2014年1月　ベトナム・カンボジア・タイ旅行記⑥　アンコールワットの日の出、アンコールトム、バプーオン、象のテラス

2013/12/31 - 2014/01/08

2014/1/5
旅も後半戦へ。
6日目はアンコール遺跡めぐり。

実はアンコールワットへは2度目の訪問。
2003年3月にタイに住んでいた時に行って以来11年ぶりになる。

前回は4日の滞在で、アンコールワット、アンコールトムのほか、
ベンメリアやトンレサップ湖の水上集落などいろいろと回ることができた。

今回は実質１日しかいなかったので、ベタな観光コースを見て回った。
アンコールワットもアンコールトムも2度目なのだが、
１度目の訪問を終えてからも「また行きたい」と思っていた。
そして、また来てみて何度見ても飽きない場所だなあとつくづく感じた。

11年ぶりのアンコールワットの雰囲気も前回とはかなり変わった。
そういった違いを感じるのも今回の旅の一つの楽しさだった。

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◎旅の日程

☆12/31　千歳→成田→ホーチミン
☆　1/ 1　ホーチミン
☆　1/ 2　ホーチミン→プノンペン
☆　1/ 3　プノンペン観光
☆　1/ 4　プノンペン→シェムリアップ
★　1/ 5　シェムリアップ観光
☆　1/ 6　シェムリアップ→バンコク
☆　1/ 7　バンコク観光
☆　1/ 8　バンコク→上海→千歳

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

5:00
昨日のトゥクトゥクの運ちゃんと交渉し20$で一日チャーター。
5時のホテルの前待ち合わせ、アンコールワットからの朝日を見に行く。
前回は日程の関係で見られなかったのでそのリベンジ。

1月のカンボジアの早朝は、南国とはいえ寒い。

ベストショットを何度か狙うか、
型の古いカメラのためかあまり上手く撮れない。
そうこうしているうちにカメラの電池が切れてしまう。
なんというタイミングの良さ…

リベンジ失敗かと思ったが、
日本から持ってきた携帯で撮ってみると、意外とよかったり。

アンコールワット 史跡・遺跡

みんな撮りまくっている。

7：00
アンコールワット近くのレストランで朝食。
野菜のチャーハン　12,000R(3$)
少ししょっぱかった。
ついでにさっき切れたカメラの電池も買う。
4本で20,000R。なんだか高い買い物をした感じ。

トゥクトゥクに乗って移動。
朝は涼しいというより寒い。

アンコールトムへ。
かつての城砦の都市だ。

アンコールトム 建造物

まずはアンコールトム中心にあるバイヨンを見て回る。

バイヨン 史跡・遺跡

すでに１回見ているのだが…
改めて、すごい。

石畳。

回廊を上から見たところ。

こう見ると規模の大きさがわかる。

首が切られている。
こういうのはアンコールの遺跡ではふつうにみられる。

レリーフも至る所に。

乳房がえぐられている。

内部

デカイ

アプサラのレリーフ。

首より上は朽ちたのか、壊されたのか。

女性がたたずんでいる。

朝なので日差しが柔らかい。

塔の4面に彫られている人面像。
数が半端ない。

朝日が差し込む。

上の回廊に登る。

段差を登り下りするので、決して歩きやすいわけではない。
回廊を歩いていると、なんだか空想の世界に送り込まれた気分に陥る。

一度目の訪問の時、一緒にアンコールトムを歩いた日本人が、
「天空の城ラピュタを思いだした」と言ってたっけ。

ほほ笑む。

いくつかの石を組み合わせて作られているのが継ぎ目からわかる。

アメリカのラシュモア山より迫力がある。

なんでこんなものを作ったのだろうと疑問に思う。

アンコールトムでは写真を撮りまくった。50枚以上は撮っている。

とにかく何も言葉が出ず、感動を写真に収めるしかなかった。

戦争の様子が描いた壁画。

壁が崩れている。

11年前の印象では、アンコールワットの記憶が強く残っていたのだが、
2度目の今回はアンコールトムの方が上かもしれないと思った。
見応えという点では凌駕している。

来たその時その時で見方も変わってくるのだろうか。

パブーオン。ピラミッドのような形の寺院。
バイヨンから歩いて5分ぐらい。

バプーオン 史跡・遺跡

寺院へと向かう路の両側には池がある。

バプーオン 史跡・遺跡

つい2，3年前まで修復作業が行われていたらしい。

回廊に上る。

寺までの路。結構長い。

いくつもくぐりぬけて歩く。

微笑みが美しい。

十二支だろうか。

柱が残されている。

ところどころ通れないところもある。

上からの見晴らしがよく、しばらく座ってぼーっとする。

窓枠からの眺め。

日差しも少しずつ強くなってきた。

パブーオンを出て北へ向かう。
壁の門をくぐる。

ピミアナカス 史跡・遺跡

樹木の根がからみつく。

樹が壁を食べているようだ。

プリア パリライ 史跡・遺跡

ピミアナカス。こちらもかつての寺院。

ピミアナカス 史跡・遺跡

2本足で立っているようだ。

ピミアナカスからさらに北へ向かうとプリア・パリライ。
こちらも侵食がすさまじい。

プリア パリライ 史跡・遺跡

森に埋もれた遺跡の中を歩いていると、松尾芭蕉の俳句がふと思い浮かんだ。

静けさや兵どもの夢の跡

パブーオンからここまで、経路が矢印で示されていて、
途中このような看板にあるので、迷わずに歩いてくることができる。

前に来た時はこんな便利のものはなかったような気がする。

プリア パリライ 史跡・遺跡

プリア・パリライを東へ。
ライ王のテラスに出る。

ライ王のテラス 史跡・遺跡

こちらも破壊が見られる。

テラスを支えているよう。

少し南にいくと、今度は象のテラス。

象のテラス 史跡・遺跡

象の壁画。

模様も複雑。

テラスの上を歩いてみる。