CAFE MOCHAさんのクチコミ全272件
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投稿日 2016年10月23日
総合評価:4.0
ハワイの歴史においてレジェンドと言っても過言ではない人物ヘンリーJカイザーが、開発し高級住宅街として売り出したハワイカイ・・・この風光明媚な高級住宅街ハワイカイには、ハワイカイショッピングセンター、ハワイカイタウンセンター、ココマリーナセンターなど快適、便利なSCが存在しています。
その中でもとりわけココマリーナセンターの存在感は群を抜いています。ココマリーナセンターは、ハワイカイに位置する他のSCやアラモアナセンター、カハラモールなどの人気SCとは一線を画した独特の雰囲気が漂うショッピングセンターです。
車でのアクセスの他にボート、クルーザーなどで、ココマリーナセンターを訪れるロコが多く、その光景はハワイカイが高級住宅街であることを再認識する瞬間です。
ココマリーナセンターでは、ショッピング、ダイニングだけではなくマリンスポーツを楽しめることが、大きな魅力であり特徴でもあります。
ココマリーナセンターで楽しめるマリンスポーツは、ジェットスキー、バナナボート、パラセイル、ウェイクボード、シュノーケリングなど多彩なメニューが揃っています。
ココマリーナセンターのダイニングは非常に充実しています。6:30amから営業している大人気のモエナカフェ・・・ハレアイナ賞を受賞して名実共にハワイでも有数の人気を誇るカフェとして認知されています。ちなみに2015年のハレアイナ賞 Best Breakfast Goldの栄誉に輝いたのは、カフェカイラそしてBest Breakfast Top Write in Voteを受賞したのが、モエナカフェです。
モエナカフェの朝食メニューは、オムレツ、エッグベネディクト、ロコモコ、フレンチトースト、ワッフル、パンケーキ、クレープ、サンドイッチなどバリエーション豊富で典型的なアイランドスタイルの朝食が提供されています。早起きしてココマリーナセンターを訪れて味わう価値のある朝食だと思います。
大人気のモエナカフェを筆頭にココマリーナセンターには、ファットボーイズ、ロコモコドライブイン、サブウェイ、ヤミーコリアンBBQ、タコベル、テディーズビガーバーガー、ジッピーズ、スターバックス、バビーズ、ジャンバジュース、コナブリューイングカンパニーなどプレートランチ、サンドイッチ、ハンバーガー、ファミレス、カフェ、アイスクリームなど様々なダイニングオプションが勢揃いしています。
ワイキキからココマリーナセンターを訪れた場合あるいはカイルアビーチで楽しんで海沿いをドライブした後にココマリーナセンターに立ち寄って休憩するときに魅力的なダイニングが揃っているので非常に便利です。
ハナウマベイ、サンディビーチとココマリーナセンターのコンビネーションを楽しむ場合は、ココマリーナセンターにウォルグリーンがあるのでビーチのマストアイテムを購入するときには便利ですよ。
マリンスポーツの楽しさを満喫することができる・・・これはココマリーナセンターの大きな魅力であり特徴でもありますが、更にココマリーナセンターにはココマリーナ8シアターというシネマコンプレックスが存在しています。リゾート感たっぷりのココマリーナ8シアターで映画を楽しむ・・・そして映画を見終わった後には特典が用意されています。
ココマリーナ8シアターの映画館の半券を提示するとココマリーナセンター内にあるカフェ、レストラン、ショップなどで割引サービスを受けることができます。
たとえばテディーズビガーバーガー、ロコモコドライブインでは10%OFF、コナブリューイングカンパニーでは15%OFF、ハワイウォータースポーツセンターでは、すべてのマリンアクティビティ$10 OFF・・・などの特典があります。
車を利用すればワイキキからもカイルアからもアクセス抜群です。リゾート感溢れる最高のロケーションに位置するココマリーナセンター・・・優雅なマリーナビューを楽しみながらワンランク上の休日をを堪能することができます。- 旅行時期
- 2015年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
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SAFEWAY CLUB CARDを利用して24時間☆お得にショッピング♪
投稿日 2016年09月04日
総合評価:4.5
カパフルアベニューにあるセーフェイは24時間営業で本当に便利です。豊富な品揃え、広い駐車場、そしてセーフウェイの会員の為の特別価格Club Price・・・セーフウェイには様々な快適性、利便性、機能性が存在しています。
セーフウェイで快適、便利そして勿論、お得にショッピングを楽しむ為にはSAFEWAY CLUB CARDが、マストアイテムです。カスタマーサービスで、セーフウェイの会員になる手続きをすると即SAFEWAY CLUB CARDが発行されます。SAFEWAY CLUB CARDを提示すれば会員の為の特別価格Club Priceで、お得にショッピングを楽しむことができますよ。
夜遅い時間帯にセーフウェイを訪れる場合は、店内が冷蔵庫並みに冷えているので、防寒対策用にカーディガン、フーディーなどがマストアイテム!ですよ。
セーフウェイの広い店内では、まさにアメリカのスーパーマーケットならではの品揃えに圧倒されてしまいます。ボリュームたっぷりの肉類・・・ローストビーフ、ローストターキー、ハム、チキン、ポーク、ラムなど圧巻の品揃えです。
フルーツ、ベジタブルは、極めて美しくディスプレイされており食欲中枢を刺激されます。
新鮮そのもののアボカド、キャロット、スピナッチ、レタス、トマト、パイナップル、オレンジ、アップル、バナナ、ミックスベリー(ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー)・・・。朝食やおやつに最適なアボカド、ミックスベリー、バナナを購入しました。
☆アボカド・・・超定番のワカモレ+トルティーヤも勿論おいしいのですが、ワカモレ+KETTLEのポテチを共に味わうとhealthy & tastyなおやつ、あるいはビールのお供に最適な逸品になりますよ⇒ワカモレ=アボカド+トマト+オニオン+レモン又はライム果汁+ソルト&ペッパー=超簡単!
☆ミックスベリー、バナナ・・・ミックスベリー、バナナにバニラアイスクリーム、グラノーラをブレンドしてオリジナルのハワイアンボウルを作って味わいました。バニラアイスクリームの替わりにヨーグルトを使用したり様々なバリエーションを楽しむ為にシロップなどをプラスして工夫を凝らすとより一層おいしくなりますよ。
☆シュリンプ・・・セーフウェイでは、お馴染みのアイテムであるシュリンプですが、raw shrimp=生の海老、cooked shrimp= 調理済みの海老の2種類が販売されています。どちらも量が凄いので、食べ応え充分ですよ。迷うことなくcooked shrimp= 調理済みの海老を購入。cooked shrimp= 調理済みの海老+ワカモレ=シュリンプ&ワカモレサラダの出来上がりです。シュリンプ&ワカモレサラダをパンに挟めばシュリンプ&ワカモレサンドイッチが、あっという間に完成です。これは朝食、ランチ、あるいはおやつ、夜食、ビールのお供にも最適です。
☆ベーカリー&スイーツ・・・バゲット、スイートロール、シナモンロール、フルーツタルト、ティラミス、チーズケーキ、パンプキンパイなど種類豊富に揃っているので、朝食用にバゲット、ヴィエノワズリーなどを購入し、おやつ用あるいは夜食用にスイーツを購入しました。
☆スモールパーティー用のアイテム・・・コンドミニアムあるいはホテルで、スモールパーティーを楽しむ場合は、サーモンフィレ、スモークサーモン、クラブ、チーズセレクションなどを購入すれば、手間いらずで快適、便利にスモールパーティーを楽しむことができますよ。
☆おやつ・・・OREO、RITZ、Hershe'sなどお馴染みのおやつアイテムを購入し更にセーフウェイでは、お馴染みのアイテムであるMagnum=マグナムのアイスクリームを購入しました。勿論すべてセーフウェイの会員の為の特別価格Club Priceで、お得に購入しました
その他、Ziploc、LOVE'Sのディナーロール、KETTLEのポテチそしてビールもClub Priceで、まとめ買いが、お得で便利ですよ!
レジでSAFEWAY CLUB CARDを提示して支払いを済ませた後レシートを受け取りますが、このレシートには、SAFEWAY CLUB CARDを利用してClub Priceで、幾らお得にショッピングできたかが明記してあります。そしてこのレシートの裏側には、プレートランチ店などのクーポンが付いています。このクーポンを利用することで更にお得にショッピング&ダイニングを楽しむことができます。
セーフウェイで、本格的なアメリカンスタイルのスーパーマーケットの品揃えの魅力、実力を実感し堪能し、しかもお得にショッピングを楽しむことができます。- 旅行時期
- 2015年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- お買い得度:
- 4.5
- サービス:
- 4.5
- 品揃え:
- 4.5
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投稿日 2016年08月21日
総合評価:4.5
カイルアタウンのホールフーズマーケットを訪れて朝7時のオープンと同時に入店し鮮度抜群で最高においしい朝食を味わいました。
カハラ、カイルアのホールフーズマーケットには、これまで度々、訪れていますが、ランチ、ディナーで利用する・・・あるいは、ショッピングを楽しんだり、お土産を購入する為に訪れることが多かったので、朝イチでの利用は新鮮な気分で、とても楽しい時間を過ごすことができました。
カイルアタウンにはモケズ、シナモンズ、モーニングブリュー、カラパワイカフェ&デリ、ブーツ&キモズなど朝食の名店、人気店が数多く存在していますが、ホールフーズマーケットの朝食の内容、選択肢の豊富さ、おいしさ、そして華麗と表現しても過言ではない美しさを極めたディスプレイ、プレゼンテーションは非常に優れておりカイルアタウンの人気カフェ、レストランの朝食と比較してもホールフーズマーケットの朝食は互角あるいはそれ以上の評価を与えるに値する秀逸な朝食だと思います。
オープンと同時に入店してホールフーズマーケットを利用することのメリットは非常に空いていて快適、便利に、そして寛ぎながら朝食を味わうことができるということです。
カイルアタウンに存在する朝食の名店、人気店は早朝から混雑しているか、あるいは休日の朝だと行列が出来ている場合さえありますが、朝イチのホールフーズマーケットの場合は、これらのカフェ、レストランとは全く逆で混雑とは無縁です。そしてバリエーションが豊富過ぎて、どれを選ぶか迷う程、新鮮で魅力的な食材が勢揃いしています。
更にホールフーズマーケットの場合は、スーパーマーケットなのでチップ不要です。非常に満足度の高い朝食を味わっても勿論チップは一切不要・・・これはホールフーズマーケットの大きなアドバンテージだと思います。
ホールフーズマーケットだけではなくモケズ、シナモンズ、モーニングブリュー、カラパワイカフェ&デリ、ブーツ&キモズなどカイルアタウンの人気カフェ、レストランの味わいも堪能したいという欲張り派には・・・たとえばホールフーズマーケットで朝食を味わいランチタイムに人気カフェ、レストランを訪れる・・・あるいは人気カフェ、レストランで朝食を味わってホールフーズマーケットで、ランチやディナーの時間を楽しむという選択をすればカイルアの魅力をより一層、満喫できると思います。
まずは広い店内を巡って色鮮やかで美しいフルーツ、ベジタブルのディスプレイに魅了されたり出来立ての種類豊富なパン、サラダの香りに食欲を刺激されたり活気溢れる朝のオーガニック&ナチュラルなスーパーマーケットのざわめきを感じたり視覚、嗅覚、聴覚でホールフーズマーケットを体感しながら楽しみました♪
サワードゥブレッド、バゲット、フォカッチャ、ヴィエノワズリー・・・次々に出来上がるパンそして・・・エスプレッソ、カプチーノ、カフェモカなどの香り更に絞りたてのフレッシュジュースやスムージーの香りが渾然一体となって、朝のホールフーズマーケットでは、これから本格的に目覚めるカイルアタウンの爽快感を一足早く感じることができて、気分は上々でした♪
カイルアで味わうホールフーズマーケットの朝食・・・まずは、サラダバー、ホットフードバーを利用して、新鮮な味わいを堪能しました。ポテト、マッシュルーム、スイートコーン、ズッキーニ、チキン、ターキー・・・食べ応え充分でした。サラダバー、ホットフードバーは、バリエーション豊富で自分の好きなものを好きなだけ味わえるし盛り付けも、お好みのスタイルで楽しむことができますよ♪
視覚、嗅覚、聴覚でホールフーズマーケットを体感した後は、味覚、触覚を使って・・・つまり五感をフル稼働させて楽しむ朝食を心ゆくまで満喫することができました。
この後は、ホールフーズマーケットのカットフルーツを食べて甘い口溶けを楽しみジュースバーでは、カプチーノ、ホワイトチョコレートモカ、グリーンレモネード、パイナップルエクスプレスをオーダーしました。ホールフーズマーケットのジュースバーでは、フレッシュジュース、アサイボウル、ピタヤボウル、スムージー更にコーヒー、カプチーノ、ラテ、モカなど様々な朝食のマストアイテムをオーダー可能です。このジュースバーで、ドーナツを購入してカプチーノ、ホワイトチョコレートモカと共に味わいましたが、とてもおいしかったですよ♪
サラダ、サンドイッチ、スイーツ、サラダバー、ホットフードバー、スープバーなどホールフーズマーケットにはハイクオリティな食材が集められていて本当に魅力的です。カイルアの眩しい日差しが差し込んで朝感たっぷりの活気に充ち溢れたホールフーズマーケット・・・この後、時間が経過してランチタイムに近づくにつれて更に充実した時間を過ごすことができます。
7:00のオープンから22:00のクローズまで、ホールフーズマーケットでは、スーパーマーケットの枠を遥かに超越した充実したショッピング、お土産の購入などを楽しむことができます。
そしてホールフーズマーケットは非常にハイレベル、ハイクオリティな食材をリーズナブルな価格で提供し1日中、楽しめて味わえる秀逸なオールデイダイニングとして重要な役割を担っていると思いました。
ホールフーズマーケットは常に進化形そしてカスタマー目線のスーパーマーケットですが、ブローシャー、クーポンなどを通じて、ヘルスコンシャスなライフスタイルを提案、推奨しており地産地消を実践し地域やカスタマーに貢献しながらミッションステートメントを浸透させ着実に大きな成果を上げ高く評価されていることは本当に素晴らしいと思います。
カハラ店、カイルア店に続きオアフ島では、2017年にワードビレッジにフラッグシップストアとして位置付けられる予定のオアフ島で最大規模の店舗がオープンする計画が進行中です。様々な魅力的なアイテムや華麗なるディスプレイで、カスタマーを魅了し続けてきたホールフーズマーケット・・・今後の展開が増々、楽しみになってきました!- 旅行時期
- 2015年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- お買い得度:
- 4.0
- サービス:
- 4.5
- 品揃え:
- 4.5
-
オープンエア & オーシャンビューのマリポサで楽しむ Lazy Afternoon
投稿日 2016年07月03日
総合評価:4.5
マリポサは、ハワイリージョナルキュイジーヌ+フレンチ、イタリアン、スパニッシュなど様々なスタイルのエッセンスを取り入れた料理を提供しています。
ニーマンマーカス最上階に位置するマリポサから眺める絶景のオーシャンビューは非常に美しく、その風景はマリポサを訪れるゲストを魅了して、ハワイのダイニングシーンには欠かせないレストランとして高い評価と人気を維持しています。
エグゼクティブシェフであるマークアンソニーフライバーグが、紡ぎ出す魅力的な Cooking Story・・・アペタイザー、サラダ、サンドイッチ、メイン、デザートに至るまで視覚でも味覚でも充分に楽しめて高い満足感を得ることができます。
マリポサのランチタイムは、11:00~15:00(月~土)、ディナータイムは、17:00~21:00(日~水)、17:00~22:00(木~土)・・・ランチ、ディナー以外の時間帯は、ライトメニュー、スイーツ、ドリンクの味わいを楽しむことができます。日曜日のみ15:00~17:00にアフタヌーンティーが、サーブされています。
今回マリポサを訪れて、いつものようにオープンエア&オーシャンビューの特等席に座りアラモアナビーチパークの絶景を愛でながら寛ぎました。ハワイの容赦なく照り付ける太陽の日差しは思った以上に体力を奪います。そんなときは、マリポサのおいしいドリンクで喉の渇きを潤して、ほっとひと息。
日本人のオーダー率が圧倒的に高いマリポサのシグネチャードリンク=プランテーションアイスティーもおいしいのですが、マリポサには他にもオーダーすべきおいしいドリンクが、ありますよ!
Mariposa Punch=マリポサパンチ、Old Fashioned Lemonade=オールドファッションドレモネードをオーダーして冷たい喉越し、味わいを楽しみながらマリポサのスイーツ・・・アップルパイ、バナナスプリットの甘さを堪能しました。
とびきりよく冷えたドリンクと疲労回復に効果抜群のスイーツを味わいながらハワイアンブリーズの爽快感を感じて限りなく寛いで午後の心地良い時間を過ごしました。
そしてオープンエア&オーシャンビューの特等席からの眺望、ハワイの爽やかな気候の相乗効果で、お腹が空いてきたので、ローストチキン&スピナッチサラダ 、ロブスタークラブサンドイッチを追加オーダーしました。
甘さが最高においしいHaleakala=ハレアカラそしてミント系の爽やかなドリンクTexas Cooler=テキサスクーラー・・・ドリンクも勿論、追加オーダーして、その味わいを楽しみました。
マリポサのメニューは、バリエーション豊富で、アペタイザー、サラダ、サンドイッチが充実しているので、軽めのランチならサラダ+サンドイッチ+ドリンク・・・食べ応えのあるランチなら更にメインとスイーツをプラスすれば満足度の高いランチを堪能することができます。
たとえばアペタイザーは、グリルドシュリンプカクテルあるいはマリポサポケをオーダーしサラダは、サーモン、チキン、クラブなどから選びサンドイッチ、バーガーは、ロブスタークラブサンド、ローストビーフサンド、アヒツナメルト、マリポサバーガーなどボリームたっぷりのセレクションからオーダーすれば、充実したランチメニューとなります。
更に食べ応えのあるランチメニューの場合は、メインとして帆立、サーモンフィレ、ポークチョップ、シーフードカレーなどを追加オーダーしスイーツをプラスすればマリポサの絶景と共に味わうランチの完成!です。
ディナーは、メインの一品として帆立、サーモンフィレ、ポークチョップなどの他にニューヨークストリップステーキ、ビーフテンダーロイン、ラムチョップ、和牛バーガーなどお腹いっぱいになるメニューが揃っています。
ディナーでは$70のMariposa Prix Fix Menu=マリポサ・プリフィックス・メニューが、ありますが、更に$30追加すればワインのペアリングが可能となり、より一層充実したディナーを堪能することができます。
訪れる時間帯によって刻々とその表情を変えるマリポサから眺める絶景を楽しみながらシャンパン、ワインと共にマリポサのおいしい料理を味わう・・・あるいはショッピングの休憩時間にマリポサを訪れてスイーツ &ドリンクで寛ぐ時間は、ハワイの大自然の豊かさ、懐の深さ、ハワイアンブリーズの心地良さもすべてを堪能することができる最高のひとときであり旅を美しく鮮やかに彩るワンシーンでもあります。- 旅行時期
- 2015年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 4.5
-
投稿日 2016年05月22日
総合評価:3.5
海外でのショッピングは当然のことながら為替相場の影響を受けます。したがってDFSでショッピングする場合は購入予定のブランドのアイテムの日本の店舗での価格及びオンラインストアでの価格を調べておくことをおすすめします。
ここ数年は円安傾向が続いた為、海外でのショッピングの旨味が大きく減少してしまいました。円高の場合は内外価格差を利用して非常にお得なショッピングを楽しむことができますが、円安の場合、状況は厳しくなります。それ故にワイキキの中心に位置し最高のロケーションを誇るDFSといえども様々なイベントを実施したり価格的にも内容的にも魅力的なDFS・EXCLUSIVE=DFSエクスクルーシブ=DFS限定商品を発売して集客力UPを図る必要がありました。
今回Tギャラリアby DFS で購入したアイテムの中で特に注目すべきなのは、やはりDFSエクスクルーシブ=DFS限定商品です。
ビッグアイランドキャンディーズで購入したブラウニー・アソートメントは、DFSエクスクルーシブで中身はダークチョコレートブラウニー4個+ミルクチョコレートブラウニー4個=ブラウニー8個入りで価格は、$13.50でした。リーズナブルな価格で食べ応えのあるビッグアイランドキャンディーズのブラウニー8個入りなので、自宅用、お土産用共に購入しました。
キールズで購入したUltra Facial Collection=ウルトラフェイシャルコレクションは価格が$44で、ウルトラフェイシャルクレンザー+ウルトラフェイシャルトナー+ウルトラフェイシャルクリーム+ミッドナイトリカバリーアイという豪華かつ即効性のあるセット内容でした。
ハワイの眩し過ぎる太陽と有害で危険な紫外線から肌をプロテクトすることは常識であり必要不可欠ですが、キールズのアイテムは非常に有効に作用します。ハワイの日差しは強烈なので、サンケア、ヘアケア、アフターサンケアは絶対に欠かさないようにしましょう。紫外線によってDNAレベルで損傷を受けると思っている以上にダメージが大きくなるので、注意が必要です。
旅行中の限られた時間を有効に使う場合にもTギャラリアby DFS は効力を発揮します。人気アイテム・・・マークバイマークジェイコブスのDFSエクスクルーシブ=スタンダードサプライを筆頭にサングラス、i Padケース、i phoneケースなどが揃っています。他にもマイケルコース、ラルフローレン、クロエ、ケイトスペード、トリーバーチ、バーバリー、エルメス、バレンシアガなどの人気ブランドを短時間でcheck!することができます。
最旬のアイテムを購入する場合は、Tギャラリアby DFSを利用して、プライスコンシャスなアイテムは、アウトレットで探せばショッピングを充分に満喫できると思います。
コスメ、フレグランスは、キールズ、ジョーマローン、トムフォード、シャネル、ロクシタン、ジュリーク、ベネフィットなどの人気ブランドのアイテムが勢揃いしています。
ちなみにコスメ、フレグランスを購入予定の場合は、DFSのコンペティターであるSEPHORA=セフォラを訪れてSEPHORA・EXCLUSIVE=セフォラ・エクスクルーシブ=セフォラ限定商品も併せてcheck!することをおすすめします。セフォラではメンズ、ウィメンズ共に魅力的なアイテムを数多く販売している他、お土産に最適なアイテムも揃っているので、check!は必要不可欠だと思います。
お土産に最適なスイーツ・・・とりわけ際立った魅力と存在感を感じさせるのは、ビッグアイランドキャンディーズです。クッキー、チョコレート、ブラウニーなどがセットになった豪華なアソートメントは、お土産として贈ると喜ばれるアイテムのひとつですが、DFSエクスクルーシブは、DFS以外の店舗及びオンラインストアでは購入不可能なので価値があります。
老舗のゴディバでは、パイナップル、ロコガール、パームツリーなどハワイならではのデザインが、とても魅力的なハワイエクスクルーシブ & DFSエクスクルーシブのチョコレート、クッキーなどが高い人気を誇っています。
ゴディバでは、おいしいショコリキサーを味わいながらひと休みするのが、おすすめです。ショッピングの休憩に最適なショコリキサーで喉の渇きを潤し疲れを癒す時間は、ハワイならではの寛ぎに充ちていて楽しいひとときです。
Tギャラリアby DFS では、DFSエクスクルーシブ及び日本未発売のアイテムに的を絞ると効率的にショッピングを楽しめると思います。- 旅行時期
- 2015年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- お買い得度:
- 3.5
- サービス:
- 3.5
- 品揃え:
- 3.5
-
投稿日 2016年04月10日
総合評価:4.0
最近のハワイでは、ハイレベル、ハイクオリティなカフェの人気が定着し高評価を維持しています。モーニンググラスコーヒー+カフェ、カイコーヒー、ダウンタウンコーヒー、ブルーバーなどが、ハイクオリティなカフェとして高い評価と人気を誇っています。
ダウンタウンのマーチャントストリートにあるクラシカルな雰囲気のビルの1Fに位置するブルーバーは、とても素敵なインテリアが際立っていて落ち着ける空間です。
アート、グルメの街そしてビジネス街でもある多彩な表情を持つダウンタウンだけあってブルーバーの客層は様々なので、ピープルウォッチングを楽しむことができます。マーチャントストリートを行き交う人々を眺めながら香り高いエスプレッソ、カプチーノ、スチームパンクコーヒーなどの味わいと魅力に浸って過ごすひとときは最高の寛ぎを感じさせてくれます。
ブルーバーの店舗は、ダウンタウン2店舗(マーチャントストリート店、ビショップストリート店)そしてワードウェアハウスにも店舗を展開しています。
メニューは、エスプレッソ、マキアート、コンパナ、カプチーノ、ラテなどの他にハウスブレンドコーヒー、シングルオリジンコーヒー、アイスコーヒー、チャイラテ、ホットココアなど多彩で魅力的なメニューが揃っています。
ドリンクのサイズは、8oz、12oz、16ozの3種類です。ホイップクリームは、+50セント、エスプレッソのエクストラショットは、+75セントで、オーダー可能です。
紅茶は、セイロン、ライチブラック、アールグレイ、ミルクウーロン、グリーンティーマンゴー、ジャスミン、モロカンミント、レッドベリーズ、ラベンダーベリーなど非常に充実した品揃えです。
エスプレッソ、カプチーノ、スチームパンクコーヒー・・・どれも秀逸で最高の味わいです・・・わざわざ時間を作ってブルーバーを訪れその秀逸な味わいを堪能する価値は充分にあります。
特筆すべきは、厳選されたコーヒー豆だけが持つ本物の芳醇な香り、味わいを凝縮して提供されているスチームパンクコーヒーです。Steampunk=スチームパンクは、アメリカのユタ州ソルトレイクシティを拠点とするアルファドミンチェ社がイノベーションとクラフトマンシップの調和というミッションステートメントに基づいて開発したブリューイングマシンです。アルファドミンチェ社が開発、製作したスチームパンク及びスチームパンクのアプリは、非常に高く評価されています。
スチームパンクコーヒーを味わうことができるカフェは、ハワイでも都内でも現時点では、まだ珍しいので非常に大きな注目を集めています。
都内ではパリから日本上陸を果たしたCOUTUME=クチュームが、2014年にCOUTUME青山店をオープンして話題となり(COUTUME青山店は、フランス国外第1号店)2015年には二子玉川の高島屋に都内2号店をオープンしました。 パリから東京に進出したクチュームと同様にハワイでは、ブルーバーが、シングルオリジンのコーヒー豆及びスチームパンクコーヒーの味わいによってハワイのカフェ文化において大きな役割を果たしています。
ハワイでも東京でもカフェで最高のコーヒーを味わいながら過ごす寛ぎのひとときは日常生活において必要不可欠なファクターですが、カフェで過ごすスタイルも時代と共に様変わりしていることは非常に興味深いと思います。
たとえばコーヒー文化が定着したコーヒーの大量消費時代が、ファーストウェーブコーヒー。そしてハイクオリティなコーヒーの味わいに徹底的にこだわりCAFE文化が様々な大きなムーブメントとなって結実したのが、セカンドウェーブコーヒーです。ピーツコーヒー&ティー、スターバックスコーヒーはセカンドウェーブの代表的カフェとして、あまりにも有名です。
そして現在は、サードウェーブコーヒーの時代が到来しています。サードウェーブコーヒーの特徴は、生産国、生産地域、生産農園が明確で単一種の苗木から収穫されたコーヒー豆=シングルオリジンに強いこだわりを持っていることですが、都内ではサンフランシスコから東京進出を果たして既に確固たる評価と高い人気を獲得しているブルーボトルコーヒー(青山店、清澄白河店、新宿店)そしてパリから東京に進出したクチュームが、サードウェーブコーヒーの代表的かつ双璧を成す存在のカフェとして知られています。
ハワイで、スチームパンクコーヒーを味わえるのは、ブルーバーそしてアラモアナセンター・エヴァウィングにオープンしたグロリアジーンズコーヒーです。グロリアジーンズコーヒーでは、スチームパンクコーヒー、スチームパンクティーの味わいを楽しむことができます。
ダウンタウンのマーチャントストリート・・・静寂と喧騒が微妙に交錯して、そこにエスニックな香りや雰囲気が絶妙にブレンドされて独特の異国情緒が漂っています。
ダウンタウンの街並みの中で独特の存在感を放つブルーバー。
ブルーバーで、エスプレッソ、カプチーノ、スチームパンクコーヒーを味わい過ごした濃密な時間は、いつまでも旅の記憶に残り続けると思います。- 旅行時期
- 2015年12月
- 利用した際の同行者
- 友人
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.5
-
極上のひととき♪ショッピング&ダイニング・ホールフーズマーケットスタイル!
投稿日 2016年03月27日
総合評価:4.5
カハラモールにあるホールフーズマーケットに到着したらThe Whole Deal Couponsというクーポンを入手しましょう!今回このクーポンを使用してKETTLEのポテトチップス、VOSSのミネラルウォーター、SMARIのヨーグルトなどを割引価格で購入しました。
The Whole Deal Couponsには、クリスマスシーズンを彩るドリンクやスイートポテト&ソーセージパンケーキのレシピなどが掲載されていて見ているだけで楽しい気分になりました。
ホールフーズマーケットの店内にはThe Whole Deal CouponsだけではなくWinter 2015 MENUというbrochure=ブローシャーが置かれていて、中身はアペタイザーセレクション、チキン、ターキー、スイーツなど、この上なく食欲を刺激するおいしそうで美しいフォトグラフ満載で、ショッピングの前にこのブローシャーを見ながらどんな食材を購入するか考えるのもとても楽しいしThe Whole Deal Couponsと併用すればハワイのホテル、コンドミニアムでのSmall Partyに役立つアイデア、レシピ満載なので必見!だと思いました。ホールフーズマーケットのセンスの良さ、新鮮な食材を最も魅力的に魅せるWhole Foods Marketの Magic & Method の秀逸さを強く感じました。
ホールフーズマーケットには新鮮そのものの食材が豊富に揃っていますが、サンドイッチバー、ジュースバーを利用してカスタムメイドのサンドイッチ、ジュースをオーダーすることができます。
たとえばお好みのBread(ラップ、フォカッチャ、サワードゥブレッド、バゲットなど10種類以上から選択可)、Cheese(モントレージャック、ペッパージャック、スイス、チェダーなどから選択可)、Protein(ローストビーフ、ローストターキー、グリルドチキン、ハム、サラミ、ツナサラダなどから選択可)、Veggies(レタス、トマト、キャロット、ケール、オニオン、スピナッチなどから選択可)、 Spreads(クラシックマヨ、イエローマスタード、ディジョンマスタード、オリーブ、バジル、サンドライドトマトアイオリなどから選択可)、その他トッピングをプラスして カスタムメイドのサンドイッチをオーダーするのは、最高に新鮮な食材が揃っているホールフーズマーケットならではの楽しみ方といえます。サンドイッチバーでは勿論カスタムメイド以外のメニュー・・・デイリースペシャルサンドイッチなどのクイックメニューも用意されています。
ジュースバーでは、Pineapple Express=パイナップルエクスプレス(パイナップル+オレンジ+ジンジャー)、Green Lemonade=グリーンレモネード(レモン+ケール+スピナッチ+アップル)、Beetnik=ビートニク(ビーツ+キャロット+パセリ+スピナッチ+オレンジ)などのメニューから選択するか、あるいはMake Your Own=カスタムメイドのジュースをオーダーすることができます。ジュースバーでは、アサイボウルもオーダー可能です。
ホールフーズマーケットでは、オープンからクローズまで、フレッシュジュース、スムージー、ジェラート、スイーツなどの味わいを心ゆくまで堪能することができます!出来立てのサンドイッチを頬張った後にEspresso Barで、カプチーノやカフェモカを買って、マカロン、ドーナツ、フルーツタルトなどと共に味わうのは最高のひとときです。
BULK・FOODS=量り売りの食材も充実しているので必見!ですよ。ナッツ、クッキー、ドライフルーツ、グラノーラ、ハニー、ピーナッツバターなど必要な量だけを購入することができるので、便利かつ経済的です。
ハワイのお土産探しもホールフーズマーケットにおまかせ!ホールフーズマーケットなら定番+最旬のお土産が必ず見つかりますよ!ホールフーズマーケットのオリジナルブランド365は、驚く程、種類豊富なアイテムが勢揃いしているので、見て買って使って味わって、そしてお土産として贈ってもとても喜ばれます。
人気の定番アイテムであるホールフーズマーケットのエコバッグ、トートバッグも魅力的でハイセンスなアイテムが新たに追加されていたので、自宅用、お土産用共に大量購入しました。
特に印象的なアイテムは、シンプルなデザインで淡い色使いが、とても素敵なバッグとクリスマスを象徴するMELE KALIKIMAKA=メレカリキマカのデザインのトートバッグですね。どちらのバッグもホールフーズマーケットのセンスの良さが見事に表現され定番アイテムであるバッグのデザインとして結実していると感じました。
お土産探しが終わった後は、カハラ店に誕生したオールデイダイニングPUKA'S=プカズでひと休み。プカズの営業時間は、10:00~21:00です。
プカズ最大の特徴は、ホールフーズマーケットで購入したアイテムをそのままプカズに持ち込んで飲食することが可能なことです。これは非常に便利で秀逸なサービスだと思います。
たとえばサラダバー、ホットフードバーを利用して、支払いを済ませた後にプカズに直行!購入したばかりのサラダ、ホットフードを味わいつつプカズのメニューから寿司、ピザ、ハンバーガーなどをオーダーすることができるので、ホールフーズマーケットでのダイニングオプションが更に秀逸なものとなり、おいしくて楽しい時間がこれまで以上に充実しました。PUKA'S=プカズは、オールデイダイニングそしてBarとしての機能も担っています。
ホールフーズマーケット・・・常に進化しています。そして常にカスタマー目線です。
より一層その魅力を増したホールフーズマーケット・カハラ店で、思う存分楽しむショッピング&ダイニングは、最高のひとときでありハワイの休日にはホールフーズマーケットが必要不可欠であることを再認識する時間でもあります。
- 旅行時期
- 2015年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- お買い得度:
- 4.0
- サービス:
- 4.5
- 品揃え:
- 4.5
-
投稿日 2016年02月13日
総合評価:4.0
2015年11月アラモアナセンター・エヴァウィングにブルーミングデールズが、オープンして非常に大きな話題になりました。webやNews映像を見るとブルーミングデールズの周辺には店内に入り切らない程の物凄い人々が行列に並び華やかさを演出することに大きく貢献していました。
ブルーミングデールズ最大のライバルともいえるノードストロームもブルーミーのグラマラスでスタイリッシュなオープニングに刺激されたことは容易に想像できますが、ノードストロームは既にハイレベルで緻密な新戦略を展開しています。
競争激化により従来よりも更に激烈なシェア争いを展開しているデパートメントストア業界ですが、2015年のデータを分析するとノードストロームの業績の好調ぶりが際立っていることがわかります。
売り上げ、利益の増加、株価の上昇などを反映してノードストロームが思い描いている新戦略は今後5年間にわたる積極的で大胆なインベストメント・・・つまり既存店舗のリモデリングやリニューアルは言うに及ばずフルラインストアのノードストローム、オフプライスストアのノードストロームラックの出店加速そしてノードストロームが取り組んで大きな成果を上げているオムニチャネルの更なる充実=徹底したカスタマーサービスの構築を目指しています。
オムニチャネルの更なる充実とは、ノードストローム、ノードストロームラック及びオンラインストアであるノードストロームドットコム及びノードストロームラックドットコムそしてモバイル、SNSを緻密に連携させるシステムです。
簡単に解説すると顧客の望む商品が店舗で在庫切れ状態でも他店舗あるいはオンラインストアで在庫の有無を確認し在庫があれば即発送するというような完全にカスタマー目線のフレキシブルなスタイルのサービスです。
あるいは現在では既に常識となりつつあるBuy on line. Pick up in store.=オンラインストアで商品を購入して店舗で商品を受け取ることも勿論、可能です。つまりフルラインストア、オフプライスストア、オンラインストアのシームレス展開+web、SNSの機能を最大限活かしてカスタマーの利便性を追求したシステムが、オムニチャネルです。
オムニチャネルの更なる充実化が、ノードストロームにもたらすメリット、ベネフィットは非常に大きくノードストロームが常に目指している徹底したカスタマーサービスの完成度を高め、それはノードストロームのロイヤルカスタマーを多数生み出すことに繋がり売り上げ、利益の増加、株価の上昇などの好結果、好循環を招きノードストロームにとっては理想的な展開となります。
オムニチャネルの充実を図る一方で、ノードストロームの個性、特徴を最大限活かした店舗での販売においてもノードストロームは手堅くセオリーを守って成果を上げています。1901年ジョンWノードストロームが、シアトルで開業した小規模なシューズストア・・・これが、ノードストロームの栄光の歴史の始まりでした。
カスタマーにとっては洗練されていてお洒落な靴を買うならノードストロームというイメージが定着していること、そしてノードストローム及びノードストロームラックの店舗を訪れれば一目瞭然ですが、メガストアに成長した現在でもノードストロームが、創業当時の精神を守り続け靴のディスプレイやプレゼンテーションに非常に高いプライドとこだわりを持っていること更にノードストロームには靴のすべてを知り尽くしたシューフィッターと呼ばれるプロフェッショナルが存在していること・・・これはノードストロームにとって計り知れない程、大きなアドバンテージとなっています。
デパートメントストア業界では既にフルラインストアとオフプライスストアの棲み分けは完了しておりメイシーズ=Backstage、ブルーミングデールズ=The Outlet Store、サックスフィフスアベニュー=OFF 5TH、ニーマンマーカス=Last Call、そしてノードストローム=Nordstrom Rackを展開しています。
デパートメントストアが展開しているオフプライスストアの中でもノードストロームラックの規模及び店舗数は群を抜いており今後、更に出店を加速させることは、オフプライスストアを展開するコンペティターにとっては脅威的な存在となることが予想されます。
アラモアナセンターのノードストロームではショッピングは勿論ダイニングも充実しています。ショッピングの休憩に最適なE Bar及びジェラートバーそしてスープ、サラダ、ピザ、サンドイッチ、スイーツなど多彩なメニューで訪れるゲストを魅了するマーケットプレイスカフェをこれまで度々、利用してきましたが、ノードストロームは、ダイニングでも高評価と人気を両立させています。
業績好調を好機到来と捉え積極的な姿勢で出店を加速させコンペティターからシェアを奪うというノードストロームの戦略ですが、強豪のコンペティターとの熾烈な競争・・・これに勝ち抜くことは容易ではありません。
しかしここでも既にノードストロームの新戦略は大きく動き出しています。2018年、フルラインストアとしてはノードストローム初となるニューヨーク・マンハッタンに出店する予定ですが、既にニューヨーク・エリアにおいては、ブルックリン、クイーンズ及びマンハッタン・ユニオンスクエアにノードストロームラックを展開しておりフルラインストアであるノードストローム悲願のマンハッタン進出への準備は万端整っているようです。
マーケティング的な視点で冷静に分析するとニューヨーク・マンハッタンにはブルーミングデールズ、サックスフィフスアベニュー、そしてニーマンマーカスグループが経営、運営している最高級にして超高級デパートメントストア、バーグドルフグッドマンが激烈なシェア争いを展開しており更にニーマンマーカスが、ノードストロームと同じ2018年にマンハッタンに出店する予定になっているので競争の更なる激化必至という状況です。
しかしデータが裏付けているノードストロームの好調、堅調な展開から察してマンハッタン進出は充分に勝算ありと判断していることは間違いありません。
徹底したカスタマーサービスを構築し更にその完成度を高めロイヤルカスタマーを多数獲得する一方でノードストロームは新世代の顧客獲得にも貪欲に取り組んでいます。ここにも巧みで緻密なノードストロームの戦略が存在しています。
オムニチャネルの充実及び積極的展開はPC、タブレット、スマートフォンを駆使して日常生活を謳歌するミレニアル世代の獲得に非常に大きな効果を発揮しています。
ノードストロームの戦略的展開はオムニチャネルの充実と同時進行で従来のデパートメントストアにはない方法論を導入して新たなイメージの人気ブランドをノードストローム内に展開して話題性、利益両面で実績を上げています。
卓越したメディア戦略、マーケティング戦略は、ノードストロームの快進撃を支えている重要なファクターですが、コンペティターよりも一歩進んだ戦略は非常に秀逸です。
会員制オンラインストアのオートルックの展開あるいはオンラインストアに特化したメンズカジュアルラインのトランククラブの買収などノードストロームの戦略は確実に大きな果実となって実っている事実は誰の目にも明らかだと思います。
2012年にノードストロームでの展開が始まったイギリスの人気ブランドTOP SHOP及びTOP MAN。TOP SHOP及びTOP MANはアラモアナセンターのノードストロームの店舗でも人気を博しています。
人気のUKブランドをいち早く取り入れミレニアル世代の顧客獲得に効果を上げ更に2015年には人気ブランド、J CREWグループのひとつであるMADEWELLをノードストローム内に展開し更にオンラインストアでも人気を獲得しています。しかし現時点ではMADEWELLは、限定的にメインランドの一部のノードストロームの店舗で展開している為、アラモアナセンターのノードストロームには出店していません。
2014年ノードストロームラックを既存店舗からワードビレッジショップスに移転させ更に2016年にはノードストロームが、アラモアナセンター・エヴァウィングへ移転することを正式に発表して話題になりました。
これはアッパーミドルクラスを主な顧客層として想定してビジネスを展開しているノードストロームが、同じくアッパーミドルクラスをターゲットにしているブルーミングデールズのアラモアナセンター・エヴァウィングへの進出に刺激されブルーミングデールズを強く意識しているという事実を再認識させられる展開でした。
2016年3月ノードストロームは、アラモアナセンターの既存店舗からエヴァウィングに移転します。一足先に華やかにオープンして話題騒然!だったブルーミングデールズのホノルル進出から約4ヶ月後、次はノードストロームが大きな話題になることは間違いありません。
ニューヨークスタイル+アイランドスタイルの融合を目指すブルーミングデールズとシアトルを本拠地とするノードストロームが、エヴァウィングで出店、展開することは非常に興味深いと同時に相乗効果を上げアラモアナセンターを訪れるカスタマーすべてを魅了してくれると思います。- 旅行時期
- 2015年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- お買い得度:
- 3.5
- サービス:
- 4.0
- 品揃え:
- 4.0
-
グルメタウン=ダウンタウンのエッセンスを楽しめるサンドイッチ・サラダ・スイーツの人気店
投稿日 2016年02月13日
総合評価:4.0
ダウンタウンのビショップストリートに存在するThe Baker & Butcher=ザ・ベイカー&ブッチャーは、グルメタウンとして既に揺るぎない評価と人気を獲得しているダウンタウンのエッセンスを楽しむことができる名店、人気店です。
The Baker & Butcher=ザ・ベイカー&ブッチャー=パン屋と肉屋・・・極めてシンプルなネーミング通り、ヴィエノワズリー、サンドイッチ、サラダ、スイーツを販売して大好評を博しています。
ザ・ベイカー&ブッチャーのオーナー兼シェフであるロジャーメイヤーが創り出すヴィエノワズリー、サンドイッチ、サラダ、スイーツ・・・ここにはロジャーメイヤー独自の強いこだわりが反映されています。
ロジャーメイヤー独自の強いこだわりとは厳選された食材を使用した地産地消ですが、それはロジャーメイヤーが育ったコロラド州の農場そしてカリフォルニア州・ウッドサイドにあるミシュラン一ツ星の栄光に輝くThe Village Pub=ザ・ヴィレッジパブ及びサンフランシスコにあるミシュラン一ツ星を獲得したレストラン、spruse=スプルースで仕事に取り組んだ際の環境が大きな影響を及ぼしています。
ザ・ヴィレッジパブ及びスプルースは、サンフランシスコ・ベイエリアを中心に展開するバッカスマネジメントグループに属していますが、バッカスマネジメントグループは、カリフォルニア州・ウッドサイドに所有する5エーカーに及ぶ自社のオーガニックファームで栽培した野菜、ハーブ、フルーツなど厳選された食材を使用してレストランで提供するメニューの大部分を賄うというポリシーを掲げた地産地消で成功を収めておりザ・ヴィレッジパブ及びスプルース以外にもカリフォルニア州においてベーカリー、カフェ、ピッツェリアなど幅広い客層に支持されるオーガニック&ナチュラルなフードビジネスを推進しています。
ザ・ヴィレッジパブ及びスプルースでの仕事を通じてバッカスマネジメントグループのミッションステートメントを学んだ体験及びロジャーメイヤーが育ったコロラド州の農場の良好な環境が今日のロジャーメイヤーの基本姿勢を形成したといえます。
スプルース、リッツカールトン・ハーフムーンベイなどで仕事に従事した後の2011年からは、ホノルルコーヒーカンパニーのエグゼクティブペストリーシェフとして活躍し2013年ダウンタウンのビショップストリートにザ・ベイカー&ブッチャーをオープンしました。
ザ・ベイカー&ブッチャーのメニュー・・・朝食メニューは、ハム&チーズクロワッサン、ベーコン&ハムエッグ、ブルーベリークリームチーズスコーン、クロワッサン、アーモンドクロワッサン、パンオショコラなどヴィエノワズリー、スコーンを中心とした充実した品揃えです。
ランチメニューは、キアヴェスモークドBLT、カプレーゼ、ツナサンド、ターキーサンド、ブッチャーズカット(ボリュームたっぷりのビーフサンドイッチ。肉食系サンドイッチの味わいの頂点を極めている最高にして秀逸な逸品)など種類豊富なサンドイッチが揃っている他サラダもスパイシーバジルハンガーステーキサラダ、チャイニーズチキンサラダ、グリークサラダ、ツナサラダなどサンドイッチと共に味わうのに最適なメニュー構成となっています。ランチタイムにはこの他にターキーポットパイ、ミートローフ、キッシュなどが販売されています。
そしてホノルルコーヒーカンパニーのエグゼクティブペストリーシェフとして活躍した経歴を持つロジャーメイヤーならではのスイーツも充実しているので、ランチタイムには家族、友人と数種類のサンドイッチ、サラダ、スイーツをシェアして味わうと非常に充実したダウンタウンのグルメのエッセンスを堪能することができます。
今回ダウンタウンのスクラッチキッチン&ベイクショップで朝食を味わいお腹いっぱいになった後だったにもかかわらずザ・ベイカー&ブッチャーを訪れブッチャーズカット、カプレーゼ、ツナサンドなどを家族、友人とシェアして味わいました。どのサンドイッチも外れなしのおいしさですが、特にブッチャーズカットは肉本来の旨味が凝縮されていて本当においしくて食べ応えも充分でした。
ザ・ベイカー&ブッチャーと大人気のカフェとして高い評価を受けているカイコーヒーとの間には深い絆がありカイコーヒーで提供されているヴィエノワズリー、サンドイッチ、スイーツは、ザ・ベイカー&ブッチャー特製です。カイコーヒーのオーナーであるサムスーターは、かつてホノルルコーヒーカンパニーのオペレーションディレクターを務めていたので、ザ・ベイカー&ブッチャーのオーナー兼シェフであるロジャーメイヤーとは盟友ともいえる間柄です。2014年のカイコーヒーのオープニングイベントにはロジャーメイヤーも出席して盟友サムスーターの新たな門出を祝福しました。
ホノルルコーヒーカンパニーという人気カフェで活躍した2人が独立して新たに展開しているカフェそしてサンドイッチ専門店が、大きな話題となり人気を獲得し更にこの2店のコラボレーションが実現してハワイのグルメシーンを盛り上げている状況は本当に素晴らしいと思いました。
ちなみに今回のハワイ滞在中カイコーヒーには、ほぼ連日、通って最高においしいコーヒーやラテ、カフェモカなどを味わったので、後日カイコーヒーのクチコミを書く予定です。
様々なレストラン、カフェが軒を連ね新規参入も相次ぐ状況で、ダウンタウンを舞台にしたフードビジネス界では激しい競争が繰り広げられていますが、舌の肥えたグルメなロコが連日、通うお店ということになれば実力は証明済みということにもなります。2013年のオープン以来、人気、実力共に評価の高いザ・ベイカー&ブッチャ・・・今後は全メニューを完全制覇しようと思っています。
ザ・ベイカー&ブッチャーの営業時間は、月曜日?金曜日の6:30~15:00です。土曜日、日曜日は定休日です。- 旅行時期
- 2015年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 利用形態
- その他
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.0
-
投稿日 2015年09月13日
総合評価:4.5
フランスが世界に誇るルーヴル美術館は世界遺産、人類遺産とも呼ぶべき至宝の美術コレクションを所蔵、展示していますが、ルーヴルを訪れて絵画、彫刻などを鑑賞することは単に美術鑑賞の枠を遥かに超越したアートへの美しき旅と表現するにふさわしい壮大かつ濃密な時間だと思います。
広大なルーヴル美術館で膨大なコレクションを堪能する為にはルーヴル美術館を攻略する緻密な戦略が必要不可欠となります。
開館時間は、月・木・土・日:9時~18時、水・金:9時~21時45分(夜間開館)です。毎週火曜日及び1月1日、5月1日、12月25日は休館日です。
常設展のチケット は12ユーロです。ナポレオンホール特別展のチケットは13ユーロ、常設展とナポレオンホール特別展の共通チケットは16ユーロです。パリミュージアムパスは使用可能です。
ルーヴルにアクセスする場合まずどのエントランスから入館するかということが非常に重要です。混雑しているエントランスで長蛇の列に並んで貴重な時間を無駄にすることがないようにまずここで最初の戦略が必要になります。
ガラスのピラミッド、ギャルリーデュルーヴル、パッサージュリシュリュー、ポルトデリオン・・・この中で穴場と呼ぶにふさわしく空いているエントランスは、ポルトデリオンです。
但しポルトデリオンは原則として金曜日はクローズしていますしそれ以外の曜日も17:30以降はクローズしてしまいます。この他、突然クローズする場合があるので、必ず事前に確認することが前提となります。今回、朝9時のオープン直前にセーヌ川沿いからポルトデリオンへアプローチしました。
9時ルーヴル美術館の開館時間ポルトデリオンのエントランスには先客0人、故に待ち時間0分。チケット購入=即終了、セキュリティチェック=即終了。待ち時間は完全に0分!つまり戦略が功を奏し滑り出しは最高でした。
ちなみに大きな荷物を持って入館するとセキュリティチェックに時間がかかるので入館時は荷物は最小限にすることが鉄則です。
ルーヴル美術館で時間を効率的に使う為に有効かつおすすめなのはルーヴル美術館の公式サイトにアクセスすることです。webサイトでルーヴル美術館の見取り図及び主要作品、ルーヴルの歴史などに関する詳細な情報を得ることは非常に意味があると思います。
ミッテラン大統領が推進したルーヴル改造計画により1989年建築家IMペイが設計したガラスのピラミッドが完成しガラスのピラミッドはパリのランドマークのひとつとして定着しました。1993年にはリシュリュー翼及びガラスの逆ピラミッドが登場し更に1994年にはルーヴルでショッピングが楽しめるカルーゼルデュルーヴルが完成しルーブル美術館はより洗練された魅力的なミュゼとして更に大きな飛躍を遂げました。
ルーヴル美術館は、ドノン翼、シュリー翼、リシュリュー翼の3翼から構成されていますが、特筆すべきことは1993年に新たにオープンしたリシュリュー翼の存在です。
リシュリュー翼がオープンしたことによってルーブル美術館の展示面積が拡大し従来の未公開コレクションが展示、公開されました。ルーヴル美術館の膨大なコレクションは30万点を超え更に増え続けています。常設展示されている美術品、作品はルーヴル美術館が所蔵しているコレクションのごく一部に過ぎません。ですから新たにリシュリュー翼がオープンしたことは大きな意味がありました。
更にリシュリュー翼のオープンによってカフェリシュリュー、ルカフェマルリーが誕生しパリの人気カフェとして、そしてルーヴル美術館で膨大なアートの美しさを堪能した後の寛ぎのカフェとして観光客のみならずパリジャン、パリジェンヌに愛されています。
今回は約5時間ルーヴル美術館に滞在しましたが、広大な館内でアート鑑賞するときに必要不可欠なことは充分な休憩時間を確保することです。カフェリシュリュー、ルカフェマルリーの他にもアモリーノのジェラート、ラデュレのマカロン、マリアージュフレールの紅茶などを味わいながら寛ぎのひとときを過ごすのは最高ですよ。
リシュリュー翼の1階及び半地階には躍動的で美しい彫刻を展示したルーヴル美術館のハイセンスな美意識の結晶ともいうべきマルリーの中庭、ピュジェの中庭が存在しています。
マルリーの中庭、ピュジェの中庭は、ルーヴルから始まるアートへの美しき旅の集大成と呼ぶにふさわしい空間なので、是非訪れていただきたいと思います。
ルーヴル美術館のコレクションは、古代オリエント、エジプト、ギリシャ、エトルリア、ローマの美術品そしてヨーロッパの絵画、彫刻、フランス王朝の歴史的展示物及び所蔵品(リシュリュー翼にあるナポレオン3世のアパルトマン、ドノン翼にあるギャルリーアポロン)など多岐に亘っており必見ともいうべき芸術作品の宝庫です。
ルーヴル美術館のミュージアムショップ、ブックストアには魅力的、個性的でお土産にも最適な商品やルーヴル美術館の歴史や所蔵品に関する書籍も数多く揃っています。
ルーヴル美術館でのアート鑑賞、ゆったりと寛げるカフェでの休憩時間、ミュージアムショップ、ブックストアでのショッピング・・・ルーヴルで過ごすひとときは旅をワンランクアップさせてくれる程の魅力に溢れています。- 旅行時期
- 2014年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 展示内容:
- 5.0
-
テーマカラーのルージュの色・美しさに魅了されながらオペラ座で朝食を
投稿日 2015年09月13日
総合評価:4.0
歴史と伝統あるオペラガルニエに誕生した極めて斬新なレストランです。ロペラレストランを設計したのは女性建築家オディールデックです。
オペラ座は建築家シャルルガル二エが設計し歴史的建造物に指定されているので、オペラ座の建物、柱などには全く触れることができないという困難な状況ながらオディールデックが、コンテンポラリーな空間を構築していることに驚くと同時に荘厳なオペラ座の中にRouge/ルージュを大胆に使ったモダンでスタイリッシュなインテリアが見事に融合していて非常に居心地のいいレストランだと感じました。
1階、中2階(メザニン)共に斬新でテーマカラーのルージュの使い方の巧さと美しい曲線を利用した魅せ方・・・これは秀逸だと思います。
ロペラレストランにはお洒落な雰囲気のBARそしてオープンエアのテラス席もあります。
パリは非常に懐が深い街であり斬新なデザインが賛否両論を巻き起こしてもいつの間にかまるでパリの魔法にかかったようにパリの街並みに馴染んでしまう・・・たとえばエッフェル塔・・・その存在自体が大いなる議論を巻き起こし取り壊される運命にあったエッフェル塔ですが、現在ではパリを象徴するランドマークとして認識されています。
そして歴史と伝統に彩られたオペラ座の中にスタイリッシュな雰囲気溢れるロペラレストランが、オープンしてミスマッチどころか威風堂々としたオペラ座と美しき融合を成し既にパリジャン、パリジェンヌから愛される存在となっています。
今回、この魅力的なロペラレストランを訪れ朝食を味わいました。ヴィエノワズリー、バゲット、コンフィチュール、バター、ジュース、コーヒーというパリの朝食の定番メニューですが、何といってもオペラ座で朝食を味わうという贅沢な時間そして最高の空間を独占することができたので幸福感に浸ることができました。
スタッフのサービス、ホスピタリティは秀逸だったので、次回はランチ、ディナーで是非、利用したいと思いました。- 旅行時期
- 2014年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.5
- 料理・味:
- 4.0
-
投稿日 2015年08月01日
総合評価:4.5
パリには太陽王ルイ14世の戦果、功績を称賛する為に建造されたパリ最古の凱旋門であるサンドニ門そしてその後再びルイ14世の偉大なる軌跡を讃える為に建造されたサンマルタン門、ナポレオン1世の命令で造られたカルーゼル凱旋門などが存在していますが、最も有名な凱旋門といえばパリのランドマークとしてシャルルドゴールエトワールに聳え立つ凱旋門です。
Arc de Triompheと命名されたこの門をくぐってパリに凱旋する野望を描いたナポレオン1世でしたが、それを実現することはできませんでした。
1805年アウステルリッツの戦いの大勝利で勢力、権力を拡大したナポレオン1世は自らの戦果を誇る為に建造を命じたカルーゼル凱旋門の出来栄えに不満を抱き更に壮大な規模の凱旋門を造る為、建築家ジャン=フランソワテレーズシャルグランに設計を依頼しました。
ナポレオン1世は妃であるジョゼフィーヌと離婚後マリールイーズと再婚しましたが、そのとき凱旋門をくぐってパリへ帰還し大観衆に迎えられることを望んでいました。しかし凱旋門は未完成だった為この夢は叶いませんでした。
工事着工から完成までに30年という長い年月を費やした為、設計者であるジャン=フランソワテレーズシャルグランでさえも凱旋門の完成を見届けることなくこの世を去りました。
ナポレオン1世は失脚後セントヘレナ島に流刑の身となりセントヘレナ島で没した為その波瀾万丈の生涯で遂に凱旋門をくぐるという夢を果たすことはできませんでした。
英雄ナポレオン1世でさえ成し遂げることができなかった勝利と栄光を象徴する凱旋門からのパリへの帰還・・・。
1821年に没したナポレオン1世は1840年ようやくその遺骸がパリへの帰還を果たし遂に凱旋門をくぐることができました。ナポレオン1世の遺骸はパリの人々に迎えられた後アンヴァリッドのドーム教会に安置されセーヌ川のほとりで眠りにつきたいと語っていたナポレオン1世の望みが叶えられました。
凱旋門へのアクセスは、シャンゼリゼ側あるいはグランダルメ側から地下通路を利用しエレベーターもしくは階段で屋上へ向います。屋上からはパリの街並みを一望することができます。凱旋門から眺める12本の通り、コンコルド広場、エッフェル塔、サクレクール寺院を俯瞰した眺望はパリを訪れたことを実感する素晴らしい時間であり想い出深い旅のワンシーンとして、いつまでも記憶に残り続けると思います。- 旅行時期
- 2014年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.5
-
投稿日 2015年08月01日
総合評価:4.0
ルーヴル美術館にはカフェモリアン、カフェリシュリューなどひと休みに最適なカフェが存在しますが、最も人気があるカフェはルカフェマルリーです。
ルカフェマルリーは、ジルベールコストが、プロデュースしてオープン当初からカールラガーフェルド、クラウディアシファーなどのセレブリティお気に入りのカフェとして大きな話題になりましたが今では老舗のカフェの風格さえ感じられます。
過去のパリ滞在でもルカフェマルリーを何度も訪れました。パリのカフェの中で最も好きなカフェのひとつと言っても過言ではありません。
ルーヴルの回廊を利用して素晴らしい眺望を楽しめる大人気のテラス席そしてオリヴィエガニェールとイヴタラロンが、インテリアを手掛けたカフェの室内はナポレオン3世スタイル+モダンラグジュアリーな雰囲気が程良くブレンドされていて極めて居心地のいい空間です。
ルカフェマルリーをプロデュースしたジルベールコストは弟のジャン=ルイコストと共にコスト兄弟として非常に有名な存在でホテルコストを始めカフェコスト、カフェボブールなどをプロデュースしフィリップスタルク、オリヴィエガニェールなどと組んでスタイリッシュにパリを演出する辣腕プロデューサーです。
ガラスのピラミッドの眺望を楽しむことができるテラス席・・・ここは朝、昼、夜、異なったルーヴルの美しさ、雰囲気を堪能することができるのでおすすめです。ルーヴル美術館が開館する前の早朝の時間帯の静謐な雰囲気漂うルカフェマルリーでジュース、コーヒー、ヴィエノワズリー(クロワッサン、パンオショコラ、パンオレザン)、バゲット、エシレのバター、フーケのコンフィチュールというパリならではの朝食を味わう・・・昼間、活気に充ち溢れたルカフェマルリーそして夜ライトアッフされて幻想的な美しさを醸し出すルカフェマルリー・・・時間によって全く別の表情、雰囲気で魅せてくれるルカフェマルリー・・・とても寛げますよ。
ランチ、ディナーではロブスターサラダ、フォアグラ、スモークサーモン、テンダーロインステーキ、チーズバーガー、オムレツ、クラブハウスサンドイッチなどボリュームたっぷりの食事を味わうことができます。
ルーヴル美術館でアートの世界の壮大な旅を楽しんだ後はルカフェマルリーでパリならではのカフェタイムを過ごすのが最高です。コーヒー、カフェクレームそして濃厚で味わい深いショコラショーあるいは紅茶という選択肢もあります。ルカフェマルリーで提供している紅茶はマリアージュフレールです。
香り高く味わい深いコーヒーやショコラショーと共にサントノレ、チーズケーキ、レモン&ラズベリータルト、アイスクリームなどのスイーツを堪能しながらガラスのピラミッドの眺望を楽しみ更にルーヴル美術館のアートの美しさの余韻に浸るのはパリの旅を色鮮やかに彩る贅沢なひとときです。- 旅行時期
- 2014年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- サービス:
- 4.5
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.0
-
投稿日 2015年06月20日
総合評価:4.0
ルロワイヤルモンソーラッフルズホテルパリは、シャルルドゴールエトワールに聳え立つ凱旋門から徒歩で約5分という最高のロケーションに位置するパラスホテルです。
パラスホテルとはフランスのホテルの格付けの新基準で五つ星を超える最高級ホテルにのみ与えられる称号です。ロケーションの良さ、格式、歴史、快適な設備、ハイクオリティなサービス、ホスピタリティなどの面で基準を充たし第1次審査、第2次審査をパスしたホテルのみが、最高級パラスホテルとして認定されます。
パラスホテルの称号の有効期間は5年間で5年を経過する度に審査がありパラスホテルにふさわしいかどうか再度厳しくチェックされます。
現在フランスでは16軒のホテルがパラスホテルに認定されておりそのうち8軒がパリに存在しています。パリに存在するパラスホテルはルロワイヤルモンソーラッフルズホテルパリ、フォーシーズンズホテルジョルジュサンク、プラザアテネ、パークハイアットパリヴァンドーム、ムーリス、マンダリンオリエンタルパリ、シャングリラパリ、ルブリストルです。
ルロワイヤルモンソーは1928年にオープンした歴史と伝統を誇る老舗ホテルですが、パリの超高級ホテル間の熾烈な競争に勝ち抜く為2年間という歳月を費やして大規模なリノベーションを実行しました。そしてラッフルズホテルの傘下のホテルとなり2010年ルロワイヤルモンソーラッフルズホテルパリとしてリニューアルオープンしました。
パリに存在する最高級、超一流ホテルといえどもによる歳月の流れによる建物や客室の経年劣化は避けられません。しかもパリは魅惑に溢れたデスティネーションですからニューカマーが続々オープンするという状況においては大規模なリノベーションは必然的な流れであったといえます。
現在リッツ、クリヨンが、リノベーションの為、完全にクローズしているのは、リニューアルオープン後に最高級パラスホテルの認定を受ける為であり勿論コンペティターを強く意識していることは言うまでもありません。
これまでリッツ、クリヨンと並び称されてきたルロワイヤルモンソー、ジョルジュサンク、プラザアテネ、ムーリス、ルブリストルは既にパラスホテルに認定されておりパリではニューカマーであるパークハイアット、マンダリンオリエンタル、シャングリラもパラスホテルの称号を受け更に今現在はまだパラスホテルではないもののペニンシュラが開業しパリの最高級、超一流ホテルのマーケットに参戦した為、近い将来パラスホテルに認定される可能性が極めて高いことを考慮するとマーケティング的な視点から判断しても今後最高級、超一流ホテルのマーケットにおける競争は更なる激化必至といえる時代を迎えたと思います。
ルロワイヤルモンソーラッフルズホテルパリの大規模なリノベーション・・・インテリアデザインを担当したのはフィリップスタルクです。フランス人デザイナー、フィリップスタルクは世界中を舞台に大活躍しこれまでに様々なホテル、レストラン、カフェなどのデザインを手掛けてきましたが、ルロワイヤルモンソーラッフルズホテルパリではフィリップスタルクならではのモダンラグジュアリーな感性、コンテンポラリーな空間と伝統、格調の高さを誇る老舗ホテルの華麗なる雰囲気が見事に融合しています。
宿泊したのはギャラリースイートです。広さは約70㎡です。スイートルームにはクリスマスツリーがディスプレイされていてクリスマスのパリの煌めき、華やかさがこのスイートルームに凝縮されていると感じました。
ピエールエルメのマカロン、フィナンシェなどのウェルカムスイーツの他フルーツ、ミネラルウォーターなどが用意されていました。
ギャラリースイートはリビングエリア、大きくて寝心地最高のベッドそしてフィリップスタルクならではの大胆で斬新な総鏡張りのバスルームが特徴的です。バスルームは勿論、独立したシャワーブースを備えていて水圧は最高でした。トイレはシャワーブースの隣に1ヵ所そしてスイートルームのエントランスの近くにもう1ヵ所あります。バスルームのシンクはダブルシンクで便利に使えます。
バスアメニティはシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ソープなどクラランスのアメニティとルロワイヤルモンソーのオリジナルのバスソルトなどが用意されています。バスタブは大きく深くて寛ぎのバスタイムには最適です。
スイートルームにはとても広いウォークインクローゼットがありますが、このウォークインクローゼットもバスルーム同様、総鏡張りです。
ルロワイヤルモンソーラッフルズホテルパリのダイニングはメインダイニングのフレンチレストラン、ラキュイジーヌ、イタリアンレストランのイルカルパッチョ、Barでありオールデイダイニングでもあるルバー・ロングが存在しています。
メインダイニングのフレンチレストラン、ラキュイジーヌはミシュラン一つ星を獲得した実績があります。エグゼクティブシェフを務めているのはローランアンドレそしてペストリーシェフは勿論ピエールエルメです。
ラキュイジーヌで提供されている朝食はコンチネンタル、ブッフェの2種類ありますが、勿論ブッフェスタイルを選択しました。料金は58ユーロです。
ラキュイジーヌの朝食はパリのパラスホテルの中でも際立っていてパリ最高の朝食であるという評価が定着していましたが、プリヴィレジアチュール 2014(Prix Villegiature2014)でヨーロッパ最高の朝食に選出されました。ピエールエルメ尽くしの贅沢な朝食を堪能することができますよ。
クロワッサン、クロワッサンイスパハン、クイニーアマン、クグロフ、パンアンフィニマンカフェ、パンオショコラ・・・そしてピエールエルメ特製のショコラショー、グラノーライスパハン、ヨーグルトイスパハンも味わうことができます。コンフィチュール、チョコレートスプレッドもピエールエルメ特製!
天才ピエールエルメの真骨頂、才能、ひらめき、創造性が遺憾なく発揮されている最高の朝食をパリのパラスホテルのメインダイニングのフレンチレストラン、ラキュイジーヌで堪能する悦びを感じることができます。
ラキュイジーヌはランチ、ディナーも充実していて更に土日限定のブランチは大人気です。
イタリアンレストランのイルカルパッチョはミシュラン一つ星を獲得しています。ランチ、ディナーの評価が高くイルカルパッチョで提供されているスイーツ(ドルチェ)もすべてピエールエルメ特製です。
ルバー・ロングは朝食、ランチそしてピエールエルメのスイーツを味わうことができる他タパスメニューも充実していて火曜日?土曜日は8:30~深夜2:00迄、日曜日、月曜日は8:30~0:30まで営業しているので便利に使えます。
ルロワイヤルモンソーラッフルズホテルパリのすべてのダイニングで、ピエールエルメのスイーツの味わいを堪能することができます。
かつてフォションのエグゼクティブペストリーシェフを務めスイーツ界のピカソと呼ばれフォションから独立後は自らのブティックをオープンしパリのスイーツ界に君臨するだけではなく世界を舞台に活躍しているピエールエルメが、ルロワイヤルモンソーラッフルズホテルパリのペストリーシェフを務めているのは本当に魅力的です。パリで味わうピエールエルメはひと味違います。
ルームサービスメニューも充実していますが、ルームサービスをオーダーすると5ユーロのルームサービスチャージが加算されます。
ルロワイヤルモンソーラッフルズホテルパリが、フィリップスタルクとピエールエルメを起用したことによって集客に計り知れない程大きな効果を上げていることは間違いありません。
スパはクラランスのMy Blend by Clarinsが、パリの中心にありながら最高の寛ぎを提供しています。1500㎡の広さを誇るスパには23mの室内プールを始め様々な施設が存在しスパメニュー、フィットネスメニューが充実しています。
ワッツ、サウナ、ハマム、ヨガ、ピラティスなどストレスフルな現代社会と対峙しそのストレスを克服する為に必要不可欠なメニューが揃っている他ヘルシーなスムージーやサラダなどを開発しルバー・ロングにて提供しています。
ホテル館内にはkatara cinemaという99席の映画館が存在しています。Royal Monceau Film Clubという名称で毎週日曜日に過去の名作映画を上映しています。このミニシアターでは映画を楽しみながらピエールエルメ特製のポップコーンを味わうことができます。
料金は映画+シャンパン+ピエールエルメ特製のポップコーン=40ユーロ、映画+シャンパン+ピエールエルメ特製のポップコーン+ラキュイジーヌでのディナー=95ユーロです。
ホテル館内にはアートコンシェルジュが常駐しアートに特化したブックストア、アートギャラリーが存在しています。
パラスホテルはキッズプログラムも充実しています。Le Petit Royal/ルプチロワイヤルというノーブルなネーミングを裏切らない内容です。たとえばイタリアンレストランのシェフと一緒にピザを作る・・・プライベートガイド付きのパリ探検など・・・とても夢があるしキッズの夢を育むプログラムです。
ルロワイヤルモンソーラッフルズホテルパリは最高級パラスホテルでありリーディングホテルズオブザワールドにも加盟しています。シャンゼリゼの賑わい、煌めき、パリのランドマーク凱旋門からも至近距離という最高のロケーションに位置しています。
ラグジュアリーなパリの休日を楽しむには最適なホテルだと思います。- 旅行時期
- 2014年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- サービス:
- 4.0
- バスルーム:
- 4.0
- ロケーション:
- 4.5
- 客室:
- 4.0
-
投稿日 2015年06月13日
総合評価:4.5
パリのマドレーヌのランドマークともいえるフォションは、スタイリッシュなディスプレイとプレゼンテーションで訪れるすべての人を魅了する最高のエピスリーです。
1886年にオーギュストフォションが、フォションを創立して以来、ハイクオリティでハイセンスな商品を提供し続けてパリジャン、パリジェンヌそして世界中からパリを訪れる人々に愛されています。
マドレーヌのフォション本店を訪れるとショーケースの斬新なディスプレイや商品の美しさに目を奪われます。ショコラ、マカロン、エクレア、コンフィチュール、ヴィエノワズリー、コーヒー、紅茶など色とりどりで美しく本当にスタイリッシュ!この上なく購買意欲を刺激されます。
フォションで、サンドイッチ、ヴィエノワズリー、サラダ、フロマージュ、ショコラ、フルーツなどを購入してリュクサンブール公園やチュイルリー庭園で、ピクニックするのもとても楽しくてパリの想い出になりますよ。
スイーツ界のピカソこと大御所ピエールエルメを筆頭にピエールエルメが自分の後継者としてフォションのシェフパティシエに指名したセバスチャンゴダール、モンマルトル、サンジェルマンデプレにパティスリーを構えM.O.F(国家最優秀職人賞)の称号を獲得したアルノーラエール、マレにレクレールドゥジェニをオープンしギャラリーラファイエットに第2号店、更に日本進出を果たしたクリストフアダン、ラパティスリーバイシリルリニャックのパティシエとして評価の高いブノワクヴランなどフォション出身のパティシエは現在のパリのスイーツ界の第一線で活躍しています。
フォションで活躍したパティシエは、その後、独立してもパリのスイーツの現在と未来を担い続けるスターパティシエとしてその実力と存在感を遺憾なく発揮しているところにフォションの人材発掘力の凄さを垣間見ることができます。
フォションで認められパリのスイーツの最前線に躍り出てそして世界的な名声を得る存在に飛躍する・・・まさにフォションこそパリのスイーツの源泉と言っても過言ではないと思います。
華麗で洗練されたディスプレイとプレゼンテーションそしてハイクオリティな味わいを堪能することができるフォション・・・パリ・マドレーヌ本店には東京では入手不可能なアイテムも揃っているので更に魅力的に感じられます。
お土産にはショコラのハートメタルボックス、アソートメントボックス、フォアグラ、コンフィチュール、ティータイマー、大人気のフォションのロゴ入りトートバッグ、マグカップ、エプロン、コーヒー、シャンパンクーラー、フォションのシグネチャーアイテムである香り高いフレーバーティーなど価値あるギフトアイテムが数多く揃っています。
店内に足を踏み入れた瞬間から幸福感、高揚感に包まれるフォション・・・次はどんな世界を魅せてくれるのか楽しみです。- 旅行時期
- 2014年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- お買い得度:
- 3.5
- サービス:
- 4.0
- 品揃え:
- 4.5
-
投稿日 2015年06月13日
総合評価:4.0
コンコルド広場を訪れて感じるのは、その静かな佇まいと眺望の良さです。ルクソールの神殿遺跡にあったオベリスクはエジプトからフランスへ贈られコンコルド広場の象徴となっています。しかし素晴らしい眺望や静かな佇まいからは想像できない程この広場は凄惨極まりない処刑場だったという事実を忘れてはならないと思います。
フランス王朝は太陽王ルイ14世の時代に豪華絢爛たる宮廷文化の象徴としてヴェルサイユ宮殿を建造しました。ルイ14世の信頼が厚かった建築家マンサール、造園家ルノートルなどを起用して歴史上類を見ない程の華麗で壮大な宮殿、広大で美しい庭園が造られました。
しかし社会や文化が成熟しその果てに爛熟すると歴史の必然として、それらはやがて退廃しその先にあるものは滅亡であるという目に見えない掟が存在することをルイ14世の時代にはまだ誰も気づいていなかったのです。
やがてルイ15世の時代となりこの広場はルイ15世の騎馬像を設置したルイ15世広場と命名されました。その後ルイ16世の時代になると栄華を極めたフランス王朝と宮廷文化も財政難と民衆の不満による革命の勃発で、敢えなく終焉の時を迎え広場も革命広場という呼称に変化しました。
過去のパリ滞在でシテ島にあるコンシェルジュリーを訪れたときコンシェルジュリーの内部にマリーアントワネットが人生最期の日々を過した独房が再現されているのを見てその過酷な環境に複雑な感情を抱きましたが、マリーアントワネットはコンシェルジュリーからコンコルド広場へ連行されここで公開処刑されました。コンコルド広場ではルイ16世、マリーアントワネット及び多数の貴族、政治家がギロチンによって処刑されました。
ちなみにコンコルド広場を設計した建築家アンジュ=ジャックガブリエルは、ヴェルサイユ宮殿にあるプチトリアノンの設計者としてあまりにも有名です。そしてアンジュ=ジャックガブリエル設計によるプチトリアノンこそマリーアントワネットが、こよなく愛した離宮だったのです。マリーアントワネットはプチトリアノンで過ごす時間と庭園の散歩に心の安らぎを感じていたと伝えられています。
マリーアントワネット最愛の離宮プチトリアノン。そしてプチトリアノンの設計者アンジュ=ジャックガブリエルが設計したコンコルド広場でギロチン台の露と消えたマリーアントワネットの運命、人生の暗転を想うと慄然たる想いを禁じ得ません。
フランス革命に関して詳細に記された書籍、文献を読むと遥か彼方の遠い昔の出来事とはいえ非常に残酷かつ凄惨な歴史がそこに存在したことを記憶に留めておくべきだと思いました。
フランス革命後この広場は処刑及び恐怖政治が終わった後の1795年コンコルド=調和という意味を持つコンコルド広場と呼ばれるようになりました。
コンコルド広場からはナポレオン1世が建造を命じたカルーゼル凱旋門そしてその逆方向にはやはりナポレオン1世が建造を命じたシャルルドゴールエトワールに聳え立つ凱旋門が見えます。更にシャルルドゴールエトワールの凱旋門の視界の先にはラデファンスのグランダルシュ・新凱旋門が存在しています。
パリの過去・現在を見つめ続けてきたコンコルド広場からは未来への視界も開けているという訳ですが、パリそしてコンコルド広場を訪れて激動、波乱に富んだ歴史に想いを馳せるのも貴重で興味深い時間だと思います。- 旅行時期
- 2014年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 4.0
-
投稿日 2015年06月13日
総合評価:4.5
羽田空港国際線ターミナルは都心からのアクセスが極めて便利でターミナルビルは機能的かつ快適です。
1Fに24時間営業のローソン、4Fにはカフェカーディナル、羽田食堂、吉野家(牛丼)MOSカフェ(モスバーガーが運営するカフェ)など24時間営業のカフェ、レストランが10店舗以上存在していますが、その他の店舗も早朝から22時、23時迄営業しているので、とても便利です。
4Fにある江戸小路は近代的な空港の中に江戸の街並みと情緒を再現した異空間ですが趣があり落ち着いた佇まい、雰囲気を楽しみ寛ぐことができます。
おこのみ横丁には、つきじ宮川本廛(うなぎ)、銀座木村屋(あんぱん)、浅草梅園(甘味処)など和のグルメの名店が揃っています。
羽田空港国際線ターミナルでの過ごし方としては、江戸小路やはねだ日本橋で江戸情緒を楽しんだりおこのみ横丁にある名店で和の味覚を堪能したり茶寮・伊藤園で抹茶ソフトクリーム、抹茶ソフトあんみつ を味わったりあるいはステーショナリーの名店として有名な伊東屋で和テイストのステーショナリーを購入して海外の友人へのお土産にするのもいいと思いますよ。
5Fには展望デッキがあり素晴らしい眺望を楽しむことができます。飛行機のテイクオフ、ランディングの風景は美しくて眺めていても飽きることがありません。
出国手続き後はエアポートラウンジで寛ぐのが最高です。羽田空港国際線ターミナルにはANA、JAL、CXのラウンジがあります。この中で最上階に位置するCXのラウンジは眺望、雰囲気共に最高です。ラウンジのオペレーションを担当しているのはホテルオークラです。提供されているミール、ドリンクは、ハイクオリティ、ハイレベルで非常においしく最高のエアポートラウンジで充実したひとときを過ごすことができます。
羽田空港は、イギリスのスカイトラックス社のリサーチでファイブスターエアポートに認定されています。日本国内の空港でファイブスターエアポートに認定されている空港は唯一、羽田空港のみです。
スカイトラックス社によるファイブスターエアポートの認定は羽田が日本で最高の空港であるということを意味しています。2014年9月には国際線ターミナルビル内にロイヤルパークホテルTHE羽田がオープンして羽田空港の快適性、利便性が更に高まりました。
ちなみに現時点でファイブスターエアポートに認定されている空港は羽田、香港、ソウル仁川、シンガポールチャンギ、ミュンヘンの5空港のみです。
羽田空港国際線発着のネットワークが更に充実して魅力も存在感も日々大きくなっている羽田空港。圧倒的なロケーションの良さ、利便性、快適性を誇る日本最高の空港としてこれからも羽田空港から目が離せない!と感じています。- 旅行時期
- 2014年12月
- アクセス:
- 4.5
- 施設の充実度:
- 4.0
-
モダンラグジュアリーを極めたCX香港・フラッグシップラウンジ
投稿日 2015年04月12日
総合評価:4.5
香港国際空港に存在するCXのラウンジの中でもひと際、存在感を感じさせるラウンジが、The Wingです。The Wingは1998年にオープンしました。
The Wingの設計を手がけたのは、イギリス人建築家のジョンポーソンです。ジョンポーソンのデザインの最大の特徴はデコラティブな感覚を捨て去り極限までシンプルなスタイルを追求したミニマリズムであり、そのデザインはThe Wingに最大限活かされています。
The Wingは、ニューヨークのカルバンクラインのフラッグシップショップなどと共にジョンポーソンの代表的な作品であり世界最高のエアポートラウンジとして輝きを放っています。
ジョンポーソンは、ジャンヌーヴェル、ノーマンフォスター、磯崎新、マークニューソン、ザハハディドなど超一流の建築家、デザイナーの才能を結集してオープンしたエポックメイキングなホテル、マドリードのホテルシルケンプエルタアメリカのプロジェクトに参加したことでも有名です。ホテルシルケンプエルタアメリカでジョンポーソンが設計したのはエントランスロビーとレセプションルームです。
最近では巨匠テレンスコンランが設立したロンドンのデザインミュージアムの移転リニューアルオープンに際してコモンウェルスインスティチュートとして使用されていた建物を大規模なリノベーションによって再生させるプロジェクトのデザインをジョンポーソンが担当しました。
CXはジョンポーソンの設計を活かしつつラウンジのリノベーションを行いました。イギリス人建築家ノーマンフォスターが代表を務めロンドンに本拠地を置くフォスター+パートナーズ社によるラウンジのリノベーションは2010年に始まり2013年に完了しました。
リノベーションによりラウンジの専有面積が拡大し更に快適に過ごせるようになったことは言うまでもありません。但しビジネスクラスラウンジのシャワースイートは現在も一部リノベーション継続中です。
ビジネスクラスのシャワースイートにはMuradのクレンザー、ローション、ボディクリーム完備。シャンプー、コンディショナー、ボディソープは勿論ディスポーザブルの歯ブラシ、紙コップも完備されているので、とても便利だしフライト前後にシャワーを浴びてリフレッシュするのは最高の気分ですよ。
ラウンジは、ファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジから構成されています。ビジネスクラスラウンジはレベル6(ロウアーレベル)、レベル7(バルコニーレベル)で構成されています。利用するならレベル7(バルコニーレベル)が、おすすめです。
レベル7(バルコニーレベル)は、採光性が良く抜群の開放感を持つ世界最高レベルのラウンジを象徴するヌードルバー、ロングバー、コーヒーロフトが存在しています。ラウンジのオペレーションを担当しているのは、ペニンシュラです。
アジアにおけるスーパーハブ空港として世界的に最高の存在感を発揮している香港国際空港に存在するキャセイのフラッグシップラウンジを象徴するヌードルバーのデザインは、バンブーを取り入れたナチュラルテイストでまとめられているので、落ち着いて過ごせる空間です。ヌードルバーで味わう雲呑麺、担担麺、餃子、炒飯、又焼包(チャーシューまん)エッグカスタードなどはとてもおいしいですよ。
ロングバーは、クールでスタイリッシュな雰囲気に充ちたBarです。ロングバーでフライト前に美しいエアポートのイルミネーションを眺めながらシャンパンやカクテルを味わうのは最高に贅沢な時間です。
コーヒーロフトにはペストリーブティックが併設されているので、カプチーノやエスプレッソと共に甘い香りと味わいのペストリーやスイーツやハーゲンダッツのアイスクリームの味わいを堪能することができます。コーヒーロフトはエアポートにあるお洒落なカフェという雰囲気です。
The Wingに配置されているチェア、ソファ、スツールなども実に贅沢な逸品揃いで見て座ってその価値、質感を確かめ堪能することができます。
まずはキャセイとフォスター+パートナーズ社が開発したソーラスチェア。極めて機能的で充分な快適性を併せ持つソーラスチェアはキャセイを象徴するチェアと言っても過言ではありません。
ソーラスチェアの製作を行っているのは、言わずと知れたイタリアのポルトローナフラウ社です。ポルトローナフラウ社は、最高の技術を持ったアルティジャーノ(職人)がその技術と伝統を活かし構築し続けてきた世界にモダンなスタイルを取り入れ顧客を魅了しています。
バニティフェア、チェスターなどポルトローナフラウ社を象徴する代表作は言うに及ばずフェラーリ、マセラティ、フィアットなどの高級車あるいはミュージアム、コンサートホールのインテリアを手がけていることでも知られています。
JALファーストクラスのシートやシンガポール航空のスイートクラスに置かれているアームチェアの製作を担当したのもポルトローナフラウ社です。
The Wingには、ソーラスチェアの他にもアントニオチッテリオ、ノーマンフォスターがデザインしたチェア、アームチェアが配置されています。
ヌードルバーで雲呑麺、担担麺、又焼包(チャーシューまん)のおいしさを堪能する・・・ロングバーで煌めくエアポートのイルミネーションを眺めながらシャンパンを味わう・・・そしてコーヒーロフトをカフェのように使いこなして寛ぐ。
世界最高のエアポートラウンジでキャセイパシフィックとペニンシュラの見事なコラボレーションを心ゆくまで楽しむ・・・。
モダンラグジュアリーを極めた空間The Wingで過ごすひとときは旅を鮮やかに彩るワンシーンになることは間違いありません。- 旅行時期
- 2014年12月
- アクセス:
- 4.5
- 施設の充実度:
- 4.5
-
最高のロケーションを誇るスカイシティマリオットで新しいスタイルの香港ステイを
投稿日 2015年04月12日
総合評価:4.5
香港国際空港到着後、空港からマリオットの無料シャトルバスに乗り約2~3分で、スカイシティマリオットに到着しました。香港国際空港~スカイシティマリオット行きの無料シャトルバスは20分間隔で運行されているので便利です。
宿泊したのはエグゼクティブデラックススイートです。71㎡あるので、ゆったりと寛ぐことができました。エグゼクティブデラックススイートからの眺望は、エアポートビュー+オーシャンビューです。
到着時、室内にはミネラルウォーター、ウェルカムフルーツが用意されていました。スイートルームにはDVDプレーヤー、ipod dock、コーヒーメーカーなどが完備されているので充実した時間が過ごせますよ。
スイートのバスルームは、シャワーブース+バスタブという構成で、とても広くて使い勝手が良く快適なバスルームでした。
スイートルームのバスアメニティはナチュラルスキンケアブランドとして有名なTHANNのシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ソープ、ボディローションなどが用意されています。THANNはタイで誕生したナチュラルスキンケアブランドですが、ジャスミン、レモングラス、タンジェリン、シアバター、タイム、ペパーミント、グレープフルーツなどのナチュラルな原料、素材を使用しているので、THANNのバスアメニティは香りがとても良く使い心地も最高です。癒される香りなので使用後は身も心も日常を脱してリゾートモードに切り替わります。
バスローブ、スリッパも勿論、用意されているので快適なステイが楽しめます。THANNは東京ミッドタウン、表参道ヒルズ、新宿伊勢丹などに店舗を展開している他、汐留のパークホテル東京ではアメニティにTHANNを採用し更にスパTHANNサンクチュアリが高い評価を受けています。
エグゼクティブデラックススイートに宿泊したのでクラブラウンジを利用しましたが、クラブラウンジは6:00~0:00まで利用可能です。クラブラウンジで朝食を味わいましたが、メニューはクロワッサン、マフィン、フルーツセレクション、チーズセレクション、スクランブルエッグ、コーヒー、紅茶などとてもシンプルです。
クラブラウンジはとても空いていたので快適そのものでした。クラブラウンジからの眺望はスイートと全く同じでエアポートビュー+オーシャンビューです。
ホテルのプール、フィットネスセンターでリラックス&パワーチャージのひとときを過ごしました。プール、フィットネスセンターもクラブラウンジと同様にとても空いていたので最高のオフタイムを過ごすことができました。
ダイニングはブッフェスタイルのスカイシティビストロを始めザ・ラウンジ、Java+(デリカテッセン+コーヒーバー)、マンホーチャイニーズレストランなどがあり充実しています。
スカイシティマリオットのスタッフは笑顔を絶やさないフレンドリーかつハイレベルなサービス、ホスピタリティで迎えてくれたので快適な滞在を堪能することができました。フロント、ハウスキーピング、プール、フィットネスセンター、クラブラウンジのスタッフと接しましたが、秀逸なレベルだと思います。
ホテルからは空港行きのバスの他香港ディズニーランド行き、MTR東涌駅行きの無料シャトルバスが運行されています。エアポートエクスプレスを利用する場合ホテルの最寄駅はアジアワールドエキスポで、徒歩で約5~6分の距離に位置しています。
今回はホテルから無料シャトルバスに乗車して約2~3分の距離にある香港国際空港からエアポートエクスプレスを利用しました。空港から九龍駅まで約21分、香港駅まで約24分です。極めて快適極めて便利に空港から香港中心部まで移動することができます。
スカイシティマリオットは五つ星のホテルであり香港国際空港からも香港中心部からも極めて便利にアクセス可能という最高のロケーションを誇っています。
スカイシティマリオットの最高の利便性を活かし更にゆとりの広さを誇るエグゼクティブデラックススイートの快適性、クラブラウンジの機能性を使いこなして寛ぎに充ちたオフタイムを過ごし日常から非日常へ・・・空港や飛行機を眺める・・・オーシャンビューの眺望に癒される・・・フレンドリーな五つ星ホテル・スカイシティマリオットで全く新しいスタイルの香港ステイを堪能することができました。- 旅行時期
- 2014年12月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- サービス:
- 4.5
- バスルーム:
- 4.0
- ロケーション:
- 5.0
- 客室:
- 4.0
-
羽田に誕生したキャセイパシフィック航空のフラッグシップラウンジ
投稿日 2015年01月18日
総合評価:4.5
これまで羽田空港に自社ラウンジを設置していたのは、JALとANAだけでしたが、2014年12月9日、キャセイパシフィック航空が、外資系航空会社初のラウンジをオープンしました。
キャセイパシフィック航空のラウンジは、羽田空港国際線ターミナル114番ゲート近くに位置しています。4FにANA Lounge、ANA Suite Lounge、5FにJAL Sakura Loungeがあり、キャセイのラウンジは最上階の6Fにあります。
ラウンジの設計は、ロンドンを本拠地としているスタジオイルゼを起用しましたが、これが功を奏しCXの狙い通り自宅のリビングルームで寛いでいるような気分で過ごすことができるラウンジです。3方向から光が降り注ぐ為、抜群の採光性と開放感を併せ持ち最高の眺望を堪能することができる本当に贅沢なラウンジです。イルゼクロフォードが代表を務めるスタジオイルゼは、非常に洗練されたインテリア、空間を創造することで定評があるので、今回の起用は正解だったと思います。総床面積990㎡という広さを誇るこのラウンジは日本国内におけるキャセイパシフィック航空のフラッグシップラウンジとして位置付けられていることは間違いありません。
CXの香港のラウンジと同じくモダンラグジュアリーなスタイルを想像していたのですが、実際にラウンジを訪れた印象は、ナチュラルな雰囲気で、とても落ち着いていて寛げると感じました。このラウンジのインテリアと配置されている観葉植物のバランスも絶妙で素晴らしいと思います。
そして特筆すべきはナチュラルで温かみのある空間にさりげなく配置されているチェアやソファの素晴らしさです。たとえばエーロサーリネンのマスターピースであるウームチェアとオットマンが置かれています。ウームチェアは、エーロサーリネンの代表的作品でありミッドセンチュリーを象徴するチェアと言っても過言ではありません。エーロサーリネンのウームチェアは後にアルネヤコブセンがデザインしたエッグチェアの創作に影響を与えたといわれる程あまりにも有名です。
エーロサーリネンは、ニューヨークのジョンFケネディ空港のTWAターミナルビルやワシントンDCのゲートウェイであるダレス空港のターミナルビルを設計しています。羽田空港に誕生したキャセイパシフィック航空のフラッグシップラウンジで、エーロサーリネンが、デザインしたウームチェアに座り歴史にその名を刻んでいるJFKのTWAターミナルビルやダレス空港のターミナルビルのデザインに思いを馳せる・・・スタジオイルゼとキャセイによって実現したこの贅沢な空間で寛ぎながらこんな素敵な時間を過ごすことができます。最高のラウンジです。
ラウンジで提供されているミール、ドリンクなどはホテルオークラグループが、オペレーションを担当しています。羽田空港のラウンジは、ホテルオークラ、香港のラウンジは、ペニンシュラが、オペレーションを担当している他CXは、2014年にはリッツカールトン香港にあるイタリアンレストラン、Toscaとのコラボレーションを実現させファーストクラス、ビジネスクラスの機内食にイタリアンを提供したり本当に食に対するこだわりは、凄い!と思います。
香港国際空港のフラッグシップラウンジであるThe Wingでも独特の存在感を発揮し、そしてCXの象徴的存在でもあるヌードルバーは、羽田のラウンジにも誕生しました。朝7:30~11:00迄は、和定食が提供されています。
担担麺、雲呑麺、ビーフカレー、ビーフドリア、肉まん、フレンチトーストなどのランチメニューの中から肉まん、フレンチトースト、ビーフカレーをオーダーしました。出来上がると女性スタッフが、テーブルまで運んできてくれました。3品ともスモールポーションなので、家族でシェアする量ではなく1人に1皿という量です。特に肉まん、フレンチトーストは一口サイズという程の量でした。
ホテルオークラのオーキッドルームで味わったフレンチトーストは、オークラのシグネチャーメニューのひとつだし、カメリアで味わったビーフカレーやシュリンプカレーなどどれもおいしかったので、このラウンジで味わえるフレンチトースト、ビーフカレーにも期待していましたが、とてもおいしくて満足度が高かったですね。非常にレベルが高くて納得の味わいという感じがしました。
ちなみにホテルオークラで提供されているフレンチトーストは、ホテルオークラのシェフズガーデン・テラス(本館1F)、シェフズガーデン・カメリア(別館1F)でも購入可能です。(2015年9月以降は、ホテルオークラ本館建て替え工事の為、営業は別館のみとなる予定です)
フードバーは、スタッフに食べたいものをオーダーしてお皿に取り分けてもらうシステムです。サラダ、フルーツ、キッシュ、スモークサーモン、テリーヌ、ハム、ペストリーセレクション、チーズセレクション、スイーツ、アイスクリームなど種類豊富に揃っています。CXのロゴ入りのパンもありました。フードバーのディスプレイ、プレゼンテーションにはCXのこだわりと美意識が前面に出ていてとてもスタイリッシュ!お洒落なカフェのような魅力も併せ持っているのが、フードバーです。
シャンパン、ワインが味わえる本格的なバーもあります。フードバーでチョイスしたアペタイザーセレクションを味わいながら窓の外に広がる風景やキャセイパシフィックの飛行機を眺めワインやシャンパンを飲む・・・まさに至福のひとときでした。最高!バーテンダーの方の接客も秀逸でした。羽田空港にオープンした最高のラウンジの中にあるスタイリッシュなバーで、旅立つ前に寛ぎの時間を過ごす・・・まさに旅の理想形だと思います。このラウンジのスタッフのサービス、ホスピタリティのレベルは非常に高いと思います。
お酒が苦手な方やキッズには、オレンジジュース、アップルジュース、トマトジュース、グレープフルーツジュース、ミルク、エスプレッソ、カフェラテ、カプチーノ、ホットチョコレート、ダージリンティー、アールグレイティー、セイロンティー、ジャスミンティー、烏龍茶、緑茶など種類豊富に揃っているので、充分にこのラウンジの魅力を堪能することができます。
香港のラウンジは、シャワールーム完備ですが、羽田のラウンジにはシャワールームはありません。ビューローと呼ばれているスペースにはPCやプリンターが設置されていますが、小規模です。
今回の旅で羽田空港にオープンしたCXの日本国内におけるフラッグシップラウンジを利用して旅への高揚感が高まり旅の始まりとしては最高だったと思います。- 旅行時期
- 2014年12月
- アクセス:
- 5.0
- 施設の充実度:
- 4.5









































