時が止まった戦場へトラック諸島でDIVE！～零式艦上戦闘機(ZEKE)&二式大艇(EMILY)～

2012/08/26 - 2012/08/26

22日～27日までトラック諸島で計15本潜ってきました。
26日の３本目は今回唯一の航空機 二式大艇(米軍コードネーム：エミリー)
その前にエテン島(旧名 竹島)西側で昼食休憩へ。
休憩ポイントの近くには水深３ｍの海底に転覆状態の零戦が。
昼食後シュノーケルで零戦へ、但し1本目2本目と深場を潜り3本目も予定しているので水面からのみ見学。
そして3本目の二式大艇は1941年(昭和16年)1月に初飛行し、終戦までに167機生産された全長28.13m 全幅38ｍ 最高速度465kmの大型の水上飛行艇。
この機体はチューク州観光局で購入したDive-Mapの説明によれば日付が不明ですが、パラオから要人輸送のためトラック諸島へ向かっていたところ、アメリカ軍の戦闘機の待ち伏せ攻撃を受け副操縦士を含む多くの人が死亡。
撃墜される前に雲の中へ逃げ込み、なんとかエテン島(旧名 竹島)付近に着水。生き残った乗員乗客が脱出したのち水没と書いてあります。
黙祷の後、潜行開始。

エリア チュック（トラック）(ミクロネシア)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

エテン島(旧名 竹島)近くの海底に眠る転覆状態のゼロ戦。

撃墜されたのか訓練中の事故なのかは？

当時のエテン島(旧名 竹島)
まるで航空母艦です。

ありし日の二式大艇(米軍コードネーム：エミリー)
なお、鹿児島県鹿屋航空基地資料館には現存する１機が展示されているそうです。

ポイント名 二式大艇。
平均水深11.9ｍ Max15.9ｍ 透明度Max10m 水温30.6℃
12リットルタンク背負っての49分のダイビング。
初心者向きのポイントです。

機体は転覆状態で機体は分断されています。
手前がコックピット、奥が右翼部分です。

コックピットに住みつく小魚達。

左翼の先端付近から。
２機のプロペラが確認できます。

左翼のフロート部分。

この写真も左翼のフロート部分。

計器類。

計器類。

機体中央部分。

こちらも機体中央部分。

機体後部部分。

中を覗くとガラ〜ンとしていました。

右翼部分に到着。

右翼から機首付近を望む。

のんびり1周15分程度。
時間もエアもあるのでもう1周。

左翼のフロート部分。

コックピット付近。

右翼フラップ部分。

珊瑚も機体に付着しています。

機体周辺は砂地と珊瑚少々で小魚ほどほどです。

最後にもう1回右翼から機首付近を撮影。
さらばニ式大艇。