ていて、どこで生まれた女性が何故シンガポールに渡らなければならなかったのか興味が湧きます。そしてこの暑い国でも日本の着物を着ていた事の意味を知りたいと思いました。
-
こちらはインド系の女性ですが、相当のお金持ちという事が感じられます。
-
欧米人の子供とメイドのアジア人女性の写真です。女の子の勝気な性格が伝わってきます。この後どんな人生を送ったのでしょうか?
-
おじいちゃんおばあちゃんと孫の記念写真のようです。
-
ニュニャ陶器のカムチェンの形を模した蓋物が置かれてありましたが、これ欲しかった。
-
結婚式の記念写真も数多く展示してあります。
-
いろいろな国の人たちがこの半島の小さな島に集まっていたのだという事が分かります。
-
日本でいろいろ調べても実際に来てみて感じることの方が大きいですね。
-
イチオシ
連絡通路を渡って次の部屋に移ります。
-
目張りのされた扉を開けるとそこは映画館のようでした。インド系や中国系、日本の映画のポスターまであります。
-
魯迅の「阿Q正伝」は観てみたいですね。
-
勝新太郎の座頭市シリーズのポスターまでありました。高田美和共演なので「座頭市関所破り」だと思います。中国のタイトルは「盲侠破三関」ですか。1964年の封切り作品です。
-
「碧玉簪」1962年の香港映画です。
-
「梁紅玉」は岳飛と並び称された韓世忠の妻で、中国史上最も人気のある女将軍の1人です。ポスターを眺めているだけでも楽しいです。自分が生まれ育ったころの物なので初めて見ても懐かしさを感じます。
-
誰もいない展示室に映像が流れ続けます。
-
演劇の舞台衣装も展示されています。
-
北京の湖広会館で初めて京劇を観たときの印象は鮮烈に覚えています。
-
台湾でも伝統が残る布袋劇の劇場や人形も展示されていました。
-
次の部屋は服飾の展示です。いきなり60年代っぽいものが展示してありました。ウォーホールのキャンベル・スープが61年ですからその直後の物でしょうね。著作権なんて…。今でもブギス・ストリートで売っていそうです。
-
クバヤなどの民族衣装になるとホッとします。
-
日本ではありえない色の組み合わせでも東南アジアだと綺麗に見えてしまうのが不思議です。
-
懐かしいシンガー・ミシンです。日本でもミシン販売の代理店の看板をよく見掛ましたが、シンガポールでも同じような販路拡大をしていたのですね。子供の頃にはミシンは生活必需品で、母に洋服をたくさん作ってもらった思い出があります。
-
生地や糸は実際に手を触れることが出来る物もありました。
-
円形の新館に入るまでチケットのチェックはありませんでしたが、チケットを見せると「どちらから来られましたか?」と聞かれます。「日本です。」と言うと日本語に設定したオーディオ装置を貸してくれます。
-
円形の部屋を貫いた通路を渡ります。周囲はマルチビジョンになっています。
-
その円形の建物の外側をグルグル下って行きます。結構長く下ります。
-
ここからはシンガポールの歴史についての展示です。古い提灯が綺麗に吊られています。この提灯作りも後継者がいなく、マレーシアでも2人しか残っていないと聞きました。
-
古い街並みの再現では籠が大量に並んでいます。
-
昔の宿屋の看板を見てみると地元民しか泊まれないようです。50人まで泊まれると書かれてあります。
-
人力車はまるで今でもお客を待っているかのように置かれてあります。
-
古いテーラーも再現されています。
-
これでメレルの靴を履いたらほとんど今日の妻の格好と変わりません。
-
イチオシ
膨大な自転車を見た途端に何だか分かりました。日本陸軍の銀輪部隊の残したものです。この後マラッカへ向かうバスの車窓から銀輪部隊の事をずっと考えていました。
-
日本に侵略された国の博物館では必ず目にすることが出来るものです。日本では広島の原爆資料館で見たことがあるくらいです。
-
文字は読めませんが、東条英機についての展示だと思います。
-
朝日新聞社のシンガポール陥落を祝うポスターです。植民地時代の展示は良い歴史として紹介されています。
-
昔の看板が並んでいますが、見覚えのあるものもあります。
-
刑務所の扉も残されています。同じような扉は旅順監獄で見たことがあります。
-
ここはシンガポールに来たら最初に見学したかった場所です。いろいろ勉強も出来たので、さぁ暑い中を次に博物館に向かいましょう。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2014 シンガポール・マラッカ・ペナン島の旅
-
前の旅行記
新嘉坡之旅(1)マレー半島北上の旅はシンガポールのグッドウッドパークホテルとマリーナベイの夜から始まる。
2014/05/24~
シンガポール
-
次の旅行記
新嘉坡之旅(3)プラナカン博物館でその美術的な美しさや文化の奥深さに感銘を受ける。
2014/05/25~
シンガポール
-
新嘉坡之旅(1)マレー半島北上の旅はシンガポールのグッドウッドパークホテルとマリーナベイの夜から始まる。
2014/05/24~
シンガポール
-
新嘉坡之旅(2)絶対食べたかった松發肉骨茶に感動し、国立博物館でシンガポールの歴史を学ぶ。
2014/05/25~
シンガポール
-
新嘉坡之旅(3)プラナカン博物館でその美術的な美しさや文化の奥深さに感銘を受ける。
2014/05/25~
シンガポール
-
新嘉坡之旅(4)憧憬のラッフルズホテルのロングバーでカクテルを飲み、近所の喜園KAFEでチキンライスに舌鼓み...
2014/05/25~
シンガポール
-
新嘉坡之旅(5)アジア文明博物館で学び、ジャンボでチリクラブを堪能し、夜景クルーズを楽しんだ後はマリーナベイ...
2014/05/25~
シンガポール
-
新嘉坡之旅(6)アラブ・ストリートからリトル・インディアを歩き、シンガポールの別の顔を学びヒルマン・レストラ...
2014/05/26~
シンガポール
-
新嘉坡之旅(7)チャイナタウンを彷徨いながら仏教とヒンドゥーの寺院を参拝し、京華小吃の中華と味香園のかき氷を...
2014/05/27~
シンガポール
-
新嘉坡之旅(8) 三島由紀夫の「美に逆らうもの」という言葉をかみしめながら、胡文虎の虎豹別野(ハウ・パー・ヴ...
2014/05/27~
シンガポール
-
新嘉坡之旅(9)加東( カトン)でプラナカン建築の町並みを散策し、チリ・バディでニョニャ料理のディナーを楽し...
2014/05/27~
シンガポール
-
新嘉坡之旅(10)シンガポールから柔拂(ジョホール)水道を越えてマレーシアの馬六甲(マラッカ)への路線バスの...
2014/05/28~
シンガポール
-
馬六甲之旅(1)マラッカの滞在は大華酒店(マジェスティックホテル)に沈没し、オランダ広場まで散歩して古城鶏飯...
2014/05/28~
マラッカ
-
馬六甲之旅(2)マラッカの観光はセント・ポール教会でザビエルを偲び、美しい眺望を楽しんだ後はスルタン・パレス...
2014/05/29~
マラッカ
-
馬六甲之旅(3)ヒーレンス・ストリートとジョンカー・ストリートのプラナカン建築を訪ね、ポルトガルスクエアのJ...
2014/05/29~
マラッカ
-
馬六甲之旅(4)カンポンモルテンのマレー様式の住宅を訪ね、チャイナタウン北側の寺院を参拝し買い物三昧の午後。
2014/05/30~
マラッカ
-
馬六甲之旅(5)ナイト・バザールをそぞろ歩き、マッサージの後にナンシーズ・キッチンでニョニャ料理を楽しみ、深...
2014/05/30~
マラッカ
-
檳城(ペナン)之旅(1)夜行バスでマラッラからバタワースへ向かい、暗闇の海峡をフェリーで渡り、イースタン&オ...
2014/05/30~
ペナン島
-
檳城(ペナン)之旅(2)ペナン島の宿泊はイースタン&オリエンタルホテルの新館で夜明けの海を眺め、アルメニア通...
2014/05/31~
ペナン島
-
檳城(ペナン)之旅(3)ジョージタウンのアイアンアートを探し歩き、伝統水上家屋のジェッティーを訪ね、ペナン博...
2014/05/31~
ペナン島
-
檳城(ペナン)之旅(4)張弼士古宅(チョン・ファッツイー・マンション)にカトリーヌ・ドヌーヴの映画「インドシ...
2014/06/01~
ペナン島
-
檳城(ペナン)之旅(5)プラナカン・マンションの豪華な内装に驚き、E&Oホテルのアフタヌーンティーを楽しみ、...
2014/06/01~
ペナン島
-
檳城(ペナン)之旅(6)3日掛けてジョージ・タウンのウォール・アートのほとんどを探し出して、その歴史背景を調...
2014/06/02~
ペナン島
-
檳城(ペナン)之旅(7)シーパールラグーンでエビとカニと戯れながら石川啄木を思い、プラターズ・ラウンジと豪華...
2014/06/02~
ペナン島
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シンガポール(シンガポール) の人気ホテル
シンガポールで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
シンガポール最安
294円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2014 シンガポール・マラッカ・ペナン島の旅
0
74