◎宮古島（＋多良間島・大神島）

2019/04/07 - 2019/04/13

（写真は宮古島のパーントゥ）

今年三度目の沖縄になります。
3/31から初めて成田-宮古島直行のLCCが飛び始めたのに合わせ、やって来ました。今回は多良間島や大神島に足を延ばしてみます。7月からは大阪や香港からも飛んでくるようです。平良港には台湾や上海、香港から大型クルーズ船も続々と寄港しています。
　宮古島はそれらの観光需要に合わせ、建設ラッシュが続いており、騒々しくなりそうです。さらに4月14日からは全日本トライアスロン宮古島大会が始まります。今は大会の関係者や工事関係者でホテルも満杯です。

　さてさてこの島の静けさや美しさは、いつまで保てるか大変気になるところです。それでも多良間島まで来る観光客はまだまだ少ない。

　・雲の上宮古の空はすでに夏

　・青い海あおい空から落ちてくる

　・キラリ海 底に涙が溜まってる


　●写真は写真自体をみるのではなく、それを通して歴史や現実をみる。それは薄っぺらな現実ではなく、今までずーっと積み重ねてきた「最終形」であって、60才の人間なら60年分の生き様が写っているし、数百万年もかけて造られてきた風景がある。対して絵は現実ではなく、別の世界を描くもの。そこには現実より美しい世界もあれば、そうでない世界もある。残念ながら写真には現実以上のものはなかなか写らない。技術が進んだ今、それなりの写真なら誰にでも撮れるだろうが、これが文章となるとそうはいかない。「表現」手段とすれば、写真には絵や音楽、文章以上の力があるだろうか?

エリア 沖縄

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: バイク ジェットスター

池間島大橋から

　いつ来ても感動が待っている

海美来（かいみ－る）展望台から

右前方に大神島が見えます
明日はこの島に渡ってみます

池間大橋（宮古島側）

池間大橋

池間大橋（宮古島側）

池間大橋（宮古島側）

アヤー！
オラの海が一番綺麗だと思ってただに！

　・慌てるな上には上の主がいる

池間大橋（宮古島側）

トゥリバー海浜公園　
　https://4travel.jp/travelogue/11206249

平良港岸壁

　遠くに台湾からのクルーズ船が見えます

大神島から池間島大橋遠景

　翌日は島尻から大神島に渡ります。夏は1日６本ほどの便、約20分で渡れますが、島尻まで行くのが大変です。ただ私はこの「島尻」という地に不思議なパワーを感じます。それはどこぞの安っぽい「パワースポット」などとはもって非なるもの

　

大神島頂上　遠見台

　島尻はパーントゥの祭りや第三紀島尻層の断崖で知られています。大神島は名前のとおり神の島であって、沖縄本島でいえば久高島、大和でいえば三輪山にあたる。

大神島

　写真？　撮っていいよ、
「だけどあなたは変な人」、と言われてしまいました。　この島の名物は干しタコともずくだと

大神島のアゲハ

　アゲハだけでも5～6種ほどいるようです。そのほか宮古島一帯にゴマダラ、シロチョウなどが乱れ飛んでいる。これが車やバイクに突っ込んでくるので道路は蝶の死骸が目立つ　でも避けようがない

東平安岬

　太平洋と東シナ海を分ける岬

東平安岬

与那覇前浜

　東洋一美しいと言われているビーチ

与那覇前浜

　宮古のビーチはどこにいっても美しい

西里の料亭「S」で刺身だけを戴きます

　・控えおれ!　あまりに軽きインスタグラム

渡口の浜

　以下は伊良部島です

佐和田の浜

　団体さんはあまり似合わないところ、と思うのですが···

佐和田の浜

　左遠方には空港滑走路があるのですが、路線開港のため近づけなくなりました。一番きれいな海があるのですがね・・

白鳥崎からフナウサギバナタ

　この鳥はサシバ、近々壊されるそうな、見るなら今だけー、フナウサギバナタとは「船を見送る岬」の意

サバ沖井戸

　水は泥岩の島尻層と上部石灰層の間から昆昆と湧いて来ます。

佐良浜
　海の向こうは宮古島

　伊良部大橋をくぐって多良間島に向かいます。約450ｔほどのフェリーは約2時間で普天間港へ入ります。

＃そもそも最初の離島めぐりは、船があるなら船で行くべしと考えます。
　・インスタのあまりに軽き島巡り

ふるさと海浜公園
　村営の「P」でチェックインを済ませ、原付で乗り出したとたん、さっそく雨雲が襲ってきました。幸いひどくはなく、空港で30分ほど雨宿りしたのち、再び島めぐり続行です

　・黒い雲うん霞のごとくやってくる

フクギの並木を過ぎると、塩川御嶽があります

アカダンあたり、大きなネコ科動物に出会いました。まさかタラマヤマネコ？
地元の人に聞けば、野良猫が野生化したものだそう。餌が豊富なのでしょう。とにかくデカい

　・ネコの眼に己が姿映ってる

ふるさと海浜公園
　桃のような岩がプカプカ浮いてやってきた？

ふるさと海浜公園
　オジさんは草刈り、山羊の子は草をムシャムシャ
なかよく共同作業

遠くに水納（みんな）島
　人口３～４人、牧畜（牛、羊）に携わっている。　定期船はない

平良港に停泊する上海からの大型クルーズ船　４日前には台湾からのクルーズ船が停泊していた。
ただクルーズ船が地元にどれだけメリットがあるかははなはだ疑問。だって宿泊・食事がすべて付いてるわけで、客層も最近では富裕層僅かの一般客がほとんど、爆買いもない。それに一度に何千人もこられてもバスやタクシーも足りない。

栗間島、たばこ畑

　この島も海中橋で宮古島と繋がっている。　静かだった島も、今はサトウキビやたばこ畑の隣りに大型のリゾートホテルが続々と建設中
　

栗間大橋

　前方左側に前浜ビーチが拡がっている

イムギャーマリンガーデン

イムギャーマリンガーデン

イムギャーマリンガーデン

　カヌーやダイビングが楽しめます

宮古島市熱帯植物園

宮古島市総合博物館

　地下ダム、蝶、鳥類、魚・動物類など展示中

ふたたび池間島大橋にて

下地島空港ＯＰＥＮ

　本年3月31日、成田直行便が飛び始めました。7月には関空から、そして香港からＬＣＣが飛んできます。

犬坊崎
　今回は多良間島で少しの雨に遭いましたが、ほぼ晴天に恵まれました。大感謝です。いつもの冬季に比べ、海の色が圧倒的にキレイでした。

※今回の予算（概算）
　AIR（ジェットスター）往復　　　￥13,000
　ホテル代　6泊3朝食1夕食　　　　￥33,000
　フェリー（多良間島、大神島）往復￥5,360
　レンタバイク6日間+燃料代　　　￥10,000
　バス代、入場料等　　　￥5,100　　
　合計　　約66,000ほど