紹興の柯岩風景区・古橋・水の都・２/２

2011/09/11 - 2011/09/11

2000 年に 柯岩風景区は 最高レベルの観光地として国に認定されました。紹興県内で、紹興市の東の郊外、紹興の中心地から約１２ｋｍ離れた所にある大型の観光地です。杭州から行くと、紹興に行く手前になります。魅力的な自然の風景と文化的な見所がたくさんあります。 柯岩 は、自然の美しさ、宗教的な遺物、文化的な魅力と保養の施設が備わった総合的な観光地です。 この柯岩風景区は中国で最初の「AAAA級観光地」です。柯岩風景区は、「柯岩景区」「鑑湖景区」「魯鎮景区」に分かれていますが、開園された時期がそれぞれ異なります。「柯岩景区」は１９９５年、「鑑湖景区」は２００１年、そして、「魯鎮景区」は２００３年に完成しています。入場料は、３ブロック通しで１００元だった（２０１１年９月）と思いますが、それだけの価値はある場所だと思います。 バス、７７、６０７、６１５．城北路６０３

エリア 紹興(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

平橋。取り付けの階段がクランク型に成ってる。

平橋。

平橋。

アーチ橋。

アーチ橋。

アーチ橋。

烏蓬船を横に並べた橋。

烏篷舟（うーぱんちゅえん）です。小舟に、雨よけのかまぼこ型の屋根がついています。

この舟は手漕ぎではなく、足でも漕いでいます。

鑑湖へ行く舟乗り場もあります。

魯迅景区は、２０世紀当初の紹興の「水郷の雰囲気の再現」「当時の建物の再現」「当時の自然環境の再現」を意図して造られたテーマパークみたいなもので、飲食エリア、店舗エリア、レジャーエリア、民家エリア、水上遊覧エリアがあります。飲食エリアでは、伝統的な江南地域の農菜（農家料理）なども食べられます

魯鎮では、魯迅文学の名場面が石像になって、再現されています。なかでも、「阿Q正伝」の阿Qは、街のあちこちで登場します。魯迅文学も振り返りながら、魯鎮の街を紹介していきましょう。

運河と白壁の建物という江南水郷の街らしい一角です。

昔の紹興の街はこんな風だったのですね。今では、府山公園の付近でこれに似た色彩感を味わうことができます。

奎文閣と名づけられた建物。「奎文」とは学問を司る星のことで、山東省曲阜市にある孔子廟にも奎文閣というのがありますが、この奎文閣は図書館みたいなものだったようですので、恐らくは魯鎮の図書館なのでしょう。「

紹興県民間糧食品展示館

印刻。

弐石居。食堂。

壁に「當」の印がついている建物は質屋です。質屋は、魯迅の小説によく出てきます。

魯迅には、少年時代の実体験として、父親のための漢方薬を買うために、質屋通いをしたことがありました。彼の身丈の倍もある質屋の高いカウンターで、着物や首飾りを換金し、薬屋へと通う毎日でした。

漢方医の処方で、「つがいのコオロギ」や「三年霜にあたった甘藷」など、なかなか手に入らないし、そのうえ、高価な薬を買わざるを得なかったからです。

魯氏の祖廟です。祖廟とは、一族の祖先を祀るための建物ですが、村や街の会議の場、学習の場としても、利用されることがあったようです。立派な入口ですね。

祖廟の中です。かなり広いスペースです。何も置かれてないので、ちょっと祖廟らしくないかなとは思いますが、建物の装飾は豪華です

戯台（舞台）です。江南地方の鎮（街や村）では，戯台が鎮の中心です。この魯鎮の戯台も屋根が跳び上がり、鎮で最も壮麗な建物になっています。

奎文閣へと続く橋です。魯鎮景区はオープンしてまだ日が浅いので、建物や橋などの建造物に風格が感じられませんが、もう少し年季が入ってくると、さらに落ち着いた街に見えると思います。

また、店舗エリアでは、お土産屋が軒を連ねていて、紹興名物のフェルト帽なども売っています。水域面積の広い紹興市のイメージを出すために、鑑湖に沿って、魯鎮を造ったのではないかと思います。

植木。

西施豆腐。

紹興酒とツマミ。

紹興霉干菜。霉 干菜はからし菜の漬物を発酵させ乾燥させたものです

シルク製品。

豆腐自体の発酵はほとんどしていないが、豆腐表面の植物性タンパク質が、漬け汁の作用で一部アミノ酸に変化し、独特の風味と強烈な匂いを発するようになる.

「魯鎮景区」の入口にある魯迅の像です。魯鎮というのは、魯迅の小説に出てくる街の名前で、実在しません。

６０７．７７（魯迅故里）。

６０３（魯迅路口）

８０５（安昌鎮）