2011/05/15 - 2011/05/19
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旅人のくまさんさん
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九分観光紹介の続きです。その昔、九分は台湾の一寒村でしたが、19世紀末に金の採掘が開始されたで町が発展し、日本統治時代に最盛期を迎えました。しかし、戦後金の採掘量は減少し、1971年に金鉱は閉山されました。町は急速に衰退しましたが、再び脚光を浴びるようになったのは、1989年、映画『悲情城市』(侯孝賢監督)のロケ地となったことがきっかけでした。この作品は、それまでタブーとされてきた2・28事件を正面からとり上げたものです。2・28事件は、1947年2月28日に台湾の台北市で発生しました。本省人(台湾人)のタバコ売りの女性を外省人の官憲が暴行した事件がきっかけでした。その後台湾全土に本省人(台湾人)と外省人との大規模な抗争となり、3万人近くの本省人が虐殺された事件です。
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商店街を抜けて、次第に高い場所にやってきました。高台から太平洋から東シナ海にかけての海の景色を見るためです。
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見晴らしの良い高台に出ました。暫く、海の景色を堪能できました。地質学の研究によれば、今から300万年から1万年前の更新世氷河期の時代、台湾は中国大陸と地続きだったとされます。
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屋根越しに見えていた寺院らしい建物の屋根飾りです。時間の都合で、近くから見学することは出来ませんでした。ネットで検索しましたら、九分の高台にあるお寺は、聖明宮でした。関羽が祀られています。
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海に浮かぶ小島の光景です。ところで、日本と台湾では尖閣諸島を巡る領土問題が発生しています。この問題は中国も領有権を主張し、漁業権と地下資源を巡って複雑になりつつあります。尖閣諸島には、魚釣島が含まれます。日本政府の公式見解は、『この領域に領有権問題は存在しない』です。
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イチオシ
台湾の海岸線は次の4つの特徴を持つ部分に分けられます。写真の光景は、②の東海岸ではなく、③の北部海岸の徳と湯を持つ光景のようです。
①西部海岸(砂岸) : 砂灘、砂洲、潟湖は多く、遠浅の単調な海岸線です。
②東部海岸(岩岸)切り立った地勢で、平地が少ない。
③北部海岸(岩岸)彎曲した海岸線で構成されます。
④南部海岸(岩岸) : 珊瑚礁により形成された海岸線です。 -
入り組んだ海岸線のアップ光景です。現地ガイドさんから、九分は雨が多い町とお聞きしました。ネット情報で確認しますと、九分の天気予報は基隆を参考にするのが通常のようです。その基隆の年間降雨日数は206日、年間降水量は3755ミリでした。
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九分の周りの山の手周辺の光景です。起伏が大きく、緑に隠れるように建物が見えます。東海岸近くの平野部がほとんど見えない光景です。
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緑の中に高層マンションが立ち並ぶ光景です。台北への通勤圏の範囲のためでしょう。中央付近に煙突が見えますが、現地ガイドさんは、見る位置によって1本、2本、3本と姿を変えると説明されていました。今見えるのは3本です。
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カメラを手前に引いて、展望テラス付近の光景です。目を海の方に向けますと、沖合に向かって微妙に色合いが変わっていく光景が見えます。
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山の手方面の光景です。斜面にへばりつくように小型の家並みがあります。平地が無い地域としては必然の光景かも知れません。自然の良港がある地域では、良く見られる光景のようです
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山腹に見える、オレンジ屋根の東屋風の建物光景です。周りには、この建物以外何も見当たりませんでした。
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今度は、後ろを振り返って九分の街並み方の光景です。斜面に沿って建てられていますから、階数ははっきりしません。屋上ベランダから赤い花が顔を出していました。その右側にはアロエの緑の葉がありました。
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同じく、九分の街並みを振り返っての撮影です。『九分観海楼』の民宿とレストランの看板がありましたが、この家ではなく、近く(往前)の建物のようです。
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『悲情城市』の赤い看板です。2.28事件を扱った映画以来、国際的にも良尾名になった四文字です。お店の宣伝に広く使われているようです。
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屋上テラスから張り出した看板には、『露天座茶』の文字が見えます。随分と見晴らしが良さそうな席です。阿妹茶楼の屋上でした。
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イチオシ
先程の奥屋上を撮影した場所から、少し下っての撮影です。阿妹茶楼の看板がありました。日本語では、『あめおちや』と記されていました。
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九分が金山だった頃を題材にしたブロンズ像が眼下に見えていました。現地ガイドさんの説明によれば、海底が隆起してできた東海岸方面は、大理石と一緒に、各種の玉や金等の貴金属も産出すると説明されていました。
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九分が金山だった頃を題材にしたブロンズ像のアップです。日本統治時代には、藤田組が採掘を一手に行っていたようです。
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モノクロのアンティークな写真が飾ってありました。西欧の古い映画のヒーローとヒロインのようです。周りの装飾もモノクロで統一してありました。
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高台からの眺望を楽しんだ後通った狭い通りです。急な傾斜の下り坂の光景です。九分は日本統治時代に形成された街ですから、その面影が残るとされます。
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本通りから伸びた脇道の光景です。お店に続く行き止まりの袋小路です。金鉱山が閉山した後、九分はさびれた町でしたが、今では台湾で屈指の観光地として賑わっています。
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イチオシ
街角にあった古いポスターです。ビニールで雨避けがしてありました。『礦山音楽故事劇場』のタイトルです。右の方に、『高さんは、炭坑労働者の涙を歌い出す』との日本語説明文がありました。
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雑貨店の店先です。台湾孟宗竹を使った箸、缶に入ったお香、卓上箒、扇やルーペなど、お土産用の小物が様々です。
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複合施設の玄関先に置いてあった鉢です。水生植物が植え込まれていました。その奥に見える看板は、『翁山英故居』でした。ネット情報では、約100年前に建てられた、当時としては贅沢な建物と紹介されていました。
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複数の名前が記された玄関先の看板です。上から『九分茶坊』『九分芸術館』『陶工房』『天空之旅』等です。複数の会社が入った建物でしょうか。
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服飾店の店先光景です。木綿を使った手造りの品の様な雰囲気でした。服等のほか、帽子も並んでいました。
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台湾の民族服でしょうか、前面のボタンが中華風のデザインです。390元の値札が付いていましたから、約1200円です。
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往きとは別のコースを辿って商店街を散策しました。そろそろ昼の時間になりました。昼食は九分内にあるレストラン、九戸茶語です。
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百合の花が飾られた、レストランの立派な玄関先です。門柱には、『吃飯泡茶裡面座』の文字がありました。『吃飯泡茶』は、『食事と飲み物(ビール)』と勝手に解釈してみました。
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同じく、百合の花が飾られた、レストランの立派な玄関先のアップ光景です。門柱のもう一方には、『観山看海楼上靖』の文字がありました。風光明美な階上での食事が楽しめそうです。
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