Ｔ．バイソンさんのクチコミ(8ページ)全818件

　日本史の教科書にも出ていた，４大国宝絵巻の一つ『信貴山縁起絵巻』の複製があります。原本は，奈良国立博物館に寄託されており，特別に展示される機会でなければ見られないらしいので，普段見ることができるのはここの複製だけ。一室だけで，えっと思うくらい小さい館内。やや薄暗くて，中央の絵巻の展示も，その価値を感じさせない装いですが，鉢に乗せて米倉や米俵を飛ばす「山崎長者の巻（飛倉の巻）」の奇想天外な物語や，「延喜加持の巻」の剣鎧童子が天空を駆け巡る躍動感のある描写，「尼公の巻」の東大寺大仏に尼公が拝む場面の，異なる時間を同じ場面に描いて表現する異時同図法など，興味深く拝見しました。主要場面の展示なので，「尼公の巻」における尼公が命蓮上人に再会する場面はありませんでした。なので，受付で絵葉書を買いました。

　仕事の関係で西天満から南森町まで行ったとき，お昼時となったので，曽根崎通り沿いでランチと思い，イタリアンのこのお店を発見。階段を昇って入店。通されたカウンター席は，コロナ対策として，一人ずつ簡易のパーテーションで区切られていました。
　パスタのランチ（1000円）も数種類ありましたが，今回は，定食風のランチ（900円）をチョイス。この日は，鶏のフリットのアグロドルチェ（チキン南蛮風）。サラダとパン又はライスが付き，結構ボリュームあり。タルタルソースが好みの感じでした。メニューには記載がありませんでしたが，コーヒー又は紅茶が付いていました。
　今度は，パスタも試してみようと思います。

　グランキューブ大阪（大阪国際会議場）で，２回目の新型コロナワクチン接種時，前回に続いて，隣のリーガロイヤルホテルでランチ。今回は，地下１階にある「焼肉なにわ」で。まず，３種類から選べるお肉の前菜，キムチとナムルの盛り合わせ。サラダは，白味噌ドレッシングが美味。メインの焼肉は，ロースなど４種を二切れずつに，焼野菜がセット。ご飯はおかわり自由で，牛筋わかめスープ付き。600円プラスすると，ビビンバ又は冷麺に変更も可。デザートは，抹茶アイス又はヨーグルトシャーベット，柚子シャーベットからチョイス。焼肉は，生肉用，野菜用，取分け用に別々のトングが用意されており，甘めの特製タレ，塩，レモンに付けていただく。ヒレミミやサガリなど珍しい部位もあり，ゆっくりマイペースで焼くことができ，美味しくいただきました。

　新型コロナワクチン接種のため，グランキューブ大阪（大阪国際会議場）を訪れましたが，午後一番の予約時間であったので，隣のリーガロイヤルホテルでランチしようと，このお店をオンライン予約。大阪駅からシャトルバスを利用するのが便利。「All Time Lunch」として，ホテルの各レストランで3,000円のランチが用意され，新型コロナワクチン接種券の提示で10％オフとなる特典あり。このお店のランチは，松花堂弁当。先付にトウモロコシを使った胡麻豆腐がセットされ，鯛めしを主菜とし，サラダ仕立てのマグロのお造り，茄子と海老の揚げ物，魚の焼きものが適量盛られた弁当。デザートはフルーツの紅茶ゼリー寄せ。リーズナブルではありませんが，地上３０階の眺望を楽しみながら，ゆっくりと美味しいランチを楽しみました。

　地元の市町村の会場が，ワクチンの供給不足のため，予約停止となってしまったので，自衛隊の大規模接種会場をオンライン予約して利用しました。接種数も抑え気味となってしまったので，１週間おきの募集に３回トライしてやっとの予約完了。
　大阪駅からのアクセスは，電車ではなく，バスが便利。直行の市バスが無料運行されています。
　予約時間より大分早く到着しましたが，問題なく入場。待機場所に誘導され，その後順次，受付，予診，問診，接種，次回予約，経過観察と案内され，ストレスなく接種完了。
　今回は，午後一番の予約だったので，隣のリーガロイヤルホテルでランチしましたが，グランキューブ大阪の２階にもカフェレストランがありますし，会場入口前にお弁当も売られています。

　生田川は，六甲山を源とする神戸市中央区を流れる川で，昔は加納町からフラワーロードの方に流れていたが，氾濫することが多く，明治4年に現在の場所に付け替えられました。生田川公園は，新神戸駅の南から西国街道周辺まで，南北約1.6kmにわたる公園で，「連翼亭」や広場，各種のモニュメント，遊具が設置され，生田川沿に約150本の桜並木があり，「ぬのびき花街道」と呼ばれています。この日は，コロナ禍の中，せめて地元の桜の名所を楽しもうと，地下鉄沿線の河川沿いの桜並木を3か所はしごしましたが，公園では，少人数単位の花見客が，距離を保ちつつ，花見を楽しんでいました。訪問時は，散り初めから葉桜の段階に移り，舞い散る桜が花吹雪となり，川面を歩くカラスも，花を見上げて戯れているようでした。

　宇治川は，再度山を源に大倉山の東を流れ，ハーバーランド東側の弁天浜に注ぐ川で，山手幹線から南は暗渠になっています。この日は，コロナ禍の中，せめて地元の桜の名所を楽しもうと，地下鉄沿線の河川沿いの桜並木を3か所はしごしました。山手幹線から北側の宇治川右岸は，宇治川公園周辺まで桜並木が続きます。宇治川公園は，6300㎡くらい広さがあるようで，広場や散策路，遊具が設置されています。この辺りから北側は桜並木が左岸側に移ります。また，平野橋の北側は親水広場となっており，2018年に訪問したときは，バーベキューと花見を楽しむ人で賑わっていました。今年は，満開が少し早く，訪問時は，満開を過ぎ，散り初め。川面に散った桜の花びらが花いかだを形作っていました。

　妙法寺川は、神戸市北区から須磨区妙法寺を経由して，神戸三木線と並行して山陽電車板宿駅周辺に至り，須磨港まで流れる川で、川沿いの戎町，権現町，大田町，東町，戸政町にまたがって妙法寺川公園が整備されており，広場や遊具も設置されています。この日は，コロナ禍の中，せめて地元の桜の名所を楽しもうと，地下鉄沿線の河川沿いの桜並木を3か所はしごしました。妙法寺川公園には，妙法寺川の両岸に約４００本の桜並木があり，約５００ｍにわたり桜のアーチが続きます。満開となった桜が川面に覆いかぶさり，護岸整備された川端に降り立つと，青空の中に映える桜が大変見事でした。毎年４月上旬には「須磨妙法寺川さくらまつり」が開催されるのですが，今年は新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため中止されたようです。

　ヒルトンプラザイーストの地下。平日のランチに訪店しました。ランチメニューとして，煮魚，天ぷら，豚生姜焼き，お刺身の昼膳と，大海老天丼，釜揚げしらす丼が各1,000円（税込）で用意され，お手軽。ほかに，黒毛和牛の牛重の並が1,650円，大が2,000円，海鮮丼が1,390円。昼膳の御飯，みそ汁，湯豆腐はおかわり可。卓上には，食べ放題の明太子が用意されており，御飯のおともとしてありがたい。今回は，豚生姜焼きをいただきましたが，お肉がとても柔らかく，お豆腐も美味しくいただきました。

　大阪中之島にある国立国際美術館で開催中のロンドン･ナショナル･ギャラリー展に行ってきました。新型コロナの影響で時間予約制となっています。梅田でランチしてからと思っていたところ，１週間前の予約時点で，既に14時分は完売しており，15時を予約。梅田から食後の散歩がてら歩いて向かい，少し早く着きましたが，２５分前には入場のための列ができていました。結構混むのかなと思いながら入館。回覧してみると，比較的見やすく，お目当てのゴッホの「ひまわり」やモネの「睡蓮の池」なども，さほど密集せずに観ることができました。「ひまわり」については，朽木ゆり子さんの「ゴッホひまわり全点謎解きの旅」を読んで予習していたのですが，同書にナショナル･ギャラリーの全作品中最も人気のある絵と紹介されている実物を日本で観ることができて感激。会場にもひまわり7作品についての解説パネルも展示されていました。ナショナル･ギャラリーには，十数年前にイギリスを訪れた際に入館しましたが，名画の数の多さに圧倒されたことを思い出し，その時気に入ったターナーの絵にも再会できて，充実した時間でした。

　神戸三ノ宮駅北側のグリーンシャポービル１・２階。にしむら珈琲は，1948年創業の老舗珈琲店。硬水の「宮水」を使った珈琲が有名。土曜日の夕方，一休みに訪店。欧風内装の店内をシャンデリアのある階段を上って２階席に行ってみましたが，席の間隔は，コロナ禍前と変わらずで，ソーシャルディスタンス対策は特段とられておらず。家内と二人で，ケーキセット（1,000円）を。季節に応じたオリジナルなケーキを美味しくいただきました。

　ヒルトンプラザイーストの地下。土曜日のランチ時に訪店。土曜日であったためか，空いてました。家内は大沼牛のすき焼きを，私は10食限定の海鮮丼セットをいただきました。海鮮丼は，ウニやイクラ，カニ身なども入った北海道らしい一品。冷やしラーソーメン，アラ汁が付いて1,480円。新鮮なネタがそこそこ載っててグッド。家内のすき焼きも，うどんをプラスしてお腹いっぱいに。

　有馬温泉駅から有馬川沿いに坂を上っていくと，赤い欄干が目を引くねね橋が見えてきます。有馬温泉中心部の写真スポットであり，有馬川親水公園に降り立ってねね橋をバックに写真を撮ると，有馬温泉に来たという感じがします。

　ねね橋の手前にあります。1997年に設置されたもののようです。像自体は大した見ものではありませんが，太閤橋の近くの「湯けむり広場」にある秀吉像と向かい合っているというのがいいですね。ねね像の背後には，「有馬六景」の説明板もあります。

　１１月中旬に休みが取れたので，紅葉でも見に行こうと，紅葉名所紹介サイトで近場のスポットを検索したところ，ここが今見頃だと。三宮から地下鉄と神鉄で行けるのが便利で，有馬温泉街もついでにぶらぶらできる｡有馬温泉駅からは坂を昇って約15分。明治６年に廃寺となり，伏見桃山城から移築したという山門だけが残る，瑞宝寺跡の公園で，太閤秀吉が紅葉を賞でている間に思わず終日を過ごしてしまったことから，「日暮しの庭」の雅名で知られる紅葉の名所。訪問時は，まさに見頃をとなった紅葉は，赤色だけではなく，緑や黄色と共に，時折差し込むに光に錦色に輝き，得も言われぬ美しさ。平日ながらそこそこの人出で，密に集まり酒盛りをするシニアの集団には興醒めでしたが，美しく色付いた紅葉を観ることができ，コロナ禍の中，良い気晴らしになりました。

　「銀の湯」から鬼瓦が並ぶタンサン坂を上った先にある寂れた公園。訪問時，そこが炭酸泉源の公園と知らずに，池の上に掛かる，ワンポイントだけ紅く色付いたもみじが絵になるなとカメラを構えて近付いたところ，池からボコボコと勢いよく音を立てて噴き出しており，寂れた中にミスマッチな感じがしました。

　温泉寺の裏に隣接。石碑にあるように，聖徳太子が創建した，594年創建の寺院。正面から見ると，御本尊とかは見えず，お寺らしくない感じでした。1996年の庫裡解体発掘の際，豊臣秀吉が湯治用に築造したという湯殿の遺構が発見され，現在，「神戸市立太閤の湯殿館」が建設されています。

　「有馬の工房」ビルの１階のおそば屋さんでお蕎麦をいただいた後，そのビルの横に，銅像を発見。見ると，目の前に立っている「温泉寺」を創建したという行基上人の像でした。後ろのパネルには，有馬温泉の歴史が解説されています。右手に大己貴命らに温泉を教えたという三羽の烏のモニュメントもあるようなのですが，気が付きませんでした。

　有馬温泉の「金の湯」から「銀の湯」への行く途中にあります。行基上人によって724年に創建されたという由緒ある寺院。洪水や大火で何度が壊滅して，元の真言宗の温泉寺は廃仏毀釈で廃寺となり，現在は黄檗宗の禅寺となっています。残っている堂舎は，1590年に豊臣秀吉の正室の北政所によって再建された薬師堂のみで，見どころはさほどない小さなお寺。御本尊は，薬師如来像｡コロナの早期終息と家族の健康を祈願しました。

　有馬温泉の極楽寺の隣にある，「有馬の工房」の１階のオープンスペースにあるお店。たたら（ダッタン）そばと信州そばの相盛り（1700円）を注文して，味くらべ。いずれも十割そば独特の歯ごたえ，ダッタンそばはこれまでも食べたことがありましたが，ここのたたらそばは，岩手産ダッタンそば粉と信州信濃１号石臼挽粉を合わせものとのこと。緑茶のような色合いで，ふきのとうの苦味は初めて経験する味でした。まずは何も付けずに，次に赤穂の塩を付けて，最後に自家製出汁を付けて，いただきました。やはり出汁に付ける食べ方が一番でしたが，お塩で食べるのも新鮮でした。好きなおでんを一品サービスしていただきました。