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 西安のランドタワー、大雁塔紹介の続きです。大雁塔は、唐の高僧玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典や仏像などを保存するために、高宗に申し出て652年に建立した塔です。何度か改築され、現在は7層64mの高さです。

2009夏、中国旅行記16(38/39:シルクロード):6月27日(2):西安、陝西省美術博物館、大慈恩寺、大雁塔

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2009/06/21 - 2009/06/27

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旅人のくまさん

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 西安のランドタワー、大雁塔紹介の続きです。大雁塔は、唐の高僧玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典や仏像などを保存するために、高宗に申し出て652年に建立した塔です。何度か改築され、現在は7層64mの高さです。

交通手段
観光バス

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  • 陝西省美術博物館の建物光景です。いかにも権威と、歴史がありそうな施設ですが、この博物館で行われている美術品販売の手法には大きな疑念を感じます。

    陝西省美術博物館の建物光景です。いかにも権威と、歴史がありそうな施設ですが、この博物館で行われている美術品販売の手法には大きな疑念を感じます。

  • 『陝西省当代美術作品展』の大きな看板です。これらの看板に惑わされないよう、日本人観光客は気を付けないといけません。

    『陝西省当代美術作品展』の大きな看板です。これらの看板に惑わされないよう、日本人観光客は気を付けないといけません。

  • 陝西省美術博物館の建物の内部光景です。歴史と伝統を感じさせる立派な造りであることが要注意点です。問題は、写真撮影が禁止された一室に半ば閉じ込められて行われる販売の方法です。日本語が達者な販売員達の波状攻撃が続きます。

    陝西省美術博物館の建物の内部光景です。歴史と伝統を感じさせる立派な造りであることが要注意点です。問題は、写真撮影が禁止された一室に半ば閉じ込められて行われる販売の方法です。日本語が達者な販売員達の波状攻撃が続きます。

  • 温室風のガラス張りのドームがあった建物中央部の光景です。汚れが目立ち始め、修復跡も見える明り採りのドームです。

    温室風のガラス張りのドームがあった建物中央部の光景です。汚れが目立ち始め、修復跡も見える明り採りのドームです。

  • 『陝西省当代美術作品展』と銘打って廊下に展示された作品群の紹介です。これらの作品は非売品、恐らく当代の著名な画家や書家の作品でしょう。これらも執拗な販売攻勢の小道具としての役割です。

    『陝西省当代美術作品展』と銘打って廊下に展示された作品群の紹介です。これらの作品は非売品、恐らく当代の著名な画家や書家の作品でしょう。これらも執拗な販売攻勢の小道具としての役割です。

  • 廊下に展示された作品群の一部の紹介です。作品自体には罪はありませんから、あえて紹介しておきます。

    廊下に展示された作品群の一部の紹介です。作品自体には罪はありませんから、あえて紹介しておきます。

  • 一見、子供が揮毫したような拙い文字に見えますが、これらの前衛書も当代中国では著名な書家の手になる作品かも知れません。落款も記されています。

    一見、子供が揮毫したような拙い文字に見えますが、これらの前衛書も当代中国では著名な書家の手になる作品かも知れません。落款も記されています。

  • 廊下に展示された画や書は、もっとたくさんありましたが、紹介はこれだけに留めておきます。重ねて記しておきますが、これらの書画の真贋や価値を詮索するのは目的ではありません。小道具に迷わされないようにとの、注意喚起のための紹介です。部屋に半ば閉じ込められて販売されているのは、一見、高価な玉や壷などです。こちらの真贋、価値の方が問題です。

    廊下に展示された画や書は、もっとたくさんありましたが、紹介はこれだけに留めておきます。重ねて記しておきますが、これらの書画の真贋や価値を詮索するのは目的ではありません。小道具に迷わされないようにとの、注意喚起のための紹介です。部屋に半ば閉じ込められて販売されているのは、一見、高価な玉や壷などです。こちらの真贋、価値の方が問題です。

  • 書画が展示してあった階の光景です。しつっこい販売を避けて、ロビーの席を立とうとしない皆さん方です。賢明な策ですが、相手の執拗さは中途半端ではありません。

    書画が展示してあった階の光景です。しつっこい販売を避けて、ロビーの席を立とうとしない皆さん方です。賢明な策ですが、相手の執拗さは中途半端ではありません。

  • お手洗いと言って販売勧誘がされていた部屋を出た後、私は観光グループの方達とも離れた場所で書画の販売員を避けました。

    お手洗いと言って販売勧誘がされていた部屋を出た後、私は観光グループの方達とも離れた場所で書画の販売員を避けました。

  • 『陝西省美術博物館』とは名ばかりで、その場所を利用した販売目的の勧誘から逃れ、次の見学地の大雁塔にやって来ました。玄奘三蔵法師所縁のお寺です。

    『陝西省美術博物館』とは名ばかりで、その場所を利用した販売目的の勧誘から逃れ、次の見学地の大雁塔にやって来ました。玄奘三蔵法師所縁のお寺です。

  • 三蔵法師像の後姿です。玄奘三蔵法師(602〜664年)が、仏教の経文原典を求めてインドに旅だった時の姿のようです。

    三蔵法師像の後姿です。玄奘三蔵法師(602〜664年)が、仏教の経文原典を求めてインドに旅だった時の姿のようです。

  • 大慈恩寺野入口付近の建物光景です。新しく造られたか、修復されたような色鮮やかな造りでした。

    大慈恩寺野入口付近の建物光景です。新しく造られたか、修復されたような色鮮やかな造りでした。

  • 大雁塔がある大慈恩寺の入口付近の光景です。1997年6月の旅行以来、12年振りの見学となりました。

    大雁塔がある大慈恩寺の入口付近の光景です。1997年6月の旅行以来、12年振りの見学となりました。

  • 大慈恩寺の入口近くの境内の光景です。建物に沿って針葉樹と竹の緑がありました。

    大慈恩寺の入口近くの境内の光景です。建物に沿って針葉樹と竹の緑がありました。

  • 大慈恩寺の扁額が懸かっていた門の付近の光景です。普段は閉ざされているようでした。

    大慈恩寺の扁額が懸かっていた門の付近の光景です。普段は閉ざされているようでした。

  • 『大慈恩寺』の扁額のアップ光景です。現代の皇帝を意識しているのでしょうか、江沢民元主席の落款がありました。

    『大慈恩寺』の扁額のアップ光景です。現代の皇帝を意識しているのでしょうか、江沢民元主席の落款がありました。

  • 右から読んで、『利楽有情』の四文字です。『有情』とは、執着や欲望を有する衆生を意味し、『利楽』とは、『利益と安楽』、あるいは『摂善と離悪』などと解釈されています。『唯識三十頌』の序文、『稽首唯識性 満分清浄者 我今釈彼説 利楽諸有情』当たりが原典のようです。

    右から読んで、『利楽有情』の四文字です。『有情』とは、執着や欲望を有する衆生を意味し、『利楽』とは、『利益と安楽』、あるいは『摂善と離悪』などと解釈されています。『唯識三十頌』の序文、『稽首唯識性 満分清浄者 我今釈彼説 利楽諸有情』当たりが原典のようです。

  • 正面から眺めた大雁塔の光景です。この大雁塔がある大慈恩寺は、唐代の都、長安城内の進昌坊の地にあった寺です。648年に当時皇太子だった高宗が、母の文徳皇后の慈恩に報いるために建立したものです。現在の規模は縮小していますが、子院10余、合わせて1897間という広大な規模を誇ったとされます。

    正面から眺めた大雁塔の光景です。この大雁塔がある大慈恩寺は、唐代の都、長安城内の進昌坊の地にあった寺です。648年に当時皇太子だった高宗が、母の文徳皇后の慈恩に報いるために建立したものです。現在の規模は縮小していますが、子院10余、合わせて1897間という広大な規模を誇ったとされます。

  • 学生さん達が、千手観音のポーズで記念撮影をしていましたので、私も1枚撮影させて戴きました。少しバラバラですが、笑顔の千手観音です。

    学生さん達が、千手観音のポーズで記念撮影をしていましたので、私も1枚撮影させて戴きました。少しバラバラですが、笑顔の千手観音です。

  • 学生さん達が千手観音のポーズで記念撮影をしていた場所です。動画で撮影できるほどの練習はされていなかったようです。

    学生さん達が千手観音のポーズで記念撮影をしていた場所です。動画で撮影できるほどの練習はされていなかったようです。

  • 入場した方角を振り返っての撮影です。右手に鐘楼らしい建物が見えました。

    入場した方角を振り返っての撮影です。右手に鐘楼らしい建物が見えました。

  • 石段の中央にあったレリーフ像のアップ光景です。雲竜図のようです。写真の中央やや上部に龍の頭部らしいものが見えます。

    石段の中央にあったレリーフ像のアップ光景です。雲竜図のようです。写真の中央やや上部に龍の頭部らしいものが見えます。

  • 同じく、石段の脇にあったレリーフ像のアップ光景です。こちらは唐草と花がデフォルメされた植物図でした。

    同じく、石段の脇にあったレリーフ像のアップ光景です。こちらは唐草と花がデフォルメされた植物図でした。

  • 大慈恩寺の本殿に当たるらしい、『大雄宝殿』に鎮座していた金銅仏の光景です。阿弥陀如来像当たりでしょうか、確認は出来ませんでした。印相は、日本の仏像の場合、大威徳明王余呼ばれる形です。

    大慈恩寺の本殿に当たるらしい、『大雄宝殿』に鎮座していた金銅仏の光景です。阿弥陀如来像当たりでしょうか、確認は出来ませんでした。印相は、日本の仏像の場合、大威徳明王余呼ばれる形です。

  • 阿弥陀如来らしい像の御顔のアップ光景です。釈迦如来像かも知れません。他の如来像には、大日如来、薬師如来や弥勒如来などがあります。

    阿弥陀如来らしい像の御顔のアップ光景です。釈迦如来像かも知れません。他の如来像には、大日如来、薬師如来や弥勒如来などがあります。

  • 『大雄宝殿』の立派な額が懸かった本殿の光景です。落款には趙撲初の名前がありました。趙撲初師は、中国仏教協会会長と中日友好協会副会長を兼任されていた方です。2000年 5月に93歳で亡くなられました。

    『大雄宝殿』の立派な額が懸かった本殿の光景です。落款には趙撲初の名前がありました。趙撲初師は、中国仏教協会会長と中日友好協会副会長を兼任されていた方です。2000年 5月に93歳で亡くなられました。

  • 大雄宝殿の建物側面装飾の紹介です。黒漆らしい素地の上に金箔らしい飾りがありました。

    大雄宝殿の建物側面装飾の紹介です。黒漆らしい素地の上に金箔らしい飾りがありました。

  • 更にアップした金箔の文様の光景です。阿弥陀如来らしい座像が中心に描かれていました。レリーフ像の上に金箔が貼り付けられているようでした。

    更にアップした金箔の文様の光景です。阿弥陀如来らしい座像が中心に描かれていました。レリーフ像の上に金箔が貼り付けられているようでした。

  • 室内から屋外に代わって、屋根飾りの紹介です。大雄宝殿か、その近くの建物の甍にあった飾りです。魔除けの屋根飾りの先頭は、鳳凰に乗った三蔵法師のように見えます。

    室内から屋外に代わって、屋根飾りの紹介です。大雄宝殿か、その近くの建物の甍にあった飾りです。魔除けの屋根飾りの先頭は、鳳凰に乗った三蔵法師のように見えます。

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