中欧･東欧17　ポーランド(クラクフ1)

2008/04/14 - 2008/07/09

アウシュヴィッツ博物館前からバスでクラクフに向かいました。(9ｽﾞｳｫﾃｨ)。
バスは暖かく快適で、リクライニングまで！
発車するなり爆睡し、クラクフに到着するまで全く気がつきませんでした。

インフォメーションでドミトリー（35ｽﾞｳｫﾃｨ）を紹介してもらいましたが、イマイチだったので、自力で探すことに。
しかし絶賛『宿探しイヤイヤ期』なうえにクタクタで、油断すると夜行バスに乗ってどこかへ行きそうです（短絡思考）。

と、中央駅を出たところで客引きの人に声を掛けられました。
「もう多少ボッタクられてもいい」と、素直について行くことにしました。

それにしても額のタンコブが痛いです。

エリア クラクフ(ポーランド)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: 大韓航空

客引きの人に連れて行かれたのは、中央駅から旧市街とは反対方向へ5分ほど歩いたところにあるこの古い建物。
部屋はこのアパートの3階にありました。

こぢんまりとした部屋ですが、足元にもう1つベッドがあります。

ふかふかの布団がとても気持ち良く、ぐっすり安眠できました。

部屋はカウンターキッチン付で、備え付けのコーヒー･紅茶･ミネラルウォーターなどを自由に頂くことができます。

1泊60ｽﾞｳｫﾃｨとのことでしたが、連泊するので50ｽﾞｳｫﾃｨにしてくれました。
他に誰もいないことも気楽で、ついて来て良かったです。

1498年に造られたという砦、バルバカン。

中では何やら催しが行われているようです。

バルバカンのすぐそばにあるフロリアンスカ門。
1300年頃に造られた重厚な建物です。

フロリアンスカ門をくぐって、旧市街の中心『中央市場広場』へ向かいます。

中央市場広場までやって来ました。

織物会館は建物の長さが100メートルもあるそうです。
50ｍプール２個分です。

中は土産物屋が並び、多くの観光客がおみやげを物色中です。
同じ物でも店によって値段が違います。

マグネットすら買い控えている（荷物を増やしたくない）私にとって、目に毒です。

織物会館の外側の回廊。
インフォメーションもあります。

広場に建つ聖マリア教会。

この日は誤って信者用入り口から入ってしまいました。

後日、晴天の日の聖マリア教会。

塔の窓から毎正時にラッパが吹き鳴らされます。
色んな方向から見えるように、窓を変えて3回(多分)。
吹き終わった後は下の観客に手を振ってくれます。

教会の内部を見学。
今日はちゃんとお金を払って入場します(5ｽﾞｳｫﾃｨ)。
内部の説明が書かれた日本語の栞を渡されました。

これらのチケットやパンフレットが少しずつバックパックを重量化させていきます。
かと言って捨てることもできません。

国宝に指定されているヴィット･ストウオシ祭壇。

写真は安定のピンぼけですが、立体的で細やかな装飾がとても素晴らしいです。

晴天の日の広場は多くの人で賑わっています。

広場で出会ったブロンズ像に扮した人。
子供が興味津々。
さぁ、脇腹を突ついてやりなさい。

広場にぽつんと建つ旧市庁舎の塔。

1820年にこの塔だけを残して旧市庁舎が取り壊されたそうです。

中央市場広場の西側にある小市民広場。
この場合の『小』は、市民ではなく広場にかかっています。

古い建物が素敵です。

小市民広場の反対側の建物。
こちらの建物はカラフルですね。

『聖十字架教会』

クラクフは「ポーランドで最も歴史のある街」と言われるだけあって、街全体が魅力に溢れています。

聖十字教会そばの古い建物。
とても味わいがあります。

フロリアンスカ門近くの美しいpijarska通り。

その近くの路上ではたくさんの絵が並べられていて、目を楽しませてくれます。

一枚くらい『絵画』というものを所有してみたいですが、まぁジグソーパズルでいいか。
3000ピースを完成させるのに1年ほどかかりました。

ガイドブックに載っていたレストラン『ゴスポダ』にやって来ました。
シュチェバンスキ広場のそばにあります。

店内の様子。不揃いな木製の椅子がおしゃれです。
カウンターに並んだ料理を選ぶこともできるし、メニューの料理を注文することもできます。

注文した『パリ風カツレツ』とパン。9.5ｽﾞｳｫﾃｨ
付け合せの野菜は残飯の可能性が否めませんが、カツは結構ボリュームがありました。

それにしても。
クトナー・ホラ（チェコ）で中華。
テルチ（チェコ）でピザ。
クラクフで『パリ風』…（←今ここ）

これではイカン、と反省しました。
が、大して改心しません。

翌日の朝食。
中央駅の地下通路で買った甘いドーナツとコーヒー、そしてレストランからこっそり持ち帰った食べ残しのパン。

それとチェコで買ったチューブのチョコレート。
これは何だか懐かしくて絶対食べたかった！