琉球熱さんのクチコミ(14ページ)全3,993件

阿蘇に向かう国道57号線ぞいにある、こじんまりとした道の駅です。
直売所のような売店はありますが、観光客が喜ぶような雰囲気がなく、近頃の道の駅としては逆に珍しいと思います。
ここで目を引くのは、高く掲げられたオートバイ。
「オートバイ神社」というらしいのですが、調べてみると1県1社を目指しているようで、宗教的色合いは皆無、ライダーの聖地としたいらしいです。
ここのオートバイ神社は2022年に設置された全国19番目のものだそう。(現在全国で19社)
見どころというとそれくらいでしょうか・・・

文字通り阿蘇神社の門前にある参拝者向けの商店街です。
どちらかというと小規模ですが、古風な建物が多く、風情があります。なかでも、いたるところに湧水があって、それを地元の人たちがごく普通に汲みに来る様子は、とても良いカンジです。
活火山である阿蘇は禍だけでなく、豊かで清らかな水ももたらしていることがよくわかります。

約2,300年の歴史を持つ大きな神社で、全国に約500社ある「阿蘇神社」の総本社です。
有数の観光スポットにもなっており、駐車場も複数あり、観光案内所も設けられています。
境内には風格のある建築物が多いのですが、中でも「楼門」は重要文化財でもあり、とてつもなく巨大で、日本三大楼門の一つです。
しかし、平成28年4月の熊本地震で境内の社殿ほぼ全てが倒壊など甚大な被害を受けました。いくつかは復旧が完了していますが、楼門は今年いっぱいかかるようで、外観すら見学できなかったのは残念です。
初詣の時期は大変な賑わいだとか。地元の人たちのためにも、早く完全復旧することを願います。

水前寺公園の中にあります。入口を入って右手すぐ、場所としてはとても良いのですが、なぜか訪問者は私の前に一人だけでした(平日だったせいかもしれません）
「古今伝授の『間』」とありますが、独立した一戸の家屋です。迂闊にも詳しい説明を読んでいませんでしたので、正確ではないかもしれませんが、来客をもてなす茶室という感じです。
まに広く開けた造りは、目の前の池と築山の庭園を眺める絶好のビューポイントで、ここの縁側に陣取り、抹茶などすすりながら、この庭園を眺める･･･なんてのは最高の贅沢でしょう。
畳に上がっても良いらしく、先客の女性が一人、庭を眺めていました。
あいにくの小雨模様でしたが、この場所からは、それもまた風情があります。

サクラマチクマモト（バスターミナル）のビルに入っています。
スペースはそれほど大きくありませんが、くまもんグッズはなかなかの充実ぶり。熊本から他県や空港に移動する前に立ち寄ることができるので、観光客には嬉しいところです。
同類の施設として「くまもんスクエア」があって、内容は「ビレッジ」を上回るようですが、ターミナルからは離れているので「ついでに」というわけには行きません。
手軽にくまモングッズを調達する目的ならば、こちらで充分でしょう。
なお、くまもんビレッジの向かいの店は熊本名産店なので、この２つの店舗で効率よく土産が調達できるのはメリット大です。

熊本城の入口にある、熊本土産や食事を提供するショッピングモールです。
場所柄、城下町を再現したと思われるつくりとなっていて、ランチの時間帯などはかなりの人出となります。
中央に小さなステージがあり、定期的に武家・忍者のショウもっ見られるようです。
同エリアに観光案内所や熊本城ミュージアムなどもあり、熊本城見学の行き帰りにちょうど良い立ち寄りスポットとなっています。

この公園は細川家の墓所でもあるため、古色蒼然とした墓石が沢山あります。
どれもが細川家や関係の深い人物のものですが、なかでも「四つ御廟」と呼ばれる墓はひときわ大きく立派で、あの細川ガラシャの墓も含まれることで有名です。
一つ一つの墓石が大きな東屋の中に安置されており、４棟並んでいる情景はなかなか壮観です。
それにしても墓が多い(当たり前ですが)。天気が悪かったり、人が少なかったりすると、少し怖い雰囲気です。

サクラマチクマモトの前にある公園ですが、設計の意図がよくわからないスポットです。
休憩するにはベンチがない、緑に触れるには小さすぎる、史跡・遺構も特筆するようなものはない・・・
実際、ここに足を踏み入れている人はほとんどいませんでした。いくつか記念碑的なモノはありましたが、新しいものばかりなので史跡とは言えないでしょう。
最後まで何のために作ったのかわからない場所でした。

バス停から15分ほど歩きます。平日だったためか園内は誰もおらず、自然公園と言ってもその実態はほとんどが細川家の墓苑のため、うっそうと茂った雑木林に少々ひるみました。
史跡として価値のあるものだと思いますが、なにせ人がいない、曇天という状況で、丹念に見て回るのはなかなか度胸がいります(笑)
それでも「四つ御廟」と「仰松軒」は見ておくべきだと思います。

水前寺公園の中にある立派な神社です。入口から見ると左手にあります。
熊本藩歴代藩主である細川家を祀っています。西南の役で熊本城下が焼け野原となり、戦いで荒んだ人心を安定させ熊本の町を発展させようとの思いを込めて、細川家旧藩士たちにより建立されました。
立派な社殿と豊かな水量の湧水、五葉の松が印象的でした。

訪問した2月は梅もまだ満開ではなく、他の花があるわけでもなく、華やかさはありませんでしたが、庭園の造りが良いのでしょう、広い池と富士を模した築山の風景はなぜか不思議と落ち着きます。
園内には出水神社、五葉の松、阿蘇の伏流水を水源とする湧水群、京都御所から移築したとされる古今伝授の間、能楽堂等々、意外に見どころ満載です。

熊本市電の終点にあるローカルな商店街です。
アーケードになっていますが、ちょっと淋しい感じ。横道にそれると夜の街が似合いそうなスナック群・・・。こちらはちょっとディープな感じ。
シャッター通りとまではいきませんが、閉めている店も多かったのは残念。

熊本市内を走る路面電車、運賃は170円均一(2023.6.1から180円になるようです)というわかりやすさで、とても利用しやすいです。
運行系統は2つで、「健軍」から「辛島町」までは共通、熊本駅方面と上熊本方面とに分かれます。
古い車両も味がありますが、近代的な低床型車両や2両連結などもあり、なかなか楽しいです。
乗客数を見ると、市民のアシとしてしっかり根付いているように見受けられます。

熊本城の南口手前、桜の馬場に「城彩苑」という観光施設があり、その一画が観光案内所になっています。
入場券の購入ができるほか、「熊本城ミュージアムわくわく座」の入場券や市内バス・市電の一日乗車券なども購入可能なので、城見学の前に立ち寄ってみると良いと思います。

桜の馬場に位置します。
“熊本のシンボルである熊本城から、地域の食文化や歴史、伝統を発信しお城と城下町の魅力を高めたい。”というのがコンセプトだそう。

この施設に含まれる『桜の小路』は、「熊本の食文化や特産品との出会いを」がコンセプト。早い話が飲食店と土産物屋ですが(笑)
『熊本城ミュージアムわくわく座』のコンセプトは、「肥後54万石の歴史と文化を体感する新しい感動体験を。」だそうです。
こちらは有料施設で、城とのセット券もあります。時間があれば、で良いかな。
桜の小路の中庭で、甲冑の武士や忍者に扮した演者らによるショーもあります（無料）。

熊本城の馬具櫓から新堀櫓までを結び、まさに城のど真ん中を貫通するようなルートになっている道です。
この坂は江戸時代には「南坂」と呼ばれ、南大手門へ向かう藩士の登城路でした。明治35年(1902年)天皇の行幸の為に新設された行幸橋と共に改修され、「行幸坂(みゆきざか)」と名称を変えたそうです。
両側の桜並木が見事とのこと。

熊本城に向かう行幸坂にかかる「行幸橋（みゆきばし）」の袂に、この城を築城した加藤清正公の銅像が立っています。
交差点でもあり、城の核心部への入口でもある場所は、築城した主が立つ場所としてとてもふさわしいのかもしれません。歩いていても、車に乗っていても、非常に目立つ銅像です。
夜はライトアップされます。

熊本市中心部のアーケード商店街です。上通り・下通りとも近く両アーケードよりも庶民的な飲食店が並んでいる印象を受けました。
サクラマチクマモトの正面に入口を構え、ロケーションはとてもよいです。
アーケードの屋根が非常に高いのは、上通り・下通りと同じです。

熊本市中心部の昔からの繁華街。下通りと合わせ、今でも終日人の往来が絶えない場所です。
特に印象的だったのは、アーケードの天井がとても高く、閉じられた空間ながら圧迫感が全くなかったことです。
この通りと交差する道にも多くの店が並び、市電・バスの停留所も周りに沢山あります。市内で最も賑やかなエリアと言ってもよいでしょう。

市電「市役所・熊本城前」電停から徒歩5～6分、桜町バスターミナルからも15分程度。
名前の通り熊本城の前にあり、客室からも朝食会場(10F)からも天守閣が正面に見えます。最初に部屋に入った時はちょっと感動します。
朝食バイキングは和洋それぞれ種類もまずまずで連泊しても飽きません。また15時～21時は朝食会場でもある10Fフロアを開放しており、自由に使えるので大変便利でした。フリードリンクというのもありがたい点です。