Ｔ．バイソンさんのクチコミ(38ページ)全818件

　雑賀崎遊園バス停から雑賀崎灯台に向かう坂道の途中にある海鮮干物を直売している小さなお店です。店名のとおり，さんまの開きを中心に取り扱っているお店で，灰干乾燥という製法で仕上げている「灰干さんま」が目玉商品ですが，この日は，土曜日限定で販売されている「おおやさ」という雑賀崎の郷土菓子（黒蜜ときな粉をまぶしたよもぎの串団子。１本60円）を，散策途中のおやつにいただきました。小さなテーブルが置かれているので，店内で座って食べることができます。ちょっと硬めで，素朴な味でした。

　雑賀崎遊園バス停から坂道を登ること徒歩で約１５分。鷹の巣と呼ばれる崖の上に建設された観光用展望台の上に設置された灯台で，昭和３５年３月に点灯。展望台からは，西側に番所の鼻，大島，中之島，双子島が，東側に浪早崎が見渡せ，最高の眺望です。今回は，お昼に訪れましたが，ここからの夕日は特に素晴らしく，地元では，彼岸の中日の日没時，「ハナフリ」といって沈む太陽から様々な色の光の玉が花びらのように降る様子を見る風習があり，毎年「夕日を見る会」が催されている。

　けやき大通りを挟んで，和歌山城の真ん前にあるホテル。宿泊プランで，市街地側と和歌山城側が選択できるようになっていますが，お城サイドがお薦めで，虎伏山に鎮座する和歌山城の姿を，ライトアップされた姿も含め，部屋から眺めることができるのは大変グッドです。お部屋も広めで，清潔でした。朝食のバイキングでは，和歌山名産の梅干しが６種類も並べられているなど，品揃えも標準以上でした。

　けやき大通りから北に二筋入った，十番丁にあるワイン食堂。前から気になっていたお店で，平日のランチに訪店。二人掛けのテーブルが３組くらいと，カウンター席８～10くらいの店内。ランチ時は近くのＯＬ客が多く利用されているようです。ランチセットは，３種類のパスタから選ぶセットで，前菜とドルチェが付いたAセット（1,300円），前菜が付いたBセット（1,100円），サラダが付いたＣセット（920円）があります（いずれもドリンク付き）。この日は，非常に暑かったので，冷製パスタをチョイスしましたが，細麺にバルサミコ系のソースがよく絡まってなかなか結構でした。

　けやき大通りから新通商店街を北に少し行ったところにある，昔ながらの洋食屋さんです。日曜日の夕方訪店しましたが，テーブル席は全部埋まり，よく繁盛していました。ハンバーグとエビフライとウインナーがセットになっている「三笠」（900円）に，ライス（200円）とお味噌汁（100円）をプラスしていただきました。ハンバーグは，ふわっと柔らかく，オリジナルのデミグラスソースがよくマッチし，大きめのエビフライは，衣がサクサク。美味しくいただきました。

　無量光寺を訪ねたついでに付近の徳川吉宗公誕生地の碑まで行く途中，立派な山門の向こうによく手入れされた庭が目に入りました。縁起書によれば，紀州徳川家代々の菩提寺とのこと。確かに至る所に葵の御門が。初代藩主の正室瑶林院をはじめ，２代光貞や５代吉宗の各正室の墓があります。

　紀州藩１０代藩主徳川治宝の命により創建。廃寺となった大福寺の首大仏が安置されているお寺として有名。火災で焼失した大仏の銅を使って鋳造されたものとのことですが，高さ３ｍもあり，頭部だけというのが却ってインパクトがあります。首から上の願いを叶えてくれるということで，合格祈願も多いとか。

　ぶらくり丁大通り（築地通り）のドン・キホーテのあるビルの２階。ケーキ等も人気ですが，日替わり，週替わりなど，ランチメニューも多い。この日は，家内が竜田揚げランチを，私が黒豆ハンバーグランチを注文（850円）。いずれも野菜いっぱいでヘルシー。店内は，思いのほか広く，PenやFRaUなどの情報雑誌もよく揃えられており，ゆったり過ごすことができそう。

　老若男女幅広い客層で混雑。「おすすめランチ」から大人気という「牛焼きしゃぶ」をおろしポン酢（すき焼き風たまご付きも選択可）でいただきました。サラダ，小鉢，スープ，御飯が付いて800円（税別）とコスパもよく，お肉のボリュームもＯＫ。御飯もおかわり可です。

　串本に来たので，新鮮な魚を食べようとランチに訪店し，にぎり寿司をいただきました。いずれのネタも新鮮で，シャリの酢の加減もよく，大満足。今回は，上にぎり（汁物が付いて10貫2,000円）をいただきましたが，普通のにぎりが1,000円，おまかせにぎりが3,800円でした（いずれも税別）。

　ランチメニュー（いずれもスープ＆サラダ＆パン又はライス付き）は，シーフード系と肉系あわせて25種類あり，税別で800～1,300円と，コスパも抜群。お魚とステーキの各コース（７，８品）も1,500円で用意されています。今回は，牛ほほ肉の赤ワイン煮を注文しましたが，とろけそうな柔らかさで，とても美味しくいただきました。

　足の弱い義父母を案内して訪問したところ，酒造り工房の見学は，階段で２階に昇らなければならないため，パスしましたが，１階の試飲コーナーでは，無料で結構たくさんの種類のお酒（日本酒をブランデー樽やウィスキー樽で熟成したものなどもありました。）が試飲でき，大吟醸のソフトクリームやおつまみ関連の商品なども各種売られており，それを見て回るだけでも結構楽しめました。

　カキツバタが見頃となっていると聞き，見に行ってきました。もっと規模が大きいのかと思って行きましたが，養翠亭という建物の横の一画だけでした。とはいえ，前日の雨にもかかわらず，色鮮やかな紫紺の花が咲き揃い，目を和ませてくれました。
　汐入りの池を中心した養翠園は，中央の島とそこに渡した三ツ橋と太鼓橋がアクセントになっており，また，背後の天神山と章魚頭姿山が池に写り込む景色がなかなかいい。ただ，湊御殿の内覧もできるとはいえ，見どころとしては少なく，30～40分もあれば十分。バスでも行けますが，本数は少ない。

　県道151号線沿い，和歌山バスの小浜口と雑賀崎のバス停の中間にある鉄道カフェレストラン。店内を鉄道模型が走り，壁面などには，プレートなどの電車部品が展示。店外のテラス席からは，雑賀崎の街並みや漁港が一望できます。オリジナルの豚丼が中心メニュー。この日は，わさび醤油バター豚丼をいただきました。スープとサラダが付いて８００円。塩加減がちょうどよく，なかなかグッド。シフォンケーキなど，デザート系もおいしそうでした。

　熊野古道の玄関口。ゴールデンウィークに熊野古道・中辺路ルートをウォーキングした際，ここからバスに。訪問時の駅舎は，1932年に建築された木造２階建ての建物で，田舎の小学校のようなほのぼのとしたデザイン（現在建替工事中らしい）。
　駅舎の隣には，田辺市観光センターがあり，熊野古道のマップやパンフレットなど充実した資料がそろっています。

　平成28年10月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録された場所の一つ。熊野三山の別宮的存在で，本殿は，熊野本宮の旧社殿の配列を再現。弁慶の父といわれる熊野別当であった湛増が，壇ノ浦の戦いを前に源平いずれに味方するかを決めるため，紅白７羽の鶏を闘わせて占ったという伝承が残っており，勝負事の神様として信仰されています。湛増と弁慶が並ぶ銅像もあります。

　紀伊田辺駅から龍神バスで約40分。滝尻橋を渡ったところ。熊野の聖域の入口とされ，熊野九十九王子の中でも格式の高い五躰王子の一つ。立派な石の鳥居をくぐると，滝尻王子宮十郷神社の社殿，後鳥羽上皇の歌碑などがあります。熊野古道は，王子宮の左手を奥に進んだところから始まります。

　熊野古道・中辺路の不寝王子と大門王子との間にあり，熊野九十九王子には含まれていないが，高原王子とも呼ばれることもある。檜皮葺きの朱塗りの建物は，熊野参詣道沿いに残る最も古い建物とのこと。平成10年２月に社殿の改修が完了したということで，極彩色の絵が色鮮やか。また，樹齢1000年といわれる楠の大樹も見事。

　発心門王子から熊野本宮大社までのルート上，最後の王子社跡。熊野詣の旅人がここで旅の汚れを祓って大社に向かったというのが名前の由来のようだ。現在は，小さな石祠があるだけ。ここからすぐのところに本宮大社の鳥居があるが，そこから入ると裏門から入ることになるので，御注意を

　熊野詣の旅人がここから初めて本宮（旧社地）聖地を見ることができた感激で伏し拝んだというのが名の由来。和泉式部の句碑があり，和泉式部が参拝したときの伝説が残る。近くに「伏拝茶屋」という休憩所があり，アイスコーヒーを飲んで，ウォーキング再開