☆宮古島、夏の色　(台風時の空港注意)

2019/07/31 - 2019/08/07

(写真は渡口の浜）

例年の尾瀬、奥日光へ行く機会を伺っていたが、なかなか梅雨開けず、沖縄に向かうことにする。沖縄にはここ数年何度もおじゃましているが、真夏にはあまり行ったことがない。果たして海の色はどう変わる？

　・先島の唄が聞こえる夏の海

　・夕立落ちて黒雲ひとつ消えにけり

　・碧い海あおい空から降ってくる

　・竜田川過去に未来に流れたり

　・暑さから熱さに変る朝八時

原付で雨雲と競争し、１勝１敗1分というところ。やっと宮古島の雲の動きが読めてきた。意外と論理的に動いている。
　宮古の旅はまだ終わらない。

※前回４月の宮古島　https://4travel.jp/travelogue/11480141
そのほかは「旅行記グループ 沖縄・奄美」からご覧ください。

エリア 沖縄

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

　急に決めた沖縄行なので、今回AIRはマイレージP.を利用する。今からだとこの時期航空券代が高いのだ。まずは那覇へ
　桜坂劇場を覗き、やちむん通りを歩けば、背をむけたままの猫がいる。ふしあわせという名の猫

那覇市りうぼう前

　スクランブル交差点は渋谷だけではありません。那覇では、いつもの沖縄料理をいつもの店でいただいて、沖縄県立美術館を巡って、おもろまちでは映画を観る。前回「君の名は」の途中で眠ってしまったので、今回は「天気の子」を観たが、やはり眠かった。宮崎駿作品と比べては酷というもの。

那覇3泊後、宮古島に向かう

帯岩

　1771年の大津波によって運ばれた、と言われています。ここは通り池の南側

17ENDに向かう (ワン セブン エンド)

　通り池を通り抜け、下地島北端に向かう。そこには下地島空港がある。ここの海の色は確認しなくてはならない。かつては17ENDを周回して佐和田浜に抜けられたのだが、今年3月以降、LCCが飛び始めてから通行禁止となった。（歩きはOK）
　ちなみに17とは滑走路の方角で、18なら真南、エンドとは端っこのこと。ほぼ南北方向の滑走路である。南北の風が多いということだ。

下地島空港 17END

　3000ｍの滑走路を持ち、今年3月成田からLCCが飛び始めた、と思いきや、すでに関空や香港路線も開通し、あっと言う間に国際空港となりました。私が1時間いた間に4機も飛び立ったのです。キャセイ航空あたりがパイロット研修(大型機のタッチ&ゴウ)としても利用し始めるようです。平良港には毎日のように大型クルーズ船が立ち寄っているのです。あと3年経ったらこの島はどう変わってしまうのでしょうか？

池間島大橋

　気分を変えて池間島に向かう。ここの海の色は島一番だろう。

池間島大橋

海美来から

大神島方面の海の色

頑張って東平安名崎

　海ん中、海が流れてる。川の流れのように

東平安名崎

　この時間、（右）太平洋から（左）東シナ海へ

東平安名崎

　この地形は伊良部島の北海岸/佐和田浜にもあった。過去の津波の影響があるのだろう

保良泉ビーチパーク

　ここには青い海中洞窟（パンプキン鍾乳洞）がある

イムギャーマリンガーデン

　ってどんな意味?

イムギャーマリンガーデン

イムギャーマリンガーデン

　ここのリーフでカヌーを漕ぐのもいいですね。

人頭税石/平良

　この石の背丈になると税金を納めなければならない。離島は常に琉球政府によって搾取されてきたし、それを薩摩藩が吸い上げた、という話

再び池間大橋へ（以下午前の色）

　じっと見ていたら、視線は地球を一周して自身の後頭部を見ていた。

大神島方面

色を狙うなら、順光の午後が良い。今日は風が強すぎ

池間島　海の見えるカフェ

●海カフェのアイスコーヒー・ノンシュガー

日本最南端の池間湿原

　来るたびに狭くなり、乾燥化しています。あと何年もつだろうか？

ハート岩のあるビーチ

　このあたりの土地は本土の大手企業や富裕層に買い占められてしまいました。ビーチは買えませんが、その周りを買い占めるのです。宮古島一帯がすべてこの有様です。

ハート岩ビーチ

　LCC、大型外国船クルーズ、高級ホテル開業、すべて誰ぞやの目論み通りのようです。

この沖合に「八重干瀬/やびじ」があります。その広さ宮古島の1/10と広大です。海面が10ｍ下がれば姿を現します。

伊良部大橋

　その長さ3,540ｍ（ミやゴシま/サンゴシょう）、歩けば1時間

再び渡口の浜(西側)

渡口の浜(東側）

　夜はいつもの店で、地魚刺身、うなぎなど地産料理を味わいます。

渡口の浜(東側）

●現地で台風が迫っている時の注意
　私の場合、7日帰京の予定でしたが、前日と翌日に台風が迫ってきていました。明日は全便欠航となるようです。こういう場合空港はキャンセル待ちなどで必ず混雑します。夏の沖縄の宿命です。こんなときは早めに空港にいって、早めにチェックインを済ましてしまうことが肝要です。
　また最近は台風の発生から日本に到着するまでの日数の短さに注意すべきでしょう。それは温暖化のせいで、発生場所が北上しているからです。かつては7日ほどかかったものが、今じゃ発生から3日で到着です。これでは予定など立てられませんね。
　

宮古島神社

　琉球の時代にはなかった神社や寺院です。宮古島はここ10年ほどで大きく変わってしまったし、さらに急激に変わっていくのでしょう。それがいいんだか悪いんだか、新しく来た者には、もっともっと美しい風景があったことなど知りようもありません。

※前回4月宮古島　https://4travel.jp/travelogue/11480141

＊今回の予算
　　AIR 代　　　　マイレージp.利用
　　ホテル代7泊　　 ￥36,000
　　バイク　2日間　　￥4,700
　　 モノレール　　 　￥1,600

この旅行記へのコメント （1）

• moromoro-tokioさん 2019/08/10 08:31:20

  写真

  おはようございます。
  楽しく拝見させていただきましたー。
  宮古島は綺麗で見所がたくさんあり、写真の構図も素敵ですね。
  
  ところで、写真をよく見ると、水平線などが波打っていて驚きました。魚眼レンズで単純撮影しただけではないと思っていますが、差し支えなければ、どうやって撮影しているのか教えていただけないでしょうか。
  
  お手すきの際にご返信いただけますと幸甚です。どうぞよろしくお願いいたします。