ろたみこさんのクチコミ(150ページ)全6,792件

三解脱門を入ってすぐのところにあります。1879年に植えられているので樹齢は140年以上ですね。大きいので離れた所から全体を見てみるとどことなく松とは違う印象です。看板の英語表記にHimalayan Cedarとあるのでヒマラヤスギなのですね。増上寺境内にはブッシュ槙もあるのでそちらも見てみて下さい。

三解脱門を入って右手にあります。め組といえば江戸時代の町火消しですが、その火消しの最中に命を落とした組員の供養碑です。古いほうの碑に享保元年とあるので1716年でしょうか。やはり消防活動は昔から危険を伴うのですね。

三解脱門を入って右手にあります。筆塚というのも各地で見かけることがありますがどこの筆塚も心なしか奇抜な形のものが多い気がします。使い古した筆の供養というのは分からなくはないのですが実際に供養されているところも見てみたいですね。

増上寺の境内の北東の角にあります。熊野三山である熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉神社のご神体を祀っています。各地に熊野神社があるので身近に感じていましたが、昔行った熊野那智大社を思い出して熊野三山を巡ってみたくなりました。

増上寺の境内の北東の角にあります。1624年に増上寺の鎮守として鬼門の方角である北東に建てられました。ふつうにクマノ神社かと思ったら、ユヤ神社とも読むそうです。この読み方は難しくて覚えられそうにないですが、各地の熊野神社で見かける八咫烏の図柄もちゃんと見られました。

三解脱門を入って右手、写経塔の近くにあります。吊り下げられている大梵鐘は1673年に造られたもので高さは3ｍ以上もあり江戸三大名鐘になっています。江戸時代から「今鳴るは芝か上野か浅草か」と川柳にも読まれてきたそうで、そう聞くと三大名鐘を全て見てみたくなりますね。

三解脱門を入って右手、鐘楼堂の近くにあります。写経塔という名称は初めて聞きましたが、書き写したお経を奉納するところだそうです。増上寺では誰でも写経に参加できるので、いつか写経を体験するのも良いのかもな、という考えが浮かびました。

三解脱門を入って参道を進み、大殿への階段の両脇に一つずつありました。法然上人が詠んだ歌とのことで看板には説明もあって分かりやすいです。両方とも、増上寺境内に魚供養之碑を建てた水産会社の寄贈のようで、繋がりが深いのですね。

三解脱門を入って左手、魚供養之碑の近くにあります。座禅を組んだ小さい大仏みたいなのが立体的に表現されていて他ではなかなか見ない石碑です。詠唱と聞くと古くからあるように思えますが昭和21年発祥とのことで、割と最近なのですね。

三解脱門を入ると参道の左手に手水舎があるなと思ったら、ここのものは水盤舎と呼ぶそうです。柱などの表面が傷んでいるように見えましたが、それもそのはず、元々は徳川家の清揚院殿霊廟にあったもので、増上寺の境内でも古株の建築物ですね。ちゃんと葵紋も見られました。

三解脱門を入って左手、仏足石の隣にあります。まだ新しく、デザインに凝ったお墓といった感じですが魚の供養碑とのこと。一つの水産会社が建てたもののようで、何故ここなのかも今一つ分からないのでちょっとモヤモヤしてしまいました。

神谷町駅から歩いて行きました。広めの境内に足を踏み入れると大殿の大きさに目が奪われますが裏手にある徳川家墓所を始め境内の隅々まで見所が散らばっているので時間をかけて見て回りたいですね。背景に見える東京タワーにも足を延ばせば相当充実した散策になると思います。

安国殿の裏手にある徳川家のお墓です。二代秀忠、七代家継の他、将軍の正室や側室など38人が埋葬されています。家康のお墓はここではなく日光ですね。青銅製の鋳抜門が異様な存在感を放っていて徳川家のお墓の特別感が感じられます。

三解脱門を入って左手、仏足石の左にあります。1982年に起きたホテルニュージャパン火災の被災者の慰霊のために建てられたとのことで新しいものですね。思わぬところで痛ましい火災を思い出しましたが、この菩薩の存在を通して後世に伝えていってほしいですね。

三解脱門を入って左手にあります。パッと見は平面がきれいなだけの石に見えますが、よく目を凝らしてみると細い線で左右並んだ足形が描かれています。石の側面にも文字が彫られていますね。遠目に見ただけだと何だか分からずに見逃してしまうので気を付けて下さい。

黒門から入って左手にある白壁の建物です。パッと見は最近建てられたものにも見えますが1605年に創建され1802年に現在地に移転してきたとのこと。増上寺の境内の中でも古株の建物なのですね。普段は非公開のようですが、内部には八角形のクルクル回せる大きな輪蔵があるとのことで、公開されることがあれば見てみたいですね。

黒門から入って左手、経蔵に向かって左側にあります。国宝だった増上寺の開山堂が戦災で焼失したため近年に再建されたものです。大殿に比べて地味に見えますが、少し高い位置に建っているので階段を上って境内を見渡すとなかなかよい景色でした。

日比谷通りに面した、増上寺の三門です。1622年に建立されたもので増上寺の境内では最も見応えのあるものですね。門をくぐるとむさぼり、いかり、おろかさの三つの煩悩から解脱できるとされています。巨大なので全体像を見るには日比谷通りの反対側からのほうがよいです。

増上寺の外郭のうち日比谷通りに面する東側の面と、北西の角から幼稚園を臨む一画に築地塀が見られました。ミルフィーユのように何層にも重なった塀に屋根が乗っている様は心が和みます。よく見ると古いままの部分と近年に補修されたような部分があるので時間があればじっくり見比べてみるのもよいですね。

日比谷通りから見て三解脱門の左側にあります。大きな三解脱門に比べて小ぶりな、増上寺の通用門です。柱部分が傷んでいるようにも見えますが表面的なものだけでしょうか。1650年頃の建物なのであまりピカピカにしてしまうのも違和感が出てしまうかもしれませんね。