中欧･東欧20　ポーランド(クラクフ4)

2008/04/14 - 2008/07/09

この日は、ユダヤ人ゲットーのあった『カジミエーシュ地区』を中心に散策しました。
この地区にはユダヤ人教会『シナゴーク』が点在しています。
しかし街のあちこちに立てられた案内図を見ても位置関係が分かりづらく、さんざん迷いました。
同じように迷っているご夫婦を発見。一緒にずい分さまよいました。

エリア クラクフ(ポーランド)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: 大韓航空

まずはカジミエーシュ地区でとても目立っていた大きな教会を見学しました。

あいにく教会の名前は分かりません。

かわいい街灯。

中にはとても立派な祭壇が。

私はキリスト教徒ではないのですが、教会の中はとても落ち着くのでよく長居させていただきました。

この辺りでは古い建物もよく目にしました。

この建物は既に廃墟と化しています。

こちらはイザーク･シナゴーク。
ガイドブックには｢第二次世界大戦のドキュメンタリーフィルムなどが見られる｣とありましたが、どうやら現在は中に入れないようでした。

イザーク･シナゴークの敷地内にあった看板。
『Exhibition』とあるので、まだ中を見学できた頃のものだと思われます。

レーム･シナゴーク。

レーム･シナゴークの敷地内にも入れないようでした。
この日だけなのかな？

右側には墓地があるようです。

広い道路を渡り線路をくぐって、ユダヤ人共同墓地にやって来ました。

第二次世界大戦で犠牲になったユダヤ人の合同慰霊塔。

一番大きなテンペル･シナゴーク。
他のシナゴークのシンプルな外観とは違って、壁の装飾が美しいです。

旧市街へ戻る道筋にあるカフェ『クラコヴァ』で量り売りのスイーツを買い食い。3つで3ｽﾞｳｫﾃｨ。

クラクフではスイーツ屋さんをよく見かけました。
味もなかなか美味しいので、タルトなんかをちょくちょく買って帰りました。

また、町のいたるところで売っているプレッツェル(1.2〜1.3ｽﾞｳｫﾃｨ)もシンプルな美味しさでした。
胡麻をまぶしたものがお勧めです。

旧市街の聖十字架教会です。

その近くに建つスウォヴァツキ劇場。(奥の建物)

その斜め向かいにあるレストラン。
セルフサービスの量り売りのお店です。

はじめは、聖マリア教会で出会った日本人女性と一緒に訪れました。

お値段はこんな感じです。

店内には数種類のポーランド料理、日替わりのスープ、ジュースなどが並び、自由に皿に盛ってレジで清算します。

店内の様子。
小さなテーブルが多く、一人でも気兼ねなく食事できます。

揚げたピエロギ、ビゴス、紫キャベツの酢漬け、ポークソテー。
私は一度にあまりたくさん食べられないので、この位の量が丁度いいです。
お値段はだいたいこのぐらいで6ｽﾞｳｫﾃｨ弱です。
『好きなものを食べたい分だけ』というシステムがありがたく、滞在中に何度かお世話になりました。

色んなポーランド料理を少しずつ楽しみたい方にはとてもお勧めです。

クラクフでは予定外に長居した為、途中からプライベートルームに移りました。
最初の宿を提供してくれた方のお祖母さん宅で、中央駅から徒歩1分という便利な立地です。料金は同じく50ｽﾞｳｫﾃｨ。

普通の家での『間借り』なので気楽さはありませんが部屋も広く、とても温かくもてなして頂きました。
また、その国の人々の生活をリアルに体感することができて興味深かったです。

外から帰ってくると毎回何かしらおやつを出してくれました。

朝食まで毎朝ご馳走になっていました。

とても良くしてもらったので、ここを去るときは涙が出そうになりました。
「また戻っておいで」というお言葉に送られ、楽しかったクラクフを発ちます。

帰国してから絵葉書も出しました。
おばあちゃん元気かなぁ。