2008/01/25 - 2008/01/29
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1月28日の旅行写真、クトゥプ・ミナールの見学の続きです。(ウィキペディア、るるぶワールドガイド・インド)
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ムガル帝国以前の北インドを支配したデリー・スルタン王朝(1206年-1290年)は、奴隷王朝と呼ばれています。初代の君主が、奴隷身分の軍人(マムルーク)の出身であったためです。
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デリー・スルタン王朝は10代続きました。初代のアイバクにはじまり、最後の王はカイクバードでした。インドの奴隷王朝は、「インドのマムルーク朝」とも呼ばれます。
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アイバクの娘婿であった2代目の君主、イルトゥミシュは奴隷王朝の安定化に成功しました。彼はマムルークの出身ではあっても、もともと中央ユーラシアのテュルク系の有力部族イルバリーの遊牧貴族の出自とされます。
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クトゥプ・ミナールの建設に使われた石材は、ヒンドゥー寺院を取り壊したものですが、それには戦闘用の象が使われたとも伝えられています。壁にあった文様です。
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随分と赤っぽい石材です。彩色された感じもします。六角形と星型を組合わせた、幾何学模様が刻まれています。
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ヒンドゥー寺院を壊して得られた石材は、イスラム教に相応しくないとされる偶像が、すべて削り取られました。残った文様は、偶像が含まれていないようです。
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全面に細かな文様が刻まれた柱です。祝ぶるなどをデフォルメしたイスラム様式のようです。縦方向に、同じ文様が続いています。
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金属製の足場が組まれた一角です。修復作業の途中のようです。世界遺産の修復作業の範囲は、難しい課題のようです。
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同じ修復箇所ですが、視点を変えての撮影です。出来る限りオリジナルの石材を使うのでしょうが、新しく切り出した石材も必要なようです。
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廃墟の光景を続けてご覧下さい。可能な限り、修復されているように見受けました。新しい石材も混じっています。
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中央付近には、更にその上に伸びていたと思われる大きな柱が見えます。その姿を想像しながらの見学です。
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石材の色に斑部分がありません。そのまま残った2連式のアーチのようです。その左には、更に大きなアーチがあったようです。
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かなり綺麗に修復された遺跡です。その脇には、礎石らしいものが並んでいました。
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柱や壁にあった文様を纏めて紹介します。蔦の様な植物が題材にされた文様でしょうか。端の方は石が剥がれています。
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蔦のような文様の続きです。石材の痛み具合から見て、創建当時からのもののようです。文様は、ちゃんと上下の石材に繋がっています。
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不思議な造形の文様です。調べたわけではなく、直感ですが、アラビア文字が装飾化されたようにも見えます。
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アラビア文字のイメージが消えない文様の続きです。ところでアラビア文字は、横書のものしか、見た記憶がありません。
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何となく、上下の繋がりがすっきりしない文様の柱です。だるま落しの積み木のように見えてしまいます。
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祖の柱の続きです。こちらも、上下の文様の連続性が途切れているように見えます。ヒンドゥ教寺院の石材を流用したために生じたのでしょうか。
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見た目には、変化があって面白いのですが、柱としてみた場合には、凹凸が激しく、何となく頼りない感じもします。
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この部分は、少しすっきりとしています。しかし、上半分には、文様を削り取った跡が見えます。やはり、ヒンドゥ寺院の石材を流用したのが原因でしょうか。
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下部は赤さがんを使った建築のようです。色が斑なのは、新しい石材が追加されたためでしょう。その上には、修復されずに残った石材が、面白いコントラストになっています。
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半ば崩れ落ちた石造建築です。修復されずに、そのまま残されたもののようです。重要な施設部分ではないためでしょうか。
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奥に黒っぽいドームが見えます。もし、壊れてしまえば、修復は難しい建物でしょう。背後の樹木が、廃墟の景色を和らげています。
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中央の奥に、ドームとは形状が違う三角屋根が見えます。円錐形かも知れません。
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これも修復されて原形を取り戻した建物でしょうか。吹き抜け構造も、当時のままかも知れません。
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遺跡の横に、少し黒っぽいポールが見えました。現地ガイドさんが、その謂れを説明してくれました。鉄製のポールです。
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「アショカ王の柱」と呼ばれる高さ約7m、地中部が約2m、直径約44cmの鉄柱です。推定重量は約6トンとされます。1700年ほどを経て、殆んど錆びていない不思議な塔です。
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「アショカ王の柱」は、4世紀頃、グプタ朝のインド統一を記念して製造されたと伝えられます。鉄の純度が99.72%と、極めて高いとされます。その付近の遺跡光景です。
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モスクは1192年に建設が開始され、6年がかりで完成し、クワトゥル・イスラーム(イスラムの力)と名付けられました。戦勝記念の塔以外は、殆んどが廃墟となっています。
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