中欧･東欧25　スロバキア(レヴォチャ～)

2008/04/14 - 2008/07/09

スピシュ城の庭でスイス人男性と台湾人女性のカップルに出会いました。
この台湾人女性が大の日本贔屓（特に登別温泉が大好きだとか）の方で、彼女から「是非に」と、レヴォチャに誘っていただきました。
どのみちバスで訪れるつもりだったので、お言葉に甘えてご一緒させて頂きました。

スイス人男性の運転する車で快適なドライブ。
とても親切にしていただいて、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

エリア レヴォチャ(スロバキア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: 大韓航空

レヴォチャは城壁に囲まれた小さな町。
これは市庁舎の建物です。

少し分かりづらいですが、真ん中あたりに黒い鉄製の檻が写っています。
昔、この鳥カゴのような檻に罪人を閉じ込めて、さらし者にしたのだそうです。

スロヴァキア最大級の教会『聖ヤコブ教会』。
古びた壁がとても美しいです。

ここには名工マイストラ･パヴラの作った世界最大の聖壇があります。
高さ18.6メートルもある聖壇の木彫り装飾は本当に見事でした。

教会の門は30分おきに開かれるようです。
私達は15分くらい待ちました。

3人でスロヴァキア料理を食べられるレストランに入りました。

これは彼女が注文した『ポテトパンケーキ』。
スロヴァキア料理ですね。

こちらは彼が注文した『ピエロギ』。
一個一個が大きいです。
クラクフでも食べましたが、これも名物料理です。

で、こちらが私の注文した『チキンとバジルのペンネ』ガーリックスープ付。
名物でもなんでもありません。
ついバジルに釣られてしまったわけですが、青海苔みたいで悲しかったです。

食後はカプチーノをいただきました。

レヴォチャからスピシュケー･ポドフラディエに戻る途中、間欠泉に寄って下さいました。

水を汲みに来ている人が何人かいました。

時々ボコボコッと音がして冷泉が吹き上がります。

水を汲んでいた方にコップを借りて飲んでみたところ、硫黄臭のするとても炭酸の強い水でした。
体に良いそうですが飲みづらい･･･。

間欠泉の近くの丘に建つ小さな教会。

本当に親切にして下さったお二人。
食事代なんかも一切受け取ってくれず、お世話になりっ放しに･･･。

本当にありがとうございました。

スピシュケー･ポドフラディエの町から、塁壁に囲まれた小さな町『スピシュカー･カピトゥラ』に向かいました。

徒歩で10分くらいだったと思います。

塁壁に開けられた門をくぐって町に入ります。

なだらかな坂になった短いメインストリート。
両側にゴシック様式の建物が並んでいます。

メインストリートから後ろを振り返って、スピシュ城を望みます。

坂を上りきったところに建つ『聖マルティン教会』。
大きくて立派な教会です。

教会の正面。
2本の尖塔は遠くからでもよく見えます。

この教会の内部は見学できるのですが、夕方早めに閉まってしまいます。
私が訪れたのは16時頃で、既に入れなくなっていました。

この日は時々小雨がパラつく生憎の天気でした。
しかし、だからこそ映える景色というものもあると思うのです。

町全体をぐるりと囲む塁壁。

この町には第二次世界大戦まで聖職者が住んでいたそうです。

スロヴァキアもチェコと同じく、ビールがとても安い！
せっかくなので近くのスーパーで買ってきました。
確か60円くらいだったと思います。

後で瓶を返しに行くと4SK返却してくれます。
ちょっと楽しかったです。

スピシュ城も見納めです。
廃城にはやっぱり曇り空が似合うような気がします。


翌朝、宿の食堂で日本人男性（若者）に出会いました。
「お城、入れないっすね…」と残念そうに言うので、裏側から入れる旨を教えてあげたらとても喜んでくれました。
蛇が出ることは言い忘れました。

更に「この辺って治安悪くないっすか？」と言われ、うすうすそんな気がしていたので同意しました。
だから宿から閉め出されたのですね（頻繁に戸締まりする）。