2011春、台湾旅行記6(10/20)：高雄、寿山公園、高雄港、六合夜市、マンゴー、ドリアン

2011/05/15 - 2011/05/19

寿山公園見学の後、一旦ホテルに戻りました。夜に入ると小雨模様になりましたが、7人揃って高雄の夜市見学に出掛けました。ホテルから歩いて、片道が15分ほどの距離でした。2年程前の台湾一周旅行の時にも同じ夜市を見学しました。夜市では、マンゴーのほか、ドリアンの切り身も食べましｙた。ドリアンを食べたのは初めてでした。

エリア 高雄(台湾)

高雄港の遠望です。台湾で最も大きな港です。台湾でのコンテナ取扱量全体の3分の2を占めているとされます。元々は自然の港でしたが、時代の要請によって、拡張整備が進められてきました。

同じく、高雄港の遠望です。高雄港は台湾で一番の規模ですが、アジアでも香港港、シンガポール港、上海港に次ぐ規模とされます。

同じく、高雄港の遠望です。行き交う多数の船の姿があります。台湾で消費される石油の大部分が高雄港から輸入され、また、アルミニウム、木材、紙製品、肥料、セメント、金属、機械類、船舶等が輸出されています。

高雄港の北の端の光景です。崖の上に白い灯台の姿が見えます。沖合を2艘のタンカーが航行している光景です。

更にアップした、高雄港の北の端の光景です。平面図を見ますと、高雄港の出入口はこの場所と、南側にもう1箇所あります。

高層ビルが林立した高雄市街の遠望です。高雄(カオシュン)市は台北(タイペイ)市に次いで、台湾第二の大都市です。人口は280万人弱です。

移植されたばかりのガジュマルの木のようです。根付きやすいように多くの枝が伐り払われていました。ガジュマルは、熱帯地方に分布するクワ科の常緑高木です。根付けば、あっという間に大木になりそうです。

寿山公園(ソウシャンコンユアン)の崖の光景です。海が隆起した石灰岩質の岩盤とされます。現地ガイドさんは、貝の化石なども沢山見つかると話されていました。

同じく、石灰岩の自然石で出来た崖の光景です。現地ガイドさんは、寿山公園の名前は、昭和天皇が皇太子時代に訪れたことを記念して付けられた名前であることを紹介されていました。2008年の旅行の時にも、同じような話をお聞きした記憶があります。

帰り道での撮影です。道の脇に、ピンポン玉くらいの木の実が生っていました。樹種は分かりません。食用になるのでしょうか、それとも鳥の餌でしょうか。

こちらも、帰り道での撮影です。花が咲き終わって、実が茶色に色付いていました。楓の実を大きくしたような姿です。風に吹かれて飛び散るのでしょうか。寿山公園の紹介はこれでおしまいです。

この日の夕食のレストランです。予め紹介されていたメニューは、『海鮮中華』でした。現地ガイドさんのアドバイスで、10年物の紹興酒を予め専門店で購入し、持ち込みました。それだけでは申し訳ありませんから、ビールも注文しました。

写真がピンボケになってしまいましたが、立派な髭を生やした大きなエビの看板です。イセエビでしょうか。レストランの名前は、『龍興餐庁』でした。

同じく、食事を終えたレストランの光景です。江浙菜や四川菜等の文字が見えます。四川料理はそのまま読めますが、江浙菜は浙江省や江南地方の料理のようです。

ホテルから歩いて夜市散策に出掛ける時の撮影です。道に迷っていましたら、つい最近まで日本に留学し、卒業したと言われる若い女性の方が、バイクを止めて道を教えてくれました。結果は、ホテルから夜市までは歩いて15分ほどの一直線上でした。

途中、ひっそりとした商店街を通り過ぎました。高雄には、六合夜市を始め、光華夜市や南華路夜市など六つの夜市があります。今向かっているのは、一番大きな夜市の六合夜市です。

ショッピングセンターとガソリンスタンドの光景です。煌々と明かりが灯っていました。空は真っ黒、星の姿がありませんから、厚い雲があるようでした。

途中、ユニクロに似たお店に立寄り買い物をした後、見覚えがある六合夜市にやって来ました。大賑わいとはいきませんでしたが、まだ営業中のお店ばかりでした。

独特の外観をした大きな果物は、ドリアンです。原産地は東南アジアのマレー半島とされます。外観以上に独特の香りが特徴の果物です。甘い香りと共に、玉ねぎの腐敗臭または都市ガスのような強烈な匂いを放ちます。

左がマンゴー、右がドリアンの果実です。折角ですから全員食べることにしました。これが私の分です。思った程にはドリアンは強烈な匂いではありませんでした。ただし、ホテルや機内への持ち込みは厳禁です。

同じお店の光景です。ドリアンとマンゴーのほかに、ビワやサクランボがパックに詰められて並んでいました。北回帰線が台湾中部にあり、高雄は熱帯区域に入りますから、果物は豊富です。

左端に石斑魚の文字があります。日本語では、ハタになります。日本人がフグを好むように、中国人は石斑魚を好むとも表現されます。大きな魚ですから、部位ごとに仕分けされて販売されていました。

木工製品を並べたお店です。手前半分当たりまでは、よく使徒が分かりませんが、健康器具でしょうか。台湾は良材を算出することで有名です。

台湾の夜市では、甘い物と食べ物は豊富ですが、アルコール類はほとんど見かけません。残念ながら、軽く生ビールを1杯、あるいは紹興酒を1杯とはいきません。

野菜と果物が一緒に並んだ店先です。ジュースにしての販売がメインのように見受けました。野菜では白いニガウリ、ピーマンや多肉植物らしい葉があります。果物では、パパイヤを中心に、キーウィやバナナなどです。名前が分からない青い果物もありました。

時刻は10時40分過ぎです。まだこの時間では雨は降っていませんでした。2008年12月の旅行の時には、道いっぱいに人が溢れていましたが、ゆったりとした人の流れです。

海産物の店先光景です。魚や蟹、貝等も並んでしました。野菜類も用意してありましたので、お店で料理も頼めるようです。

果物屋さんの店先です。そのままの生食のほか、ジュースにしての提供もあるようです。調製用の蜂蜜や、牛乳等も用意してありました。釈迦頭やドリアンなどが並んでいました。

この日の天候と、夜遅い時間も影響しているようです。お店の人は手持無沙汰風でした。椅子席も用意された屋台光景です。

これで夜市見学はおしまいです。見学途中でぽつぽつと降り出した雨は，次第に本降りとなってきましたので、切り上げることにしました。夜の11時近くになりましたので、観光客の姿も少なくなりました。