toshibaa45さんのクチコミ(85ページ)全6,289件

幕末の大名であり薩摩藩11代藩主、島津家28代当主である島津斉彬を祀った神社です。過去の戦火で二度焼失。現在は鉄筋コンクリート製ですが、大きな鳥居や神門、拝殿はどれも堂々たる造りで見応えがあります。中でも「斎鶴」は圧巻。樹齢170年と言われる“イヌマキ”という木が翼を広げた鶴の形に見事に刈り込まれています。市の条例により指定保存樹になっているそうです。

市街の中心部にある標高107mの城山一帯に広がる公園。明治23年に鹿児島市最初の公園として開設されたとのこと。市内でも有数の桜島の展望スポットがあり、自然を楽しめる遊歩道、西南戦争にまつわる史跡など盛りだくさん。観光客には外せないスポットです。

走っているのを眺めているのも楽しいですが、鹿児島市にやって来たのなら一度は乗りたいものです。私もせっかくなので乗ってみました。乗車区間は鹿児島中央駅前→鹿児島駅前。どこまで行こうが乗車1回につき170円です(降車時に料金箱に入れます)。ガタゴトのんびり走るのがいいですね。車と一緒に信号で停まるのもいい。改札なしでほぼ路上からささっと乗り降りできるのもいい。
近未来的な車両も走ってますが、やはり昔ながらのレトロな車両がいいですね。

市街中心部、城山一体に広がる城山公園にある遊歩道です。この道を歩いて麓から頂上にある桜島を一望できる展望台まで行くことができます。ある意味登山ですが道幅も広く、全て舗装されているのサンダルでもOK。そのわりに自然豊かで各所で驚くほどの巨木が見られます。全く予想していなかったのでとても得した気分になりました。
登り口である探勝園からは約1.5km、薩摩義士碑からなら約800mで展望台です。私は下りのみでしたが、登るとなるとそれなりにしんどいと思います。

鹿児島市街地の中心部にある標高107mの小高い山です。
頂上には桜島の眺めが素晴らしい展望台があります。温帯、亜熱帯の植物が自生する自然の宝庫でもありクスの大木なども見られます。歩道が整備されているので手軽に楽しめます。国の天然記念物にも指定されています。

城山展望所駐車場に並ぶお土産屋の間にある階段を登った先にあります。一応、階段のたもとの案内板には「↑ドン広場」と書かれていますが文字が小さいので気に留める方はほとんどいないと思います。実際、公園には遊具がぽつんとあるだけなのでわざわざ見に行く必要はありませんが…。
気になるのは公園の名前。明治時代にこの公園で正午を知らせる空砲のドーンという音から名付けられたようです。ただのダジャレだとは思いませんでした。

城山公園にあるドン広場の奥の林を抜けた先にひっそりと立っています。西南戦争時に薩摩軍が本営を置いた場所です。石碑が一基あるのみで、説明板も何もありません。寂しいところです。これでは観光スポットとはなりえません。よほどの歴史好きでないと訪れても楽しめないと思います。

城山公園にある自然遊歩道の途中にあります。名水100選的なものかなと思ったらちょっと違いました。
江戸時代に作られた水道施設の跡です。見れるのはごく一部分なので全容はわかりませんが、石をくり抜いた配管を使い、各所に貯水槽を設けるなどかなり手の込んだものだったようです。
「近衛の水」とは当時、鹿児島を訪れた関白近衛信輔がすずりの水に使用したことからそう呼ばれたようです。

キリスト教の布教のため来日し、最初に鹿児島を訪れたフランシスコ・ザビエルの来航400年を記念して1949年に作られた公園です。元々、この地には教会が建てられていましたが太平洋戦争中に空襲で焼失。その時の教会の廃材を使用して作られた記念碑やザビエルなどの等身大の像があります。
公園の向かいにはザビエルを記念した、立派な「鹿児島カテドラル・ザビエル教会」が建てられています。

桜島爆発記念碑の類いは鹿児島県内に50基以上あるようです。で、これはその1つ。鹿児島市内の照国神社の大鳥居向かって右手前、水路の奥にあります。これ目当てで行かないと気づかないと思います。
大正3年(1914年)1月12日の大噴火の際に過去と同様な前兆現象があったにもかかわらず、その教訓が生かされなかったことへの戒めとして建てられたもののようです。石碑の裏側にその経緯がびっしりと書き込まれています。

鹿児島城二之丸の庭園跡です。当時はとても素晴らしい庭園だったようです。現在も庭園の体裁は取られていますが、それにしてもあちこちに銅像やら記念碑があり過ぎ。無理やり詰め込んだ感は否めません。一応、見どころと言えるのは島津斉彬が本丸と電信の実験を行った「電信使用の地の碑」と明治維新に大きく貢献した島津久光公・忠義公父子の銅像のようです。
電信使用の地の碑は地味すぎて気づきませんでした。興味のある方は探してみて下さい。

日本人なら誰でも知っている、明治維新の立役者であり、薩摩の英雄西郷隆盛の銅像です。“西郷どん”と親しまれたように着物を来て犬を引いているイメージが強いのですが、この像は軍服を来てキリリとしています。ちょっと怖い顔。もっと間近で見たいのですが立入禁止の植え込みがあり近づけず。道路を挟んだ所に“撮影広場”なるものがありますが、望遠レンズでもなければ誰の像だか分からなくなってしまいます。

西郷隆盛像の向かい、撮影広場にあります。石造りで重厚な建物で昭和2年完成。実に94年前ということになります。もちろん内部は改装されていますが…。入口が開放されていたので中へ。エントランスホールしか見られませんでしたが、レトロモダンな建物にマッチした絵画が数点飾られていました。今でも公民館、多目的ホールとして使われているようで各種催し物などの案内も張られていました。

那覇から鹿児島まで「フェリーあけぼの」乗船しました。天気はいいのに台風の余波で定期便は運休。しかし運良く臨時便に乗ることができました。臨時便は途中一切寄港なしの直行便。那覇発17:00、鹿児島着は翌日昼12:00の所要19時間でした。
臨時便ということで乗客は20人ほど。レストランでの夕食は事前注文式。2等の“雑魚寝部屋”も余裕をもって使用できました。途中、大揺れで大変でしたが…。
定期便であれば到着に合せて市内中心までバス(ポートライナー160円)が出るのですが臨時便のためなし、船内スタッフには鹿児島中央駅までタクシーで1000円はしないと言われましたが、実際は1500円以上かかりました。他の乗客の方とシェアできたのはラッキーでした。

江戸時代から残されていた甲突川にかかる石橋を移設した「石橋記念公園」にある資料館です。石橋の架橋技術や当時の歴史が模型や映像などでわかりやす展示されています。かなり凝った展示でついつい見入ってしまいます。このクオリティーで入場無料です。うれしい限りです。

石橋記念公園と橋で繋がっている公園です。この祇園之州公園にも現存する3つの“甲突川の五石橋”のうちの高麗橋と玉江橋が移設されています。海沿いの公園には野球グランド、またその一画にはフランシスコ・ザビエルの上陸記念碑などもあります。そしてなりより錦江湾を挟んで見える桜島の雄大な姿。見所の多い公園です。

市内を流れる甲突橋に架けられていた江戸時代の橋です。現在は祇園之洲公園に移設、復元されています。同公園内には「高麗橋」、隣りの石橋記念公園には「西田橋」も移設されています。この3つの橋の中ではこの玉江橋が一番道幅が狭く、簡素な造りなのは実用性を重視したからではないかということ。現在も他の2橋は展示的な意味合いが強いですが、この玉江橋は今でも橋として利用されています。石の隙間からは草が生え、当時もこんな感じだったのかなぁと思わせてくれます。

　鹿児島市街中心部の「いづろ交差点」には石燈籠が3基。そのうちの北東角(みずほ銀行前)に立っているものが「石燈籠」と呼ばれている“本物”です。かつて南林寺の参道にあったもののようです(諸説あります)。他の2基は復元されたもの。本物は味わい深く、古さを感じますが復元されたものはきれいに整えられているので見ればすぐにわかります。

フランシスコ・ザビエルを知らない方は少ないと思いますが、キリスト教の布教のため日本にやって来た最初の地が鹿児島だということを知る方はどれほどいるでしょうか。私は知りませんでした。
で、1549年まさにザビエルが日本に上陸したのが、この錦江湾に面した現在の祇園之洲公園だということです。実に472年前。日本は戦国時代は真っ只中。そんな時代に来てたんですね。

鹿児島市内を流れる甲突川に江戸末期、5つのアーチ型の石橋が架けられていたという。その中で現存していた3つの橋のうち「西田橋」移設、復元した公園です。併せて石橋の架橋技術や当時の歴史をわかりやすく伝える記念館」もあります。
「西田橋」の眺めは圧巻。桜島を背景にしたその姿は見とれてしまう美しさです。実物を移設したのだから当然といえば当然なのですが、リアルでまるで昔からここにあるように周囲と馴染んでいます。
ちゃんと川の流れも再現されており、とても気持ちのよい場所です。子供連れの家族が水遊びにくるのもうなずけます。無料で見られます。