中欧･東欧23　スロバキア(プレショフ)　

2008/04/14 - 2008/07/09

クラクフ中央駅12:10発のI.C(インターシティ)でプレショフに向かいました。
出発の前日に駅のインフォメーションで列車の時刻を尋ね、窓口で切符を購入しました。(2等 88.14ｽﾞｳｫﾃｲ)

途中のPLAVECという駅でパスポートのチェック。
更に、検札に来た車掌さんから『キサックKYSAK』という駅で乗り換えるように言われました。
確か『PRESOV着17:30』となっていましたが、キサック到着の時点で既に19時。
キサックからローカル列車に乗り換えプレショフへ。
結局プレショフに到着したのは20時過ぎでした。

方向音痴の私は駅前にいた2人組の子供に『町』はどちらかを尋ねたのですが、逆方向を教えられ酷い目に遭いました。
ものすごく笑いながら走り去っていったので、｢??｣と思ったのですが･･･。
500mほど歩いた末に様子がおかしいことに気付き、前方からやって来た学生さんに再度道を尋ね、あの悪ガキ共に騙されたことが発覚。
とりあえず今度出会ったら絶対殴ってやろうと思いました。

エリア その他の都市(スロバキア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: 大韓航空

インターシティの車内はなかなかきれいです。
しかもとっても空いていて快適です。

コンパートメントを独り占めどころか、多分車両を独り占めです。

これが私の全荷物です。
バックパックの重さは約4キロ。
必ずと言っていいほどツッコまれる小ささです。
名鉄ハイキングの参加者より小さいかもしれません。

体力的にはこのくらいで押さえたいのですが、今回は圧倒的に服が足りませんでした。
正確に言うと防寒対策がまったく出来てませんでした。
今回の旅の最大の反省点です。
ヨーロッパの4月ナメんなよ（5月も）

のどかで美しい風景の中を走ります。

田舎出身の私はやっぱり田舎の風景にとてもホッとします。

写真では伝わりづらいですが、とても美しい山々の風景。
全ての山が雪を頂き、太陽の光に輝いています。

プレショフの駅に着いた時点で既に日が暮れてしまっていたので心細かったです。

道行く学生さんらしき男性に「ホテルを探しているのですが」と泣きつくと、めっちゃ高級なホテルに連れていってくれました。
どうやらこちらで『ホテル』と言うと、このような高級ホテルを指すようです。

その高級ホテルのフロントの人が、ガイドブックに載っていた『リネアス（Lineas）』という安宿を教えてくださり、学生さんがそこまで連れて行ってくれました。
めちゃくちゃ親切な方で、大変ありがたかったです。

『リネアス』の外観は紹介文にある通り、ペンションというより高層アパートのようでした。
シングルは空いてなかったのか、6階のツインルームに通されました。バス･トイレ付で1泊600SK。
ベランダからの眺めがなかなか良かったです。

翌日は旧市街を見学しました。

チェコによく似た雰囲気のカラフルな街並み。
もともとは一つの国だったので当然といえば当然ですが。

旧市街の中心に建つ『聖ミクラーシュ教会』

尖塔の高さは60メートルあります。
（やたらと数字に拘るタイプ）

教会内のステンドグラス。

とても美しい状態で保存されています。

ステンドグラスも天井のアーチも美しいです。

数々の宗教美術品を残した名工マイストラ･パヴラが1696年に作ったという聖壇。

見事な聖壇をアップで。
手ブレ気味なのが残念です。

マイストラ･パヴラの作品には、後日レヴォチャの聖ヤコブ教会でも出会うことになります。

教会近くの公園に建っていた像だらけの碑。
やはりチェコでも同じような碑をたくさん観ました。

フランシスコ教会。

扉が閉まっていたので外から写真を撮っていたら、教会の人がやって来て入り口の鍵を開けて下さいました。

最初に出会ったクソガキどもは許しがたいですが、それ以外に出会った方は皆さんとても親切でした。