チュック(トラック)旅行記(ブログ) 一覧に戻る
22日~27日までトラック諸島で計15本潜ってきました。<br />26日の2本目は特設運送船 りおでじゃねろ丸。<br />排水量9627㌧ 全長146.91m 最高速力17.08ノット。<br />1930年(昭和5年)5月15日に竣工し、大阪商船の貨客船として南米航路に就航。<br />1940年(昭和15年)10月8日に海軍に徴用され特設潜水母艦に改装され太平洋戦争に突入。マレーシアのペナン、マーシャル諸島クェゼリンで補給活動に従事し1943年(昭和18年)9月15日付で特設運送船に変更され、1944年(昭和19年)2月11日にトラックに入港。<br />そして2月17日~18日のトラック空襲(作戦名ヘイルストーン)に参加した空母艦載機の攻撃を受け2発の爆弾が命中、17日にウマン島(旧名 冬島)の東、水深35mの海底に右舷を下に横転状態で沈没。<br />黙祷の後、潜行開始。 <br />

時が止まった戦場へトラック諸島でDIVE! ~特設運送船 りおでじゃねろ丸(RIO-DE-JANEIRO MARU)~

111いいね!

2012/08/26 - 2012/08/26

16位(同エリア239件中)

旅行記グループ レックダイビング

2

37

GAT

GATさん

22日~27日までトラック諸島で計15本潜ってきました。
26日の2本目は特設運送船 りおでじゃねろ丸。
排水量9627㌧ 全長146.91m 最高速力17.08ノット。
1930年(昭和5年)5月15日に竣工し、大阪商船の貨客船として南米航路に就航。
1940年(昭和15年)10月8日に海軍に徴用され特設潜水母艦に改装され太平洋戦争に突入。マレーシアのペナン、マーシャル諸島クェゼリンで補給活動に従事し1943年(昭和18年)9月15日付で特設運送船に変更され、1944年(昭和19年)2月11日にトラックに入港。
そして2月17日~18日のトラック空襲(作戦名ヘイルストーン)に参加した空母艦載機の攻撃を受け2発の爆弾が命中、17日にウマン島(旧名 冬島)の東、水深35mの海底に右舷を下に横転状態で沈没。
黙祷の後、潜行開始。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
徒歩
航空会社
ユナイテッド航空
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • ありし日の、りおでじゃねろ丸。

    ありし日の、りおでじゃねろ丸。

  • 特設運送船りおでじゃねろ丸の艦型図。<br />チューク州観光局で購入したDive-Mapより。

    特設運送船りおでじゃねろ丸の艦型図。
    チューク州観光局で購入したDive-Mapより。

  • 特設運送船 りおでじゃねろ丸の沈没状態の図。<br />これもチューク州観光局で購入したDive-Mapより。

    特設運送船 りおでじゃねろ丸の沈没状態の図。
    これもチューク州観光局で購入したDive-Mapより。

  • ポイント名 りおでじゃねろ丸。<br />平均水深13.8m Max26.6m 透明度Max15m 水温30.5℃<br />12リットルタンクを背負って41分のダイビング。<br />中級者向きのポイントです。

    ポイント名 りおでじゃねろ丸。
    平均水深13.8m Max26.6m 透明度Max15m 水温30.5℃
    12リットルタンクを背負って41分のダイビング。
    中級者向きのポイントです。

  • 船体後部から潜行してまずは甲板上の天窓から船内へ。

    船体後部から潜行してまずは甲板上の天窓から船内へ。

  • 水深23.0m<br />配電盤?と思われるおパネル。<br />

    水深23.0m
    配電盤?と思われるおパネル。

  • 船内のラッタル(階段)。

    船内のラッタル(階段)。

  • 先ほど船内に進入してきた天窓。<br />メタボは通れません。

    先ほど船内に進入してきた天窓。
    メタボは通れません。

  • 2分ほどで再び船外へ。<br />1本目ならこの区画のもう一層下の区画にも行けますが今回は2本目なのでパス。<br />

    2分ほどで再び船外へ。
    1本目ならこの区画のもう一層下の区画にも行けますが今回は2本目なのでパス。

  • 甲板上の構造物。

    甲板上の構造物。

  • 水深18m<br />後部付近のプロムナードデッキを進みます。

    イチオシ

    水深18m
    後部付近のプロムナードデッキを進みます。

  • 水深26m<br />後部の船倉へ、ここはビール瓶の箱がたくさん積まれていました。

    水深26m
    後部の船倉へ、ここはビール瓶の箱がたくさん積まれていました。

  • ビール瓶の箱、当然開封状態。

    ビール瓶の箱、当然開封状態。

  • 船外へ。

    船外へ。

  • 水深24m<br />後部の6インチ砲。

    水深24m
    後部の6インチ砲。

  • 後部の6インチ(15センチ)砲。<br />日露戦争当時の大砲と思われます。<br />対空射撃は不可能な代物。

    後部の6インチ(15センチ)砲。
    日露戦争当時の大砲と思われます。
    対空射撃は不可能な代物。

  • 後部の6インチ砲。<br />前部側にもう1門ありますが今回は後部側のみ。

    後部の6インチ砲。
    前部側にもう1門ありますが今回は後部側のみ。

  • 水深12m~15m<br />左舷の外舷を進みます。

    水深12m~15m
    左舷の外舷を進みます。

  • 左舷側のスクリュー。

    左舷側のスクリュー。

  • 中部付近のプロムナードデッキ。

    中部付近のプロムナードデッキ。

  • 中部付近のプロムナードデッキ。<br />狭いので上から覗くだけです。

    中部付近のプロムナードデッキ。
    狭いので上から覗くだけです。

  • 船の大きさ沈没状態とも平安丸に似ていますが、珊瑚や魚は平安丸の方が圧倒的いに多いです。<br />りおで志ゃねいろ丸は珊瑚が少なく船体がはっきり見れます。<br />手前の丸い部分は舷窓です。

    船の大きさ沈没状態とも平安丸に似ていますが、珊瑚や魚は平安丸の方が圧倒的いに多いです。
    りおで志ゃねいろ丸は珊瑚が少なく船体がはっきり見れます。
    手前の丸い部分は舷窓です。

  • 船首付近まで進んで後部側へ戻ります。

    船首付近まで進んで後部側へ戻ります。

  • 船橋付近。原型は留めていますが内部は?

    船橋付近。原型は留めていますが内部は?

  • 船内で見つかった遺留品。

    船内で見つかった遺留品。

  • モノクロモードで編集。

    モノクロモードで編集。

  • 船内で見つかった遺留品。

    船内で見つかった遺留品。

  • もう1回プロムナードデッキを上から覗く。

    もう1回プロムナードデッキを上から覗く。

  • 船体に育つ珊瑚に群がる小魚たち。

    船体に育つ珊瑚に群がる小魚たち。

  • 船内で見つかった遺留品。

    船内で見つかった遺留品。

  • 中部付近のプロムナードデッキ。

    中部付近のプロムナードデッキ。

  • おっ美味そう!

    おっ美味そう!

  • 後部付近のプロムナードデッキ。

    後部付近のプロムナードデッキ。

  • 船体に育つ珊瑚。

    船体に育つ珊瑚。

  • ケーブルの様な物は舷外電路(消磁電路)。

    ケーブルの様な物は舷外電路(消磁電路)。

  • りおでじゃねろ丸ともお別れです。

    りおでじゃねろ丸ともお別れです。

  • さらば!りおでじゃねろ丸。<br />浮上開始。

    さらば!りおでじゃねろ丸。
    浮上開始。

111いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

旅行記グループ

レックダイビング

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • aoitomoさん 2012/09/23 02:08:22
    みごとな水中画像
    GATさん こんばんは

    掲示板におじゃましちゃいました。

    水深50mはちよっと遠慮しますが、
    このぐらいだと、自分にも手がとどきそうな気が・・

    横たわった船内を天窓から船内に浸入するのも、
    船内を想像しながら移動したら、
    平衡感覚も麻痺しそうでやばいですね。

    船内に入れるということは、GATさんを始め
    皆ベテランぞろいのダイバーですね。

    前の戦車や、ジープ今回の大砲もそうですが、
    広角レンズ威力発揮していますね。
    最高に綺麗に撮れてますよ。

    ネットで検索しても、これほど綺麗に撮れている
    写真にはお目にかかれません。

    それにしても「りおで志ゃねいろ丸」
    いったい誰が命名したのか、
    ネーミングのセンスにはしっかり志が見えます。

    いつもすばらしい旅行記見せていただき
    ありがとうございます。

    aoitomo

    GAT

    GATさん からの返信 2012/09/30 12:08:36
    こんにちわ!
    aoitomoさん、こんにちわ。
    沈船の船内はやはり慣れないと少し怖いです。
    正立状態なら問題ないですが、横転状態の船内は平衡感覚が麻痺しますね。
    明かりも少なく泡も暗くて見えないですし....。
    ワイドレンズは沈船には必須ですね。
    しかしマクロには....。
    来週は駆逐艦 文月〜ワイドレンズヴァージョン〜です(透明度悪すぎでした)

    by GAT

GATさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ミクロネシアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ミクロネシア最安 960円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ミクロネシアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP