2007/10/18 - 2007/10/29
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Berg Heilさん
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4回目の伯林訪問 午前中早く中央駅を見物してからアレキザンダープラッツ駅へ。駅からウンターデンリンデン方面へのブラブラ歩き。
穏やかな天候に恵まれ、快適な散策日和、朝ホテルを出て、夕刻帰るまでに万歩計は48900歩を記録。だいたい旅に出ると何時も付けている万歩計は列車での移動日で25000歩以上、滞在してホテルをベースキャンプにして歩き回ると35000歩以上にはなる。
一人でレストランに入って 話し相手のいない料理を食べてもうまくもないので、たいがい昼飯はホテルのパンを2ツばかりポケットに入れ、エビアンをスーパーで買ってすまし、夕食は是又スーパーか駅構内のテイクアウトで間に合わす。ビールもほとんどスーパーで調達。ホテルの部屋でボソボソ食うのはあまり自慢できる話ではなさそうだ。しかし箸は忘れずに持っていく。
特別話すことも無いが、いつも見慣れたカミサンでもいれば時にはレストランにも入ろうが 一人旅ではレストランへ行くのも面倒になってしまう。是も不精者のなせる事か?
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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St.Marienkirche 聖マリア教会
伯林で最も古い教会 1270年建設開始 1294年完成 1380年焼失 1790年塔の上に丸屋根を付ける。 -
背後は 聖マリア教会 ここで「舞姫」の主人公が太田豊太郎とエリスが出合う。
ウンテル・デン・リンデルを過ぎ、我がモンビシュウ街の僑居に帰らんと、クロステル巷の古寺の前に来ぬ。・・・
・・・・・・・・・・ -
今この処を過んとするとき、閉ざしたる寺門の扉によりて、声を呑みつつ泣くひとりの少女あるを見たり。年は十六、七なるべし、被りし巾を洩れたる髪の色は、薄きこがね色にて、着たる衣は垢つきたりとも見えず、我足音に驚かされてかへりみたる面、余に詩人の筆なければこれを写すべくもあらず。 この青く清らにて物問ひたげに愁いを含める目の、半ば露を宿せる長き睫毛におおわれたるは、何故に一顧したるのみにて、用心深き我心の底までは徹したるか。
森鴎外「舞姫」:岩波文庫から抜粋 -
市庁舎前の Nepyunbrunnen「ネプチューンの噴水」1891年 取り囲む女性像は ライン エルベ オーデル ヴァイクセルの象徴 背後のドームは「伯林大聖堂」
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ネプチューンの像
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Rotes Haus:赤の市庁舎
伯林の市庁舎は13世紀にはすでに同じ場所にあったが。その後数度の火災のたびに修復、1869年今日の姿になる。 -
Schlossbruecke:宮殿橋にならぶ彫像達。
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ギリシャ神話にゆかりの彫像達。
勝利の女神・ニケ 虹の女神・イリス 戦争の女神・アテナ等々 (ギリシャ神話の知識がないので説明遠慮) -
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橋の銘板
建設 1821〜1824
カール・フリードリッヒ・シンケル 設計に依る。 -
フリードリッヒ大王騎馬像
Friedrich der Grosse 1712/1786 プロイセン王
学問芸術を愛し、自ら詩や文を書く。愛称 der Alte Fritz(老フリッツ) -
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余は模糊たる功名の念と、検束に慣れたる勉強力とを持ちて、忽ちこの欧羅巴の新大都の中央に立てり。何らの光彩ぞ、我目を射むとするは。何らの色沢ぞ、我心を迷はさむとするは。菩提樹下と訳するときは、幽静かなる境なるべく思はるれど、この大道髪の如きウンテル・デン・リンデンに来て両辺なる石だたみの人道に行く隊々の子女を見よ。 (森鴎外「舞姫」岩波文庫:から抜粋)
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胸張り肩聳えたる士官の、まだ維廉(ウイルヘルム)一世の街に臨める窓に寄り玉ふ頃なりせば、様々の色に飾り成したる礼服をなしたる、かおよき少女の巴里まねびの装いしたる、彼もこれを目を驚かさねばはなきに、車道のアスファルトの上を音もせず走るいろいろの馬車、・・・・
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雲に聳ゆる楼閣の少しとぎれたる処には、晴れたる空に夕立の音を聞かせて漲り落つ噴井の水、遠く望めばブランデンブルク門を隔てて緑樹枝をさし交わしたる中より、半天に浮かび出たる凱旋塔の神女の像、・・・・・・・
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この許多の景物目睫の間にあつまりたれば。初めてここに来しものの応接に遑なきもうべなり。されど我胸には縦ひいかなる境に遊びても、あだなる美観に心をば動さじの誓ありて、つねに我を襲ふ外物を遮り留めたりき。
※一部漢字を「カナ」にした。 -
国立図書館 1701年 王家の図書館として創建
フンボルト大学初代総長フィフィテ1807年末から08年初頭にがここで「独逸国民に告ぐ」:Reden an die deutsche Nation を獅子吼した。現在の建物は1914年。 -
私は他ならぬドイツ人のためにドイツ人そのものについて語るのである。即ちドイツ人は本来一体をなす國民なのであるが、数世紀来、数々の災厄が重なって、内部内に是を分裂させる様々な差別が産み出されたが、私はこれらの差別は全く無視捨て去って話を進める。・・・・・・・・
たとへ外国に併合されてもドイツ國民の没落を防ぎ、独立自存断じて他に屈しない自己の恢復を可能にさせるもは、もっぱらドイツ魂といふドイツ人に共通な特徴なのである。
フィヒテ「ドイツ國民に告ぐ」小野 浩訳:角川文庫から抜粋
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この旅行記へのコメント (2)
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- 4nobuさん 2007/11/16 14:13:25
- 新しいベルリンの博物館に行きたい
- ベルリンはかって社用で何回となく往復したが1992年が最後。Museumも整備されたのでそろそろ行かなくてはと思っていたのです。
貴記事で益々行きたくなりました。
特にボーデ博物館はそばを通ってペルガモンに行った時には閉鎖されたまま汚い外観でしたので余計に行きたいですね。
その他の美術館も相互の所蔵品の再配列がずい分かわったと聞いてますので美術館周りだけでもたのしいでしょうね。
それとベルリンの湖と森の散歩が懐かしい。
- Berg Heilさん からの返信 2007/11/17 11:14:44
- RE: 新しいベルリンの博物館に行きたい
- お便り深謝します。伯林の博物館廻り、再訪したかった「旧ナショナル・ギャラリー」は大改装中で見学不能であったのは残念でした。ポツダム広場付近の新しい絵画館へも行きましたが、やはり博物館島の情緒溢れる建物の博物館の方が気分が落ち着きます。(現代絵画は別でしょうが)
歴史博物館は独逸歴史に関心のある方には必見の場所、投稿しました「ヒットラーの地球儀」の事は独逸語講座のテキストに出てきましたので聴講生の皆さんへの土産話として撮影しました。それにしても独逸人は「博物館」が好きなのでしょうか? かなりの田舎町でもかならず郷土博物館等があります。 ネットで調べますとかなり行ってみたくなる特化した博物館があり、興味をそそります。是非先輩がお薦めの情報がありますたらお教えを!!
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