◎石垣島・西表島（１）

2012/11/02 - 2012/11/05

（写真は竹富島：シーサー）

今回は念願の石垣・西表島に渡ってみます。これらは八重山諸島と呼ばれています。（宮古島を含めると先島諸島と呼び、沖縄本島まで含めると琉球列島となり、さらに鹿児島県側まで含めると南西諸島といわれます。）
最近，なにかと騒がしい尖閣諸島もこの先島諸島の一部ですが、地質学的には沖縄トラフの向こう側、大陸棚の端にあるため中国との国境問題となっています。

まずANA早朝便で那覇に入り、乗り継いで石垣島へ昼には到着です。
そこからバス5日券￥1,000を買い石垣市内へ。ホテルに荷物を預け、さっそく高速船で一番近い竹富島に渡ります。

赤い瓦屋根からシーサーがこちらを睨んでいます。牛車で周るのもレンタサイクルを利用するのもいいでしょう。私は歩きます。

次の日は西表島に渡りますが、交通が不便なため1日ツアーに便乗します。浦内川をクルーズし、そこからマリュドゥの滝、さらに奥に入ってカンピレーの滝まで往復2時間ほど、カンピナイでの昼食、そして星の砂浜、次いで由布島へ牛車で渡り、約9時間の行程で石垣島に戻ります。

　・ヤマネコの棲家荒らすな外地人　　　　＜ぐすく＞

　・由布島へ牛車に揺られ浪のうえ　　　＜みんちゅら＞


＜続＞次は、小浜島と石垣島です。

エリア 西表島(沖縄)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ

沖縄の民謡「花」が聞こえてきます
　http://www.youtube.com/watch?v=s6sIEcf_XPo&feature=related

　竹富島の家はみなこのようなサンゴの壁で囲まれています。
　小さな島ですが、見所いっぱい
　石垣から船で15分ほどと近い

牛車で廻る竹富島

　港からマイクロバスで５分ほどで町へ
　町の中、元気な方は歩きましょう
　レンタサイクルもあるよ

ブーゲンビリア

　赤いのは葉、その中の小さな白い点が花です

（ブラブラしていたら、猫に叱られました）

「アンタ、そこに座んなさい。沖縄に何しに来たの？」

「ええ、なんとなく・・・」

「用がないならはやく帰んなさい」

「えーっ！本当に帰っちゃうの？」

「もしかして、あなたはイリオモテヤマネコさん？」

　「わし、イリオモテのミケネコじゃけど」

竹富島の典型的な家

　瓦屋根にはシーサー、サンゴの石垣に囲まれています

あんた誰？
僕サー、シーサー　（具志堅さんじゃないんだから）

シーサー2

　そもそも台風の多い島にシーサーはジャマだとか、
　観光用に作られてるのもあるようですね。
　シーサーは猫じゃないのに魚くわえてたりしてね。

サンゴの石垣と扇ヤシ

竹富島を歩きます

この照り、雨降るんかいな？

翌日は西表島に渡り、浦内側のクルーズです。

　沖縄一の大河？です。周りはマングローブの森が続きます。
西表島自体沖縄で2番目の広さだし、雨が多いため水量豊富です。
戦時中は石炭の採掘もおこなわれていたようです。

マリュドゥの滝

　クルーズ終点から約40分歩きます。
　軽いトレッキングコース
　このあたりは第三紀砂岩層の露頭がみられます

カンピレーの滝

　マリュドゥの滝からさらに10分ほど上流へ

星砂の浜辺

　何だ！星砂とは有孔虫のことだったか。こんなデカい有孔虫もいるんだ。
（通常有孔虫とは顕微鏡で見る化石です。その種類と数で当時の海洋の環境がわかります）

由布島1

　牛車で海を渡ります。
　もともとこの水牛は台湾から連れてきたそうです。
　今日はこのなかの松田優作くん（全部名前がついている）が引っ張ってくれます
　
　　・優作の牛車に揺られ由布の島

由布島2

　10分ほどで到着です。

由布島3

　全島すべて植物園になっています。

由布島4

　オラはイリオモテイノシシだぞ！

由布島5

この花見ただけで、沖縄の歴史がすべてわかったような気がしました

・海辺にて昨夜此の花夢にみた　　＜咲くや姫＞

由布島6

　潮干狩りする老人

由布島7

　水牛くん、君は幸せ？　それとも不幸せ？

　　−　少しは世の中のお役に立てて、十分幸せさ。

由布島8

　この島には金のさなぎがいて、ある日そこには蝶がいっぱい乱舞していました