Ｔ．バイソンさんのクチコミ(40ページ)全818件

　JR和歌山線の下井阪駅から北へ徒歩約12分。紀伊国分寺は，聖武天皇の詔により全国に建立された国分寺の一つで，天平勝宝8年（756年）に尼寺と共に建立されたとされています。約２町四方の敷地には，創建時の原型をそのままに遺す七重塔の塔跡などの基壇や，江戸時代に再建された本堂が修復保全されています。天平時代の壮大な伽藍の様子を想像しながら散策しました。

　橋本市出身の杉村林之助氏が寄贈して作られた，約12.5haの広さを誇る橋本市最大の公園。南海高野線御幸辻駅から約10分という駅近の紅葉スポット。この日は，公園の下の方では，緑，黄，橙，赤のカラフルなもみじが，上の方では真っ赤に色付いたもみじが楽しめました。
　公園奥には，丸尾池に丸尾橋という橋長約65ｍの朱色の吊り橋が架かり，標高738.6mの三石山への登山道や散策の道が広がっています。

　水門神社はえびす様，吹上神社は大国様と，二柱の福の神を祀る珍しい神社。毎年11月23日には，新嘗祭が催され，「牛の舌餅」という畳１枚程あるのし餅が奉納され，フィナーレには，和歌山名物の餅まき（餅投げ）が行われます。近所からたくさん見物の人が集まって，餅がまかれる度にキャッチしたり，拾って袋に入れる人が群がって，活気のあるお祭りでした。
　神武東征の際に彦五瀬命が薨去されたとされる男之水門（おのみなと）はこの地であったとされ，境内には「神武天皇聖蹟男水門顕彰碑」が立っています。

　京都国立博物館の展覧会を見に行った際，ランチに利用。博物館からすぐのハイアットリージェンシー京都の２階にあるイタリアン・レストランです。ランチタイムを過ぎていたので，アラカルトからチョイスしたのですが，スープやサラダなど，家内とシェアしても十分な量で，パスタもとても美味しく，お店の雰囲気も良かったです。

　真田堀通りの中ほど。普通のテーブル席を利用しましたが，鉄板を囲むカウンター席や掘りごたつ式の個室もある。今回は，二人とも黒毛和牛のヘレステーキコースを注文（100ｇが3600円，150ｇが5400円）。付き出しとサラダに続き，焼き野菜。ステーキはサイコロ状にカットされていてお箸でいただけます。締めの御飯は，500円プラスでガーリックライスにすることもでき，最後にアイスクリームが付きます。ワインも各種そろっており，美味しいディナーでした。

　和歌山城の南側にある丘の上，奥山稲荷神社の境内にあります。紀州藩５代藩主であった吉宗の命により正徳2年（1712年）に設置された，高さ約８ｍ，約６ｍ四方の２階建ての鐘楼。吊り下げられている梵鐘は，大坂夏の陣で豊臣方が使用した青銅製の大筒が改鋳されたもの。藩士の登城時刻や刻限のほか，火事，洪水，異国船の出没などの非常事態を知らせていた。大正10年（1921年）の時報廃止により役目を終えていましたが，1948年から現和歌山ユネスコ協会により８月15日に「平和の鐘」打鐘会が開始され，また，1999年からは大晦日の除夜の鐘つきも行われているとか。どんな音色なのかな。
　また，この丘は和歌山城の大天守がよく見通せる撮影ポイントです。

　和歌山城の西之丸庭園は，通称「紅葉渓庭園」と呼ばれ，和歌山市内の紅葉の名所となっています。紀州藩初代藩主徳川頼宣が隠居所の御殿と共に築いた池泉回遊式庭園。虎伏山の斜面を利用して沢や池を作り，御橋廊下で区切られた内堀を大きな池に見立て，釣殿風の建物「鳶魚閣」や「柳島」を配置した，趣のある庭園です。紅葉に囲まれた「上の池」や内堀とそこに浮かぶ「鳶魚閣」の姿を，様々な角度から写真におさめることができました。

　西武入間市駅から徒歩約１０分と少し距離がありますが，駅ビル２階の改札口を出て，１階に下りずに，西武入間ぺぺに繋がる通路からデッキに出て，Googleマップのルート検索どおり歩道橋を渡って，団地の中の道を進むのが近道です。
　バスルームは狭めですが，シングルルームもセミダブルのベッドが入っており，リーズナブルで清潔でした。
　８００円で１階に併設された庄やの朝食をプラスしましたが，和食と洋食が選べて，結構ボリュームがありました。

　ぶらくり丁商店街内西側にある，「にこにこのうえん」が運営する農園レストラン。ピザやパスタを中心に，有機野菜にこだわったメニュー。週末ランチに何回か利用していますが，季節に応じて具材の野菜も変わり，毎回美味しくいただいています。今回は，家内とサラダ（580円）をシェアし，「季節の野菜のカルボナーラ」と「きのことベーコンの和風パスタ」を注文（各1000円）。
　なお，晩には，えびと野菜のアヒージョや石窯焼きのソーセージ，ピザなどをつまみにビールなども飲めます。ソーセージは，パリっとした歯ごたえがないのがちょっと残念。ピザは，クリスピータイプで，トマトソースがいい感じです。

　初めて行った和歌山ラーメンのお店です。好みの味で何回か再訪してます。和歌山ラーメンは豚骨醤油味が定番ですが，大きく分けて醤油ベースと豚骨ベースの２系統に分かれています。この店の定番「幸太郎ラーメン」は豚骨ベースの豚骨醤油味。ほかに豚骨塩ベースと醤油ベースのメニューもあります。
　鯖寿司もここの名物。この日はなく，鯖がなくて，代わりに同じ料金（220円）で鱸のお寿司が出されてました。こちらも美味でした。

　安珍清姫の物語で有名な道成寺は，大宝元年（701年）に，文武天皇が夫人の宮子（聖武天皇の母）の願いにより創建したという紀州最古の寺。境内に七不思議が隠されている面白いお寺。現在の本堂は，1357年に建て替えられた２代目で，日本で最も又は２番目に古い千手観音菩薩像（重要文化財）が祀られているが，北側には，３３年に一度，春に３３日間だけ公開されるという秘仏の千手観音が一体祀られているそうだ（七不思議の一つ）。次の御開帳は，2038年

　道成寺の参道沿いにあり，同寺に参拝したときにランチに利用しました。会席料理や各種の御膳料理もあるようですが，この日は電車までの時間もなく，天ざるを注文しましたが，天ぷらが熱々で美味しく，天つゆとざる蕎麦の出汁が別なのも良かった。併設のお土産物屋で御当地銘菓のつりがね饅頭を購入しましたが，梅あん入りの饅頭は，プレミア和歌山に認定されており，爽やかな甘さで美味でした。

　和歌浦周辺を散策したときの観光ポイントの一つ。不老橋や玉津島神社とともに訪れました。祭神は，古事記「海幸彦･山幸彦」に登場する鹽槌翁尊（しおづちのおじのみこと）で，安産･子授けの神として知られています。かつて輿ノ窟（こしのいわや）と呼ばれた岩穴の中に拝殿があるのですが，岩穴が崩れやすいのか，拝殿全体を不釣り合いな近代的な屋根がすっぽり覆っていました。社務所がありましたが，常駐していないようです。

　和歌山電鐵貴志川線の大池遊園駅から徒歩３分。2016年6月17日にオープンしたピッツァ＆パスタのカフェ。ランチに利用しましたが，店内は明るく，広め。大池に面してテラス席もあり，大池に架かる鉄橋を通る電車も眺められます。ランチタイムは，ピッツァかパスタのセットのみらしく，14時以降ならサンドイッチも。ピッツァ＆パスタは1500円から。マルゲリータをチョイスしてＡセット（+500円）を注文。直径40ｃｍはあるビックサイズのピッツァでしたが，クリスピータイプで，一人でもペロリでした。自分でトッピングを選べるカスタマイズピッツァというのもあるようです。サラダも，温玉が付いていて，美味。

　和歌山電鐵伊太祁曽駅から徒歩５分。西国三社の一つで，また，紀伊國一之宮の一つ。国中を植樹して廻ったとされる五十猛命を祀る神社。割拝殿には，大国主神をくぐり抜けさせて逃がしたという古事記神話に基づく，木俣くぐりの御神木や，毎年４月の木祭りに行われるチェンソーカービングによる干支の彫刻が展示されています。境内は広く，「おさる石」が置かれた蛭子神社や「いのちの水」という井戸のある御井社，五十猛命の父神である須佐男神を祀る祇園神社などもあります。木々があふれ，池を配した庭も素晴らしい。紫陽花も美しかったです。

　西国三社の一つで，神武天皇の長兄の彦五瀬命を祀る日本書紀ゆかりの神社。和歌山電鐵竈山駅から徒歩１０分強。和田川を渡ったところに大鳥居があり，そのまま県道136号線を進み，142号線を渡ったところ右手奥に彦五瀬命の墓とされる竈山墓があります。彦五瀬命は，神武東征に抵抗した豪族の長髄彦の軍勢が放った流れ矢に当たり，その傷がもとでここ竈山でなくなったという。堀沿いに森の端まで直進し，雄詰橋を右に渡ったところから境内へ。広い参道から神門をくぐって拝殿に。なかなか風格のある立派な社殿でした。

　三毛猫ニタマ（たまⅡ世）が駅長を務める，和歌山電鐵貴志川線の終着駅。ニタマの勤務日は，水・木曜日以外（10：00～16：00）。2010年に建て替えられた，たまミュージアムを兼ねる駅舎は，猫の顔をモチーフに水戸岡鋭治がデザインした檜皮葺きの建物。ホームには「たま神社」があり，駅舎には関連グッズ等を販売する「たまショップ」と軽食喫茶「たまカフェ」が併設されており，発車時刻まで十分時間つぶしができます。駅舎南側の踏切からは，ホームに入った電車の写真を正面から撮ることができます。

　貴志川線は，2016年に開通100周年，和歌山電鐵に営業が移って10周年。水戸岡鋭治デザインの電車が話題になっています。「いちご電車」,「おもちゃ電車」,「たま電車」に，６月４日「うめ星電車」が加わりました。木の質感を取り入れ，窓は神社幕や御簾のイメージ。この日は，沿線の西国三社を巡り，終点のたまミュージアム貴志駅などを訪ねました。780円の１日乗車券が非常に便利で，何度も乗下車して沿線を散策する場合はもちろん，和歌山駅から貴志駅までを往復する場合もこの乗車券がお得。色んな車両に乗りたい方は，和歌山電鐵のＷｅｂサイトの「時刻表」に車両別の時刻表が掲載されています（１日乗車券を購入すると，観光ガイドとともに配布もしてもらえる）。

　伊太祁曽神社の最寄り駅で，和歌山電鐵貴志川線の始終点以外では唯一の有人駅で，駅舎は和歌山電鐵の本社でもある。車両基地となっているようで，引き込み線にその日運行していない電車を見ることもできます。この日は，たま電車が引き込まれていました。ニタマが貴志駅の駅長に移る前までは，ここの駅長だったとか｡

　和歌山電鐵日前宮駅から徒歩１分。西国三社の一つで，紀伊國一之宮の一つでもある。素朴な神社だが，歴史は古い。一つの境内に二つの神社があり，天照大神の岩戸隠れの際に，八咫鏡に先立って鋳造された鏡，日像鏡（ひがたのかがみ）と日矛鏡（ひぼこのかがみ）をそれぞれ御神体とする，左右ほぼ対照の社（左側が日前神宮，右側が國懸神宮）。広い敷地は堀に囲まれており，鎮守の森が静謐な雰囲気を醸し出しています。