Ｔ．バイソンさんのクチコミ(4ページ)全818件

　今回の旅の目的（リアル聖地巡礼）の対象の一つ。総長約3.8kmに渡って逆Ｓ字状に貫くヴェネツィアの大動脈。ダニエル･シルヴァの『告解』のガブリエルやダン･ブラウンの『インフェルノ』のラングドン教授が水上バス又はリムジンから眺めた景色を実地に追体験しました。その沿岸には、美しいパラッツォはもちろん、ヴェネツィアの生活様式さえも垣間見ることができます。

　朝９時ころに訪問。広場（特に小広場の方）は、既にサンマルコ大聖堂に入場待ちの観光客が溢れていました。大きな方の広場は、グラン･カフェ･クアードリのオープンカフェのテーブルが並び、いつもの雰囲気ではありましたが、大聖堂に近い方の一部が補修工事中のため、囲い等があって写真撮影にはちょっと残念なロケーション。この日は天気が良かったので、コッレール美術館寄りの方からの大聖堂と鐘楼の写真はいい感じに撮れました。

　今回の旅の目的（リアル聖地巡礼）の対象の一つ。ダニエル･シルヴァのスパイ小説で主人公ガブリエルが乗船したヴァポレットからの、そして、ダン･ブラウンの小説『インフェルノ』でラングドン教授が乗船した水上リムジンからの、大運河沿いのパラッツォ等の眺めを、今回は１番ヴァポレットに乗船して追体験しました。そのスピードの遅さからお目当ての建物をやり過ごすこともなく、すべて写真に収めることができました。朝早い便であったこともありますが、途中から座席に座ってゆったりと乗船できました。

　今回の旅の目的（リアル聖地巡礼）の対象の一つ。ダニエル･シルヴァの小説『イングリッシュ･アサシン』やデヴィッド･ヒューソンの小説『ヴェネツィアの悪魔』に登場する舞台で、ヴェネツィア派の巨匠ティントレットの作品で溢れる「ティントレットの美術館」としても有名です。特に、『イングリッシュ･アサシン』で女流ヴァイオリニストのアンナ･ロルフの復帰コンサートの会場となった、２階の大広間「Sala Capitolare」は必見です。天井も壁もティントレットの絵で満たされ、二つの小説の情景が目の前に広がりました。唯一残念だったのが、接客の間「Sala dell’Albergo」が壁画「磔刑」の修復工事のため、大きな足場が組まれ、「磔刑」が見られず、素晴らしい天井も少し隠れてしまっていた点です。とはいえ、いながら旅第２シーズンの舞台を実地に訪れることができ、展示も満喫しました。

　宿泊したホテルに近く、サンタルチア駅との往復等に何回か渡りました。イストリア石を使った壮麗は橋です。大きな橋ですが、1930年代の橋ですので、スロープはなく、スーツケースを持ち上げて渡る必要があります。フィレンツェへの出発日は運悪く小雨が降っており、雨の中スーツケース片手に上り下りするのはなかなか大変でした。橋の上からの景色はなかなか美しく、サンタ･マリア･ディ･ナザレ教会やサン･シメオーネ･ピッコロ教会をバックにした、いい写真が撮れました。

　ヴァポレット乗船時にバロック様式のファサードだけ見ました。小さな教会ですが、均整がとれていて、すっきりとした見た目がいい感じです。デヴィッド･ヒューソンの『ヴェネツィアの悪魔』に引用されているとおり、ティエポロの《聖バルトロメオの殉教》など、ヴェネツィア派の傑作を見ることができるようです。コーラス加盟の教会なので、次回は是非入場してみたいと思います。

　るるぶのほか、陣内秀信さんの『迷宮都市ヴェネツィアを歩く』にも掲載されていて、念のためお店のサイトから予約して（返信メールが来るので安心）来店しました。口コミでも好評のクモ蟹のサラダとイカ墨のパスタをいただきました。美味しかったです。ホール担当の店員さんがとても陽気で楽しい雰囲気でした。リアルト・メルカトの船着き場に近く、1番のヴァポレットを利用しても便利な立地です。

　ヴェネツィア観光では、サンマルコ広場周辺とともに外せないスポットです。橋の上から見る（特に南側の）大運河の景色は、私のヴェネツィアでのお気に入りの景色の一つです。いつも観光客で溢れていて、スリ等に注意する必要はありますが、是非訪れて景色を堪能してください。橋をバックに写真を撮るのなら、南側の河岸からが撮りやすいと思います。ヴァポレットに乗って下を通るのも、いい写真が撮れます。

　今回の旅の目的（リアル聖地巡礼）の目的地の一つ。ダニエル･シルヴァのスパイ小説のガブリエル･アロンを主人公とするシリーズに数回登場する、テラコッタの教会です。ガブリエルが美術修復士として修復作業を行ったとされた、正面入口から入って右手の小さな礼拝堂にある、ジョヴァンニ･ベッリーニによる祭壇画を目的に訪れました。小さな教会ですので、見学するのにさほど時間を要しません。主祭壇周りにもよい作品がありますので、是非訪れてください。今回は、うっかりカウンターファサード（正面入口上）の作品を撮り忘れてしまいました。

　簡素な外観の歴史のある教会。宿泊したホテルから近く、コーラスパスが利用できるので入場しましたが、ヴェネツィア派の画家の作品が多く飾られていて、予想に反して充実した訪問となりました。中でも、パルマ･イル･ジョヴァーネの作品が多くあり、《聖ロレンツォの殉教》など傑作と言える作品も見ることができました。新聖具室の天井には、ヴェロネーゼの作品もありました。また、デヴィッド･ヒューソンの小説『ヴェネツィアの悪魔』に出てきた作品に出会えたのも意外な発見でした。

　フィレンツェへの移動に鉄道を利用予定のため、サンタルチア駅に近く、連泊可能なホテルから選択。駅まで約6分、空港リムジンバスが着くローマ広場から15分以内、1番の水上バスが利用できるリーヴァ･デ･ビアジオの船着き場まで約5分、スカルツィ橋周辺のレストランにも近い。ただし、駅には大運河を渡る必要があり、スカルツィ橋ほかスロープのない橋はスーツケースを持ち上げて運ぶ必要があります。いくつかの棟に別れたブティックホテルで、カードキーシステムに癖があって開きにくかった以外は、清潔で、気持ちよく休めるお部屋でした。出発日の朝食の時間を早めてもらったり、女性のフロントクラークの方には、英会話が少々不得手の私達にも優しく対応いただきました。再びヴェネツィアに来る機会があれば、もう一度利用したいホテルです。

　今回の旅の目的（リアル聖地巡礼）の目的地の一つ。ここには、ここに埋葬されたティツィアーノの墓があり、彼の傑作《聖母被昇天》を実際に見られて、その大きさと迫力に圧倒されました。そのほかに、後陣のベルナルド礼拝堂にあるバルトロメオ･ヴィヴァリーニの多翼祭壇画の彩色美、聖具室祭壇にあるジョバンニ･ベッリーニの三連祭壇画の精緻さ、ずらりと並んだ聖歌隊の精悍さ、サンマルコの鐘楼に次ぐ高さの鐘楼なども見どころです。

　今回の旅の目的（リアル聖地巡礼）の目的地の一つ。拙稿【小説 de いながら旅】第２シーズンで取り上げた、サン・ポーロ広場、サン・ポーロ教会、サンタ･マリア･グロリオーザ･デイ･フラーリ聖堂、スクオーラ･グランデ･ディ･サン･ロッコなどのスポットを実地に見ることができました。コーラスパスで入場可能なサン・ポーロ教会では、ジャンドメニコ･ティエポロの連作《十字架の道行》はもちろん見どころですが、ティントレットの《最後の晩餐》も必見です。

　その前を歩いたり、大運河を進む水上バスやスカルツィ橋の上から見たり、外観だけですが、ダン・ブラウンの小説『インフェルノ』にあるように、ペパーミントグリーンで急勾配のドームや、パンテオンのようなプロナオス、特徴的なそのフォルムは目を引きます。

　ヴェネツィアの空の玄関である国際空港。国際空港ながらそれほど大きな空港ではなく、本島までリムジンバスを利用するのに、バス停も比較的わかりやすかったと思います。本島へは、リムジンバス以外に水上バス、水上タクシーなど複数選択できます。

　「インフェルノ」の冒頭，ゾブリストがこの教会の鐘楼から飛び降りる。地球の歩き方及び教会備付けのリーフレットでは，月曜日の午後のみオープンとなっていましたが，教会自体には，（訪問した）金曜日でも入ることができました。内陣奥のジョヴァンニ･ドメニコ･フェレッティのフレスコ画が美しかったです。

　起源は12世紀に遡るミュンヘンで最も古い教会の一つ。身廊も素晴らしいですが，何といってもアルトペーターの愛称で呼ばれている時計塔には是非とも登ってみたい。新市庁舎の時計塔にもエレベーターで昇ることはできますが，どちらか選ぶなら，足腰に不安がないのであれば，新市庁舎とマリエン広場を上から一望できるこちらに昇りたい。訪問時は，土曜日の16時過ぎ頃。列ができており，入場まで10分ほど待たされました。展望スペースがそれほど広くないため，入場を制限しているようです。階段は，306段で，結構狭いので，階段途中での上下のすれ違いやお先にどうぞというのは難しいですが，所々に踊り場があったりしますので，マイペースで昇ることができます。一気に昇れば５～６分で昇れます。
　展望台の幅も狭く，訪問時は混んでいたので，ー周するのを断念しました。展望台からは，新市庁舎，マリエン広場はもちろん，旧市庁舎，フラウエン教会，ティアテア―教会などが見渡せます。また，ここから新市庁舎のグロッケンシュピールが動くのを眺めるということもできるでしょう。

ＪＰタワーの低層部に、旧東京中央郵便局舎の外壁の一部を保存し、建築家隈研吾氏が内装を手掛けたビル。天井まで高い吹き抜けがあり、４階には1930年代当時の姿を再現した旧東京中央郵便局長室があります。東京駅丸の内駅舎を間近に見られるポイントでもあり、屋上テラスから撮影してみました。

　ニコライ堂に行った際、御茶ノ水駅に戻るときに、聖橋からカメラを向けている人がいたので、何が見えるのかなと思い行ってみると、御茶ノ水駅側は工事中で見るべき景色はありませんでしたが、反対側は、夕方の都心の風景、JRの線路、鉄橋が見えました。少し見ていると、右手のトンネルから東京メトロ丸ノ内線の車両が出てきました。丸い窓が可愛く、神田川をバックに赤色の車体がよく映えています。撮り鉄の人がこの電車を撮っていたのではないかと思いますが、思わず私もスマホで撮っていました。

　新長田駅近くの若松公園内に、阪神淡路大震災からの復興と地域活性化のシンボルとして，2009年10月に完成した、全長18ｍ，高さ15.3ｍ，重さ50tのモニュメントで、神戸長田のランドバークとなっています。７年目の2016年に、より原作漫画に近いコバルトブルーに塗り直され輝きを増しています。この日は、天気がよく、かつ、順光となる午前中に行くことができたので、青空に映える雄姿を撮ることができました。