さいたまさんのクチコミ(46ページ)全2,813件

宮益坂は、渋谷駅の宮益坂下から東進し、青山通り金王坂と合流点宮益坂上までの間の坂です。
富士山が見えたことから富士見坂とも呼ばれていたそうです。
江戸時代は、東海道の宿場と宿場の間の休憩地点である茶屋のあった場所でした。
また御嶽神社の門前町の位置づけと富士が見えるお茶屋の役割りから、宮の利益を頂くという意味から、宮の利益が転じて、宮益坂となったと言われています。
現在の宮益坂は、坂に並ぶ商店街・飲食店街の感じがします。
昔ながらの宮益坂の名前にゆかりのある場所と言えば、微かに、御嶽神社が残っている付近だけではないでしょうか。
現在の宮益坂は、女性の姿が多い感じがします。
美味しい食事やスウィーツの店舗があるとの噂を耳にしています。
渋谷教育委員会の宮益坂の解説柱の周辺から停留所にかけては、女性の利用客が列をなして、入店の順番を待っている光景を目にしました。
きっと美味しいという口コミで、人気が出ているのでしょう。
宮益坂の新しい人気スポットになっているのでしょう。

渋谷公園通りとは、渋谷区役所の東側を通り、坂を南下する通りを呼んでいます。
渋谷公園通りは、ＮＨＫ放送センターの東側や渋谷区役所の東側にある坂道となっています。
北から南に向けて、下って行く坂道になっています。
比較的、広い道路で、ゆったりとした感じがします。
加えて、東武のホテル、劇場、パルコ、マルイシティー等の複合商業ビル、銀行そして教会があり、渋谷の他の通りとは、趣を異にする静かな感じがします。
人通りも、それほど多く無く、散策をしたり、ウインドショッピングをするには、格好の通りかもしれません。
年代的にも、中高年齢層も多く見かけられ、夫婦で歩いている方々も少なくありません。
全体として、落ち着いた、大人の街という感じがしています。
ゆったりとした道幅でもあり、オープンカフェが似合うものと推察しています。
きっと、今後も、静かな環境が保たれていくものと期待しています。

二二六事件慰霊像は、渋谷のＮＨＫ放送センターの南向かいにあります。東京法務局の横です。
二二六事件は、徴兵により入隊した兵士の家族の困窮を目の当たりにした青年将校が起こした決起事件で、中心となった将校は、渋谷の衛戍刑務所内で銃殺に処せられました。
事件後、国を想う純粋な熱情にうたれた有志が、衛戍刑務所に近傍に慰霊像を建立しました。
慰霊像は、現在の東京法務局や渋谷税務署が入っている渋谷の合同庁舎の西側に在ります。
慰霊碑の東側には、赤褐色の煉瓦壁が残っています。
多分、陸軍衛戍刑務所の塀をそのまま残しているのでしょう。
二二六事件は、血盟団事件や五一伍事件等が起こった後の事件で、私利私欲に走る政官財界を断罪し、生活苦にあえぐ国民を救う昭和維新を目指す蹶起とも目されました。
調べてみればみるほど、当時の世相を知ることができます。
二二六事件慰霊像を訪れる際は、ぜひ事前に勉強してから、自分なりの考え方を持って行くことが必要かもしれません。
ちなみに慰霊像の置かれている土地は、国有地ではないそうです。

渋谷センター街は、渋谷の中心街で、若者が集まるショッピングやファッションの街となっています。
往年の渋谷は、東京の繁華街として栄えていました。
渋谷センター街は、渋谷の代表的な繁華街として有名でしたが、下町の共通点でしょうか治安の点等で、問題がありました。
渋谷センター街の自治パトロールによる巡回等の自主的な努力により、逐次、環境も良くなり、発展してきました。
渋谷センター街の周辺には、宇田川という渋谷川にそそぐ河川が走っていました。
現在の渋谷センター街の住居表示は、宇田川町となっています。
１９６４年の東京オリンピック開催に伴い、宇田川は、埋め立てられ、現在は、暗渠となり、下水道となっています。
渋谷センター街が、宇田川という河川を埋め立てた後に、発達した来た商業街だと知っている人は、少ないでしょう。
特に、渋谷が若者中心の街に変貌しつつある現在、昔を知る人は、ほとんどいなくなってしまいました。
有名な童謡「春の小川」は、宇田川や渋谷川を謳った歌だとは、ほとんど知られていません。時代は、常に、変わっています。

道玄坂小路は、今も、昔ながらの渋谷の繁華街の雰囲気を、最も残している小路でしょう。
渋谷の道玄坂は、道玄坂の名前の由来の一説となっているように、道玄という山賊が出没する辺鄙な場所でした。
明治以来も、渋谷周辺は、渋谷村という地名が示す通り、都会とは縁の少ない地域でした。
後に山手線となる品川鉄道が、建設されると、渋谷も発展し、道玄坂周辺は、繁華街と変貌しました。
その後の渋谷地区の再開発が進む中においても、道玄坂小路には、昔ながらの繁華街の雰囲気が残っています。
道玄坂小路の店舗を調査した結果では、一番多いのが、飲み屋等の飲食店系で、３６％、二番目が、バー・水商売系が２３％となっているそうです。
つまり、合計約７０％が飲み屋・水商売関係の店舗になっています。
人目につきにくい小さな路地なるが故、飲み屋・水商売関係の店舗業種が多いのでしょう。
しかし、この頃は、居酒屋やバーなどの店舗から、おしゃれなレストランへと変化する兆しが、出てきているような感じです。

道玄坂道供養碑は、道玄坂の上りきる手前にあります。マークシティーの西側出口を出た交差点付近です。
道玄坂道供養碑の周りの三角敷地の周辺には、多数の石碑や解説板等が立てられていて、区別がつきにくいです。
１　道玄坂道供養碑
２　道玄坂由緒碑
３　与謝野晶子歌碑
４　与謝野晶子解説板
５　渋谷道玄坂之碑
６　道路沿いには、渋谷区教育委員会の道玄坂解説柱が立てられています。
道玄坂由緒碑には、渋谷氏が北条氏綱に亡ぼされた史実、大和田太郎道玄がこの坂の傍に道玄庵を造って住んだこと、道玄坂の由来、青山街道の歴史、山手線となる品川鉄道の建設、芥川龍之介・柳田國男の通学、坂下の新詩社の創立、林芙美子の夜店等が記載されていて勉強になります。
最後には、これからも道玄坂は今までと同じく、むしろ若者の街として希望と夢を宿して長く栄えてゆくことだろうと結んでいます。
まさに、道玄坂の現在の姿を予言している石碑です。
ぜひ、時間を造って、道玄坂由緒碑を見られることをお勧めします。

道玄坂は、渋谷駅の西側にある坂で、渋谷地区では、誰でも知っている最も有名な場所です。
約５００ｍ～６００ｍの坂ですが、渋谷駅のハチ公の像とともに、有名です。
山賊の和田氏の一族の大和田道玄が出没した坂だとか、道玄庵という寺の庵主が住んでいたとか、名前の由来には、諸説あるようですが、いずれにしても終戦前後から繁華街として栄えた来た坂のようです。
渋谷地区は、現在、渋谷駅を中心とする再開発の真っ最中です。
ＪＲ、東急、地下鉄の各駅と高層の複合ビルとが融合した新しいコンプレックスとして生まれ変わろうとしています。
しかしながら、ＪＲ渋谷駅を起点とした各通りの基本的な構成は、あまり変化なく、道玄坂も、ビル等の多少の新陳代謝はありますが、昔の面影を残しているような感じがします。
表通りの姿は、変われども、路地等に入ると、昔の繁華街の雰囲気が残っている感じです。
ただ、昔の大人の繁華街が、若者中心の街に変わりつつあるのは、感じられます。
でも、道玄坂は、あまり変わりがないのかもしれません。

Bunkamura ザ・ミュージアムは、Bunkamuraの建物の地下１階にある美術館です。
Bunkamura ザ・ミュージアムは、現代的な視点を重要視しているような感じで、近代美術の流れに焦点をあてつつも、より身近な感じの展覧会場の役割りを担っています。
これまで日本で紹介されることが少なかった作家の個展や海外の著名な美術館の名品展など、現在の活き活きとしたテーマ性・先見性・話題性を持った作品を展示している印象を受けます。
これまで、ダ・ヴィンチ、ルーベンス、印象派など、２０世紀前後の西洋絵画や海外美術品、女性芸術家の作品などを展示してきているそうですが、訪れた時期は、ニューヨークが生んだ伝説の写真家ー永遠のソール・ライターの作品を展示していました。
入場料が大人１５００円というのは、比較的手ごろな感じがします。
美術の世界には、あまり関心が少ないのですが、上野の美術館と比較すると、入り易い価格設定なのかもしれません。
地下１階のオープンテラス席の前に入口と出口があります。

オーチャードホールは、Bunkamuraの３階にあるホールです。各種の公演が行われています。
オーチャードホールは、コンサートの公演ばかりでなく、オペラやバレエの公演にも広く利用されているようです。
東京フィルハーモニー交響楽団やNHK交響楽団の演奏会も行われているようですので、Bunkamuraの名前にふさわしいような施設と評価されているとのことです。
約２０００人の収容能力のある大きな会場で、Bunkamuraを代表する施設とも言えるのでしょう。
渋谷駅にも近く、入口が道路に近いこともあり、利用しやすい立地条件が良いと感じました。
Bunkamuraの各施設、階は、シンボルカラーが定められているようで、オーチャードホールは、「赤色」とされているようです。
orchardは果樹園を意味していることから、ホール内の設計は、実りを主題とする「豊穣」の観点からまとめられているそうです。
入口の感じは、コンクリートの感じが強い印象は、否めないものかもしれません。

Bunkamuraは、渋谷の道玄坂の北側に、あります。渋谷東急本店の西隣です。
初めて行ったのですが、入口が、地下駐車場への入口のような感じで、無味乾燥な印象を受けました。
うす暗いコンクリートむき出しの入口を下がって行くため、なんとなく心配になりました。
隣の東急本店の１階は、化粧品コーナーが多く入っていて、明るく華やかな感じがするのと、きわめて対照的です。
Bunkamuraの入口の寂しさ、暗さは、入口を間違えたのではないかと、心配になりました。
入口を入ると、受付のインフォメーションカウンターがあり、間違いなさそうだと安心することができました。
でも、最初の印象は、後後に影響するもので、なかなか切り替えができないのも、正直なところです。
Bunkamuraは、やはり、文化村との名前ですので、文化的な感じのする雰囲気です。
１階のギャラリーもそれなりに、お客さんが入っているようでした。
オーチャード階やミュージアム階も、それなりに利用客がいて安心しました。

鍋島松濤公園は、渋谷区の管理する公園です。水車小屋が水面に映える絵になる公園です。
鍋島松濤公園は、江戸時代の紀州藩の徳川家の下屋敷だったそうです。
鍋島松濤公園の中心部には、水を満々と蓄えた池があります。
広い池の東側には、水車小屋があり、流れる水を受けて、水車が回っています。
もともと、湧き水による綺麗な水が、豊富な場所で、お茶の生産地でもあったようです。
いまも、滾々と湧くい出て来る湧水が、水車の羽根を廻しています。
その水車と水車小屋が、水面に反射して、とてもきれいに見えます。
池の周りには、周回のための小路が続いていて、水車小屋の水車を見ながら小路を廻ることができます。
水車小屋と水車を、いろんな方向から角度を変えながら、見ることができ、とても興味が湧いてきます。
池の北側には、湧き水が湧いてくる場所があり、水面が湧き水によって盛り上がっているのが明瞭に見ることができます。
その盛り上がりから、湧き水の量がかなりのものと推察できます。
いつまで見ても、見飽きない風景です。

渋谷区立松濤美術館は、渋谷のBunkamuraの西側にある美術館です。石造りの建物です。
渋谷区立松濤美術館の石造りの建物は、外装が淡茶黄色で、とても落ち着いた感じの色をしています。
入口が、とても高く、圧倒されるような印象を受けます。
入口の扉の上部が、２０条の金属柱の組み合わせにより、屋上まで延びていて、建物の高さをより一層、強調しているかの感じを思わせます。
入口の扉の金属製の柱が、陽の光を反射して、見る人に、荘厳な感じさえ覚えさせています。
金属製の柱と、石造りの建物の壁が、マッチしていて、落ち着いた感じを受けます。
松濤美術館の標識が無ければ、教会の趣さえ醸し出しているようです。
訪れる際、道順を聞くのに、「松濤」という漢字をどう読むのかが判らず、「まつじゅ」と読んで、地元の人に理解して貰えなかったことが失敗でした。
道を尋ねる準備もできていなかったことが、悔やまれています。

大橋の氷川神社は、国道２４６号線沿いにある氷川神社であり、判り易い場所にあります。
大橋の氷川神社の入口は、国道２４６号線沿いにあり、交番がありますので、とても判り易い場所です。
大橋交番の隣に石垣があり、氷川神社の入口になっています。
長い石段が続く階段を昇ると、氷川神社の広場になっています。
階段は、１００段は、あると思いますが、傾斜もきついため、昇るのは大変だと思います。
階段の昇り口に、氷川神社の由緒が記載された石板の解説板がありますが、字が細かくかつ長文なので、読む気になりません。
気合を入れて、昇って下さい。
階段を昇ると、正面に氷川神社の本殿があり、その両脇に、脇神社(末神社)があります。
西側には、能の舞台があります。
氷川神社の名前に恥じないような、なかなか格調の高さが感じられます。
多分、本殿の造りと能の舞台の醸し出す雰囲気のせいなのでしょう。
本殿の前で、お詣りする人が多いので、順番を待つのが、大変なのかもしれません。
霊験あらたかなのでしょう。

つるせんにん新橋駅前店は、ニュー新橋ビルの３階に入っている居酒屋です。
個室という表現が出ていますが、個室ではありません。
カーテン的な仕切りはありますが、隣の席は見通されますし、話声は、そのまま突き抜けます。
大人数になりますと、とても賑やかになりますので、注意が必要です。
注意するといっても、隣にどんな客やグループが来るかは、予測できませんので、最悪の場合を想定して置く必要があります。
料理のメニューは、かなりありますが、料金は、安くはありません。高いかもしれません。
肉が自慢のようですが、人の好みにより、評価が大きく異なります。
人件費を安くしようとする経営センスは、理解できますが、接客の基本等は、しっかりお願いしたいと思っています。
ニュー新橋ビル全体の共通した雰囲気なのかもしれませんが、中途半端な選び方はも避けて、安さ第一とか雰囲気第一とか、または味を大事にする等の方針をしっかり決めて店舗を決める必要があります。

ニュー新橋ビルは、ＪＲ新橋駅の北側に位置する総合商業施設です。多くの利用者が集まります。
総合商業施設という表現よりも、衣料品店、金券ショップ、飲食店やマッサージ店等が入っている雑居ビルという表現がぴったりする面もあります。
新橋駅の北側にあるＳＬ広場の南隣になります。
新橋駅の東側は、再開発が進んでいて、近代的なビル群が林立する地域ですが、西側は、終戦後の露店群を彷彿させる雰囲気があります。
ニュー新橋ビルは、そのような雰囲気を残しています。
この地区は、立て替え事業が進められますが、露店的な店舗が多く残っています。
そのような雰囲気を好む利用客も少なくなく、ニュー新橋ビルも多くの人達に支えられている感じがします。
階ごとに店舗の感じが異なり、マッサージ店等が並ぶ階や通路もあり、多くの利用客が通行しています。
ニュー新橋ビルには、何回も足を運びましたが、多くは飲食店等を利用することが多かったのが実態です。
露店的な雰囲気の店舗もありますが、決して安いわけでもありませんので、注意が必要でしょう。

外務省の飯倉公館の東側に、外務省外交史料館があります。簡単な手続きで、自由に入れます。
外務省の飯倉公館には、入れませんが、東側にある外務省外交史料館には、簡単な手続きで、自由に入れます。
ときおり、特定のテーマを設定して、外交資料の企画展示を催しています。
各種の案内を見て置くことにより、興味深い資料を見ることができます。
外交資料の蓄積は、外交交渉における交渉の原動力です。
日頃の資料の蓄積・整理が重要になってきます。
なかなか外交資料、特に、基礎資料の重要性には、目がいかない難点があります。
それらの観点から外交史料館の一元的な資料整理と分析は、大変重要になります。
日本人の弱点として、長い間、指摘されてきた点です。
そのような観点から、飯倉の外交史料館に足を向けることは、大変、意義深いことです。
外交史料館は、飯倉公館を挟んで、本館と別館に別れています。
いずれも、Ａ－５版の簡単な伝票のような用紙に記入するだけで、入館し、展示資料を見ることができます。
大変、興味深い施設です。

東洋英和女学院大学の六本木キャンパスは、国際文化会館の向かいにあります。
周囲に、フィリピン大使館、シンガポール大使館そして国際文化会館等がある閑静な環境にあります。
カナダ・メソジスト教会から派遣された宣教師カートメル先生が、麻布鳥居坂の地に女子のための学校を建てたことから、東洋英和女学院の子女教育が始まりました。
小学校～中学校～高等学校～大学そして大学院まで、ミッション系の一貫した学園教育に基づいた構成になっています。
このためか闊達な感じがしています。
また、海外留学による広い国際的視野の育成に努めているとのことです。
この結果、卒業後の就職率がとても高いとの評価です。
単なるお嬢様教育ではなく、社会の中で活躍できる人材の育成に意を払っているとの評価が聞こえて来ます。
六本木キャンパスは、鳥居坂の台上にあって、充実した地積を誇っているようです。
女子学院のせいか、警備員が厳しい顔つきで立っていて、なんとなく肩苦しい感じを受けます。保護者にとっては、それが安心感につながると思っているのかもしれませんが。

鳥居坂は、麻布十番駅の西側にある急勾配の坂で、外苑東通りに通じています。
鳥居坂を上り切った先には、シンガポール大使館、東洋英和女学院や国際文化会館等がある閑静な住宅街です。
鳥居坂の名称は、慶長年間に、鳥居彦右衛門が屋敷を拝領したこととか、氷川神社の大社の鳥居があったことに由来すると言われていますが、諸説があるようです。
いずれにしましても、現在の鳥居坂の勾配は、急であるとの声が一般的です。
国土地理院の断面図から見ると、約１２０ｍの坂で、１５ｍ標高差がありますので、鳥居坂の勾配は、約１３％となります。
箱根の山は、天下の険と歌われている勾配が約１３％ですので、箱根の山に匹敵する急勾配なのでしょう。
少なくとも坂の多い東京都においては、急勾配の坂の範疇に属することでしょう。
六本木や麻布を訪れた際、少し、足を延ばして、鳥居坂を目にされることをお勧めします。
きっとその急勾配に驚かれることと思います。

乃木大将誕生の地の石碑は、六本木ヒルズの南側にありますが、誕生の地は、毛利藩邸の跡です。
乃木大将は、長州藩毛利家の藩邸において誕生しました。幼名を無人と呼ばれていたようです。
乃木大将誕生の石碑は、乃木大将の殉死後、昭和７年に、誕生地であった北日ｹ窪の藩邸の跡の北日ｹ窪児童遊園内に建てられました。
その後、平成１５年(２００３年)、六本木の再開発に伴い、公園が統合され、六本木ヒルズの南側のさくら坂公園内に移設されました。
現在は、さくら坂公園の西側の高台に置かれています。
乃木将軍誕生の地の石碑の傍には、解説板があり、近くには、石製の門柱が立てられています、
さくら坂公園は、あざやかな色彩の遊具が置かれていて、子供たちが元気に走り回っています。
乃木大将の子供を激励する銅像と重ね合わせて考えますと、時代を越えて、子供の誕生と子供の成長を見守る暖かさが感じられます。
さくら坂公園の乃木大将誕生の地の石碑は、永い歴史とともに暖かさを感じる場所です。

乃木坂は、乃木神社の前の通りです。乃木将軍の殉死以前は、幽霊坂と呼ばれていました。
乃木将軍の殉死に際して、多くの人々が感銘を受け、乃木坂と呼ぶようになったそうです。
坂自体は、急な勾配ではなく、緩やかな坂です。
都道の４１３号線となっています。
交通量の多い路線となっています。
地下鉄の千代田線の乃木坂の駅があります。
乃木神社の付近で、外苑東通りと交差していて、大きなトンネルとなっています。
乃木神社の前に、乃木坂の石碑が置かれています。
乃木坂の名称は、女子ポップグループの活躍で一躍有名になり、海外を含め坂の名称を付けたグループが輩出しました。