ろたみこさんのクチコミ(13ページ)全6,792件

養源寺から少し迷いながら、住宅街にある教会などを眺めつつ、めぐみ坂という坂を上ると着きました。板状の柵とかで囲われていないので拍子抜けするぐらいに開放的です。参道が長いですが鳥居から入っても社殿の横からも出られるので戻らずに済みました。

池上の養源寺から呑川沿いに東に歩くと細い遊歩道があったので入ってみると六郷用水の説明板がありました。江戸時代に作られた用水掘ですが現在ではほぼ埋め立てられてしまっているようです。割と広範な地域に跨っているようなのでまた他の所で出会うことがあるのか楽しみです。

照栄院の次に訪れました。お堂は火灯窓が目立つオーソドックスなお寺建築で安心感があります。大きな銀杏の木が目立ちますがよく見ると２本が並んでいる夫婦銀杏でした。東西南北に四つの門があるとのことで思ったより広いお寺でした。

妙見坂を下ってきて呑川沿いに出るとありました。本堂には龍か何かのとても複雑な木造の彫刻があり惹き込まれます。山門にも獅子と龍か何かの木造の彫刻がありますがこちらは赤い差し色が施されているのが珍しかったです。

池上会館の屋上庭園から妙見堂に寄り、妙見坂を下って地上に降りました。小休止になる踊り場はありますが一直線に伸びる気持ちの良い坂ですね。割と急な坂なので下りきって振り返ると坂が天に上っていくように見えるのが印象的でした。

眺めが良いとのことで、本門寺の境内を一通り見終わって総門まで戻ってきてから行ってみました。池上会館の屋上庭園からは気持ちの良い眺めが見られましたが後ろ方向には少し前まで居た五重塔が同じ高さに見えたので位置関係と本門寺の高さ具合を理解しました。わざわざ総門に下りて行かなくても良かったのですね。

車坂の近くにあります。稲荷神社というと朱色のイメージがあるのですがこちらは鳥居もコンクリート色だし社殿もお寺みたいな色で地味だなと思ったら本門寺の長栄堂から神仏分離された仏教系の稲荷神社なのだそうです。他でも仏教系の稲荷神社に出会ったらどんな意匠なのか気にしてみたいと思います。

覚源院から本町稲荷神社を目指して歩くとありました。上っていくと紅葉坂と大坊坂の坂上に交わるのですね。江戸時代には存在していた荷車を通す坂というのが由来とのこと。当時の光景を思い浮かべられる、よい名前ですね。

厳定院の次に訪れました。室町時代に開設されて何度かの火事に見舞われて移転を繰り返して今に至るとのこと。改めてこの辺りの寺町の歴史の深さを感じました。前にせり出した屋根の庇の反りが美しく、木造部分の装飾も細やかで見入ってしまいました。

本行寺の次に訪れました。山門をくぐると斜めに伸びる参道の両側にキャベツみたいなお花が敷き詰められていて丁寧に手入れされているのが分かります。白い砂利を敷き詰めたお庭には屋根瓦が配置されていてセンスを感じましたね。

多宝塔を見た後に行ってみました。山門に大坊とあるので大坊坂はここに至る坂という意味なのですね。境内は広くて正面の本堂はどっしりとして風格があります。何となく特別感を感じる境内ですがそれもそのはず、日蓮聖人が入滅された地だそうでちょっとびっくりしました。

大坊坂を下っていたら右手に見えました。多宝塔というのも各地で見かけますが大抵、屋根が2層ぐらいはあったと思うのですがこちらは一層だけで、日除けを被ったコケシみたいなシルエットでなかなか珍しいかもしれませんね。赤いところは最近塗り直したようにも見えますがどうなんでしょうか。

普通の舗装道路である紅葉坂を上って道を渡った先から下る坂です。坂と言うか石段ですが途中に踊り場があって段々になっているので少しは風情があるかなと思いながら下っていたら途中で右手に真っ赤な宝塔が見えて度肝を抜かれました。

大堂の裏手を横切る坂です。坂自体は現代の普通の舗装道路なので風情はないですね。名前からすると紅葉があったのでしょうが2月だったのでよく分かりませんでした。新緑の季節や紅葉の時期に来てみるとまた違う雰囲気になったりするのでしょうか。

大堂の向かって右にあります。ぱっと見は二階建てですが裳階とのことで屋根が二重になっているだけなのですね。こういった形状の建物はたまに見かけますがなかなか風情があって良いですね。大堂の左側面の階段を上ると少し高い位置から経蔵が見られたので美しいシルエットを堪能しました。

仁王門をくぐると正面に現れました。屋根が大きくて立派なお堂ですがそんなに珍しい光景でもないかなと思っていたら左側面からも見ることができて側面も面積が大きくてこれには圧倒されました。側面の階段を上ると経蔵が少し上の角度から見渡せるのも新鮮で良かったです。

急遽、国東に宿泊することになり、こちらの和洋室にお世話になりました。洋室にはベットが2つにソファーが、和室は畳敷きで和室からは海が見えました。プールもあってリゾート感の強いホテルですね。ウェルカムドリンク的なヤクルトも嬉しかったです。

大堂に向かって左の建物です。建物自体は意匠に雰囲気はありますが新しいですね。本門寺の寺宝が収容されていて日曜日に観覧できます。重要文化財なども保有していて期間毎に展示内容が変わるようなのでお目当ての物があればよく調べてから観に行くと良いと思います。

仁王門から五重塔に行く間にありました。1622年に前田利家の側室の寿福院という人が生前に自分の往生を願って建てたものだそうです。言われてみれば5層の部分は風格がありますね。こんな昔のものが間近に見られるのが少し不思議な感覚になりました。

本門寺の石段を上って仁王門をくぐると右手奥に五重塔が見えたので近くまで行ってみました。落ち着きのある赤い色の重要文化財ですね。色々な方向から見上げて堪能しましたが少し離れた所から静かに佇む五重塔の姿が一番グッときましたね。