2011/05/15 - 2011/05/19
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高雄で次に見学したのは寿山公園です。2年ほど前の見学の時には夜景でしたが、今回は明るい時間帯での見学でした。予定では夜景見学でしたが、現地ガイドさんとの話し合いで、昼間に決まりました。
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寿山公園(ショウシャンコンユェン)に到着しました。山の中腹の駐車場の周りの石碑の光景です。寿山は海から隆起したサンゴ礁で出来ているとされます。
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『大東亜戦争完遂祈願』の文字が刻まれた石碑です。現地ガイドさんの説明によれば、戦後暫く文字がセメントで埋められていたようですが、その後、現在のように文字が復活したとのことでした。
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駐車場近くの石段を登って、見晴らしの良い場所からも眺望です。高雄市街や高雄港が遠望できました。眼下が、先程の駐車場です。その先には、高雄港が見えています。
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石段の上からの光景が続きます。手前が駐車場付近、遠くが高雄の市街光景です。駐車場脇の石碑の頭の上は、後から乗せられた国民党のマークです。
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寿山の高台から眺めた高雄市街の光景が続きます。手前には、寿山公園の樹木の姿があります。
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石段の上からの高雄(カオシュン)市街の眺望です。中央奥に超高層ビルが見えます。高雄85大楼のビル光景のようです。一方、こちら側の台形をした寿山の標高は200メートルとされます。
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同じく、高雄市街方面の眺望です。石段の真上からから少し場所を替えての撮影です。樹木下からの撮影になりました。
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イチオシ
この辺りは、前方の樹木が少し視界を妨げていましたから、更に場所を変えます。高台の一角に眺望のいいテラスがありました。
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同じく、前方の樹木が少し邪魔をした場所からの撮影です。見晴らしの利く場所は混み合っていました。
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普通の港光景は、入江を高波から守る堤防がありますが、高雄港は堤防の代わりに、岸壁に平行した細長い陸地が築かれています。その細長い陸地には、港湾施設や建物が立ち並んでいました。
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かなり前方の見晴らしが利く場所に移動しての撮影です。船が行き交う高雄港が広く見渡せました。
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場所を変わっての高雄港方面の遠望です。左に向かって航路が2手に分かれた場所です。手前側の航路は、行き止まり、奥の航路が左右に1箇所ずつの出入口があります。
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イチオシ
前方の視界を遮るものが無くなりました。右手にある高雄港の出口に向かう大型船の光景です。WESTFAL-LARSENの船名が記されていました。タンカーのようです。
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高雄港を行き交う小型船の光景です。手前側が右側の出口に向かう船、奥の方が、左の桟橋に向かう船の航路のようです。
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高台の一角の光景です。木の柵の後ろに、縦横無尽な枝振りの樹がありました。花は咲いていませんが、鳳凰樹のように見えます。
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同じく、高台の一角の光景です。高雄神社の前身は、明治45年(1912年)に建設された金毘羅神社、30数年で取り壊される運命となりました。
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鳥居の左右にあった額の紹介です。こちらには、右から読んで『成仁』の文字がありました。『仁を成す』と読むようです。
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もう一つの額の文字は、『取義』と記されていました。二つ合わせて、『成仁取義』と読めるようです。中国語のネット情報では、『成仁:殺身以成仁場シ;取義:捨棄生命以取得正義。為正義而犧牲生命』の解説がありました。日本語に訳すれば、『正義のためには命も犠牲にする』と言った意味のようです。
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忠烈祠の文字が記された鳥居の中央部分のアップです。日本統治時代には、高雄神社と呼ばれていましたが、戦後に忠烈祠として生まれ変わりました。
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忠烈祠に続く石畳の道です。台北の忠烈祠では儀仗兵の交代儀式がありますが、こちらには衛兵の姿は見当たりません。
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『浩気千秋』の額のアップです。四字熟語辞典にざっと目を通してみましたが、該当する項目はありませんでした。
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忠烈祠の大屋根のアップ光景です。国民党政権と民主進歩党(民進党)政権の交代で、扱いが変わった施設の一つのようです。南部は民進党が強い区域とされます。写真は割愛しましたが、魔除けの屋根飾りがいくつも欠損したままでした。
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忠烈祠の正殿に向かって左手の建物光景です。雨避けや日除けになる回廊のようです。参道に平行していました。
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忠烈祠の正殿に向かって右手の建物光景です。左右同じ造りのようです。風通しのための丸い透かし彫りの窓と、その間には記録写真が飾られていました。
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忠烈祠の本殿のアップ光景です。日本統治時代の高雄神社は戦後取り壊され、その跡地に新しく忠烈祠が建設されました。
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ここからは、帰り道での撮影です。通路から少し離れた場所のガジュマルの樹の光景です。根元にあった鉢風の石の光景が不思議でした。やがては、ガジュマルの根で覆い尽くされる運命のようです。
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イチオシ
ガジュマル(細葉榕)の木です。ガジュマルは、熱帯地方に分布するクワ科の常緑高木です。中国南部、台湾、ベトナムなどでは寺院の境内に良く植栽されている樹とされます。熱帯地方では、木陰を造るのに好適な高木です。
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帰り際に振り返って撮影した忠烈祠の本殿の光景です。英霊に敬意を表した、絢爛豪華な宮殿様式の建物とされます。これは、台湾全土の建物に共通しているようです。
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最後にもう一度、忠烈祠のアップ光景です。右から読んで、『忠烈祠』の文字です。ネットで調べても揮毫された人の名前は分かりませんでした。時代から言えば、初代総統の蒋介石氏でしょうか。
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更にアップした、『忠烈祠』の文字です。忠烈祠の元締めは、台北市中山区剣潭山にあります。辛亥革命を始めとする中華民国建国、抗日戦争などにおいて戦没した英霊を祀る祠です。今も衛兵交代が行われています。
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